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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

アカハラゴマダラヒトリ

2011年07月23日 | 生き物

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アカハラゴマダラヒトリ(ヒトリガ科)

翅の間から、ちらりと赤色が見えています。

風格があり、白い毛皮のマントを羽織った女王と言う感じです。

野良仕事中の出会いで、カメラを向けると語りかけているようで、うれしくなります。


サカハチチョウ

2011年07月22日 | 生き物

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目の前で翅をひろげてくれたサカハチチョウの夏型。白い模様の帯が広くはっきりしています。

逆さの八の字形の白い帯が名前の由来で、イラクサやコアカソが食草です。

ー訂正ですー

一昨日の、キマダラルリツバメはウラナミアカシジミの間違いでした。尾上突起が2本であることと、文様が異なっていました。


沢沿いで出会ったチョウ

2011年07月21日 | 生き物

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クロヒカゲ

ジャノメチョウの仲間、幼虫の食草はカヤツリグサ科のカサスゲなどです。

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オオチャバネセセリ

セセリチョウ科で、幼虫の食草は、ササ・タケ類、ススキなどのイネ科植物です。

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スジグロチャバネセセリ

セセリチョウ科で幼虫の食草は、カモジグサなどのイネ科植物です。

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イチモンジチョウ

タテハチョウの仲間で、食草はスイカズラの葉です。一文字の白帯が黒字に映えています。

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イチモンジチョウの翅裏

趣のある文様ですね。

これまでは主に植物に興味を持っていましたが、自然の中で暮らしていると、生きとし生けるものすべてが愛おしく思え、名前や生態に関心を持ち始めました。

いろいろ検索する中で、感じることは、生き物の生息地や数が年々減少傾向にあるという報告です。

その原因は、里山環境の変化や人為的開発などにより生息に適した雑木林周辺(林縁)の減少、荒廃などが一因として指摘されています。

生き物を通して、里山整備の重要性を再認識していますが、なかなかやりきれないのが実態です。


ウラナミアカシジミでした(特異な生態をもつキマダラルリツバメ)

2011年07月20日 | 生き物

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キマダラルリツバメはシジミチョウ科に属する小さな蝶です。

裏山の林道で会い、写真を2枚撮ったがすぐに見失ってしまいました。チョウの名前もわからず検索して初めて知ったのですが、特異な生態を持つ貴重なチョウでした。

それは、幼虫期をハシブトシリアゲアリと共に生活するということです。卵から孵化すると幼虫は自分で這っていき、樹上にあるハシブトシリアゲアリの巣に入り、幼虫での越冬を経て蛹化まで育ててもらう。6月中旬に成虫として羽化し、やがてメスは産卵し、その生涯を終えます。

翅の裏側は、オス・メスともに,黄斑模様に彩られ、翅に2本づつ先の白い尾状突起があります。翅をひろげたオスは、深い緑色の光沢をもつラインが走る美しいチョウです。

古木の伐採や、薬剤散布などの環境変化によって個体数は少なくなって来ているようですが、再度会って、翅をひろげたオス蝶の写真をと、わくわくしています。


アブの産卵

2011年07月19日 | 生き物

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腰をかがめ、エゴマ畑の草取り中、シロザの葉裏に産卵中のアブがいました。たくさんの白い卵を産み付けていました。

昨年、田の草取りの折にアブの襲撃に会い、追い払っても、たたきつぶしても、しつこく襲い掛かり、服の上から吸血されたことを思い出し、この数の卵が成虫になったらと思うとぞっとしましたが、自然に任せることにしました。小さなハエも寄ってきています。

目は複眼で美しい色をしています。