「ゆっくり発酵」させた、くるみとカレンズのスコーン。
料理本を見て、いつものスコーンとどう違うか興味深々。
薄力粉:準強力粉:全粒粉を、2:2:1で混ぜた生地。
ベーキングパウダーではなく、少しのイーストを使用。
バターを切るようにして粉に混ぜ、手でこすりあわせて
サラサラとした状態にする、という生地作り。
これはマーガリンや植物油ではなく、バターを使いたい。
ということで、このために久しぶりにバターを買ってきて。
200gで388円。外食するより安いとはいえ、出費だ。
(セールで298円の時もあったのに…値上がりしたまま。)
で、この生地をラップに包んで、冷蔵庫に入れる。
一晩(8時間以上)から、4~5日まで、発酵させるという。
私は、月曜日の夜に生地を作り、金曜日の朝に取り出し。
特に膨らんだ様子もなく、しっかりした生地。
これを包丁で4つにカットして。
オーブン200℃で20分。
上隅が焦げそうだったので、ラスト5分はホイルをかぶせ。
スコーンらしい、焼き上がり。
手で割ってみると。あ、違うかも。
今までのスコーンは、ざっくり。今回のスコーンは、
外側はさっくりしてるのに、内側はふっくらしてる!
少しひきのある生地が、ちょっとパンのような。
くるみのコリコリと、カレンズのつぶつぶ。
食感といい、味といい、いや~これはおいしい生地。
「ゆっくり発酵」効果か、それとも、バター効果かしら。
冷蔵発酵で、日に日にスコーンの食感が変わるという。
これはもう、また作って食べ比べるっきゃない!
参考:「ゆっくり発酵スコーンとざっくりビスコッティ」高橋雅子 著