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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

ハネナシコロギス

2011年08月18日 | 生き物

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ハネナシコロギス(コオロギ科)・・・羽のないコロギス。

コオロギとキリギリスの種類で、羽のない中間のと言う意味の名前だそうです。

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つぶらな瞳をしたかわいい表情ですが、肉食です。

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真上から見た、ハネナシコロギス。

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体の何倍もある長い触角です。写真に入りきれません。

移動するのに障害はないのでしょうか?触角の役目は?

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ようやく全体が撮れました。

早朝、湿った草はらにいました。

夜行性で、夜になると葉の上を歩き回って餌をとらえ、昼間は葉の中に潜んでいるようです。早朝でしたので動きが鈍く、じっくり撮影できました。自然界の多様な生き物に驚いています。


ウスキツバメエダシャク

2011年08月17日 | 生き物

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ウスキツバメエダシャク(シャクガ科)

ウスキツバメエダシャクが庭にやってきました。尾上突起のある美しい蛾です。手乗りをさせていろんな角度から撮ってみました。

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しなやかな長い脚を突出し、色気がありますね。

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Vの字に広げた翅、美しい直線美ですね。

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横からの表情は、ちょっと困った様子です。

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真上から見ると、顔が隠れてしまいます。

翅には流れるような茶色の帯線があり、尾上突起はオレンジ色にふちどられ、尾上には紋をつけたおしゃれな蛾です。

緑の中で、人目には目立つのですが、色や文様が、天敵である鳥たちにはどのように見えるのでしょうか?


アマニュウに集まる生き物 №3

2011年08月15日 | 生き物

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イカリモンガ

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マメコガネ

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カラスアゲハ

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ヘリグロチャバネセセリ?

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キンバエ

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ザトウムシ

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ムシヒキアブ

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フキバッタ

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アワフキムシ?

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アオバセセリとヒラタアブでしょうか?

アマニュウの花には、さまざまな生き物たちが集い賑わっていました。

吸蜜に来るチョウ・ハチや小さな昆虫たち、その虫たちを捕獲するために花に潜むハナグモ、アマガエルやシュレーゲルアオガエルも茎や柄に同化し、待ち伏せしています。

森の入り口の一角に、花と昆虫たちのドラマが繰り広げられていました。


アマニュウに集まる生き物 №2

2011年08月14日 | 生き物

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アカハナカミキリ

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ダイミョウセセリ

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モンシロチョウ

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ハナアブ

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オバボタル

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チャバネセセリでしょうか?

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ヨツボシノメイガ

葉裏に止まっています。まるで切り絵のようです。

アマニュウの花の香りに誘われ、いろいろな昆虫が集まる、森の入り口は、私にとってもほっとする空間です。

見ようとしなければ見過ごしてしまう小さな生き物たちの世界ですが、アマニュウの花を通して植物と昆虫、人とのつながりを感じる林縁です。


アマニュウに集まる生き物 №1

2011年08月13日 | 生き物

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森の入り口に、アマニュウの白い花が咲き誇り、生き物たちでにぎわっています。

アマニュウ(セリ科)・・ 背丈が2mにもなる多年草で、まだ食べたことはありませんが、茎を食べると甘いそうです。

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スズメバチが花から花へと飛び回っています。

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サカハチチョウが翅を広げて蜜を吸っています。

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横から見たサカハチチョウの裏翅。

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シレーゲルアオガエルは花柄に隠れ、虫たちをを待っているのでしょうか?。

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マドガがやってきました。カエルがじっと見つめています。

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マメヒラタアブはホバリングしながら吸蜜しています。

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ヒメウラナミジャノメは、つがいでしょうか?仲よく吸蜜。

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アマニュウの花に潜んで、昆虫を待つハナグモ。

花に同化し、よく見ないとわかりませんね。

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真上から撮ったアオバセセリ。

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薄暗い森で、ひときわ輝いているアオバセセリ。

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大小迫山には、アオバセセリの食草であるアワブキが多いためか、アオバセセリの飛翔が目につきます。素早く飛び交っているので、翅の色は目立ちませんが、止まっている姿は、華やかです。

昨年の里山整備の折に、この周辺の雑木を整備し、以前より森が明るくなり、アマニュウが群生し、思いがけず生き物たちのにぎわいが戻ってきました。森の手入れの大切さを実感しています。