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今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめるも
昨今膝の痛みの日々から練習もままならず。
どこまで走れるかとにかくがんばるしかない。

2.18北九州M DNS からの 3.18くすのきカントリー Mへ

2018年03月10日 | レース模様
2.18北九州マラソン 初参戦 とっても楽しみにしておりましたが

脚の復活が思うようにいかず無念のDNSを選択しました。

おかげさまでようやくフルをなんとか走れる自信をもてる脚となってきました。

今後の参考のために旅費をシミュレーション。




くすのきカントリーマラソン はて?どこかと

山口県 でありますよ。

過去 2回ほど参戦いたしました。

 走りはじめてまもないころ レース直前に練習中に足をぐきっとやってしまい
 それでも走りたくてなんとかハーフまではがんばろうとテーピングして出走しましたが
 やっぱり思っていたとおりハーフでリタイア。
 初めて回収バスに乗りました。バスの中から必死でがんばっているランナーを眺めながら
 そこにいる自分に腹立たしく思って記憶があります。
 翌年、リベンジーにいき完走。
 それが 

 2013-03-17 第9回くすのきカントリーマラソン 03:29:51 188/955
 今から5年前 京都マラソンの1週間後のことでした

  ものがたりその1
  ものがたりその2

 この大会で坊ちゃんより年配の方でランパンランシャツでがんがん坂道をかけあがっていく
 ランナーを発見。背中を追っかけかってバトル

 それが今ラン友さんに いろんな大会一緒にいくお仲間に
 ウルトラの父さま 
 不思議なご縁です。 



PS 過去記事をみておりましたらちょうどこの時期のお花見でしりあったおっさんのような女性
  それがなんと つる姫さま  今では雲の上のような存在のランナーさんでありますが
  明日の名古屋ウィメンズの報告が楽しみであります。
 



2年ぶり愛媛マラソン どれだけがんばったのか!!

2018年02月11日 | レース模様
ちょいと、過去をひもといてみると・・

2010 (56歳) 第48回愛媛マラソン  3:39:53

2011 (57歳)  第49回愛媛マラソン  3:31:41

2012(58歳) 第50回愛媛マラソン    03:22:15

2013(59歳) 第51回愛媛マラソン  03:46:08 座骨神経痛により脚がし拷問レース

2014(60歳) 第52回愛媛マラソン  DNS 出走三日前 右足首故障

2015(61歳) 第53回愛媛マラソン  03:26:08

2016(62歳) 第54回愛媛マラソン  03:23:33

2017(63歳) 第55回愛媛マラソン  DNS2週間前頭部手術

2018(64歳) 7回目のスタートさてどんな走りとなるのか?


気温はみんな同じ条件、12月の防府よりちょいと寒いだけなんでウェアー的には
同じようなスタイルでよし。でなく とっても寒く感じて
ゴミ袋ではもたないと防水シェルを着て走ることに。
今年はBブロック。
並びにいくところでワクチン夫妻に応援いただく
震えながらの30分ほど待機で、10時スタート。
どんなレース運びとするか・・・
うえぴょん師匠からの指示、自己ベスト更新20分切りを目指せと

左脚の調子は、膝と臀部の張り治療していただたおかげでだいぶ当日は楽になってきている。
が・・ふくらはぎは治療してもらっているが押さえると痛みあり
痛みどめを30分前に投与。

そんな状態ではあるがもう防府でまずまずのタイムだせたので
怖いものなし。できれば20分きりたいな~と思いながらのスタートした。
平和通りで右ちょんに後ろから声かけられ前にでていかはりました
気持ち背中を追う。

みっちゃんたちの突然の応援にびっくり サプライズでした。
いつもの出だしよりかなり突っ込んで走っているようだが時計はみない。
脚の痛みはまだないので気持ちよく走る。
平田の坂もかけあがり前に進む。

が・・・20K手前あたりから脚がおかしくなってきた。(955位)
徐々に後ろから抜いていくランナーが増える。

25Kの折り返しあたりで(1012位)

スライドしてくる先にチエピーさん発見。大声でエール。
JAのエイドでスタッフさんが手にしているオレンジジュースいただこうと手を出したら
手を引っ込められた と、その先はもうない。
ショック・・・。
そんな落ち込んでいるときに、沿道から坊ちゃんを呼ぶ声。
なんと鈍亀さん。歩道を並走しながら応援をくれる。
ツルさん、だいぶ先ですよと。
いやいや・・ツルさんの背中なんか追っかけたら死んでしまいますから。
って・・・脚の調子みるどころから全開で走ってるんですかい

鈍亀さんの応援ランめちゃ速い
ランナーより速く走らないようにと一応注意はしましたが(笑)

バイパスに戻ってきたらふくらはぎに痛みがでてきて
うまくまわらない。
30K (1053位)

ちょっと身体がふらついてくる・・・脱水?
ジェルを投入しようとしたが走っていると
ポーチからうまく取り出せないない(手がかじかんで)ので
歩くスピードまで落としたらなんと左脚で踏ん張れなず
身体が左に傾いてと、と、と とよろけだす

脱水?それとも、脚のせい?
まっすぐ脚を踏ん張って押し込む感じで走れなくなってきた。

平田坂の手前 エイドでスタッフさんがトレイを手にもっており
3本のバナナがある。前のランナーが1本をとった。
続いて坊ちゃんが取ろうとしたらなんと そのトレイ引っ込めた
手がスカとはずされたシーン。
スタッフさんがそれに気がついて ごめんなさい・・と
走り抜けた坊ちゃんの背中から声が聞こえてきた

堀江小あたり さをりちゃん通過したあと気が付き
背中からエールが飛んできた

35K (1207位)
ここまでの5キロ男子、150人もの人が追い越していった
脚は平田の坂あたり ふくらはぎに激痛・・・
がーんと踏み込むとさらに痛み倍増 ゆっくりと
下ろすような感じでだましだまし下りを行く。

ついに、ここで 3時間半ペーサ集団にとどめを刺された。
気持ちは追っかけようと・・少しだけついて行ったが
脚が動かない。

平地になって残り5キロ、痛みは少し治まったがつるような感覚は
消えない。ラスト3キロ 目いっぱい追い込むなんて夢はまず無理。
ここで、右ちょんが背中から声をかけてきた。
あれ?いつ、前にでたんやろうか? 

その背中について行こうとするが・・・徐々に離される。
沿道から大きな声でエールくれる友人・・手をあげて応えるも
それでいっぱいいっぱい。

40K (1315位) わずか5キロでまたまた100人ほどに抜かれる。

堀端まできたら、とにかくここからは追い込む・・・
脚がもう 売り切れでした

西堀端からゴール直線。
せめて 花道100Mくらいは テレビに映るかも
美しいフォームで追い込む・・
無理、よれよれでたどりつき

2年ぶりの愛媛が終わりました。

3:34:31 (1318位) 
40Kから3人しか抜かれなかったのがせめてもの

ゴールし記録書をもらったとこで、J野ご夫妻が待っていてくれびっくり
長い間寒い中を待っていてくれ 恐縮です。
記念写真を撮っていただきました

失敗レースではない。20分きるための走りをやってみたら
こうでした~ですが・・・

どんどん抜かれるのは・・・ほんまに悔しい
この悔しさを忘れな。 と学んだレースです。

寒い中、ラン友さんたちが声かけてくれたのですが
帽子きて、マスクして防寒着きてたら 一瞬駆け抜けるときに
誰だかわからず・・ 
応援ありがとうございました。

そして、スタッフのみなさん
それから、ジムでお風呂はいって帰りみちにコース沿い
でお接待している企業さんのテント、熱いスープをごちそうに
なりました

翌日、録画したマラソンゴールシーンをみて よれよれゴールの
シーンをみて 

6時間ゴールを目指すランナーの中で、数キロ手前から
涙を流しながら必死で走る一人の女性が映っておりました。
なんとか間に合うとどきどきしながら見てましたら
24秒届かず。 カメラは悔し涙を流す彼女を追い続けておりました。
この悔し涙、きっと来年の糧になるはず。

なんの面識もないですが、お互いに この悔しさを 来年
この大会で晴らしましょ!!













12.17(日)防府読売マラソン 今年最後の〆レース

2017年12月31日 | レース模様
今年も前入りといたしました。
三津浜発11時40分のフェリーに乗船。柳井港乗り換えにて、防府に15時52分到着。
ちょうど船内で昼食となるため、 港近くの安くておいしいお弁当屋 桃屋さんで今回も購入

防府到着しぎりぎり受付間に合うみたいですが、パスしてホテルに直行。
19時前、同じホテルのM野さんと一緒に駅前イオンに夕食へ。
ここで、前夜祭参加帰り道の姫さまと合流して岡山に続きにぎやかに夕飯いただきました

さて、17日レース当日9時すぎ駅前から現地へシャトルバスにて。
受付すまして、ラン準備。昨年は下関チームのみなさんとご一緒できたのですが
今年はM野さんと二人スペースからの、うまい具合に東京からきたBB師匠夫妻が隣に
なってのまったりスペースとなりました

10時からうどんがいただける M野さんと食べに外でると粉雪がまっている
気温、5度くらい  うどんをもらって、すぐに 身障者用公衆電話ルームに
避難しそこで食す。 助かりました~

このあと、うえぴょん師匠代理で集合写真に参加。
寒かった~



ちょっと前置き
愛媛マラソン新コースとなった2010年の年、あこがれのいつかは防府との思いから
なんとか4時間以内の防府で完走できる目途がたち初防府参戦となりました。
それから毎年挑戦。今年で8回目であります。
どんなレースができるのか・・・過去の自分今の自分




あまりの寒さにアップする気まったくなし。スタート20分前に移動し
半周ほどジョグしてスタートにならぶ。ゼッケン2000番台なのでかなり後ろです

号砲にてスタートするもなかなか集団が動かず、なすがままにまかせて走りだす。
キロあたりしばらくは、キロ5をオーバ。急激な追い込みはあとが怖いので耐える。

少し前にいたがみちゃんの背中がどんどん離れていく
5キロすぎてから少し体があったまりペースあがっても楽になった。
7キロあたり、がみちゃんの背中が近づいてきた
しばらく背中にこっそり張り付く。

9キロあたりで声かけ前にいかせてもらった。さて、後ろからいつ刺されるかの恐怖とセットではありますが

前半はぐるぐる回るコース、何度走っても慣れない
そんな中、坊ちゃんを呼ぶ声が沿道からはて? 沿道に目を向けると
前日姫さまたちと一緒にきたラン友みきさんではないですか
周回なので、なんども声援をいただき 辛い前半にずいぶん助けられました
写真までいただきました



下関ラン友 朋ちゃんも前半で発見してくれエールをいただき
頭がよく回らないままに走っていると、がんばれダークみきゃんと沿道から。
???坊ちゃんのことを言っていると、通りすぎてからわかり 振り返って大きな声で
お礼をいいました。 

20K前後でBB師匠の背中がみえた  かなりのペースできているので
刺すべきか 思案しながら・・・横に並び声かけて前にでることにした。
が・・・・レース終わってみれば BB師匠 ずーと背中がみえるところで追っかけてきておりました

ハーフすぎたあたり M野さん発見。
前半飛ばしすぎたのか? かなりへたっている エール送って前にださしてもらった。

30K地点折り返しまで視線はスライド区間 くるとき同じ船やった ショッキングピンクウェアーむっちゃん
が視界に入った大きな声で応援を

姫さまはちっとも視界に入らず、どこにいったのでしょう
終わってみれば、とんでもないタイムでゴールしてはりましたが

30K折り返して、一番つらい植松跨線橋のアップダウン
先に刺した女子のみなさんたちが、たんたんと前にいく・・・
精神的に追い打ちをかけてくる。



過去35キロあたりでガス欠になってBB師匠に刺された地点、ここで最終ジェルメイタンを投入し
たったの残り7キロ 目指すは三田尻大橋をとにかくかけあがる。
そこをこすと残り2キロ 追い込みに入る。


競技場手前にて朋ちゃん通り過ぎて声かけてくれた
元気もらって競技場に入り ギア切り替え追い込みかけ・・・・

と、ゴール手前200Mくらいで後ろから坊ちゃんと声かけられた
振り向くと、もと同僚のサブ3ランナーT根さんが・・・なぜにこんなとこに

坊ちゃんに刺されたのでここで再び燃えたらしい。
二人でバトルモード・・・・必死でくらいつくが・・・わずか数M 離されてしまった

ゴールすぎて、参りましたと宣言。
おかげで最後まで その1秒を削りだせ!! に挑戦できました。

3時間22分18秒 岡山より若干遅いですが
防府コースでは5年越しセカンドベストタイム
進化まだできそうなおじいさんでは? 







このあと着替えて、山口ラン友さんの留美ちゃんのにのっけてもらい
新山口に移動。

19時より、うえぴょん師匠の代理で大宴会に参加いたしました。
新しいラン友さんたちを知り合えた 楽しい時間でした。










11.12(日)岡山マラソン 女神降臨 

2017年12月03日 | レース模様
11日土曜日 松山をJR 12時20分発 到着が15時11分。
駅前の〇横インホテルに荷物預けて受付へ。

さっさと受付すますと ちょうどええタイミングであと少しで牛乳がいただけるそうな

下関でいっぱいいただきましたが(笑)岡山のお味もチェックが必要かと
行列に並んで いただきました~。
おいしゅうございましたです


このあと夕方つる姫さまと合流するためホテルを訪問。
なんやかやと話ししてたらちょうどタイミングよく夕食をご一緒する予定のひなこさんが到着
ひなこさんはこれから受付なので、先に二人で坊ちゃんのホテルへ向かいこれまた夕食一緒にする
うえぴょん師匠、M野さんと合流。
ここでしばらくひなこさん待ちタイム。

まさかの場面に遭遇いたしました~
大きな声では言えませんが・・

坊ちゃんと姫さまの視線はエレベータ方向に向いております。
M野さんとうえぴょん師匠はこちらを向いているのでエレベータを背にしております。

本日のこの〇横インホテルはほとんどがランナー客かと。
入口からまったくランナーには見えないミニのピンクスカートにヒールの
と~てもふくよかなお嬢様が入ってきました。
坊ちゃんと姫さまは視線がそこにくぎ付けになる。
受付を通さずにエレベータに乗ろうとする。
フロントのお姉さんが飛んできた
宿泊客以外は上にあがれないと注意をしてる模様です。

お!!!この展開は・・坊ちゃんたちはすぐに気が付いた。
でも、まさか〇横インホテルでそんなことあるん???
お互いに顔を見合わせましたです
ミニのお嬢様どこかに電話・・・部屋にあがれないので、ぶす~とした
ふてくされた顔。

上から若い兄ちゃん(見るからにこれは絶対ランナーであります)が降りてきて
お嬢様とお話を。
交渉決裂した模様です。
再び、坊ちゃんたち二人は そりゃそうやわな
あかんやろ こんなホテルで・・
と 顔を見合わす

なかなか貴重なシーンをみれました。ナイス岡山マラソンであります。

その後、ひなこさんも到着し・・中高年チームとなり 豪華でないお安いランナーの味方
「みやもとむなし」で夕食をいただき楽しいディナータイムを過ごさせていただきました

さて・・・いよいよレース当日。
8時すぎブロックに入りスタートは8時45分であります。
右ちょんご夫妻、姫さまと合流で待ち時間は楽しくすごせました

気温涼しく、天候(快晴)で 絶好のレース日和であります。

ここでおさらい
2015年(第1回)03:24:49 フル連続3周目です。
2016年(第2回)03:26:32 前週下関でぎっくり腰明け
そして・・今回 下関からのフル連続2周目でありさほど疲労はなし。股関節の痛みのみ。

レース前、この痛み回避のため お薬を飲んでおきました。

号砲と同時にスタート。
下関と同様、5キロあたりまでは抑え目のペースで自分の脚の様子見とする。
ほぼキロ5分ペースを維持。
号砲からのすぐに・・・
写真が物語っておりました


ゴミ袋を身につけた坊ちゃんをあっという間にぶっ飛んで行った 黄色いシャツのお姫さま

気合入っておりますわ~ 風邪をひいているんですが・・おかまいなし

1キロすぎたあたり、ランナーが近寄ってはハイタッチしていく光景が目に入る。
SPアンバサダーの有森裕子です
その後ろまできました。ペースは5分45くらいです。
みなさん、ハイタッチして元気もらいました~なんてさっそうと有森さんの前にでて
ぶっ飛んでいきます。と言うことは、ハイタッチして抜かれたら恥ずかしいですから
しばらくはペースあげんといきません
ちょっと危ないんですよみなさん・・このハイタッチ。
わかってらっしゃるのでしょうか

冷静になりここはじーとがまんで有森さんのペースが落ちてくるまで後ろでマイペース。
しばらく走ると・・・まったかいあり。有森さんの背中が近づいてきたー

ハイタッチは避けて静かに横を通過。

5キロすぎまだラン友さん誰もあわず

体がじょじょにあったまってきたのか少しペースがあがってくる。

と、中村師匠 にようやくであった。
続いてドラゴンさんにも遭遇。
前にいかせてもらい、10キロすぎ エイドで瀬戸大橋まんじゅう岡山物語をいただく
ポエムの小さいバージョンみたいでなかなかおいしい~。

15キロあたりこのあたりから苦しくなるのだが今年はまだなんとか行ける。
視線を折り返してくるランナーさんたちに向ける気力が残っている。

正面視線の先に見覚えのある赤いウェアー・・なんととっくに前のほうにいるはずのM野さん。
ちょっと走りに元気がなくなってきている。
横に並んで 行きますよ!!と声かけ
うえぴょん師匠は?と尋ねると抜かれてないし後ろでは?と。
あれま~トイレ休憩で抜いたのかしら・・・

そのままのペースで走るぬけさせてもらう。



コースを中央にとり、対向車線折り返ってくるランナーをみる。
と、見覚えのある黄色いシャツ 姫様 快調に追い込んでおります。
が・・・この先でとんでもない状態が待っていようとはこの時点では想像もつかず

折り返しが視界に入ってきたころのエイドで岡山名物きびだんごをいただく

折り返してからは今度は後からくるランナーに視線を移す。
と、うえぴょん師匠を発見。 エールを送るが・・・その差1分ほど
危ないぞ・・・・と ペースが落ちないように脚を動かす。

毎週一緒に走ってもらっているラン友美由紀ちゃん発見。がんばれ!!とエールを送る。

30Kすぎ周南大橋を渡ってからぐるり~と回って誘惑絶大のラーメンエイド。
食べたい食べたい が、ロスタイムがあまりにでかい。
タイムを狙っているレース、今回もまた誘惑を振り切ってがまんしました
呼び込みのボランティアさんたち、あまりの客の入りの少なさに寂しそうにみえました


ラスト5キロあたり・・脚が重いが乳酸がたまってもうあかんという状態ではなく
なんとかまだ動いてくれる。腰が落ちないようにだけを意識し、キロ5分以内なんとか維持。
と、前方にまたまた黄色いTシャツ発見
これまた、なんでこんなところにいてはるんとびっくり。
横に並んで声かけようとしたとたん前方をふさぐように入ってきて
左側端によりはじめた
これはあきらかに、姫さまの あの有名な マーライオンが訪れた模様。
風邪で体調万全でないままにここまでかっとんできたので胃腸がやられたのでしょうか
ここ最近まったく背中も拝めないレースばかり。
ここは、すみませんね~ こんなときしか前にいけませんので
先にいかせてもらいました。

最後の給水はもうパス。必死で追い込みにかかり球場さらにもう一段追い込んでゴール
コース ベストタイムがでました

電車の時間ないので先に着替えて帰りみち~球場手前の直線にて美由紀ちゃん発見
しんどそうにしてたが、あと少しがまんでサブ4いけるはず。
がんばれ!!と大声でエールを送る
なんとかサブ4には届いたとのことでした

終わってみれば・・・恐ろしい状態でありました。
M野さんあのあとずーと背中に張り付いていたそうな
むろん坊ちゃんが落ちてくるだろうと想定し刺す予定が・・・
想定外の走りをやってのけてしまいました
そしてそのまたM野さんのすぐあとを、うえぴょん師匠が張り付いていた
わずか1分ごとのタイム差でゴールなんてえらいことやってのけましたです

姫さまは 30キロからマーライオン地獄の連続やったそうです
そんな体調でも26分でゴールしてくるなんて・・・怖い方とあらためて認識いたしました。



         30キロ地点 35K地点   40K地点  ゴール
 坊ちゃん   02:21:31 02:46:02 03:10:52 03:21:31

 M野さん   02:22:02 02:46:40 03:11:56 03:22:53

うえぴょん師匠 02:23:54 02:48:22 03:13:24 03:23:59

 姫さま    02:18:54 02:43:17 03:13:58 03:26:04


 女神が舞い降りてくれた大会となりました。

 注意 しかし 35K以降が心拍数180超えたまま よう心臓が持ってくれました





 


11.5 下関海響マラソン 9回目のチャレンジ 記憶に残るレースとなりました。

2017年11月05日 | レース模様
11.4土曜日7時20分三津浜発のフェリーにのり柳井港で電車乗り換え 下関到着13時14分到着です。
今回は前夜祭 KOBA先生当選なので同伴させてもらうことに。宿も同じなので一緒のスケジュール。
ホテルで荷物おろして東京からのラン友 KUDOちゃんと合流。
そこから歩いて唐戸市場で恒例の握り寿司チョイスランチ。
KUDOちゃんのランチボリュームに、大食い坊ちゃんも完敗です お見事

15時半にうえぴょん師匠、ウルトラの父さま、朋ちゃんたちと合流し前夜祭へ。
約2時間のお食事つき前夜祭のちに、恒例駅前スイーツタイムで夕飯代わりにからの解散でした。


5日レース当日
宿はカプセルホテルでしたが半個室みたいで準備しやすい。
朝食もかなり早い時間に変更してくれさらに指定時間よりもさらに早く開放してくれて
素晴らしいサービス対応。さらに、荷物預かりも特別コーナ設置してくれており
待つことなく預かってくれる。これは、下関定宿に認定です。
ちなみに宿泊費3950円(朝食バイキングは無料です)


10分ほどで現地到着です。
今年もおかげさまで Sブロックの恩恵に
トイレ、給水、貴重品預かりとすべてS ブロック専用なので
これほど3時間半切りの記録恩恵に預かれる大会はほかにないのではと

うえぴょん師匠たちの場所に荷物を置かしていただく。

いよいよスタートの時刻近づいてまいりましたが
ちょっとその前にこの大会のリザルトを。
坊ちゃんが55歳から走るという運動をし始めて
初めて公認コースのフルマラソンにでたのがこの下関海響マラソンなんです。
そう、フルマラソンの故郷がここなんです
そんな思いもあり、毎年どんなに前後にウルトラやフルがあろうとこの大会は外さずに
参加し続けております。今年は10年目の記念すべき大会という情報もあり
あえて過去をさかのぼってみたところ下記のような状況でありました。
私的には、9回目の大会となっておりました。
昨年は 直前のぎっくり腰発生のためDNF

去年のうっぷんを今年はなんとしても晴らしたいのだ



8時半スタート・・8時くらいにブロック内に入る。
朋ちゃんが記念写真を撮ってくれました。
中央ウルトラの父さまは半年前に腰の手術をして以来の復活戦です。
はておきれいな速そうな女子さまはどなたでしょ
下関の大御所チーム精鋭3人に混ぜてもらい恐縮であります
そんなわけで後ろから控えめな位置におります(笑)

8時半スタート。気温、天候 とにかく参加して以来の最高のラン日和のような気がします。



まずは体がほぐれるまでは あせらずマイペース 5分ちょいで進みます。
うえぴょん師匠はあっという間に見えなくなりました
気合がはいっておりな~。ついていったらえらい目に合いそうなのでひたすらがまん。

2キロあたり少し楽になってきて・・・がここでとんでもない目にあう。

なんと走り始めて2キロで サブ3.5のペーサおよび大集団に抜かれてしまった。
うそやろー
思わず手元の時計を見る。4分50くらい ・・このペースなら3時間24分あたり。
とりあえず大集団を避けて一番左端によって並走する。
と、そのとき2番手にいたペーサが先頭ペーサに声をかけた。
おい、速すぎるぞ!!少しペースを落とせ

そうやろ、そうやろ。よう言うた さすが ベテラン先輩さんですわ。
そんなわけで、集団の前に自然と位置取りができた。

それからも4分50前後で7キロ先の第一折り返しまで歩を進めます。

7キロの折り返しからすでに戻ってきたうえぴょん師匠と遭遇。
すでに2分くらいの差があいております。
坊ちゃんは、4分50前後で歩を進める。
7.7K折り返し、第二折り返し(13.5K)近くまでくると再び師匠発見。
ここでジェルを投入している。ふむふむ、15キロあたりで投入ですな
そういうわけで、坊ちゃんもまねっこ。少し早めの同じ位置あたりでジェル投入させていただきました。
このコースは、30Kあたりでアミノバイタルをプレゼントしてくれるので2個持参していれば十分なのです。
が、3個目は最後追い込み用に メイタンを忍ばせております


前半はほぼフラット 後半のアップダウンにどれだけ前半の脚を残しておくかが
下関攻略法 イメージ通りのペースで前半を走れている感じがする。
20K彦島トンネル手前あたりからずーと前を走っている集団がいる。
仮装 ちびまる子集団である。沿道からの声援が熱いので気になり抜きたいところだが・・
4分40~45あたりのペースでずーとこの集団が前を走っているので
抜いてしまうと勢いでペースがあげてしまうかはたまたすぐに刺されて自滅を
たどる予感。
その後ろでがまんの走りしかない。

トンネルを抜けてやがてハーフ。



そこから 長州出島の30Kが手前の折り返しまで続く
アップダウンの試練。ここが この下関のきも

どこでこの集団を抜くか・・・



なんと全員 Sブロックの選手ばかり。恐ろしい集団でした

26キロをすぎ長州出島大橋を渡り始めるころその集団 若干ペースが落ちてきた感じがする。
このタイミング しかない 一気に前にでる。

うえぴょん師匠とはというと、すでのこの地点あたりで3分近く差があいておりました

出島で折り返し、名物ソーメンをいただき アミノバイタルをいただく

もらってすぐにそれで補給開始。橋の上り・・たいしたことないはずなのにめちゃくちゃ辛い。
それでもそこをすぎると、次々のアップダウンがあるが まだまだ脚が動いてくれる
通常このあたりでいつもへばって脚に乳酸がたまり動いてくれないのだが
なんと言うことでしょう。今年の下関・・神が舞い降りたのか。



数年前ここでウルトラの父さまやら70歳越えの父さまと同じチームの方に置いていかれた
悔しい思いが脳裏に浮かんでくる。

と35キロあたりの上りでなんとなんとうえぴょん師匠の背中が見えた
えええ、なんでこんなところにおるんでしょう。
隣に並んで声かけた。行きますよ!!!。
あかん、お先にどうぞ!!と信じられない言葉が返ってきました。
いまだかつてこの地元のこの大会では背中を抜いたことはないのです
前半のハイペースで一気に脚にきたんでしょうね。
ということで、記録より記憶に残る瞬間をこのときいただきました

とにかくトンネル(37キロあたり)まで脚をもたせればあとはすべて下り。
勢いでゴールまで帰れる。37Kまであと少し。
ついにトンネルまできた。下りの勢いでペースをさらにあげる。
ここで最後のジェル メイタンを注入。

この先、最後の上り関彦橋では もうまったく脚があがらないのが通常だが
今回の坊ちゃんは一味違います(自分で言うな

地面に思いきり足を踏み込んで反動で駆け上がる。
のぼりきってからの先、下りを利用し 勢いをつける。
最後2キロ 最後の給水はもうパス。
朋ちゃんが沿道からエールをくれました。
うえぴょん師匠より先にきたのでびっくりしてましたが(笑)なにか?

ゴールまでしっかりよれずに追い込んで走りぬけました。
こんなに脚が最後まで残ってくれるとは・・・信じられないくらいです。

3時間25分47秒  年代別8位

 3回目の半切りをなんとか達成できました








このあとは、みんなでお風呂にいってから朋ちゃんお世話で大宴会に参加となりました
ふぐ三昧からの下痢したほどの牛乳三昧までいただきました
朋ちゃん、とーてもお世話になりました。









10.28(土) 壱岐ウルトラマラソン(100K) 風にも負けず、砂にも負けず・・・・その1

2017年10月28日 | レース模様
初めて参加する壱岐の島で行われるウルトラマラソンでした。
今年で2回目。昨年は炎天下 給水も足りなくなるという過酷なレースとのこと。
それでも、参加されたみなさんは素晴らしかったとの話を聞いて、四万十の抽選発表を
待つことなくこの大会にエントリーをしました。
(四万十 抽選であたりましたが・・さすがに連戦は無理 当たらなかった皆様ほんとうに

松山から夜のフェリーでたち金曜朝早くに小倉到着。小倉港から待つことなく高速バスがでておりました。
高速バスターミナル終点に到着し、そのビル前から港行きバスが頻繁にでており10分少々で港到着。

第一ターミナルビル内8時からの営業のこのお店、パンめちゃ美味しかったです。
ぜひ、お立ち寄りを(●^o^●)

博多港10時発乗船。(JTBさんの交通宿泊パックなので予約した船には絶対乗船できます。)


参考までに
  8時発のジェットフォイル(料金倍、時間半分くらい)にも十分間に合います。


そのフェリーに乗船するための並びます。ふと、後ろを振り返るとどこかでみた顔のお姉さま
????どこやったかと脳内ぐるぐる。 
そうだあのヘアスタイル(ショートカット)にきれいな白髪のお方・・5月にあった岩手奥州きらめきマラソン
当日朝ホテル近くからでるシャトルバスに乗るために並んでいた。
そのときに、坊ちゃんの後ろに並ばれてお話したに間違いない。
このは、坊ちゃんより少し年上でありますがラン歴、ウルトラ歴においては大先輩の福岡の方。
お名前はY田さんとのこと
いろんな情報をいただき楽しい待ち時間でした。
ここは福岡 地元だからそりゃウルトラマニアなら参加してくるはず。

乗船開始し始めて団子状態になったときにそばによれたので声かけると・・思い出してくれました。
船内では別別、港についてシャトルバスでは近くに並んでいたので一緒の席にすわりマラソン話でもりあがり

会場到着し受付すませて・・受付では参加賞Tシャツ サイズどれにしますか?と問われ
あれ、エントリー時にサイズなかったのかなと思いつつMサイズをいただく。
あとで宿同室の方によると 欲しいサイズをもらえなかったそうです。
そりゃそうですわな、現地で希望サイズ払い出しなんで・・
受付時に吉野家牛丼券をいただけました。
混まないうちにとすぐに外でみかけた吉牛販売車(この大会のために本土からきたそうです。島内にはお店なし。
島民のみなさんが買いにくるそうです


すでに数名の方が車の近くで食しておりました。
坊ちゃんとY田と二人 注文してすぐにいただけました。
えらい小さいですね~と坊ちゃんが言うと、Y田お姉さまからまさかの
お友達の分まで受付したので1枚牛丼券があるの。よかったら使ってと
天使のささやきでありました
遠慮なくいただき、交換。が・・・・・・あろうことか

坊ちゃんたち二人が近くで食べていると・・あとから来た人にはお断り
なんでも、お昼どきはスタッフの方優先するのでランナーさんたちは夕方以降にしてくれと
どうしても食べたい方は有料でなら販売しますと
なんと、運をここでつかってしまったみたいですが ラッキーでした

このあとシャトルバスで「マリンバル壱岐」レース中のエイドとなるとこでもありますがそこで下車。
宿「福川荘」から車がでて迎えにきてくれました



前夜祭は、受付会場で18時から1時間ほどでシャトルバスはだしてくれるとのことです。
が、就寝20時くらいで食事から風呂から明日の準備からを1時間ほどでやるのは無理
断念し近くを散歩し早めのお風呂と夕食にしました。
部屋は8畳ほどに4名の布団が並んでましたこれは、JTBさんの采配だそうです。

(ここだけの話ですが・・JTBツアーで宿を申し込み遅れて自分でここを予約した方は
 なんと個室 宿泊費も安い )

 早めに自分で予約してみる価値はありそうです。送ってくれた大会資料に同封の船の2割引き券も
 あることですし フェリーには 多分のれるはず

同室の方は、富山から1名だけの参加のM上さん69歳 なんと、日本全国をウルトラ制覇中とのこと。
ウルトラがない県はフルマラソンに参加の年齢をものともしないすごい方でした。
このM上さんにドラマが・・・それはまたのちほどに。

あとの2名の方は、北九州URC の千〇さんと清〇さんのお二人。坊ちゃんとよく似た年齢です。
URC お聞きしたら ウルトラランニングクラブ
60歳以上きっとあえて同年代あたりを同室との配慮でしょう。
危ない人たちばかりです
マニアばかりなので 坊ちゃんにはいろいろと勉強になることばかりでした。

このお二人は、前夜祭に参加されたとのこと。なんと壱岐牛のBBQが会場であり
おいしくお腹いっぱいいただいたそうです
来年チャレンジなら 前夜祭はありでしょうか

土曜日 
朝2時起床です 


朝3時20分 か4時10分 にそれぞれの各エリアからシャトルバスが出発します。
スタートは5時。4時10分のバスで移動して会場到着は4時半くらいでしょうかね。
ちょっと余裕ないな~と早い便で行くことにしました。
宿は朝早いのでお弁当にしてくれました。
おにぎりを3種類の具材で欲しい数だけお願いをしておきます。
玄関に、各人用におにぎりとバナナとお茶とを用意してくれてました。
宿で食べても、会場で食べてもよしです。

4時前に会場到着。更衣室そこそこ広いとこあり
トイレは大きな建物なので行列ができるほどでなくストレスはまったくありません。
なんにも前日準備せずにここにきて準備でもいいし、準備は宿でしてあとのバスできても
十分間に合います。早くきすぎたな~で手持ちぶさた。
あまりにひまでアップしに外に走りにいったくらいですから。
飲み物も会場で用意してくれているので持参もしなくてよしです。

そう、肝心の天候は・・・やばいです。かなり風が吹きはじめております。雨はなし。
午後から雨予報となってます。風がいったいどのくらいなのか・・
かつて経験したことのない自然の驚異を味わうことになろうとは・・・・

  続く。




10.28(土) 壱岐ウルトラマラソン(100K) 風にも負けず、砂にも負けず・・・・その2

2017年10月28日 | レース模様
続きです~

いよいよスタート。
が、時計のGPS捕まえのを忘れてしまってあわてて並んでいた列を抜け出し少し離れた道路まででてようやく補足OK。

5時は真っ暗です。サングラスは必要なし(なんせ台風がくるくらいの天気ですから
そして珍しく今回はリュックであります。
雨対策のゴミ袋ウェアーをリュックに放り込んで前のポケットにジェルいれてます。
念のためドロップバックは預けておりますが、基本立ち寄らない作戦なのでジェル8個ほどもってスタート。

スタートしてからしばらくは直線でなく曲がり角多数あったような・・こけたら危ないので
ゆっくりと間隔あけて走ります。

風は少々あり。





壱岐のコースは思ったほど坂は急でない模様。高低差の地図のように松山城あがるくらいの100Mくらいの高さが
頻繁に現れる

前半に多いのですが 上りそのものは急でないのでマイペースでじっくり挑戦です。

エイドの数は30個所くらいあるので安心です。
どこのエイドも、生徒さんたちが元気いっぱいにおもてなししてくれます

18キロすぎてから猿岩との表示があり海に浮かんでいる岩が視界に入ったがどこが猿
なんて文句言いながら着いたエイド。そこから再び岩を眺めるとほんまに猿です。

これまたええとこにエイド作ってくれてました
風が強くなってきており、エイドのコップが飛んだりするのと発泡スチロール内にいれて風よけ
ランナーには生徒さんたちが手渡しで取りやすく。感謝です。

強風に帽子がまったく役にたたない、かえってじゃまな存在。みんな手にもって走ってます。
リュック大正解でした。すぐにリュックの中に放り込んでしまいました。

海の波がみたこともないような大きな波。風はさらに強くなってくる。
500人ほどのランナーしかいなので前後ぼっちのはずが・・・

よくいろんなところのウルトラで見かける「あられちゃん」(男性)
目の前をずーと走って沿道のみなさんから熱い声援。
疲れてしんどくストイックに走っている坊ちゃんには 軽やかな足取りで
声援にこたえて握手しにいったりが・・辛い
かといって 彼の前にでていくほどの脚がない。
それが余計に

しばらく走っていり少しあられちゃんのペースが落ちてきた模様でエイドで
足をとめた  チャンス!!! そのエイドで先にでる。

左足裏のしびれを感じていたがここにきて踏み込むと激痛が走り始めた
原因は???? シューズの紐をキャタピランに変更して走ったのだが
それがきつすぎたのが原因?と途中で何度も緩める。少し楽になった気がする。
ここで痛み止めを投与する。

30分ほど耐えて走っていたら楽になってきた。通常ペースに戻す。

しめしめ今のうち と強風にさらされながらもマイペースで走っていたら
今度は・・・・次なる強敵が抜いていった

赤いTシャツに背中に〇〇老人会と書いてあるゼッケン。なんと静岡からかいな~なんて
思いながら前を快調に走りぬける。
エイドで追いついて、先に坊ちゃんがでても また抜かれる。
前にでれない少し速いペースだけにずーと背中が視界に入る。
坂道でまったく速度落ちない元気なおじいさん?
坊ちゃんくらいの世代の方ですわな、老人会と書いてるんですから
(あとで名簿確認するとやはり同じグループでした

40K手前の昔風の素敵な漁村の町並みの路地を駆け抜けるコースに入る。
とっても素敵な路地、よくこんなところをコースにいれたもんだと感心
路地いたるところで住人の方が外にでて応援してくれてます。
と・・・・その〇〇老人会のランナーさん 顔見知りらしく先生、先生と声がかかる
静岡?なんの関係あるの?と疑問。
それにしても、どの人もどの人もその方をみかけて声かけて、その先生はみんなに近寄り
握手しながら前を走る。

まったくその行動が余分にあるのに 背中をずーと負い続ける 情けない自分の脚を恨む
どんだけ有名な人なんでしょう。気になって気になって・・と情けなさで 倍増ですから


が神が舞い降りた 急激な坂道に入り、ついに先生の脚が止まった!!!
チャーンス 

一気にそこで刺して前にでる。
とにかく上って上って。
下りにはいっては、さらに速度を緩めず。
おかげでこの先抜かれることはなかったです。

が神が舞い降りたのもつかの間 ウルトラ史上最大の試練を味わうことになる

海沿いをとんでもない強風が襲いかかってくる。
海から海岸に押し寄せてくる波はみたこともないような荒い大きな波。
ランコース上に波しぶきが飛んでくるいや波そのものが打ちよせてくるところもありました
ジブリ映画の「崖の上のポニョ」でポニョが走っているあの大きな波の大群を思わず走りながら想像してしまいました

海岸の砂浜が風で舞い上がり左側顔面にびしびしと打ち付けてくるんです
痛いんですこれがまた。
そして、海岸から吹いてくる強風で体が持っていかれる
前半は前から吹いたり後ろから吹いたりなんでこれはま~なんとかいけたんですが
この風はとにかく経験したことのない強風。
風にもっていかれないためには、体を預けて走るしかなかった。
左に斜めに体を倒して丁度まっすぐに立ってるような感じです。
なんともすごかったです。
男性でこれでしょうから、小柄な女性の方はほんとうにこのあたりは辛かったかと。
そんなこともありで、女性の完走率は50%ちょいになったかと

種目名  参加者数 出走者数 完走者数 完走率
100km男子 367    318    226   71.1%
100km女子 48     43    25    58.1%
合計   415     361    251    69.5%

あまりの強風で足裏の痛みを忘れかけていたのだろうか、再び激痛が走る。
また立ち止まり今度はシューズを脱いでさらにキャタピランを調整し
再び痛み止めを投与する。
しばらくがまんしていると楽になってきた

このあとコースにあらわれる原の辻ガイダンスの景色にびっくりでした。
よくま~こんなところ(国特別史跡原の辻遺跡)をコースに組み込んだもんだと。
走り終えたあと、ぜひもう一度きてみたい景色でした。


残り20Kあたりくらいになると風はなんとか普通に走れるほどになってきてます。
今度は、この疲れた脚に最後の難所 坂坂坂の拷問が待ち構えております。

ランナーの意地 とにかく坂道走り続けるでがんばってきのたですが
あまりの激坂に一回だけ脚が止まった
早足に切り替えてしばらく上り続け そこを抜けたらあとは再び走りだしました。

10Kくらい手前のエイドやったでしょうか。着物をきた方が出迎えててくれる。
はてどこかで???? ギター侍の波田陽区さんでした
途中のエイドで変なランナーがおるなーと思ったのですがこの方でした
そんときは余裕もなく顔をみる力もなかったのでお許しを

エイドで給水し、最後の難所の坂道へとスタートしようとしたら
なんと、波田陽区さんが沿道の応援者、そしてエイドの方にむかって
それでは女性の皆様全員でランナーさんを拍手で送りだしましょうと声かけた

なんと、スターのようにその場に居合わせた全女性の皆様が坊ちゃんに向けて拍手の嵐

いや~元気もらいましたです
必死で腕振って坂道をあがり下りになると一気に駆け下り・・・
スタート会場に戻ってきました。
MCの方の熱い出迎えをもらいながらゴール

10時間49分25秒 種目順位35位 年代別2位を

いただけました。よくあの足裏の痛み抱えながらと 足に感謝です。

同室のみなさん さてどうなったのかと夜部屋でたずねると
北九州のお二人はベテランさん 完走とのこと。
が・・・富山のM上さん 
最後の関門は無事通過 テレビでやっておりましたが一つ手前の関門を通過したかたは12名ほど。
果たして、このうち何名がゴールできるのでしょうか、かなりきびしいと 言っておりました。
このときの12名のうちの一人がM上さんなんです
なんと 1分ちょい足らず・・・・でゴールアウトとのこと
むろんメダルはありません。しかし、記録書だけでも欲しいと記録コーナへ行ってお願い
したら発行してくれたそうです。
完走メダルを記念に集めておられ たった1分で富山から壱岐まできて入手できず
悔しそうでした・・・なので、坊ちゃんの完走メダルをお譲りいたしました。
もらったメダルになんの意味もないと言えばそれまでですがこれもまた記念。
坊ちゃんは終活の一環であの世まで持っていけない、焼却もできないメダルたちは
早く処分しろとうるさくおっしゃる方(どなたかとここでは言いませんが
それなら 喜んでもらってくれるM上さんに保管してもらってるほうがメダルも喜んでいると

さらにドラマが・・・
部屋でゴールのライブをやっており風呂上りでのんびりみてましたら、
これまたびっくり ゴール閉鎖 M上さんとほぼ同じくらいの1分オーバ時刻で戻ってきた 50Kの部の最後のランナー
がテレビに映っておりました。????どこかでみた感じの女性
あとでリザルト確認しました。そう、あの牛丼をごちそうになったY田さん
ではないですか。坊ちゃんより年齢が上のこのお二人 最後の最後まで真っ暗な道をあきらめずに
ゴール目指してきた。結果は 1分ほど足らず・・・
坊ちゃんとしてはこれこそウルトラマン、ウーマンの鑑だと思います。
感動をもらいました。

この日のサブ10をした方は、最終の船にのれたそうですが
下々ランナー全員は翌日29日(日)全便欠航で島に滞在となりました。

いきな計らいで、この日は下記施設無料開放
■ 壱岐市立一支国博物館(入場)
■ 松永安左エ門記念館(入場)
■ 国民宿舎壱岐島荘(入浴)

宿のご主人が一支国博物館まで送迎してくれました。
これまたすばらしい博物館でした~。
遺跡マニアにはたまらないかと。

よく30日、いつ船がでるかわからず・・・夕方16時か17時くらいには乗れるはず~で
10時過ぎに旅館の大広間に全員待機となりました。
12時前に16時出発のフェリーが出るかもしれない港へ宿の主人が送ってくれるとのことで
坊ちゃんは先に現地へ行って待機することに。

港で5時間ほど待機してようやく島を離れることができました。
わざわざ見送りにきてくれてました


壱岐ウルトラマラソン 天候には恵まれませんでしたが
噂どおりの素晴らしい大会でありました。



 







10.1 東北・みやぎ復興マラソン2017 に感動

2017年10月27日 | レース模様
だいぶ日がたってしまい記憶がとぎれてきました。
ただでさえ、記憶があいまいな日々が増えてきたのに・・・

村岡からの1週間後であります。
120K走る予定を100Kしか走れず 20Kの脚を貯金しての参加となりました

当日は名取駅からシャトルバスに乗ることになってます。
混雑解消のためJR下車駅を分散してるのです。

7時すぎにいけばいいかなと思いつつ、一番早い6時すぎの電車にのって移動としましたが
これが大正解。夕日の真っ赤なのはあるのですが、まさかの真っ赤な朝日を電車からみることが
できました。進行方向にそって左側の窓をみれる位置にたつべしです

到着してからシャトルバスで移動し到着してからも15分近く歩くのでぎりぎりは不安
といいながらあまりに早くつきすぎて・・・・
普通なら建物とかあるのですが・・ここはまさに復興の地
ひろ~い芝?か草かわかりませんが 仮に草原と呼びましょう。
そこにあるのはテントテントの大群のみ。
こんなマラソン会場風景 貴重な経験です。


ということは、朝早くきても腰を下ろすところがないのです。
たまたま、マルシェ会場の椅子が空いてたので座ってましたが
荷物置いてどこかに~なんてのはできにくい。
レジャーシートを持参しとくべきだったと反省

徐々に人が集まりだすとさすが1万人規模の大会です。
あっという間に参加賞もらうための長蛇の列。

これは走り終えた後にもらうのが正解です。

ウェッブスタートで9時15分スタートです。
EXPO会場には美味しいものお店のテントあるのですが・・これがなんと
9時オープンなんです
せっかくランナーが集まってるし寒いので温かい汁ものなんか欲しいのですが
きっちり9時からですとお店の人に断られました。
が・・・時間が経過すると 時間前に営業を開始してくれはじめ 名産の汁を
購入することができました。キノコたっぷりが売りの汁もの・・きのこ嫌いなんで
すみません他の具をいっぱいお願いしますと厚かましく注文しましたが

だんだん気温もあがってきたので、少し早めに荷物預けテントへ入り番号下一桁でブロックわけ
そのコーナに自分で置いてくるシステムとなってました。

アップ用のグランド用意してくれてるのですがここも大半がぬかるんでおり
走る気がうせて半周してスタート会場。
今回はラッキーで Aブロックです。


写真左のスペースでスタート前にセレモニーがありました。
これがすごい。 我々のすぐ目の前でセレモニー があり一般の皆様は我々の後ろからしか見ることできず
まさにかぶりつきの席となってました。
宮城県各代表高校生たちの共同応援団の熱いエールで最後はしめくくりに感動をいただきました



HPからお借りした写真ですが 走りはじめてからはすぐに左の写真のような真新し道路で後半海岸線はこんな素敵な道路です。


スタートして・・・うーん 重い脚 なりに必死で前に進んでおりましたら・・
後ろからすぃ~と ツル姫さまが声かけて前に行った

前のほうでラン友さんとおしゃべりしながらどんどん背中が離れていきますの

気温はかなり高めですが これだけは 暑い夏がんばって走りこんだおかげでさほど気になりません

エイドの数はすごいです。18か所もあるのです。それぞれの地区の住人の皆さんでエイドを立ててくれてるそうです。
11Kあたり初の食べ物エイドやったかと思うのですが、トマト発見が
なんとでかいトマト丸ごと1個です。ミニトマトではありません
愛媛マラソンでは、菓子パンビニールにいれて1個丸まるなんてのが第一回でありましたが(笑)
まさかのトマト。それをいただくことにして手にり一口かじると 堅い
呑み込めません・・いや噛めないのです。ゆっくと立ち止まりならいけそうですが・・
走りながらではこれはあかんと、ごめんなさい食べれないと 回収ボックスへ

エイドの食べ物は、豪華なものがいっぱい。あるのに・・・まったく喉をとおりそうにないので断念。
こんな大勢で走っているのにすれ違うときに、
なんとラン友かよさんが坊ちゃんを発見してくれエールをくれました

ハーフくらいでみきゃんTシャツきたが後ろからきてエイドに立ち寄りもぐもぐ
先に走っていると後ろからすい~と抜いていきまたエイドでもぐもぐ 
なんという余裕の走り・・・あとで判明 ツル姫様と一緒にこられた方 まいりましたです。
ちなみに後でお聞きしたら全エイド制覇したそうなでもってきっちり3.5ペーサに
抜かれたので最後は抜きかえしたとのこと。

坊ちゃんは、25Kあたりから脚に鉛が入ったように重くなり攣りが左右交互にあらわれ
30Kあたりで3.5ペーサに抜かれる
あかんこの大会は3.5はまたまた無理みたいと確信した瞬間。
それでもがんばるしかない。
そんなしんどいときに、またまた 折り返し反対側から
坊ちゃん!!と声が飛んできた。 よくま~かよさん発見してくれましたな。
これで少し元気でてきました。

それに何と言っても、どのエイドでもそうだし第一回だと言うのに、沿道のみなさんの応援が
熱いのです。 それも、感謝の言葉なんです。よく来てくれたね~ありがとう
とみなさんが声をかけてくれるんです
涙がでてきそうです。 最後の最後まで粘って走ることが、この感謝の言葉への
お返しなんだと 自分に言い聞かせて 踏ん張ってゴールを目指す。

残り5キロくらいになるとメイタン効果?か少し脚が軽くなってきた。
ずるずるとタイムだけは落とさないように粘って粘って
ゴールに飛び込む。

楽しみしていたゴールの写真は・・・・・ない

有料の写真は・・と言うと これまた ゴール時のマットを踏む瞬間はあるが
ゴールはマットがあるからわかるがアーチも入っておらずで・・・もうひとつでした。
そんなわけでゴール写真はなく、めったにこんな写真はとらずにさっさと撤収するのですが
今回はなぜか1枚とってもらった。唯一の記念写真(笑)となりました。




ゴールして着替え姫さまたちとお別れのご挨拶していざ帰りのシャトルバスへ乗ろうと移動が
まったくの勘違い、やっちまいました。朝下車した方向へ10分ほど歩いていくがはてどこがバス停かなと
スタッフさんに尋ねるとま反対方向ですよと
ぜんぜん資料みてないし( ;∀;)
重い脚をまた引き返しお別れした地点までようやく戻りその先へ・・・が
めちゃくちゃ遠い!!!
かなり歩いたところでゼッケンをつけゾンビがごとく脚を引きずって歩くランナーさんたちと
すれ違う????? 回収バスもこんな遠いところで下ろすしかないのだ。
これは辛いでしょうに。かなりの距離がありますよ・・会場まで。

と思ったのですが他人事でなく坊ちゃんもまだそれからかなり先まで歩き
ようやく行列が見えたが・・この行列がとんでもない 長い。初めてみた長さです。
はい、1時間以上は待ちましたですかね。15時すぎてくると風も冷たい。
みなさん、ダウンやらヤッケやら 完全武装の人多数。ランのままの衣装なら風邪ひくのは間違いなし。
そしてなんとかバスに乗れて駅到着。電車のってうまく座席に座るとふと反対側から坊ちゃんと
呼ぶ声 なんと向こうにダウンきたかよさんが座ってる。
こんなことってあるんですね。 お互いにびっくりでした
あまりの寒さに首にタオル巻いている坊ちゃん




第一回移動は大変でしたが、すばらしい大会に間違いはありません。
走りやすく、エイドも応援も素晴らしいです。12000人に4000人のボランティアとか
たしか説明してたような気がします。復興まもないこの地でこれだけの人がかかわってくれ
たこそ実現できた大会に ほんとに来てよかったと思いました。
いつか、また この大会に半切り目指して李ベンジーはありかと

高低差 ほとんどフラットで上がり下がりは橋を渡るとこが少々あり





あきらかに後半 へたれております











「2017村岡ダブルフル 勇者の道(120K)」挑戦するも勇者になれず!!

2017年10月08日 | レース模様
9月24日午前5時スタートの勇者の道 が終わってからすでに2週間を過ぎてしまった。
詳細はブログにてとFBにて書いたものの・・・どう書いていいか ずーと悩んできた。

どう書いてというか、なぜ100Kの関門の制限時間内(16時45分 :11時間45分)に通過できなかったのか
あれほどラン友さんたちから熱いエールをもらい、当日は松山で応援ランまでしてくれ
当の本人も、ゴールはぎりぎり?かもしれないが 100Kの関門は絶対通過できると信じていた。

が、結果は間に合わずでした

レース結果はあきませんでしたが、村岡過去数回参加したが
今回ほどラン友さんたちとの出会い、再会 などなど感激の連続でありました。

まずは、前日 山口チームから3人 これは昨年と同じ人数でしたが
ウルトラの父さまが腰の手術後のため不参加となり、初めてお会いする留美ちゃんが100K初参加です。
姫路駅で集合やったですが、楽しい旅の始まりとなりました。
恒例、受付会場にて一夫師匠の車で同乗させてもらい、これまた恒例よなごやさんに2泊お世話になります。
その日の夕飯のこと。食事中に背中合わせになった若者が、坊ちゃんが入会している大阪のマラソンチームの
ウェアーをきてたのでご挨拶。食事後コーヒをみんなで飲んでいるとその若者がブラインドランナーさんの
伴走をするとのことであれこれお話していると・・びっくりでした。
奇跡の再会です
2009年の春に和歌山港から海遊館までの90K深夜スタートのラン大会 たった3人の参加者。
そのときの若者でしたそして、その秋に初めての四万十ウルトラに参加したとき
ゴールしたときにへたりこんでいたときにその若者と再会。あれから8年 
まさかの同じ宿で再会。どこかでお会いしましたですよね~から過去の記憶をさぐりつつ
H山君と同じクラブチームに入っているとは・・。

そして、レース途中で昨年はやっちゃんと遭遇し大盛あがりでしたが、今年は
同じく神戸でお世話になった理恵ちゃんへなんとかエール送らなあかんと
チェック。66キロスタート地点で理恵ちゃんへの応援プラカードもったお兄さんがいたので
伝言しました。ちゃんと、伝えてくれました

猿尾滝に行く途中ですれ違うとき気が付いたのですが
だめでした・・後ろから追いかけていく状態でなく

また会えるかしらと思っていたラン友&仕事仲間の瑞枝ちゃんとはしんどいとき2回もすれ違い
エール交換。励ましあい元気をもらいました。

こんな出会いありーのでしたが、さらにびっくりの出会いもありですがそれは後述にて

午前5時スタート。前方からうえぴょん師匠と並びいい位置でスタートでした。
120K組が500名近くいるので、スタートはかなりハイペース。
でしたがなんとかついていくものの ここ最近のウルトラは出だし体を重く感じる。
スピードに乗れてないというは動かない

日光とほとんど同じ。それでも、あれからかなり走りこんできたし膝の痛みも少なくなっており
走れると思ったのですが。

最初の10キロまでの上りにかなり時間がかかりそのあと25キロあたりまでの下り、平地もペースあがらず。
昨年とうって変わって動いてない。走っている途中はこんなもんかと思っていたが
タイム表をみるとまったく走れてません。
序盤から徐々に、自分では気が付いてないが普段の村岡を走るペースになってない。


昨年はできすぎのタイムだがせめて序盤くらいはこんなもんで走り
貯金をする予定が・・
貯金どころかキロ6~7でぎりぎりの走り。

猿尾滝に入る分岐点入口にくるまで30キロ折り返し高陽あたりでかっとんでいくとんちゃんと
うえぴょん師匠とすれ違うがまだなんとか追いつけるかとこの時点では思ったいたのだが。

分岐点から猿尾滝40K折り返しへ向かうところで熱いコーヒをサイフォンでいれてくれる私設エイドが
ありここで往復立ち寄りいただく
暑いけど、熱いコーヒはしゃきっとします。それよりも、脚をとめるまず理由のためですが
猿尾滝の流しソーメンをみなさんは食べるのですが、まったくほしくない。
代わりに、みそ汁をもらい おにぎりを1個もらい みそ汁に入れて猫まんまにしようとしたのですが
あまりに硬く握っているので箸でつついてもくずれない
おばちゃんが何をしてるのかとのぞきにきたくらい、ガシガシでした
40K折り返し下りなのにまったく走れない・・・この先はいったいどうなるのしら。

と、改めて記述していくと すでに 40Kあたりで今回の走りはおかしいことになっていたのです
辛いですが、気持ちは120へちゃんと向いている。

帰り道にやっぱり熱いコーヒをいただくために立ち寄り
がんばって~と背中を押してもらいスタート。
しばらく走るとあ!!理恵ちゃんとすれ違った瞬間に分かったのですが
追いかけて戻る脚がありませんでしたがんばって~と心の中でエール。


いよいよ蘓武岳(1040M)へ300M地点から一気に登りです。
ここを走りきる あるいは攻め続けて 目標は5時間半以内に50K地点を通過
これが、120K勇者の道 成功のポイントかと。
そして、半切りの数値が貯金でさらに後半が楽に走れる。

そのつもりで上り始めたのですが・・・気持ちが続かない。
せめてのろまでもいいから走り続けるランナーの意地のはずが・・歩きが入ってしまいました。
いかん少しでも走らねばとスタートするのですがすぐに止まる。
ちょっと歩いてはしばらく走るが、ちょっと走ってはだいぶ歩くの最悪です。

人々を困らせましたでなく、困ってるのはわしじゃ!!!と一人つっこみ
こんな状態の繰り返しでようやく50K地点まできて 5:50 
下りで時間稼ぐしかありません。
脚を残すなんて余裕はなし、とにかくガンガンです
この下りは、前回の日光のときのいろは坂下りが走れなかった状態からくらべると
膝の痛みもサポータでなんとか持っておりずいぶん楽でした。



道は台風の影響で荒れておりますが、直前までスタッフのみなさんたちが道路整備を
してくれここまでになったそうです感謝であります。

下りはキロ5分くらいで行く予定が追い込めず・・貯金までまっていけず 負を背負ったま
途中の和佐父峠上りに入ったとたんまた歩きが入る。
赤いシャツきたお姉さん何度も途中会うのですが、上りでかならずコツコツ走りで
置いていかれます。あんな走りをせんとあかんのですが・・・脚が、いやメンタルか?
続きません。
峠を越えたら一気に下りドロップバックのある射添73.3Kです。
通常はここはさら~と通過するのですが、今回は少しでも軽くとここで
後半のジェルを補充です。座り込んでしまってやっているためやはり5分くらいロス。

そしてスタート。少し先を右に曲がりあとは登坂、 但馬大仏・長楽寺を目指す。
しばらく走るとふと見たゼッケンに愛媛と書いてある女子さまの背中が見えた。
ゼッケンにまみちゃんと書いてある。すれ違うときご挨拶したら
あれ~とさまの笑顔。
なんとなんと隠岐の島の中間エイドで応援してくれたあのMちゃんでした
そのまみちゃん、登坂しんどいはずなのに平気で走ってあがる
これはお付き合いせんとあかんと引っ張ってもらい回りは歩きばかりのランナーをしり目に
長楽寺までついに走ってあがった。まみちゃん恐るべし
が、坊ちゃんは心が弱っているためトイレに回避しあとからおはぎコーナに到着。
とても、2個は食べれず1個も無理な・・でもたべたい。
と、まみちゃんが半分こしましょうと ナイス提案をしてくれ 半分こ。
おまけに、2ショットまで 
ありがとうございました。唯一のこのレースの記念となる写真となりましたです。



そこからは、かっこよく お先にとお別れして走りだしました。
が・・・長楽寺75Kから80Kまで一気に300Mまであがる登坂。
しばらくは耐えて走っておりましたが・・・脚がまた止まる
歩きが入ります。・・・と 後ろからお先にと明るい元気な声が
横を通過した。なんと、まみちゃんです

なんという強い脚・・この坂を走ってあがれるんですか!!!!
頂上付近のあけぼの山荘(81.1K)にようやく到着。
ここはカレーエイド、これは食べとかんとあかんといただきさらには
通常ならいろんなところに置いてあったはずの白バラコーヒ牛乳
ここにきてようやく発見しました。むろん、2杯いただく。
と奥に まみちゃんがカレーを食べ終えて 再びお先にと 元気よく走っていかはりました

坊ちゃんも食べ終えてスタート。
ここから5キロ以上下りが続きます。飛ばすしかなし。股関節に痛みがあるもののいけるとこまで。
まだなんとか100Kの関門を通過することをあきらめてはなし。
下りでようやくまみちゃんに追いつく。お先にいかせてもらいました


85キロ通過が10時間ちょい
ゆるい上りとのこり10キロの峠越えで100Kの11時間45分の関門
15キロを100分ちょい まだがんばれるかな・・・と思いつつ
いや関門のタイムで入ってものこり20Kをとても2時間15分で折り返ってなんかこれない。
もう間に合わないよ・・と悪魔のささやきがどんどん大きくなる。
あきらめたようなあきらめてないような気持のまま走り続けて一二峠(ほいとうげ)
のぼり初め地点 これが110Kの折り返し地点でもある。
折り返し地点で、スタッフのおばちゃんが まだいけるよ、帰っておいでよ!!
エールをくれた。

坊ちゃんかなり心がもう折れており、「いや顔もみたくありません」
と返しました。そんなこと言わんととさらにエールをいただく

95K地点までののぼりやっぱり走ってあがることできずここでも歩きが入りキロ6分では無理。
峠の頂上からは100K関門(通常はゴールですが)までは下り坂です。
上りを歩いたので、どうあがいても関門には無理みたいである。
それでも、最後は追い込んだと自分に言い聞かせるために
もう間に合わないとあきらめたゴールドゼッケンのランナーが歩きやらゆっくりと走っている。
ここで刺しても順位なんかないのですが・・・それでも走り続ける。
と、折り返ってきたうえぴょん師匠、そしてとんちゃんとすれ違う。がんばれ!!とエール。
(自分はがんばりようがないのですが

11時間52分29秒  7分ほど関門閉鎖より経過して
のゴールとなりました。


間に合わないとわかっていても、残りをどうやって走るか その経験をこの大会で学びました。
ゴール写真も完走証 もないのです。 あたりまえなのですが・・・
それでも 記録書(100K地点)はいただけました

振り返ってみて、前半の走りですでにだめだったみたいです。
ではなぜ前半でだめだったのか?・・・上りを走りきる力がなくなったのか?
最初の下りをもう少し脚温存しとけば・・・などなど 
とにかく昨年の走りはです。今どうやって走るか!!
今から何をするか!!
21日の壱岐の島でなんとか 少しは満足に走りたい。

勇者の道は遠い遠い道とわかりました。

でも、村岡ダブルフルはコースえげつないですが何度きてもほっこりとする
すばらしい大会でした。さて、来年 は? ゆっくりと考えることにします

PS 追伸
  勇者のリストをみておりましたら なんと最後のランナーの名前に見覚えがある。
  萩往還250キロ途中でお会いし挨拶させてもらったブロガーさんです。
  萩でもきっちり最後まで粘ってゴール。今回もぎりぎりでゴール。
  何が、坊ちゃんに足りないのか?  龍ちゃんのブログから成功の秘訣はここにあるような気がしました。あきらめない気持ち 













初めての 5キロ TTに 地獄をみた

2017年08月14日 | レース模様
ニンジニアスタジアムにて、人生初のタイムトライアルでした。


19時に坊ちゃんの組スタート。
出走 5人予定が、DNSでたったの3人。
男子2名、女子1名。
もう一人の方は坊ちゃんとよく似た年齢?

さりげなくその方がキロ5でいきたいな~と言うので
坊ちゃん、私が引っ張っていきましょうと。
いらんこと言うのでなかった( ;∀;)
地獄を味わうはめに

号砲とともにスタート。と・・・二人とも坊ちゃんの前にでて
ガンガン飛ばす ( ゚Д゚) 思わずええええ!!と悲鳴となった。

時計をみる・・キロ5なんてとんでもない、4分半ちょい。

レースペースよりも速いし、こんなスピードで走ったことないし。
が、この二人の背中に必死でくらいついていく。
女子はがんがんその前を行き、距離があく。
男性が必死で追っかける。
なんか、悔しいから必死でその男性の背中にはりつく。

トラック12周と半分の5キロ。うまれて初めてのタイムトライアル。
むろん、5キロの距離そのものも。
辛い~ひ~ひ~

ラスト5周か4周、誰も給水をとらないが坊ちゃんだけ姫様手渡し給水をとって
(きっと、こんなシーンは最初で最後のはず

勢いで男性の前に出た。


Kコーチから頂いた貴重なシーン

少し離した?かなと思ったら、すぐに背中から足音と息遣いが張り付いて離れない。

逃げにかかる、何がなんでもぶさいくな刺される・・はなし

必死で逃げつつ、女性に近づく。

女性のペースが落ちてきたのかしら。
女性のコーチ?のKさんから、ゴールの位置あたりから指示が飛んでくる

だんだんその背中が近づく。


残り2周くらい女性を刺した。

すぐ後ろにいた男性も刺したもよう。このままラスト1周の鐘がなる。

後ろから刺しにくる男性を感じる。

必死で逃げる。

最後の直線・・さらに追い込んで逃げゴール。
すぐ後ろ、男性が入った模様。
危なかった

なんでこんなにむきになるんでしょう( *´艸`)

トラックを走るバトル、初めての体験 &5キロの地獄も体験

そのあとの、姫さまのバトルも壮絶でした~

男性にサンドイッチされ最後これまた数周でぬけでてゴール。

このあと、リザルトをみたのですが・・もう一人の男性の方?
はて、どこかで見た名前。

確認したところ 年代別ランキング(同じ年齢) 坊ちゃんより上位にいた!!!

こともあろうに、そんな方に 引っ張っていってあげましょう なんて生意気なことを言った。
穴があったら入りたい心境です

でも、しっかりお顔インプットしたので 地元愛媛マラソン大会 来年こそ 
なんてひそかに 誓う

さらに驚くべき 恐ろしいことが判明
 女性は、今年の愛媛M 3時間21分台 
 坊ちゃんの過去の自己ベスト 
 
 さわらぬ神に祟りなし  




 前半バトル模様

後半バトル模様

神戸24時間マラソン  走れなくなったら そこがゴール

2017年08月06日 | レース模様
昨年はおサル師匠のお誘いでうえぴょん師匠と参加。
24時間あれば150キロくらいいけるいけるとなめてかかり100キロ12時間ほどでギブアップ。

今年は師匠たちは不参加と判明(*´∇`)ノ
昨年お世話になったラン友やっちゃんたちのリレーマラソンチームに今年もお世話になれることになり、
村岡対策で参加を決意。

このチームのKコーチも初シングル参戦とのこと。
9時くらいに現地到着すると、元気に動き回っているやっちゃんを発見。
朝早くからテントやらすでに設営完了m(_ _)m

1年ぶりの再会に盛り上がる。
ご病気で退院してまだそんなに日がたってないのに、自ら24Hリレーマラソンを走りつつ
シングルの部のKコーチと坊ちゃんのお世話をやってくれと
さっそくに記念撮影を


続々と24H参加のお仲間さんたちが勢ぞろい。
にぎやかで、楽しく走るの原点ここにありのみなさんです。
今から始まろうとしている想像もしなかった坊ちゃんの辛い走
その中をみなさんにどんだけ元気をもらったことか

20名近く全員そろって記念写真。
おじいさん1名若者の中にまじって申し訳ないですが介護老人と思って




8月5日(土曜)正午スタートです。 24時間でどれだけ走れるかを競います。

1.7K周回・・通常のレースと違い とにかく自分との闘い メンタルの強さがものを言います。
人と競争でなく、最後まで走りきること、たとえ歩いてでも24時間闘い続ける大会。

気温は30度超え、周回ごとにかぶり水、そして昨年の反省 給水とりすぎて胃をやられ
それでもさらに給水を取り続けてダウンしてのリタイア。

最低でも2周まわってからの給水とすること。
美女さまたちのエイド立ち寄りごとに、うちわで風をいただきながら
何をのみますか?と 至福の接待エイドは味をしめたらやめられません

できるだけ、今回はゆっくりと座り込んで接待を受ける回数を減らし
  (やっぱりうけるんかい!!)

そのために、水筒と補給食ボックスを持参しテント前のテーブルに置かせてもらった。
立ったままいただけるんです。
それでも、水筒の中身が減ってきたら、すぐに補充をしていただける。
それもお好みで(笑) 甘えて、水とスポドリを半半でお願いをする。

何か買っておきましょうか~との注文に、今年もお願い。
牛乳、コーヒー牛乳、アイスコーヒ を特別に用意してもらいました

これだけちゃんとお世話になり準備万端なはずでしたが・・・
昨年はスピードあげたりさげたりしつつのほぼ自滅の走りやったので
今回は心拍数130~140くらい ペースは6分~6分半くらいでゆっくりのラン。
とにかく脚を温存です。



貴重なKコーチとのラン2ショットであります。お宝写真にいたします(^-^)/


気温は33度くらいが続くも、かぶり水、給水でしのぎ順調かと思われたが・・・
徐々に左脚膝の少し上の内側が痛み始めた
日光ウルトラのいろは坂の下りでまったくスピードでないとき・・
その症状がこのフラットなコースで、それも10Kあたりから少しずつ痛みが大きくなってくる。

ロキソニンを投与したものの1時間たっても効果がない。
どんどん弱気が増長されてきて、大ごとにならないうちにリタイアしようと決意。
近くを走ってお話していた年配のお姉さまに、痛みが収まらないのでもうリタイアしますわと言うと
優しくアドバイスいただきました。
まだ始まって数時間しかたってないのに、やめるのはもったいない。
ゆっくりと休んで夕方涼しくなってから判断しても遅くないよ~と

その通り。いつも人に言ってるセリフですが、がつーんと心に響く。
テントまでようやく戻る。
膝上が痛いのでしばらく様子見で休みますというと
心配してくれ、お大臣並みのお世話(お大臣のお世話をようしりませんが
もうこのお世話受けただけでここまできたかいがあると思ったくらいです
ちゃんとアイシングしておりますよ( =^ω^)


そんな中、お猿師匠が応援に駆けつけてくれました。m(_ _)m



夕方少し涼しくなってきたので、ゆっくりと再び走り始めました。
予定では、夜涼しくなってから距離を稼ぐ作戦。昼間は少なめでよしと。
膝上の痛みは、アイシングし休んだおかげか 少し和らいできたみたいである。
だましだまし走れそうである。
テントの前を往路と復路の2回通過 そのたびに仲間のみなさんが、坊ちゃんがんばれと声をかけてくれる。

さらに、Kコーチとはすれ違うたびに ナイスランと笑顔でエールをくれる

ぼっちで参加した大会ですが、この大会が一年で一番 熱い応援をいただける 幸せな大会でもあるんです。
だから、きっと今年も 辛いはずなのに エントリーしたんだと

夕方には、主催者側からのお弁当が配布される。
シングルの人たちは自分でレース途中とりにいかねばならないが、サポートやっちゃんたちが
まとめて調達してくれるので 坊ちゃんは走りに専念できる・・ほんとに感謝。
昨年は、給水しすぎ 弁当が食べれなかった。今年はしっかりと完食です

2時間ほど走って 膝の痛みが増してきたのでまた長時間休みに入る。
汗でびっしょり ゼッケンを新しいウェアーに付け替え、ランパンも履き替える。
さっぱりしてから、用意していただいた簡易ベットで休ませてもらいます。

23時くらいに再びスタート。この時の走行距離は約50K となっていた。(掲示板にて)

休みをいれながら、深夜、そして朝~の2部で50K なんとか昨年並みの距離をがんばろうと決意

念のため、ガスター10と ロキソニンを投与。

これ以降、薬が効いてくれたのか痛みが若干和らいできた。
やめないでよかった~ほんとに あのお姉さまに感謝

あのお姉さまは ず~と脚をとめずに歩き続けている。
追い越すごとにエールを送らせてもらいました。

シューズ内はかぶり水というよりは汗でびっしょり。
肉刺防止のために長期休憩ごとにソックスを交換です。
暑いのでそこそこ乾くため 持参した3足 フル回転でしのぐ。
むろん、ウェアーも同様。
気持ちよく走るために、多めのウェアー持参は必須です。
昨年うえぴょん師匠が持参していたハンガーに 今年は坊ちゃんも持参し
このおかげで 服乾かせましたです

深夜は楽なので、基本2周から3周に周回を増やしてからの給水 で距離をのばせました。
真夜中30キロくらいは走ったような気がします。

午前3時くらい 膝上痛みがまた大きくなってきたので長期休息に入る。
午前5時目覚め・・空が白んできて気温も暑くなってきた。

再びスタート。走っているうちにセミの合唱が始まる。
この声を合図にさらに気温があがってきたような・・

しばらく走って、エイドで給食、給水。

そして再びスタートしたが・・どうもお腹の調子がおかしい。
トイレに立ち寄る。下痢である。

トイレをでてさらに100Mもいかないうちにさらに次のトイレに飛び込んだ。
どうもおかしい~ だんだん走れなくなってきている。脚に力が入らない。
半周くらい・・ついにまったく走れなくなり歩きはじめる。
熱中症か? レース途中で歩くのもままならない経験 いやな予感。

それでも通常は少し歩いたら走れるようになるのだがまったく走れないいや
それ以上に歩くこともつらい。痛いのではない。脚が前に行かない。
それでもなんとかトイレ近くまできて再びトイレ。強烈な下痢。

エイドまで戻ってきた。吐き気もでてきてなんともならず・・・。
リタイアが再び頭によぎる。

お姉さんアドバイス・・ちょっと時間をおいてみる。
2時間近く横になり 再び起きて・・・体に力がはいらない

午前8時 ついに諦めました。これ以上は無理したらあかん。
事務局の迷惑になるようなギリギリはしたくない。
テントのみんなにも迷惑をかけたらあかん。
まったく胃が食べ物を受け付けなくなっており
最後まで走りきれる体力がないと判断。

何より、無事に家までたどりつける体力を残しとかなあかんのです。

シャワーの準備をして大会本部まで行きチップを返す。
本部の方が もう少しなのに・・と残念がってくれましたが
このまま正午までまってゴールに飛び込むことは可能だが
(チームのみなさんもそうやって勧めてくれましたが)
走れなくなった時点でもう坊ちゃんのレースは終了です

17時間26分14秒 46周 82.8 Km

チームみなさんが、心配してくれその気持ちに本当に感謝です。


そんな弱気でへこんでいるときに、よれよれになったKコーチがテントに戻ってきて
足の手入れ。
頭薄いのが坊っちゃん( ≧∀≦)ノ

びっくりです、かぶり水の影響で両足裏がふやけてしまってまっしろのよれよれの皮、
いつ破れてもおかしくない。そんな状態でも、テープだけ巻いて
再び走りだす。指先がちょっと痛いだけと言っておりましたが
肉刺でいつも苦労する坊ちゃんには そのつらさがようわかります。
ものすごい精神力をもってる Kコーチです

今日そのKコーチが 最後まで完走し 7位の報告(なんとほぼ170Kですと
やっちゃんから届きました。

そして、全員で祝う感動的な動画も。その場にいれず残念でした。


9時すぎに、一人お先に会場を後にした坊ちゃん。

走ってないメンバー全員がお別れ記念写真をと撮ってくれました。


さらに駅に向かっているとこまで見送ってくれました。



こんな熱い人たちと一緒に走れた この大会 辛かったですが 楽しく走るの原点
また来年もおいでね~とみなさんが声かけてくれました


泣いてまうやろ~ 
   また来年みんなに逢いたいやん!!
 




PS 大事なこと書いておかねば。
 
 大会運営者のみなさんは、ほとんどの方が坊ちゃんより高齢者の方ばかりです。
 そのみなさんが、24時間いやそれ以上の前と後の時間 この暑い中を
 お世話してくれました。
 ありがとうございました。






日光100Kウルトラマラソン 走れども走れどもゴールは遠し( ;´Д`)

2017年07月21日 | レース模様
楽しそうなコース案内は、いつもリンクさせてもらっている黄門さまブログにて
補足ですが、坊ちゃんより少々年上の黄門さま、なんとウルトラここで5連戦それもほぼ毎週です。


今回のレポートアップ のびのび・・大会以外の旅は満喫しまくりでしたが
肝心のレースはさっぱりでした
通常はわりとコースを学習してるのですが、このコースはいろは坂を40Kくらいまでに
上っておりる~あとはほぼフラット。くらいの認識。
途中の見どころポイントもよくみておらず、とにかくひたすら100Kを走り続けるべし。

朝1時起床し、同じ部屋のうえぴょん師匠とM野さんと3人で昨夜仕込んだ食糧食べながら準備。
スタートは4時半。
2時半くらいに宿をでて暗い夜道を前日下調べした場所(結局道がわからず行きつけませんでしたが
駐車場を目指して歩く。真っ暗なので、うえぴょん師匠持参の灯りに助けてもらいました。
反省・・これからは、ウルトラグッズにヘッドライトを常備しとくべしです。
3人に昨夜11時過ぎに都内から宿につきこの時間に宿をでる(滞在時間3時間)の兄ちゃんが
一緒に行きたいとのことで4人で目的地へ。
広い道路からすこし左へずれた道に行き・・と、前方でうろうろと迷っている感じ。
ちょっとうえぴょん師匠の前を歩いた坊ちゃん・・いきなりぼっちゃん水たまりにはいる
ここでもうシューズ内 アウトです。
他のみなさんはこれをみて濡れないようにくさむらから回り込んで通過
そんなこんなで30分近く歩くと車の出入りしているのが見える。
ようやく目的地に到着。と、すぐにシャトルバスに乗車でき発車。ロスタイムなし

参考までに、少し遅く宿をでた女子チーム2名はなんと到着したらシャトルバス終了ですと言われた
車できてる方も同様の目に。
最終バスの時刻案内特に記載しておらず・・・結局車でこられた方に同乗させてもらい
スタート会場近くの駐車場を案内されたそうですが、心情お察しします

スタート会場に到着し、体育センター内で時間つぶしてからスタート地点へ集合。
雨はさきほどまで降ったりしていたがなんとかやんでくれてほっとしました。
が・・かなり湿度たかし。

ちなみに、最低気温18度から最高気温25度。100K完走率は 男女とも70.8%

1600人ほどの100Kランナーが4時半一斉にスタートです。
体調的によくない状態(左膝、足首はサポータでがっちり。左足はしびれはいまだ治らず状態。
腰にも違和感ありなので、いろは坂対策に腰ベルトを装着)
よくばらずに、真ん中あたりから、ゆっくり走り始める。
どんどんみなさん抜いていきますが、マイペース

頭の中にあるイメージは、30K付近までとにかく上り高度300Mから1500Mまでをあがる。
しばらく走ると、日光杉並木の中にはいる。
けっこう凸凹の土に足首と膝に衝撃がきて ペースはあがらず
抜けたと思ったら次の杉並木は石畳の凸凹 さらに追い打ち
湿度はぐんぐんあがっておりサングラスは曇り状態
ちょっと危ないモードになっている心身を感じる
当然ペースがまったくあがらない。

やがて広い通りにでてゆるい上りはさらに続く。

さらに追い打ちをかけるように、歩道を走ることになる。
この歩道の段差が脚にこたえる
ただでさえ堪えるのに、知らん顔して車道を走るランナー
イラッとしながら、人は人 ルールを守るべし。
この先いろは坂は歩道ないため車道1車線を走らせてくれるが
それ以外は大半が 段差のある狭い歩道である。
スピードランナーたちはどんどん車道を走って前をいく。


20Kあたり、うえぴょん師匠の声が背中から聞こえてきた
えらい遅いやないのと
そう言いながら軽快に上っていきはりました
追っかけるような体調ではなし、ひたすらマイペースでいくしかない。

いろは坂に入りようやく気持ちよく(ゲキサカではあるが)
上れる。この大会でいちばんの難所でありかつ爽快なコースだった
どんどん上にのぼり、1400M頂上あたりまでくると気温が下がり強風もあり
中禅寺湖畔を走り折り返す・・冷えた汗にふるい上がった

この寒さをがまんしつつ しばらく走ると 今度はいろは坂下りのゲキサカ
ここがいちばん脚、腰にこたえる
本来なら、がんがん下りを飛ばし 帳尻あわせをするはずが
痛みでペースを抑える、さらには急なコーナの連続で直線距離は短いから
スピードにものれない 耐えて耐えての下りとなった。

同じ激沈Tシャツを着ている男性に上りで刺されたが下りでなんとか
前にださしてもらった。

下に降りてくるほどに気温は上昇しぺーうがさらに落ちてくる。
こうなると、4~5キロ間隔のエイドの給水だけを頼りにしてると
脱水ぎみになり喉が渇く
作戦ミスです・・・小銭を一切持参せず作戦。
隠岐の島でまったく自販機なんか活用しなかったし、私設エイドがいっぱいあり
給水にことかかなかった。
ボトルをもって走っている人のうらやましいこと。
また、自販機で買っているランナーさんによっぽどお金を貸してくれませんかと
お願いする妄想まででてきた。
50キロあたり、通常は涼しいうちの貯金を作る作戦がここで5時間半ほどかかっている。
貯金なし・・でいくら後半フラットといえども11時間以上はかかりそうな予感。
できれば11時間切りだがこの体調ではそれもかなわず・・
今できることは、ここまで走り通してきたのだから 目標は走り通す!!
 ランナーの意地のみ

単調な道路で、キロ6分くらいで走らなあかんとこなのにキロ7分も危ない!!

日光江戸村入口この先がエイドらしいがもうがまんできず
私設エイドさんがコーラをだしてくれていたのでかけよりもらう
江戸村内では役者さんやらにゃんこの着ぐるみ(マロにやんが大ファンらしい
がハイタッチでテンションをあげてくれるが 手を軽くあげるくらいしかできず
さきほどの私設エイドのお姉さんたちにお礼をいって先に進む。

もう 給水が4キロ~5キロごと この暑さでは拷問・・

70キロあたり 鬼の絵の急な階段が目の前に現れランナーの意地と
ひたすら走ってあがる。


とんちゃんFBからお借りしました

鬼の絵・・・あとで皆さんから話をきいて発覚。鬼怒川・・鬼が怒った絵
知らない間に名所通過でした
もう前に進むことしか頭は活用しておりません。

そこからさらに進むと、もう何十年も前に家族で訪れた東武ワールドスクウェア入口に到着。
これもまた、私設エイドのお姉さんが角にいてはったので給水をいただく
奥にどんどん入って折り返すと公式エイド・・ここでもいただく
もう体は脱水ぎみで 給水をみるとがまんできずにごっくんごっくん状態です。

ここからが辛かった・・6キロも給水区間なし

どれだけ辛かったか・・・・もうここでやめたい、眠りたい・・弱気がどんどん脚に
ではじめついにキロ8分ペースに落ちてます。
ただひたすら、ランナーの意地のみで進みます。
コース向こう側にはランナーが走っている。なんであそこを走っているの?
一度あそこを走ったんだっけ?と もう頭が回転しておりません。
幻覚でないことだけはたしかです。


残り15キロあたりで、いつも追い込みでつかうジェルメイタンを投入したら
少しだけ脚が軽くなった・・気がして7分前後までペースがもどったが
それもついに効果なくなりラスト5キロあたり再び体に鉛が入ったように重い
ゴール直前だけは、必死で追いこんで作り笑顔で 飛び込みました。

完走メダルをかけてもらう・・と
なんと超ミニ着物姿のお姉さんが かけてくれました
なんでこんなサービスがあるんでしょ。 ゴールできていちばんよかったと
思った瞬間でした


ウルトラでこんなにしんどかったのは久しぶり。
よくま~ゴールできたもんです。

もうしばらくは、ウルトラおなかいっぱいであります



参考 (笑)










6.18 隠岐の島ウルトラマラソンに感動・感謝・追走 物語

2017年06月18日 | レース模様
6.16金曜夕方広島入り
 カープファンの赤・赤・赤が駅にわんさか
 初めてみました~ 応援パワー
 そして、カープ通りなんぞあることも

6.17土曜日 広島駅前新幹線口に7時15分までに集合。
3回目の集合経験ですが、今回も予想どおり集合場所に
ちゃんとガイドさんまっていない
JTB側が我々に指示したと言ってる場所と、ガイドさんが
聞いている場所と違う
4回目 果たして・・・来年に期待しましょう

ツアーバスには12名乗車です。

11時過ぎに西郷港到着。
今回は、船が出発するまでに 鬼太郎ロードをたっぷり堪能できました。

船到着後、前日入りしているうえぴょん師匠と合流し受付へ。
そこで、うえぴょん師匠のラン友さん Yさんを紹介していただく。
この方、昨年 武庫川ユリカモメ70Kで ゴール約1キロほど手前で刺され
どんどん引き離された実力者。年齢はうえぴょん師匠と同じくで
60歳以上の部 だんとつの1位に一番近い方 

3人で記念写真撮っていただきました

旅館へ移動。
M旅館・・娘さんはがんばっているのですが
いろいろあり・・次回はパスしたい

スタート会場近くでロケーションはめちゃええんですがね


6.18日曜 朝2時すぎにうえぴょん師匠は外へジョギング
戻ってきて3時に朝食です。

4時、会場へ歩いて移動。10分ちょいで到着です。
ランナーは500人くらいでしょうか この人数の少なさが好きです~
会場付近は、恒例のMCさんのおしゃべりでいやでも盛り上がります。

わりと前のほうでうえぴょん師匠と一緒に位置取りし 5時スタート
空は雲がどんよりかかっており空気もヒンヤリ。
予報は晴れなので、涼しいうちに距離をかせぐべし。

いでたちは、左脚に不安 
上から、ハム用のサポータ、膝用サポータ(その下は膝テーピング)、
足首も痛みありなので足首サポータ。あわせて、右ひざもムカツクで
痛みはしったので安全のため膝テーピングを実施。
そして、ガスター10とセットでハムの痛み止めとしてロキソニンも投与です。






5時スタート マイペースを心がけること・・と、うえぴょん師匠の背中がどんどん
離れていく

身体があったまってきて少しペースあがってくると
徐々にうえぴょん師匠の背中が目にはいってきた。
さらに近づこうとしたらいきなり左にそれてトイレに行った。
2個あり、左側には女性が入った。うえぴょん師匠右側のトイレのドアノブを
とってドア開けたら・・オーマイガー男性が小用してた
小でよかったこと(笑)

声かけられず・・先にいかせてもらった。

25キロあたりからだんだん上りがきつくなって35キロ手前までの約10K 高度250Mまで
ひたすらがまん。
こののぼりで、後ろからすい~と Yさんが抜いていった
さすが
追っかける脚がないです。
誰一人歩く人はいない。 ウルトラマニアばかりです。

Yさんの背中をみながら上っていると、これまたYさん右側にそれてトイレタイム。
これまた、お先にいかせてもらったが・・・
トイレから出てきてすぐに抜かれてしまった

どんどん上りで抜かれていくそして下りで追いつく
ただし、下りはまだ先が長いのでペースを抑えながら脚を残す。

48Kあたりのレストステーションもう少しの位置
大きな道路にでてひたすら走るのだが、隠岐の島のすごいところは
かなり幅広い歩道があるが走りやすい車道を走れる
車そこそこ通過するがランナーに気を使ってくれる。
車道をストレスなく走れること・・これこそ隠岐の島
沿道応援のおばあちゃんたちは、ゼッケンナンバーから名前を調べて名前を
呼んでくれる。
あげくには、愛知からきた坊ちゃんがんばれ!!のエールが飛んできた
大きな声で返答 愛知じゃない愛媛です!! と県知事の宣伝ポスター
通りのやりとりも

そして、Tシャツロゴをみて 激沈がんばれーとも(笑)

もうこのあたりでは、前後数十M以上ランナー間隔があり辛さが一段と堪えるので
沿道応援がありがたいです。

左の脇道にはいりアップダウンを1回するとアナウンサーの声
ようやくレストステーションです。
ここに入ってきたとたんに、すでに中間荷物を持ってきてくれている
見事な連携プレーです。が・・・荷物はとらずでお礼を言ってさらに脚を進め
ランチタイム 目指すは、カレーです。
1週間前には、まったく食することができなかったが 今回は食欲あり

カレーコーナへ行き注文。と・・・女性が近寄ったきて
坊ちゃんさんですか?と。
見知らぬ女性から名前を呼ばれ・・坊ちゃん興奮
ランナー姿でなく一般応援の方みたいですが・・

お話きくとびっくり。愛媛から女性ランナーさん5名参加のうちのおひとり。
松山のラン友さんたちからウルトラ練習でよくお名前聞くM野さんではありませんか。
スタート会場で、ゼッケン番号記憶していき ご挨拶しようと思ってたのですが
ついに見つからず。どこかでお会いできたらと思っていたらまさかの こんな
形で初ご挨拶するなんて

カレーがつがつ食べながらで恐縮でしたが・・M野さんお気の毒に
数日前に脚を故障してしまったそうで
でも、お友だちも来てるので応援マラソンバスでここまできたそうです。
10分くらいでしたが、食べながらの談笑を

お別れして出発 が・・・10分で筋肉が固まった
併せて、お腹パンパンで さらに脚が前にでない。
ここからしばし・・・川沿いを進むのが一番辛い。

さらに、気温がどんどん上昇してきて 体力をうばってくる。
応援も川沿いと山道で少ない。

しかし、数キロにひとつあるエイドでは 水もスポドリもかぶり水も
氷でキンキンに冷やしてあり エイドのたびに気合をいれてもらう。
エイドの少し前で、高校生の先行部隊がゼッケンを確認して
エイドのメンバーに大きな声で伝える。

よれよれになりながらエイドにたどりつくと、スタッフみんなが
坊ちゃんがんばってくださいと エールをくれるんです

どのエイドでもこの状態です
そのたびに、エネルギー注入してスタートできます

と、60キロあたりから 高度150Mクラスの山 のアップダウンの連続コース。
ようやく身体がこなれてきたころに いよいよ中盤の 粘り、がんばりを
試されるコースです。 そして、11時30分にスタートした50Kの部
そう、あの川内選手が 独走で後ろからひたひたと追い抜いていく区間でもあります。
どこで抜かれるかが、その年の自分の実力を知ることになるのです。

その前に・・・そうあのとっくに前に行ったはずの Yさんがとぼとぼ走っているでは
ありませんか
暑さがきつくなってきたので体力を奪われたみたいです。
エールを送ってお先にいかせてもらう。

ブルーのシャツを着たお兄ちゃん、きれいなフォームでたんたんと
前を走るので横に並んで 声かけさせてもらった。
ウルトラは5回目だそうです。フルは3時間ちょいとのこと。
だからですね~ほんま、きれいなフォームでした

このあと、のぼりで置いていかれ 下りで背中につくを繰り返し
よくにたペースで進んでいく。

途中のエイドでも、サプライズでした。
ぜんざい(餅二個いり)をいただいているとこれまたM野女子さまが登場。
びっくりです。餅を食べながらのご挨拶でした(笑)
元気を再びいただきました

80キロあたりからほぼフラットな道路に入るが なんと前後誰もランナーがいない
ひたすらもくもくと走る。第三の試練です。

暑さに頭がくらくらしてくるが・・エイドの白いテントをとにかく頼りにがんばる。
途中私設エイドでは、冷たい飲み物を配ってくれ オロナミンCをボトルごといただけた。
またある私設エイドでは、飲むことも食べることもできないので元気だけもらいますと
お断りしたら ではこれ持っていき と 氷砂糖をラップにいっぱい包んで渡してくれた

さらには、私設エイド 煙がたっておいしい匂い
なんと焼肉エイドを設営 これは、ごちになっとかなあかんと
立ち寄る。が・・・口に放り込んだもののいくら噛んでも 喉を通過しない
走りながら飲み込めない。 申し訳ないですが、道の肥やしにさせていただきました


いよいよ隠岐の島空港のあるでっぱりの最後の拷問10K(高度100Mあがり小さなアップダウンが続く)ののぼりに入る。

ず~と前後していた女子さまがこのあたりからするする~と前にでた
びっくりです。坂道をがんがん上っていく

とっくに先に行ってると思ったブルーのTシャツ兄ちゃんがその先に見えてきた。
その兄ちゃんも、女子さまが抜き去った

必死で追っかけ始めたが離れていくばかり・・・あきらめてマイペースに。
途中で親子の私設エイド 冷たいタオルをお父さんが走りながらランナーに渡してくれ
拭いたころを見計らい、息子さんが並走しながら受け取ってくれる絶妙のコンビネーションで
ランナーさんたちのお世話 感激です。

脚をつった50Kの上位ランナーさんを、お父さんが がんばれとエール送り
タオルを何枚も渡しお世話する感動のシーンも拝見いたしました。

これでもかとこの辺りは、アップダウンが続く。
岬カフェの幟が見えた。これですこれです。このあたりで、冷たいコーヒやらあったかいコーヒ
食事を提供していただける名物私設エイドです。

前回は、このエイドを期待して 途中のバナナを食べずにきたのですが・・エイドがない
ガス欠になってしまいふらふらでした。
今回は、その予防で 携帯ジェルはきっちり持って走っております。

むろん、立ち寄らせていただき 冷たいコーヒをいただきました
元気をもらい、踏ん張って坂を上る。
残り3キロほど あの女子さまの背中が目にはいった

その前に、ブルーの兄ちゃんがかなりよれてしんどそうにペースダウンしたのか
坊ちゃんが追いついた。
あと少し、ここからは気合だけですよ。がんばりましょう!!と
エールを送った。

下り続きで一気に追い詰める 背中10Mくらいまでに張り付き 刺そうとするも・・・
距離が詰まない
これは速い!!!! ここにきて、まったく速度が落ちない。
キロ5分台で追い込んでいるのだが

残り500Mを切った。 もうほんの5Mくらい そのままの距離で
いよいよゴール手前ののぼり坂 
ここでも一気に女子さま押しあがっていく
差はまったくつまらない。
ゴールが目にはいり直線コース・・ つまらないまま女子さまゴール。
女子さまが飛び込んで落ちたゴールテープを拾ってもらいまっすぐになるのをまって
ゴールに飛び込んだ。
サブ10は50Kあたりから貯金が余裕なく無理と判断し、10時間半を目標に切り替え
必死でこの女子さまを追っかけたおかげで10時27分のタイムでゴールとなりました。






と、そのあとすぐに あのブルーの兄ちゃんがゴールしてきた
二人のバトルに、後ろを必死でくらいついてきたそうだ。
ありがとうございます~と感謝、握手されました
終わってみれば、3人バトル状態やったみたいですな。

そして・・なんとうえぴょん師匠もしばらくしてゴール。
最初のトイレハンディだけくらいの誤差とは

さらに、年代別では 最初に3人並んで撮った写真がまさかの予告写真となりました。
せっかくなので、再度ゴール後 撮り直し






このあと、うえぴょん師匠と隣のプールへ移動しジャグジーでクールダウン。
そこへ歩いて移動する間も、沿道の応援の皆様からお疲れさま~、また来年もきてね~と
声かけてくれました。ほんとここにきてよかったと思える瞬間でもあります。

よく朝は、5時過ぎから5キロほど散歩。
そして、13時のフェリーで隠岐の島とお別れ。
やっぱり隠岐の島のこの大会 いただいたTシャツの背中の文字
「小さな島に大きな感動」 看板にいつわりなしです。
お世話になりました。ありがとうございました~島のすべての皆様に感謝です。
最後の最後まで熱いお見送りいただきました。






PS  道中の素敵な写真は、尊敬するブロガー黄門さまのこちら でごらんください。















6.11 第1回JAL向津具ダブルマラソン(84.39K) これでもか!!の坂三昧

2017年06月11日 | レース模様
またまたやっちまってしまった感のあるレース内容となりました

ダブルフルマラソンの部 エントリー320名 出走284名 完走242名 完走率 85.2%
6時スタート の制限時間13時間 でしょうか 思いのほか完走率高し。
第一回はマニアの集合でしょうね


土曜日に下関入りしカプセルホテルに宿泊。

その日、夕食18時ころ 天津飯大盛をいただく。かなりの量に

からの午前2時にうえぴょん師匠と合流し20分後
24時間うどん屋さん「資」たちよりです。
こんな時間に大勢のお客さんにびっくり

ほんとうはごぼう天うどんが欲しかったのですがラン前にはよくないと
かきあげうどんをいただ。これは迷わず購入→名物おはぎ。

その後、okoちゃんと合流しの現地へ。

okoちゃんの絶大なるだんどりにより、スタート会場すぐ裏の展示会場一棟を更衣室として3人で占領。
スタート直前までストレスまったくなしでした。


着替えてからおはぎを食し、ウルトラの父さまからの差し入れおいしい大福も食し
さらには、180Kカロリージェルを1個。
ガスター10 に ロキソニン1錠を投与。


大会HPより拝借


6時スタート。300人弱ですから、緊張感はなし。

もう、吐きそうなくらいに胃が食べ物でいっぱい(''ω'')
これでこのレースは決まった模様です

萩250で前半コースは承知のコース。
水分はこまめに補給が・・満タンの胃にどんどん水分がたまっていく感じ。
(7ヶ所のエイドステーション、14ヶ所の給水ポイント)

走りはじめは胃が重たい感じながらも、まだキロ5~6あたりで脚は動く。
うえぴょん師匠の背中につく予定が・・お知り合いと談笑しながらゆっくりやったので
先に行くことに。
海沿いを気持ちよく走らせてもらう。
朝早いのに、海岸のいたるとこで 応援してくれてます
前を耳障りバタバタ足音の兄ちゃんたち3人組が走っているので、横通過。
と・・・なんで抜いて行くんや的に 会話しながらペースあげてきた

しばらくはこんな状態が続く。(反省・・すぐに抜かせばよかった
あまりの速いペースにこんなことしてたら最後までもたんと
トイレに立ち寄り時間つぶし。このときは、まだ小のみでお腹はどうもない。
ただ、胃が気持ち悪いだけ。 

22キロあたり、俵島と棚田の絶景スポットみながら島をぐるーと一周し
アップダウンを繰り返し30Kあたり、お腹に異変が・・
このときはタイミングよくエイドにトイレ急降下爆弾投下。

胃が空っぽになりすっきり~
脚は快調に動き 上りも下りもがんがん走れる。
絶景スポット立石観音(38キロ)通過。

ただエイドの給食はまったく食べれないので給水とジェルのみ。
胃が水でちゃぽんちゃぽん的になっている

いっさい食べれない。 ウルトラで食欲がないなんて
初めてのような気がします。

今回もっともみたかった真っ赤な鳥居群絶景スポット元乃隅稲成神社
まできたが・・・横の道路を通過して下って行く
ここまできて、この鳥居を潜り抜けねば意味がないだろうと
横道にそれて鳥居の一番下の段までいき、上りの鳥居群をくぐりぬけた。
急坂に ひ~は~と言いながら
坊ちゃん以外ランナーはおらず 観光客の皆さんががんばれーとエールをくれました

コースにもどりさらに走り・・フル1本(4時間22分42秒) 通過してしばし
うえぴょん師匠(フル1本:4時間25分38秒)が後ろから追いついてきた

一緒に並走できる気力がすでにこの時点でなく先にいってもらう

なんかもうこれで安心したのか、ランナーの意地と走り続けてきたものが
ぷつーんと切れたような気持ちと安堵感

上りもきつくなると歩きが入りだした。

ならば、頑張れることは少しでも上り緩くなれば走るべしの思い
少し走っては少し歩きの繰り返し

上り坂踏ん張っていたがゲストの柏原竜二選手のハイタッチ姿が見えた。

ここが一番難所の激坂千畳敷手前のぼり 
むろんハイタッチしてもらい前に進む。
すると、後ろでランナーさんが質問したらしく柏原選手の声「箱根にもこんな坂ない」
と大きな声が。
そして、かけあがってきてるみたいですが・・無理!!と走ってあがるのをやめた模様です

歩きをいれながらようやく千畳敷。ドロップバックをスタッフさんがすぐに
用意してくれてましたがもらいませんでした。
その先に うえぴょん師匠が待ってくれてました。

カレーがおいしいよと勧めてくれたので、大好物でもありもらったものの
スプーン1杯も食べれない

カレー2杯食べたと言っていたうえぴょん師匠は、さらにうどんを食べてる

あきません完全に胃がやられてしまった。(水分のとりすぎと下痢と脱水との合わせ技?)
うどんも、おにぎりも だめ。受け付けるのは、果物くらい。
せっかくここまできたからと、名物ソフトクリームを食事代わりに
詰め込んでゆっくりスタート。
(うえぴょん師匠は先にでた模様だが追っかける気力もすでになし・・)

あいかわらずのアップダウン。
気力が徐々に衰えて眠気もでてきた。脱水症状こりゃ危ない。
エイドに到着すると給水を後回し、テントの日陰を借りて
地べたに横になり首の後ろに冷たいタオルを当てしばし仮眠。

10分ほど・・少し力が湧いてきた。

たちあがると、隣に女性の人がダウンして座り込んでいた。
同じような症状・・・少し横になって寝たら回復しますよとアドバイス。

だいぶ身体が復活し走る気力が戻ってなんとか前に進められる。
このあと・・・なんにもないわけがないシリーズ復活です

もう、身体の中の固形物はトイレで落としてきたはずがまだ残骸があったのか?
ただ、消費できない水分あいかわらずちゃぽんちゃぽんですが・・・。

お腹が・・・・
到着したエイドにトイレなし。さらに次のエイド・・もなし。
3個目のエイド・・なし
危ない  回のバイクがきたので尋ねると・・ないですね~当分

適当な脇道の草がおいしげる場所探し。
ペースを落とし近くにいた人をやりすごし
後ろからも人がいないのを確認し・・道端にあった大き目の葉っぱ3枚をもぎ取り
側道に入った。

ずぶ濡れになった脱ぎにくいタイツをなんとかおろし・・
ぎりぎりセーフのさらなる急降下爆弾投下。
胃の中がまったく空になるくらいの投下

処理したものの、3枚ではもう一つすっきりとしない・・・
あたりを見回し 大き目の葉っぱ2枚をさらに追加 これですっきり。

もとの道にもどりこれ以降はもう快適。
ただ、固形物が入ってないため体力気力は半減です。

平地に入ると、なんとか脚を休めようと脳に指示をだしてくる。

名護のウルトラで学んだ技。
(基本、ウルトラではお金持たないのですが、今回は学習しておりました)
自販機が目に入ると迷わず近寄り物色。甘い、冷たいもの・・・
缶コーヒをチョイス。もう、至福の時間でした。
この糖分で元気がでて再びスタート。

エイドの生ぬるい水、スポドリが辛くて飲めない。

また途中で、今度はブラックコーヒ。

辛いのぼりでは、なんと私設エイドの方が早いもん勝ちですよ~と
リポビタンDを1本ずつ配ってくれてました。感謝です。

喜んで、いただきました。
これでさらに延命できました。

とにかく、たったの84キロなのに、50K過ぎてからの長いこと。
めちゃくちゃ時間が長く感じました。

アップダウンの数がとにかく多い( ;´Д`)

あいかわらずぬるい給水は、弱った気力と胃には辛いので
さらに自販機でペットボトル水を購入し、飲みながら身体にかけながら口をゆすぎながら
前後誰もいないのぼりで、叫びながら上る。

この後、最後のジェルカフェイン入りを投与。ラスト10キロあたりから
ペースがあがってきた脚となる。
素足ランナーさんやら、何度も余裕でエイドで休んでは後ろから軽い足取りで
刺していったあられちゃん仮装のお兄ちゃんの前に出た。
コースを走っているランナーは皆無。
シングルランナーさんたちがぞろぞろ歩いている横を必死でもがく。
ようやくゴール会場のグランドが目にはいりみんな左折している。

最後のグランド、ゴールはしっかりと追い込んでゴール。

10時間02分07秒

辛いレースとなりましたが、こんな少ないランナーに対して
沿道、お年寄りのみなさんがいっぱい暑い中応援してくれました。
町内会の放送でも、住民のみなさん応援お願いします~と。
そして、スタッフのみなさん700名ほど。
エイドだけでなく、道を間違わないように、いろんなところで黄色のスタッフシャツの
みなさまが立っていてくれたおかげで、安心して走ることができました

この大会、首相の奥様が名誉顧問の冠大会(300人規模にスタート時挨拶いただきました
ですから・・6月の名物ウルトラになりそうな予感がします。(辛かったですが・・
お腹はさておいて、下りをがんがんしなかったこともあり、膝の痛みはでず。

ウルトラ復活第一戦としては、よしかな
旅行かねて、シングルの部でも十分楽しめると思います~
誘っていただいたうえぴょん師匠ありがとうございました。












2017 花の森行脚 今年も楽しく走らせてもらい感謝

2017年06月04日 | レース模様
今日は、花の森ほぼハーフマラソン 大会です。

約350人くらいのアットホームな素晴らしい大会に今年も参加できました。

右ちょんさまの車にのっけてもらい朝8時に出発。
30分くらいでつきました。
恒例の参加賞 鉢植えをいただけるのでチョイス。

9時過ぎ開会式挨拶。
すばらしい競技注意事項でした。
せっかくの自然いっぱいコース、
音楽聞きながら走るのはやめましょう!!

お見事でした
選手のみなさんからの拍手も素敵でしたね

せっかくなので記念写真




姫様の自慢の枯れ枝のような脚もサービスで(笑)


10時スタート
前半は上り基調です。
折り返してはむろん下り基調。
傷めた膝が心配なので、テーピングで膝を固めてその上からサポータ。
スタートは、最後尾に近いとこからゆっくり上る。
まわりは歩いている人ばかりですが、とりあえずランナー
スピードは一緒でも走ってあがります

なんとか走れるめどがたち、痛みも鍼のおかげでだいぶ楽になっており
前半右ちょんさまの背中をずーと追っかけ。
エイドでは、おちびさんたちのお接待
バナナ、パンをいただきました。
こんな小さな大会のエイドでこれほどのお接待ほんとに

後半スタート時点はまったく脚が動かずゆっくり。
ゆっくり下りてたら、M上さんたちダークみきゃんチームと遭遇。
記念写真をエミちゃんが撮ってくれはりますので
村上さんと一緒に2ショット
ランナーなので走りながら・・だんだんカメラから離れていく
走るな!!と怒られましたが(笑)




いい記念写真になりました~ありがとうございます

少し楽になったので速度あげ・・下りとばしすぎたのでペース落としゆるゆる
後ろから永井さんが心配して声かけてくれました。
先にどうぞ~と行ってもらいました。
(姫さまと右ちょんさまは先行でだいぶ前におります)

少しすると再び脚が動くようになったので徐々に速度あげ走りはじめる。
姫さまは、足首が痛いので無理をせずペースを落として大人の走り

永井さん、右ちょんさまの背中が見えてきたので距離を詰める。

エイドで3人が給水。
先に坊ちゃんがスタートしたが

あと数キロ、永井さんのペースが一気にあがる。


追っかけあと少し‥刺しにいことしたらさらに下り激坂(@_@)

まだ永井さんペースをあげた。

必死で追いかける。

背中にくらいついて5M後ろまで追いついたが
もう終了 ・・ゴール(>_<)

昨年は、この逆で最後刺したのですが・・・今年は
さらに進化しておりました 永井さん


写真勝手にお借りしましたm(_ _)m

中央永井さんの満面の笑み ( ≧∀≦)ノ


と・・おかげでこんな楽しいバトル やれました。
(いったい、膝の痛みはどこにいったのでしょうかね


ここまで走れたら ムカツクはなんとかいけそうな予感です。

このあと、お風呂をいただき、お弁当 (参加賞の一部で無料)タイム。
参加料2000円のすばらしい おもてなしレース 
中山町のみなさまお世話になりました。

来年も、絶対きますから~永井さん右ちょんさまとのバトルを楽しみに。

往路


折り返しで10分くらい休憩し復路です~