キジの抱卵を確認してから3日目の昨日、巣をそっと覗いてみると雌キジの姿はなく卵の殻と未孵化の卵が2個残されていました。
一瞬、外敵に襲われたのではないかと心配ましたが、残されていた卵の殻がきれいに中心から割れていたことや、無傷のものが2個残されていたことからも孵化に間違いないでしょう。
9個のうち、7個の卵は無事に孵り、今頃、親キジと共にちょこちょこと移動しながら食餌をしていることでしょう。そんなかわいい姿をいつの日か見たいものです。
巣に残されていた卵の殻と未孵化の卵を取出し、巣の中をのぞき驚きました。何と草で作った巣の上にはキジの羽毛がたくさん敷いてあるではありませんか。抱卵中の時も巣の端から羽毛が見えていましたが、こんなにたくさんの羽毛をどのようにして集めたのでしょうか??。
もしや自分の体毛を抜いて抱卵のための巣作りに使ったのではと思われるほどの量ときれいな形です。いずれにせよ羽毛布団とお母さんキジの温もりをいっぱい受けて無事に巣だったようです。バンザイ!