跳び跳ねるようにして移動するマダラアシナガキンバエです。
大きさは1㎝足らずの小さな昆虫です。コンフリーの葉の上に4匹いました。
自らは発光しませんが、体は金緑色をしていて美しい金属的な光を放っていました。
ハエ=汚いもの、腐ったもののイメージが先行していましたが、見るほどに、陽に反射した輝きに引き付けられます。ファーブルも驚いたようです。
「こんな腐り物の細工人があんなに立派な身なりをしているのにはいささか驚く」ファーブル昆虫記より
ハエは、「生活を追われたものの廃物を、命の宝庫に急いで戻す加工作業をしている、清潔屋さん」立派な働きをしていますね。
昨日は、大船渡地方は日中の最高気温が35度の暑さでした。暑さでホタルが一斉に羽化したのか、これまでにないたくさんのホタルが出現しました。、
夜空にも、地上にも、満天の星の輝きに、暑さを忘れさせてくれました。
ほのかな光を追ってシャッターを切ると、2匹のホタルの幼虫が写っていました。夏の風物は、まだ続きそうです。