活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

「食べない人たち」再読

2017-02-21 17:49:56 | 日記・エッセイ・コラム
以前「食べない人たち」(マキノ出版)を、2014,2015(続編)年版の2冊読んで、大いに興味を唆られ、(共著者3人が勧めている様に)『まずは、“一日二食”を目指してみよう』と思った。

「不食を目指すと失敗します。まずは、一日一食を目指してください」とある。
“一日一食”でも、その効用は素晴らしい!
まず、食事の支度等を含め、食事に関わる一切の手間が省け時間が浮く。
次に、何故か(常識とは逆に)身体が軽く、快適になる(らしい)。
又、食事を減らすほど、睡眠時間が短くなって、やはり時間が浮く。
そして、(自分にはこれが一番大事だが)直感が鋭くなり、第六感がより働く様になる(らしい)。

いい事だらけではないか!

『自分はグルメじゃないから、食を削るのは難しくない』と思った。

ところが!、ところが、である。
己の“食”に対する執着の強さに驚いた!

『何を省こう(削ろう)か?』と、色々食べ物の候補を考えてみたが、まず朝の、熱湯を注いで出来る野菜スープは欠かせない。
トーストの捨て難い食感と芳ばしさ。
それに着ける発酵バターや(特に手作り)ジャムの美味しさ!
レタス、キュウリにトマトのサラダ。これにイタリアンドレッシングをかけて、チーズを添える。
更に豆を挽いて淹れる、香ばしい珈琲の美味しさ…
一体どれを削れるというのか!

昼食や夕食も、同様だ。それぞれに美味しい。
さらにスィーツを考えれば、もうアウトだ。

己の“食”に対する執着が、これほど強いとは!
本当に驚いてしまったし、早くも気持ちが挫けてしまった。

『まぁ、とりあえず夜食をやめて、間食もダメらしいから、スィーツは食後に続けて摂ろう』などと、甘い考えでウヤムヤみたいになってしまった。

然し、である。
去年の夏に「ヴィパッサナー瞑想十日間コース」に参加して、毎日朝晩1時間ずつの瞑想を心がけたものの、特に晩が出来にくくなり、この正月に二日間ヘルパーで参加して、気持ちを切り替えたものの、やはり時間の確保が難しい。

改めて2冊を読み直してみた。

『やはり、これしかない』と思う。
「我慢や努力は、失敗の素。“慣れの法則”を利用して、焦らずゆっくり行いましょう」と云う趣旨のことを、3人とも云っている。
2年で“一日一食”までもっていければ理想だが、二食でも良しとして、やっていこう。


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