ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

生き物クイズ第5弾!おさるさんクイズ

2020年07月17日 | ⇒生き物クイズ

生き物クイズです!今回は、「おさるさん」。

今まで作った生き物クイズ:ゾウさんイノシシにわとりかたつむり

生き物クイズは、東京都内の学童保育で、小学校低学年から中学年くらいの子たちに、生き物や生き物が暮らしている環境に興味を持ってもらいたいと思い作っています。

まずは、十二支について質問をします。

ね、うし、とら、う、たつ・・・というあれです。全部の動物を確認すると、3年生くらいだとだいたいわかっていました。

その中のおさるさんについて。さっそく一問目。

赤を挙げた子は少なく、青や黄色が多数でした。

日本の山にいるサルは、ニホンザルだけだよー、と伝えます。

動物園のサル山にいるのがそうだよ。次は、そのニホンザルのしっぽについてのクイズ。

赤は、選ぶ子はいないかな、と思いましたが、低学年はなんでも「人間と一緒」と考える傾向にあるので、「人間もないでしょ-」というと、ちらほら挙げる子がいました。でも、3年生でも挙げている子もいます。

多くは黄色。やはり、サルのしっぽは長い、という思い込みがあるようです。

ニホンザルのしっぽは、短いんだよ。寒い冬への対応かもしれません。

最後のクイズは、迷いました。どんな風に説明しようか。

よく、ボスザルが群れをまとめる、とか言うのですが、野生のニホンザルに関しては、とくにボスザルというのがいない、という情報を読み、そうなの?と思いました。人間に飼育されたり、餌をもらったりしている群れには、威張っている力の強いオスがいるようですが、自然の中の群れはメス中心の穏やかな群れのようです。

子供たちは、赤も青も黄色も挙げていました。

オスザルは大きくなったら、別の群れに移るか、若いオスだけでグループを作るか、いずれにせよ生まれた群れからでなければなりません。

ということで、答えは黄色です。

人間の場合(というか、古い日本社会)は、女性が生まれた家を出て、よその家に入る、という伝統がありましたが、私個人は女系社会の方が平和な感じがします。

インドネシアのスマトラ島の西スマトラ州では、ミナンカバウ族という民族(インドネシア人ですが)がいて、彼らの社会は女系社会です。

男性は、一定の年齢に達すると、出稼ぎに行かなければ行けません。

家は女性が守ります。外で稼いできた男性は、女性と結婚してその家に入ります。

ニホンザルもそんな感じなのかなぁと思います。

生き物クイズ、まだまだ続きます。

第1弾 ゾウ

第2弾 イノシシ

第3弾 にわとり

第4弾 かたつむり

第4弾 カタツムリ

第6弾 ウシ

第7弾 セミ

第8弾 ハチ

第9弾 カマキリ

第10弾 クマ

第11弾 海の生きものシリーズ①

第12弾 クモ

第13弾 ヘビ

第14弾 水鳥シリーズ①

2016年に保育園で行った、おさるさんクイズはこちら

(山)

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