大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

休日に家族でやって来た綾里っ子

2014年05月26日 | 綾里っ子

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昨日は、来月に予定している5年生の植樹体験のための道作りをしていました。そこへ久しぶりに6年生のホナミちゃんがやって来て、「私も手伝いたい!」と一緒に作業を手伝ってくれました。

唐鍬で土を起こしたり、カケヤで杭を打ったりと、6年生ともなると、ありがたい助っ人です。

音を聞きつけたのか、里で遊んでいた弟のショウキくんや男の子たちもやって来て、山の斜面に作っていた道を踏みしめながら「ワーすごい!」と感心しています。その後、男の子たちは、山を探検したり、山の頂で「ヤッホー」と叫んでこだまを楽しんでいる様子でした。


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そこへ、ホナミちゃんの妹、サチちゃん(5歳)も両手でバランスをとりながら上ってきました。

ホナミちゃんとショウキくんが、つむぎの家に遊びに行くというので、サチちゃんもおばあちゃんと一緒に来たそうです。そのあとに、サチちゃんのおばあちゃんもおやつを持って来てくれました。


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飼い犬のカルくんと一緒に私も、ホナミちゃんの家族に仲間入りし、柿畑の緑の絨毯の中で、お相伴に預かりました。

サチちゃんは遠足気分のようで、目を輝かせておばあちゃんに話しかけています。


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しばらくして、柿の葉の淡く優しい色合いに誘われた子どもたちは、木の上で遊び始めました。

奥の方ではショウキ君が柿の木に身をゆだね昼寝をしている様子。

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休憩後は、引き続きホナミちゃんが道づくりを手伝ってくれました。サチちゃんも草の根を引き抜いてお手伝い。

生き物大好きなサチちゃんは、クモやミミズ、青虫などの昆虫を見つけると興味津々に戯れていました。

木々のてっぺんからは、風に乗ってクロツグミやホトトギスのさえずりが響き渡っていました。

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下の方では、遅れて遊びに来たアヤナちゃんも加わり、ショウキくんと一緒に、おばあちゃんの手を借りながら、何やらモノづくりをしている様子です。

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作業の合間に、ホナミちゃんは、妹のサチちゃんと草相撲をしたり、オニドコロの球根を掘り起こして山と積んだりしながらも懸命に手伝ってくれました。おかげで、植樹への道も出来上がってきました。

そうこうするうちに、5時のチャイムが鳴り響いてきたので、今日はここで作業を終わることにしました。帰り際に「ああ!楽しかった」とホナミちゃん。「中学生になってからも、つむぎの家に来てもいい?」と「もちろん、もちろん、いいわよ~」と言って午後5時過ぎにお別れしました。

6年生になると忙しくなり、なかなかつむぎの家に来れなかったようですが、運動会後の休日に、久しぶりに弟・妹たちと来ることができ、思いっきり自然に浸る時間を持てた満足感あふれる笑顔が素敵でした。