北側の野々前から 出発し、綾里岬を一周してみました。脚崎とは違ってほとんど未舗装の砂利道でしたが、ウオーキングには快適な道でした。
*綾里湾は東向きのV字型入江で、明治29年の三陸地震の際には、高さ38,2mの津波を記録しています。
綾里湾を挟んで、対岸の脚崎の遠くには雪化粧した五葉山が見えます。
前回歩いた脚崎(すねさき)、その北に見えるのは越喜来湾を挟んで北里大学水産学部のある首崎です。
*手前が鬼のスネが流れついた脚崎、その北が鬼の首が流れ着いたという首崎、写真には写っていませんが、首崎の北が死骨崎です。伝説とはいえ恐ろしい名称ですね。三陸リアス式海岸の険しく荒々しい表情を形容しているのでしょうか?
綾里灯台
かつては燈台守がいたようですが、現在は無人です。太平洋の大海原一望できます。
灯台下の海岸
ウミウが羽をいっぱいに広げ、日光浴、オオタカも飛んでいました。
綾里岬に下りる道
県道45号線から、岬まで歩いて15分位かかりますが、周辺には広葉樹の森が広がり、木々の芽吹きが楽しめる遊歩道です。
綾里港
ほぼ中心に綾里小学校が、その手前に見える水色の水門が綾里川の河口です。つむぎの家は、小学校から西へ徒歩5分、山に隠れています。
綾里岬一周は、徒歩約8時間かかりました。この間、狩猟の車が通りすぎただけで人に会うことはありませんでしたが、森ではリスやキジ、アトリ、ホオジロ、コゲラ、カシラダカ、ヤマドリ、カケス等の野鳥で賑わっていました。