ユーチの気まぐれ日記

感じたこと、考えたこと、記憶に残った出来事を気まぐれに更新しています。

逃げ回っている人?

2010-05-18 21:42:35 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
今日はリハビリだけにしようか診察も受けようか迷いつつクリニックに行ったんだけど、リハ室の看護師さんとも相談して結局診察も受けてきました。
薬の残りを考えたら今週末でも良かったんだけ、今日は仕事がお休みで時間的に余裕もあったし、ちょうどリハビリが終わった頃に診察待ちもはけて空いていたので。
次の診察予定までにもしまた症状に変化があれば、間に診察を受ければ良いしね。

患者さんが立て込んでいないときは先生もゆとりがあるようで?、きょうはゆっくり診察。
「どうですか?変わらない?変わらないか前の診察から3日じゃね」と先生。
確かに…やっぱりちょっと早かったかも?
「鉛筆で書きずらいのも変わらない?」と、はい、今も書きずらいです。
「前はそんなこと言ってなかったよねぇ?」と先生、そうですね、今回の事故の後から、事故の前は何かあって手に震えが出たとき以外は書きずらいとかなかったですから。

「鉛筆で書きずらいってのはH先生には言った?」と先生。
いや、どうだったかな?、言ってないかもと私。
どの先生にどこまで話したかよく分からなくなってたりもあるんだけど、H先生の場合は先生の勢い?というかスピードに負けて、こちらから何か言いだすってことができなかったりもあるのです。
直近の診察のカルテには書いてあったんだけど、「読みずらい字だったから伝わらなかったかな?」と先生。
確かに脱字があって書き加えたりしてあったから分かりずらかったかも?、または分かっててもH先生が特に話題として取り上げなかったかは分かりませんが。

「状態として事故の前より確実に悪くなってるみたいだし、着実に手術に近づいてるんじゃないの?鉛筆で書きずらいとか、トイレが近いとかもそうだよ。」と先生。
「良くなってないんでしょう?」と言われると、まぁそうなのですが。
4月に痛みが強くなったときよりは最近は強い痛みになる頻度は減ってきたと話したら、あの頃は寒かったし気候の変化が激しかったけど、最近はあったかくなってきたからでは?とのこと。
前にH先生にも聞いた気がするが、あったかいならあったかい、寒いなら寒いで、気候の変動少なく安定しているのが良いのだそうで。
一昨日は良かったけど、昨日はあったかかったけどダメだったと話したら、夜寒かったからでは?ということでした。

手術について、「H先生に首根っこつかまえてやるもんじゃないけど」って言われたと話したら、「まぁそうだよね(笑)」と言われた。
正直なところ、今回の事故の後の体調を考えたときに、できればやりたくないって気持ちと、このままずっとも嫌かなという気持ちが揺れ動いてる。
「前ほど絶対に嫌という感じではなくなったけど」と話しつつ、「前にS先生に、これで手術しろって言うの?手術するようなものじゃないよと言われたのが引っ掛かっている」というのを初めて話した。
そしたら、「そんなこと言われたの?」と先生。
「正反対なこと言われたから…」と私。
「…まぁ、諸説あるからね」と先生、諸説って言われても、2人とも脊髄専門の先生だし患者側からしたら悩みますよ。

私みたいな状態だと判断が分かれるらしい。
脊髄の通り道は狭くないのに、脊髄が引き伸ばされているというもの。
通り道が狭いわけではないから、目立った圧迫ももちろんない。
模型を使いつつ、脊髄を輪ゴムのゴムに例えて説明してくれた。
脊髄が伸びることはないけれど、手術をすると脊髄のカーブが変わるから脊髄がゆるむので良いそうです。

先生によると脊髄は圧迫よりも引き延ばしに弱いらしい。
お年寄りなんかでは画像で大丈夫なの?ってぐらい明らかな圧迫があるのに、大した症状がないこともあるらしい。
逆に、私みたいな引き伸ばされて扁平しているようなものの方が症状に悩まされてることもあると。
ただそういうのを分かっている先生が見れば分かるけど、知らない先生もいるからそうなると圧迫もないのにどうして?ということになるそうで。
なかなか難しいですね…

脊髄の通り道は狭くないのに引き伸ばされていることで症状が出ている人を積極的に手術しようという先生は少ないそうです。
先生によれば、先生の知るかぎりではこの辺りではH先生ぐらいなんだそうで…
あと、と思い出したように出てきたのが、今は一線を退かれているけれど、私が前にかかっていたY先生。
「Y先生はこれぐらいでも手術するの?って言うような人も手術して、結果良かったってのが多かった」とのこと。
だからY先生はすぐ手術したがるって噂だったのかなぁ?
私のときは「手術してあげなきゃダメかなって思ったけど、大丈夫かもしれないから私の方で経過をみます」って言ってくれたけど。

まだ積極的に手術治療してる先生が少ないってところで?
「言ってみれば、先進的な治療んだよ」と先生。先進的…ですか。
「手術から逃げ回っている人ほど、やった後になんでもっと早くやらなかったんだろうってなるんだよ」と先生。
先生?、私も逃げ回っているうちに入れてるよね、きっと。
「仕事はやれてるの?」と、辛いときも少なくはないですが、まぁ何とかやってます。
「まだどうにもこうにもってとこまではないでしょう?」と、そうですね、そこまでは。

薬の処方の話になって、診察終わりって流れだったんだけど、腰の痛みについて聞いてみた。
全体的に重たいような痛いような感じもあるけれど、それより動作によりピンポイントで痛むところがあるのが気になる。
どういう時ってのが分からないんだけどと話ながら少し体勢を変えてみたら、左にひねったときにダメかも。
「レントゲンは撮ったことあったっよね?」と、事故当日に撮ったレントゲンを引っ張りだしてにらめっこ。
前は「特に問題なさそうだね」って言われた気がしたけど、今日は「並びを見るとちょっと弱いのかも」って言われた。

ベッドにうつぶせで寝るように促されてうつぶせになったら、何度か思いっきり腰を上から圧迫されて。
それ自体は痛くなかったのですが、知覚異常で触られるのが嫌なのと、加えて押されたのでお腹が辛かったです。
「痛みは大丈夫だけど、違う意味できつかった」て話したら…
「触られるのがダメなんだもんね」と看護師さん。
先生には、「あぁ、そうかぁ。それも困ったもんだね」と言われてしまいましたが(苦笑)

それでいて、話の結論は、腰の痛みの元も結局、首ということらしい。
脊髄が引っ張られれば、首だけじゃなく下の方まで影響は響くそうで…
今度は痛みが出たときに、どんな体勢だったか、首はどうしてたか覚えておいてと言われました。

ベッドから起き上がってから「さっきので肩や肩胛骨の辺りが痛い」と話したら、「あっちこっち大変だねえ」と先生。
「手も上がらないんだよね。四十肩だか五十肩?」と言うので、「まだ27なんですけど…」と返したら、「ごまかしてるんじゃないの?(笑)」って言われた。
んなバカな話って、さすがにそこまでごまかせないでしょ?(笑)

と、冗談?も交えつつ、今日はゆったりとしたペースで診察。
H先生の診察と違って、こういう感じだと、感じてることとかいろいろ話せるんですよね。
私はハイペースが苦手なので、こういうペースの方が性にあってる気がします。
今日もいつもの薬を一週間分もらってきました。

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