大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

トノサマガエルの幼体を確認

2014年05月27日 | 生き物

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先日、久しぶりにヤマトと砂防ダムまで散歩しました。水たまりに近づくと、足音を避けるようにうごめくものがいました。トノサマガエルの幼体です。

http://blog.goo.ne.jp/yukitixyann/d/20140409

4月9日のブログで紹介しました卵から孵ったトノサマガエルでしょうか。孵化後、約1ヶ月半で完全変態するようですが、水の中にいたということは、まだ肺呼吸に移る前と思われます。


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観察のために、一匹捕まえてみると、水の中の色合いとは違って全身黒っぽく、トノサマガエルの特徴である背中の中央線が、かすかに見えるくらいです。


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お腹は黄色っぽく、少しまだら模様が残っています。


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「殿様」の名にふさわしいカエルの代表格が、美しい色で堂々とした姿になるまでには、まだ時間がかかるようです。

この後、トノサマガエルは強いジャンプ力で手の平を離れ、水辺を泳ぎ、泥の中に潜ってしまいました。

これで、つむぎの家で確認できたカエルは、アマガエル、シューレーゲルアオガエル、ヌマガエル、ヤマアカガエル、ニホンアカガエル、ヒキガエル、そしてトノサマガエルと、7種になりました。

絶滅の恐れのある水辺の生き物、トノサマガエルの生息確認とともに、子ガエルに会うことができ、嬉しい出会いでした。