大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

稲の株間にアブラコウモリ

2013年07月06日 | 動物

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アブラコウモリ

昨日、田んぼで除草作業をしていると、稲の株間にうずくまり体毛のぬれたアブラコウモリがいました。

アブラコウモリは、日本に生息するコウモリの中では、唯一家屋をすみかにしているため、イエコウモリとも言われています。

夜行性で昼間はねぐらで休み、日没近くから夜に飛びまわり、蚊やユスリカ、ヨコバイなどの小型の昆虫類を主食にしています。人家周辺を飛びまわる蚊などの害虫を捕食するために、益獣とされてきましたが、夜に活動するためか、嫌われ者のようです。

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コウモリは動きが速く、飛んでいる姿を写真に撮るのは困難ですので、手に乗せカメラに収めてみました。

よく見ると、左の翼の皮膜が破けています。小さな体のつぶらな目がかわいいですね。


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体を動かすと「ギーギー」と声を出して、突然怒り出しました。鋭い犬歯がのぞいています。怖い顔ですね。

片方の翼が機能しなければ餌を捕れないのではと、肉をちぎって口元に置いたところ、すぐには食べませんでしたが、しばらくしてから確認するとなくなっていました。でも終生、人の手で育てることはできないので、雨の当たらない木小屋にそっと置いてきました。生きるすべを見つけてほしいと願いながら・・・。