ドイツ

ついさっきまで、NHKで「関口知宏が行くドイツ鉄道の旅」という番組を見ていた。

ドイツには行ったことがないけれど、大学でドイツ語を履修していたせいか何となく親近感がわいてくる。だからといって今、ドイツ語が話せるわけでもないのだが・・・。ただ、講義の中で、先生がよくドイツの話をしてくれた。言語の講義なんだけど、それだけではなくドイツの文化などについても聞くことができたのは良かったと思う。

ドイツの風景は美しい。そう、「美しい」という言葉がしっくりくるような感じがする。同じ地球上なのに、日本とは全く違う時間が流れているような感じさえする。

もちろん日本には日本の素晴らしさがある。日本にも美しいところ、素敵なところは沢山存在している。大切にするべきものだし、自慢できることも沢山あると思う。けれど、日本とドイツでは、持っている「良い雰囲気」がそれぞれぜんぜん違っている。同じような「美しい」「素晴らしい」といった言葉でどちらも表現してしまうのだが、その美しさはそれぞれ異なるものだと思う。

きっとそれぞれの土地で、それぞれ違うよさを持っているから人は旅をするのかもしれない。どこへ行っても同じような風景、環境、人であるならば、旅をしてもそれほど感動は味わえないだろう。

私も1度くらいはドイツも行ってみたいように思う。
でもなかなか行けない（行かない？）のかもしれないけれど。

宿と料理ばかりの旅番組はあまり見ることはないけれど、私は今日のこの番組のような旅番組を見るのが好きだ。以前同じ関口知宏さんが出演した「列島縦断鉄道乗りつくしの旅」も好きで良く見ていた。電車での旅は車窓の眺めが楽しめるし、様々な雰囲気の駅とも出会えていいですよね。

私は、実際に旅行をすることは少ないけれど、テレビで見ているだけでも旅した気分になって楽しんだりしています。もちろん、実際に行った時ほどの感動は味わえないだろうけれど、素敵な景色を見ていると気分転換ぐらいにはなったりもします(笑）

そういえば、最後に関口知宏さんがドイツ語で歌った「虹」という曲。雰囲気がとても素敵でした。ドイツの風情にぴったりの素晴らしい曲でした。