大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

一日中、子どもたちの歓声が響いた里山

2012年04月15日 | 綾里っ子

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土曜日の昨日は、午前九時前から次々と、子どもたちがつむぎの家にやってきて、それぞれ遊びに興じていました。自転車に乗ってやってきたのは6年生のショウ君、顔を見るのは久しぶりで進級して一段とお兄さんになり驚きました。

ヨウ君は、飼育箱を手に、昨日捕まえたカエルの餌を探しにやってきました。

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ヨウ君は、カエルの餌にと川にいるミミズを捕まえようとレン君と一緒に水の中に入るのですが、あまりの冷たさに、悲鳴を上げて川から上がってきました。「千田さ~ん、長靴貸してください」と言われ「子どもの長靴はないから、どうしたら川に入れるか知恵を出して考えて」というと「よし分かった、カニ踊りをして気合を入れよう!」とレン君。

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二人で歌いながら踊り始めました。「カニのお腹はデッカデカー カニのお目めもデッカデカー おまけにはさみもデッカデカー~ ヨシ入るぞー」と川に入っては「ひゃー冷たい」と陸に上がり、繰り返し楽しそうに挑戦していました。

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水曜日(11日)に、綾里小で交通安全指導があり、自転車の正しい乗りかたの指導を受けたこともあってか、サヤカちゃんやミノリちゃんも自転車で遊びに来ました。

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低学年の男の子たちは相変わらず生き物探しに熱中しています。

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キョウセイ君の網の中にイモリが入り、「俺、イモリほしい!ほしい!」と数人が言いだし、じゃんけんで決着をつけたようです。

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田んぼの取水口に産みたてのヤマアカガエルの卵を見つけたキョウセイ君とマナト君は、宝物にでもさわるように優しくなでています。

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昨日は休日とあって、親子(両親・父子)でつむぎの家に来られた方が2組あり、幼稚園の子どもを連れたご両親が里山散策路の見学に向かいました。

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ここでは、柿の木に紐を吊るし、「ターザンごっこ」をしたり、土手を転げて遊んでいる子どもたちがいました。

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左手いっぱいにつくしを握りしめながら、つくし摘みをしていた子供たちです。

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低学年の男の子たちは水辺空間が大好きなようです。イモリを観察したりしながら、川べりで賑やかに遊んでいました。

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高学年のお兄さんお姉さんは、自転車を乗り回して遊んでいました。

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つむぎの家の、林道坂道を自転車で上り下りしていました。

私は家の周りの草取りや片付けをしながら、子どもたちの遊ぶ様子を時々覗きに行く程度でしたが、子どもたちの歓声は絶えることがありませんでした。

ご夫婦でおいでくださった、森下さんのお父さんは、子どもの頃山の斜面を利用して、大小迫の裏山でそり遊びをした思い出を話してくれました。牛舎の前では「懐かしいにおいがする」と言ってくださり嬉しくなりました。年齢を伺うと私の子どもと同年齢の世代でした。

自然と共にある、生き物で賑わう里山の素晴らしさを、子や孫へと伝えていけることを心より願っています。