柿畑の草刈りをしていた夫が、」「大変なことをしてしまった」と青ざめた表情で知らせに来た。
「抱卵していた雌雉を草刈り機で切ってしまった」と、草刈り機に飛ばされ、傷つきながらも巣に戻ろうと歩き出したが力尽きた姿を目撃し、心痛み手を付けられずにいた。
卵を保護し,孵化する方法はないかと市の関係機関に問い合わせたが、害獣駆除の部署はあるが鳥獣保護の機関はないと「自然に返すのが一番です」とあっさりと断られた。放っておけばカラスの餌になること間違いなし、卵を持ち帰り湯たんぽで温め孵化を試みることにした。温度管理が難しいが、家族が増えることを願って今、孵化を試みています。
「焼け野の雉子(キギス)夜の鶴」とは、雉が自分の巣がある野を焼かれても危険を顧みずに子を救おうとし、また、霜の降りる寒い夜に鶴は子の羽を覆って温めるということから、子を思う親の愛情の深さを表現したことわざだそうです。ことわざ通り,命をかけて雉の子を守る愛情の深さに、胸打たれます。