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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

綾里岬一周での出会い

2011年02月15日 | 綾里の自然

2011_0211_155451p2110153 ボンボリのようなヤドリギ(半寄生)

*ヤドリギは樹木に寄生し、特に繁茂の激しい場合には宿主を枯らしてしまうこともあるが通常は成長を阻害する程度に留まる。歴史的には樹木を枯らす疫病のようなものとみなされていたが、近年では生態系の要を担っているということが認識されるようになってきた。疫病であるということよりもむしろ生物多様性に良い効果をもたらし、森林に住まう多くの動物に品質の良い食糧と環境を提供している(ウィキペディア)

   2011_0211_115214p2110054 梅の花のようなボタンヅルの綿毛

   2011_0211_122801p2110075 頭上の木の枝には鳥の巣が・・

   2011_0211_132505p2110114 冬枯れに一際目立つツルアジサイ

   2011_0206_115859p2060148 風雨にさらされぼろぼろの蜂の巣

   2011_0211_102850p2110022 ケヤキの根元からわく湧水。

自然の恵みがのどを潤し、活力を与えてくれました。

綾里岬コースは、身近なフィールドとして四季を通して、散策したいと思います。

    


綾里岬

2011年02月14日 | 綾里の自然

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北側の野々前から 出発し、綾里岬を一周してみました。脚崎とは違ってほとんど未舗装の砂利道でしたが、ウオーキングには快適な道でした。

*綾里湾は東向きのV字型入江で、明治29年の三陸地震の際には、高さ38,2mの津波を記録しています。

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綾里湾を挟んで、対岸の脚崎の遠くには雪化粧した五葉山が見えます。

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前回歩いた脚崎(すねさき)、その北に見えるのは越喜来湾を挟んで北里大学水産学部のある首崎です。

*手前が鬼のスネが流れついた脚崎、その北が鬼の首が流れ着いたという首崎、写真には写っていませんが、首崎の北が死骨崎です。伝説とはいえ恐ろしい名称ですね。三陸リアス式海岸の険しく荒々しい表情を形容しているのでしょうか?

    2011_0211_124428p2110087  綾里灯台

かつては燈台守がいたようですが、現在は無人です。太平洋の大海原一望できます。

    2011_0211_124941p2110096 灯台下の海岸

ウミウが羽をいっぱいに広げ、日光浴、オオタカも飛んでいました。

    2011_0211_123429p2110080 綾里岬に下りる道

県道45号線から、岬まで歩いて15分位かかりますが、周辺には広葉樹の森が広がり、木々の芽吹きが楽しめる遊歩道です。

    2011_0211_161925p2110160_2 綾里港

ほぼ中心に綾里小学校が、その手前に見える水色の水門が綾里川の河口です。つむぎの家は、小学校から西へ徒歩5分、山に隠れています。

綾里岬一周は、徒歩約8時間かかりました。この間、狩猟の車が通りすぎただけで人に会うことはありませんでしたが、森ではリスやキジ、アトリ、ホオジロ、コゲラ、カシラダカ、ヤマドリ、カケス等の野鳥で賑わっていました。

    


綾里湾

2011年02月08日 | 綾里の自然

    2011_0206_114349p2060129 綾里湾をはさむ北側の脚崎

    2011_0206_114408p2060130 立石神社から見た白浜海岸

    2011_0206_114701p2060140 綾里湾から太平洋を望む大黒天

    2011_0206_114604p2060135 豆絞りをした大黒天の横顔

6日の日曜日、綾里湾北側の脚崎半島を徒歩5時間かけて一周してみました。

道路は整備されているものの車は数台、人は、白浜海岸で出会った方一人、野鳥は、ホオジロ,ヒレンジャク,ヒガラ、ジョウビタキ、シジュウカラ、コゲラ、ツグミ等、中でもヤマドリが人の気配に突然飛び立った時には、驚いた。

海岸線に沿った道は、くねくねとしてアップダウンも多く,歩きがいがあった。特に峠道は、道を外して直下したいほどの曲道でした。

クロモジやヤナギの芽が膨らみ、冬枯れの中にも春を感じさせてくれる木々達の表情でした。


冬と春が同居

2011年02月06日 | 綾里の自然

     2011_0204_124828p2040068 北斜面のつらら

     2011_0204_131617p2040079 陽だまりに咲くオオイヌノフグリ

     2011_0204_115524p2040004 ガガイモの袋果

     2011_0204_121019p2040007 オオカラスウリ

白浜海岸に行く道中での出会いです。立春を過ぎてから、日差しが暖かくなってきました。冬枯れの植物からのぞく青空も、少々まぶしく感じます。

     

    


白浜海岸

2011年02月05日 | 綾里の自然

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徒歩30分の白浜海岸、名前のごとく、白く美しい砂浜です。

お盆に帰省した折、子供たちが泳いだり波乗りして遊びました。遠浅の穏やかな海岸です。

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波消しブロックには、たくさんのウミネコやウミウが羽を休めていました。

雨水が集まって流れをつくり、川となって自然に蛇行して海へと注ぐ河口のつながりは「山は海の恋人」を象徴する風景です。

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砂浜を流れる水の文様。たおやかな流れに身を置く幸福感に浸る。

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静かな冬の砂浜では、風紋の芸術を鑑賞。

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防波堤には、願いを込めた七福神の舞が描かれ、笑みを誘う。

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わかめなどの海藻やアワビやホタテ等、綾里の海の幸も防波堤を飾る。