大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

10人の園児がやってきた

2013年04月17日 | 綾里っ子

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昨日、庭先で草取りをしていると、賑やかな声が聞こえ、子どもたちがつむぎの家に向かって歩いてきました。

「綾里こども園」から二人の先生に連れられて10人のかわいい園児たちがつむぎの家に散歩にきたようです。

「何歳ですか?」と声をかけると「4歳!」「3歳!」と指を立てて教えてくれました。


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里地に入り、まず目についたのは落ちていたクルミ、園児たちは珍しそうに拾い始めました。

2つにきれいに割れた殻を見て「割れてる!」と・・「リスさんが来て食べたのよ」と言うと「えー いいなあ~」と動物も大好きなようです。


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次に氏神様に向かって土手を上っていくと「あっ ツクシだ」と一人の女の子がツクシを見つけました。先生からビニール袋をもらい、みんなでツクシを摘み始めました。

つんと伸びいてるツクシを見て「わ~大きい!」胞子の固い芽を出したばかりのツクシは「かわいい!」「首が曲がっている!」などと豊かな感性の園児たちです。


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一方こちらでは、坂道を駆け上ったり、駆け下りたりと、おぼつかない足取りで「キャーキャ」言いながら走り回っていました。


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氏神様の前では街を見おろし、園児たちは「子ども園が見えた!」と大喜び。

先生が「ヤッホー と大きな声で叫ぶと、届くかもしれないよ」と言うとみんなで声をそろえて「ヤッホー」と力強く叫んでいました。はたして園まで届いたでしょうか?。


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今春整備したばかりの、氏神様裏の薄暗い山に入り「クマが出そう」とか「先生!チクチクしたものがあるよ!」と園児たち。

整備を終えた場所とはいえ、切り株が出ていたり、ネットが埋まっていたりと不安定な足場を避けるように園児たちは慎重に山を降りてきました。


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氏神様下のベンチで、記念撮影をし「ありがとうございました」とお礼を言って園に向かって歩き出しました。

「楽しかったね」と言い合う園児たちの言葉を聞きながら「またきてね~」と後姿を見送りました。

短い時間でしたが、天使のような笑顔に元気をもらった春の一時でした。