大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

つむぎの家で見られるホタル

2013年07月20日 | 里山風景

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クロマドボタル(ホタル科)

オスは、黒色で、胸部には一対の透明な部分があり、それを窓に見立てたのが名前の由来。

写真は、つむぎの家の裏山にいたオスのクロマドボタル。昼行性の陸生ホタルで成虫は光りませんが幼虫は発光し、9月頃まで見られ”秋ボタル”ともよばれているようです。


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ヒメボタル(ホタル科)

裏山でギシギシの葉裏に止まっていました。ずんぐりむっくりした形はメスのヒメボタルと思われます。

オス・メスとも成虫は光りますがメスは後ろ翅が退化し飛べず、草につかまった状態でオスを求めて発光するそうです。

一生を陸で過ごす小さなホタルで、カタツムリなどを餌に、適度の湿気がある森の中で暮らしています。川に生息するゲンジボタルに対して”山ボタル”とも言われているようです。

昨年紹介した陸生ホタルhttp://blog.goo.ne.jp/yukitixyann/d/20120627に新たに仲間入りしました。

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ヘイケボタル(ホタル科)

昨年、つむぎの家の田んぼに発生した最盛期のヘイケボタル。

昨年は、20日前後がホタルの最盛期で、たくさんのヘイケボタルが見られました。今年は雨続きで気温が上がらず、昨夜も小雨が降り、午後8時の外気温が17度でしたが、70匹ほど確認できました。来週からは、気温も上がり夏らしい陽気に変わり、ヘイケボタルも見ごろを迎えることでしょう。