ユーチの気まぐれ日記

感じたこと、考えたこと、記憶に残った出来事を気まぐれに更新しています。

主治医と相談

2009-05-07 22:41:02 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
昨日・今日と仕事はお休みでした。
今日はゴールデンウィーク明けの平日なので、久しぶり(といっても中4日ですが)にいつものクリニックに行ってきました。
やっぱり続けて行ってるほうが調子は良いみたいで、間空いて3日目の仕事中はしんどかったです。
まぁ、この日はメンバー的に私が指示出して回すしかなかったから余計にだったのかもしれませんが…

今日はリハビリの後、診察も受けてきました。
薬はまだあったのですが、職場で言われたこと、いつまでも放置しておくわけにもいかないかなぁと思って…
この前S先生には聞いたのですが、これからの仕事の仕方というか、身体を現状維持しながら今の職場で続けていくにはどういうふうにしたら?ということで主治医にも相談してきましたよ。
空いている時間帯に行ったので、看護師さんには「今日はたっぷり時間あるから思う存分話して」なんて言われつつ…
先生も間でちょこっと「待ってて」と隣の診察室で2人の患者さんの診察に抜けましたが、30分ぐらいじっくり話してくれました。

仕事中に具合悪そうにしないように言われてから、前より意識して頑張ってるつもりだけどそれでもしんどさを隠すのがキツイときもあり…対処法を聞いてみたら、「見せるなって言われたら、辛くなったときに休ませてもらうか、帰らせてもらうしかないよね…」って言われました。
何かをしたらとか、薬ですぐに症状引かせるって無理だからやっぱりそうなるみたいで。
「脊髄が引き伸ばされてる状態だからやっぱり辛いんだと思うんだけど、周りからは見えないからなかなか理解してもらえないのがこの病気なんだよなぁ」と先生。
う~ん、難しい問題ですね…。

業務の内容については、大学病院から来てるS先生と同じような感じて。
「やって辛くなることはできればやらない方が良い」とのこと。
辛くなるってことは脊髄が擦れたりで負担がかかってるからで、そこからの神経症状なんだそうです。
現状維持で今の職場で続けるにはって話には、「職場としてそれでも大丈夫なのなら、やっても軽作業、現場(介護)から外れて事務系の仕事に専念できるならその方が良い」と言われました。
「脊髄の通り道が狭いのもちょっと狭いから、何かで転んだりして首に衝撃が行くと脊損になる可能性もなくはないし」って。
「ただ、あとは職場がそれを許してくれるかだよね…」とのこと。
できないならいらないって言われたら困るわけで…。

Y先生は「診断書が必要なら書くよ」と言ってくれましたが、とりあえず職場で話してから考えることになりました。
診断書の書き方も難しいそうで、「手術適応の状態なんて書いたら何で早くしないの?なんて言われかねないし、するしかなくなっちゃったりなんて場合もあり得るし、どこまで書くかだよね」と先生。
まずは「話してみて、どんな反応をされるかだね」と言われました。
「診断書がいる場合はどういうことを書いて欲しいのか、どういうことを知りたいのか職場で聞いてきて」とも。
なかなか言いだしずらいけど、自分で言うしかないから近いうちに頑張って話してみなきゃと思います。
でもやっぱり怖いなぁ…。

仕事を考えて薬を検討するにも「今の内容でいくしかないもんなぁ」とのこと。
服薬の内容変更でどうにかってのは無理みたい。
それに今日初めて聞きましたが、H先生の話でも、本当に今の薬の効果があるかどうかは3ヶ月とか半年ぐらい続けてみないと分からないってことだったみたいで。
気長に様子をみるしかないですね。

あとは、右腕が上がらないことについてもまた色々話して…。
S先生には肩からのような話をされて、H先生には首からって言われてよく分からなくなったって話したら。
自動では上げれなくて他動ではあがって、力は入るってところで…主治医のY先生には「肩を動かしたときに引っ掛かりがあるってところでS先生の話も分かるし、神経の関係でとなればH先生の話も分かる」とのこと。
「原因はひとつじゃなくて両方交ざってるのかもしれないよ」と言われました。

今日も他動で動かせば上げれたけど、上げてって言われて上げようと色々やってみても自動ではどうにもできず…思わず「どうやって?」って聞いてしまった。
で、「左手も同時に上げて右手も同じようにってやってみて」とやってみたけどダメでした。
「やり方がわからないって感じなのかなぁ…」と先生。
脊髄の関係とかで神経がこんがらがってて運動の協調が上手く行かないこともあるそうで…
曲げ伸ばしをするには片方が縮んで片方がゆるまないといけないんだけど、それが上手くできなくて両方が縮もうとしたりすれば上手く曲げ伸ばしできなくなるとのこと。
他の患者さんの不思議な例では、上げようとすると上げれないのに、ドラムをやっててそれは普通にできるなんてケースもあるそうで…無意識?だとできるケースもあるみたいです。

今日もまた手術の話をされました。
腕が上がらないことについては「S先生には手術とかは言われなかった?」と言いつつ、「引っ掛かる所の骨を削る方法もあるんだけど」とのこと。
「ただ原因が首か肩か特定できないから、肩だけを手術しても上がるようにならないかもしれないし、首だけを手術しても上がるようにならないかもしれない」と先生。
手術はできればしたくないって言ってるのは分かってるはずなのに、「いっそのこと、首と肩の両方を手術するつもりで考えてみたら?」とも言われましたよ(汗)

「とはいえ、手術をして嘘みたいに良くなれば何で早くやらなかったんだろうって思うだろうけど、手術してもあんまり変わらなかったら何で痛い思いしたのにってなるだろうし、効果の可能性だよねえ…」と先生。
症状に波があるのは良いことらしく、まだ手術をしたときに改善する可能性はあると思うとのことでしたが…。
波がなく症状が悪いままの場合、波がある状態からよりも神経が回復するのが難しくなるそうで。
ただ、頚椎の手術に関しては、主目的って改善よりも進行止めなんですよね。

できればやりたくないって私が言ってるからか、「手術は急がなくても良いけど」と今日は言われましたが…。
薬の効果があるかどうか分かるまで期間がかかるってのもあるかもだけど…「薬で何とかなればそれに越したことはないんだけどね」と先生。
看護師さんにも「半年ぐらい薬続けて様子みて、手術するかどうかはそれからまた考えても良いんじゃない?」と言われました。
何だか執行猶予みたいな気分です…まぁ、今しないって決断しても、この病気と付き合っている限り、数年後か数十年後かいつかはせざるを得ないときが来る可能性はあるんだろうけど。

帰り際、会計で受付に呼ばれたときに事務長さんがいて。
ニコニコしながら「今日はさぼりか?」だって。
今日はお休みと話しつつ、ゴールデンウィーク中は昨日を除いて仕事だったしって話してたら、「あんまり仕事しない方がいいぞ」って言われました。
そんなこと言われても…って感じですが。
カレンダー通りのクリニックは今日から通常診療、クリニックが連休明けたので私も今日からまたリハビリ通院再開です。

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