長屋の周りの草取りをしていると、目の前を獲物をくわえた恰好で飛びまわる昆虫が目に入りました。コケを運んできたアルマンモモアカアナバチです。
長屋に掛けてあった竹製カギ竿の穴に入っていきました。アルマンモモアカアナバチの巣作りのようです。
竹筒は、直径2㎝ほどの太さで節までの長さが30㎝弱、アルマンモモアカアナバチは、すでに産卵を終え入口をコケでふさいでいました。
羽ばたきながら、運んできたコケを押し込んでいます。
アルマン(モモアカ)アナバチの、名を表す肢のモモが赤く見えますね。
アシナガバチ位の大きさですが、コケをくわえて飛んできた姿は”大きなハチ”と言う印象でした。
巣穴の傍に止まったアルマンモモアカアナバチ。
一昨年の10月は、アルマンモモアカアナバチの育室を紹介しましたが、今回も同じ長屋にやってきました。
http://blog.goo.ne.jp/yukitixyann/d/20111010
一昨年は、育室を乱してしまい心苦しく思いましたが、命をつないでくれほっとしました。
前回、アルマンモモアカアナバチはすでに蛹になっていましたが、今回はササキリやツユムシなどの昆虫に産卵した状態だと思うとちょっと覗いてみたくなりますが、じっとこらえて、無事に成虫になる日まで見守っていきたいと思います。
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