大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

秘密基地遊び その4

2012年03月24日 | 綾里っ子

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高学年が秘密基地にしている所は、つむぎの家から山に歩いて15分ほどの場所です。子どもたちは、名簿に名前を書いて午後5時前には山から帰ることを約束し、山に入ります。その間自由に遊びまわっていますが、私たちは、午後5時の帰りの時間間近になると、様子を見に山に入るようにしています。

綾里っ子たちの遊びの様子をのぞいてみました。みんなで力を合わせ基地作りをしていと思いきや、座り込んでゲームをしている子、ふざけあっている子とそれぞれでした。

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こちらでは、はじめてやってきたタイキ君が、砂防ダムにたまった水溜りをたたいて水しぶきを楽しんでいる様子、カイト君は水たまりの中を渡る橋づくりをしているようです。

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ただ一人の2年生のユウト君(カイト君の弟)は、一人自分の世界に入り、スコップを手に土砂を移動し、ひたすら基地の門造り作業をしています。

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高学年の綾里っ子たちは、水かけ遊びを始めました。コウタ君は杉の葉を水につけ振りまいています。

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そのうち何処からか水鉄砲が出てきて、水をかけながら追いかけっこが始まりました。

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基地作りはそれほど進展していませんでしたが、竹の棒や丸太が散乱し、親心としては足元を片付けたくなりましたがじっとこらえて、綾里っ子の遊びを見守りました。

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今日は、遊びに夢中になって、午後の5時のチャイムを基地で聞き、ようやく下山となりました。2年生のユウト君は自分で持ってきたスコップを重そうに抱えながら、お兄ちゃんたちの後を追いかけています。

山の中でもゲーム機で遊んだり、一方では一人で橋作りをしたり、他方では水遊びをしていたりと、なかなか高学年男子の遊びが理解できませんが、自然の中で走り回りながら危険から身を守るすべや、集団遊びの楽しさや、喧嘩しながらも友達をいたわりあう気持ちを持ってくれればと願っています。