冬休み明けの最初の土曜日となった、時折小雨落ちる大寒の昨日、5歳から5年生までの綾里っ子13人が次々につむぎの家に遊びに来ました。久しぶりに子どもたちに囲まれて犬のヤマトも大喜び、子どもたちとのスキンシップに上機嫌。当初、犬を怖がっていたツバサ君もヤマトをなでなで。
コチコチに凍った裏の小川は子供たちの絶好の遊び場、氷を石で割って取り出し素手で氷をつかんでいます。ここでは、4年生のツバサ君とレイ君がリーダーになり、氷の割り方や、割った氷を滑らせるやり方を2年生のコウキ君に教えたりしていました
刀のような大きな氷取り出した2年生のコウキ君は、5年生のアツシ君に戦いを挑んでいます。
小川のほとりにある牛舎の牛も子どもたちの人気者、餌を食べる様子をじっと見つめています。
秋までいろんな生き物がいた、ため池に生き物がなにもいない!カエルやイモリはどこに行ったんだろう?と不思議がる綾里っ子。
牛の世話をしに来た植木さん、子どもたちの会話を聞いて「カエルやイモリは、池の中が寒くなったので、今頃お家に帰って宿題をやっているよ!」とウイットに富んだ語り口でで綾里っ子の心を和ませています。
「あっ!エビのようなものが動いている」とみんなに見せていました。ヒメハマトビムシの仲間のようです。寒々とした真冬に生き物を見つけるユウカちゃんの洞察力に感心しました。
今度は、みんなで鬼ごっこを始めたようです。鬼から逃れようと勢いよく逃げ回っています。
レイ君とツバサ君は大好きな熟し柿を取ろうと思案中。柿の木に登って採ろうとするけれど、手の届く範囲に柿がない。二人は、この後竹竿でレイ君が柿を落とし、翼君がそれをキャッチ。さすが綾里っ子たち、連携プレイで柿をとり二人で美味しそうに頬張っていました。その後、女の子たちの分も採って、得意そうに分けてあげていました。
鬼ごっこは、高学年のお姉さんたちが5歳のユウキちゃんをしっかり面倒を見ながら遊んでいました。
少し遅れてきたショウゴ君も、鬼ごっこの仲間入りをし、逃げ回っています。左手には山で拾ったという鹿の角を大事そうに抱えていました。
大寒の厳しい寒さの中で、年齢や性別を問わずに仲良く遊ぶ綾里っ子たち。つむぎの家の里山に響く子どもたちの歓声を背にして、明日の法事の準備もどこへやら。子どもたちの「千田さーん!こんなにいっぱい柿を採ったよ、ヤマトにもあげてもいいですか?」という元気な声にに浮かれ、手仕事半分で過ごした一日でした。