今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめ、70歳サブ4なんとか維持したいと日々精進
ゆっくり長く走れば強い脚になれる・・信じて。

6.17 第13回隠岐の島ウルトラマラソン 100K 師匠の背中に鬼をみた!!

2018年06月30日 | レース模様
2014年 (第9回)初めての隠岐の島でした。→11:07:29
2015年 (第10回)→9:48:51 (このときはコースが短かったらしい
2016年  いつかはサロマ(ラン友なっちゃんの名言(笑))翌週にあるサロマ初挑戦のため回避
2017年 (第12回)→10:27:16 前週のむかつくダブルフルからの連戦よく走れたもんだ
そして・・・今年 4回目となる隠岐の島 脚はきっちり休めての参戦。昨年よりもいいタイムでゴールしたい

今まで松山から一人、広島経由のマラソンバスでの移動でしたが、
隠岐の島でぜひ走ってみたいとラン友さんたち総勢4人でに乗っけてもらうことになりめちゃくちゃ助かりました
運転手をしてくれるMさんは今までウルトラウーマン奥様Mちゃんのサポータでしたが
今回ウルトラ初挑戦であります。帰りの脚状態で運転が心配ではありますがきっと大丈夫
なんせ坊ちゃんよりもちゃんと奥様と一緒に長い距離練習を何度もしてきたんですから
そしてもう一人同乗者は、50Kの部 あまりに速くなって遠いところに行ってしまった(笑)
つる姫さま 狙っておりますよ・・50K 

土曜日朝3時すぎに自宅近くで拾ってもらい続いてつる姫さまを拾って松山にさようなら。
びっくりしたのは、つる姫さまの荷物の少なさ
あまりの少なさになんぞ大きな忘れ物してないの?とみんなが心配したくらいです。

4人でわいわい楽しい道中・・・4時間ちょいで港(七類港)について、
前日からここで車中泊しているうえぴょん師匠はどこにいるんやろうとみんなで言ってた目のまえ
道路を歯磨きしながら道路を横断している見覚えある姿 まさかの登場
あまりの偶然にびっくりでした。

早めに乗船行列順番とりで、9時出発(11:25 西郷港着)脅威の座席とり合戦は無事に
横になるスペース確保できましたが・・・すぐ隣がしまねの某団体さんの宴会、
大声談話ハイテンションで落ち着かず 旅の始まりですからそりゃうれしいですわな。

港到着してから、ラッキー事情でランク1となったスタート会場近くのプラザホテル。
まずは荷物預けて、お昼は昨年気になっていたラーメン屋さんにて。
ちゃんぽんいただきましたがなかなかおいしかったです

そして受付会場へ移動。
まったりしながら宿へ戻るバス待ち。境港からのフェリーが着いたらしく次々を
巡回バス到着。もしかしたら・・・やっちゃんいるかも・・・お!!再会できました 
気合入っておりました



前夜祭・・みなさんと一緒に今回は参加、相変わらずの席取り合戦で
入口ドア前は殺気だった混み具合。
5時入場開始・・なんとかみんな一緒にうまく席とりできました。
事前情報しらずで、いつかはでてくるかと期待してた岩がき 今年はなかったです
ずーと立ってるとしんどいので、バスが混み合う前にと早退。
このおかげで、ホテルではお風呂、食事とのんびりすることができました。

17日朝 歩いて行くつもりでしたが、近いのですがホテルから車を4時半前にだしてくれるらしくうまいタイミングで送っていただくことに

50Kの部なのでゆっくりすればいいのにつる姫さまスタート見送りにきてくれました
写真まで




なぜか隠岐の島だけは 一番前方に位置取りしてしまいます(笑)Mさんも初なのにこの位置


いつもの前置き・・長くなりレース模様は短くなりそうですが

今年もにぎやかなMCさんの声ききながら5時スタートで送りだしてくれました。
いつも思うのですがこんな朝早くなのに島の人たちがいたるところで旗ふって声援をくれる。
先日みたランスマで白山ウルトラ100Kを走り通し完走した金さんの名言
ウルトラって 感動と感謝 につきますよね~と。

ほんとうにその通り、これからゴールするまで いたるところで島民のみなさんのエールをいただけるんです

スタートしてすぐに Mさんが前に さらのそのうんと前をうえぴょん師匠がいる。
先週の84キロの疲労脚ハンディをいただいてるのになんなんだこの速さ

25キロ先がラスボス高度250Mくらいの峠まで脚を残しつつ涼しいうちに距離を稼ぐ作戦
キロ5分半くらいでいければ上々。

なんとかMさんの背中に追いつき並走。うえぴょん師匠の背中を追っかける。

しばらく走っていると徐々に前行く師匠のペースが落ちてきた
やはり疲労が完全に抜け切れてないのだろうか・・二人で前にださしてもらう。
このまま行ければ・・ラッキー なんて甘いことはやはりなかった

実は土曜日からお腹に宝物いれたまままったく排出できず・・・
腹は重たいのに、トイレでは小のみ。
給水はしっかりとるが汗で対応できずお腹にたまった水を出さねば状態。


トイレでてしばらくして坂道振り返ると 徐々に振り切った距離がつまってきているではないか。
20キロあたりその差 たったの数秒



しかたない、上りはがまんし 下りはまったくスピードでないと言っていたうえぴょん師匠の
言葉に期待するのみ。が・・・・・とんでもありませんでした。

坊っちゃんトイレ休憩に立ち寄ったのでMさんに先に行ってもらう。


先頭Mさん、その後ろを追いすがる坊ちゃん。さらに後ろどんどんペースをあげてきた迫りくるうえぴょん師匠



坊っちゃんを刺し、さらに前にいるMさんを今まさに刺そうとする瞬間





Mさんは35キロのラスボス攻略、下りに入るころに脚を痛めてはならないと
ペースを落としてきたので先に行かせてもらう。
坊っちゃんもいつもなら無謀にもガンガン下りをやってしまうのだが
村岡の失敗から学んだ後半の脚を残す走りに徹する。


下りもがんがん飛ばしたらしく40キロあたり・・背中がますます離れていき
やがてその背中は視界にまったくみえず。
きっとどこかでうえぴょん師匠が落ちてくることを期待して

目指すは48キロ地点のレスト。
一旦フラットな歩道を走りその先にレストがあるのだが・・・
手前でアジサイ咲いてるアップダウンコースが仕掛けられている。
初めての方はなんだこんなところにまだ坂が!!と悲鳴あげること間違いなし
下り始めると、レストで走りこんでくるランナーの名前をアナウンスしている声が聞こえてくる。
あと少し~と 左に曲がるとレストです。
ドロップバックを受け取り、後半のジェル5個補充し 日焼け止めのお肌手入れも実施
炎天下ランの一番の大敵は日焼けなんです。今回は日焼け止めリップクリームも投与
奥に進んで、カレー 少な目にいただく。昨年は食べすぎで時間かかりすぎを反省。
と、ふと出口に視線を飛ばすと うえぴょん師匠の背中が見えた
カレー3口食べただけでストップ。エイドのスタッフさんに残してごめんなさいとお詫び。
すぐに出発したものの シューズに違和感
アップダウンいっぱいあったので紐がちょっと緩んでいる。
しめなおそうと足をあげたら太ももがピキーン
もたもたしながら締めなおす間にどんどんランナーが追い抜いていく。

締めおわり再び走りだすが ここからが実は一番脚が動かない時間がやってくる。
いくら短い休憩でも、30秒以内でのエイドと違い5分ほどの休憩のつけがやってくる。
さらに今年はコース変更でエイドが5キロ先になった
なのでしばらく行くと、私設エイドを発見したので迷わず立ち寄りいただく。
うれしいことにヤクルトが むろんいただきました。

このコース変更昨年はフラットコースがしばらく続いていたのに・・・なんと
動かない脚に えげつない坂道コースのトッピング追加となっているではないか。
大した高度ではないのですが・・・・これは辛かった
まったくうえぴょん師匠の背中は見えない。
はるか前に行く一人のランナーさんの背中を追っかけながらひたすら走る。

60キロすぎたころから 100M越えのアップダウンが 3個 80キロくらいまで
延々と続く。このあたりから脚に異常発生。
太ももがピクピク 攣り始めてきた。 脚がスムーズにだせない。
ペースがどんどん落ちてくる。下りに入ってペースをあげるところを
脚が突っ張ってうまく走れない。追い打ちをかけるように右足首に痛みがでてくる。
心が弱くなると、どんどん負の思考が増大してくる。
キロ5分台で走っているつもりが、ペースは6分半しかでてない
スタート前に、先日転んで痛めた臀部のために、痛み止め投与していたが
ここにきて 2度目の痛め止めを投与。なんとか効いてくれますように

80キロすぎたあたり後ろから1台の車がきた。大会関係車。
(ランナーは前も後ろもいない一人旅)
左側走ってください~と言われる前に 左端を走っておりましたので
ご協力ありがとうございますと注意でなくて 感謝の言葉
そして肝心のアナウンスです。まもなく 川内選手がまいります~と。
はい、じゃましない様にとのつゆ払いのお車です
しばらくすると、今年も聞こえてきました・・・力強い足音だけが
静かな山の中、後ろからどんどん大きく響いてくる。
そして、今年もあっという間に通り過ぎていく瞬間がやってきました。
そして、足の運びを後ろからじっくりと拝見
右足は外に向かって蹴りだしている・・それでも速いもんは速いのじゃ!!と感心

通りすぎるとまた静寂の山中。ランナー誰ひとりいないぼっちのレースの時間
弱った心でどんどんペースが落ちてくる時間です。
前半下りを安全ペースしたはず、脚は残っているはずと自分の脚をだましにかかる

そしてうえぴょん師匠もそろそろ疲れがでてきてペースが落ちているのではないかと
ここでがんばればもしかして~ と勝手な妄想しながらひたすら前に。
(二人の差80Kで 4分ほど)

80キロすぎ海岸線 湾曲した道路の先のほうに 青いウェアーが目に入った。
なんと、坊ちゃんの前 はるか先にいるランナーはたった一人 うえぴょん師匠

ここからは 前を行く師匠の背中に少しでも近づくことを目標に脚を動かす。
(頭の中の妄想ではゴール直前でがまんして一気に刺す

攣っていた脚も動き始めてくれるようになりました。
ひたすら背中を追う。やがて、うえぴょん師匠も後ろにいるランナーが坊っちゃんと
気づいた模様。あと200Mくらいまでのところに詰めたが エイドでの休憩も
手短にすぐにスタートする師匠 下りではスピード出せないと言っていたはずの脚
下りでもまったく追いつかず。
詰めた距離がまた離れ始める

ラスト10キロ最後のアップダウン 空港へ向かう上り
なかなか距離が詰まらない。 私設エイドがいっぱい。
エイド無視すれば少しは詰まるのだが、ここは外せない。
冷たいコーヒ、やら栄養ドリンクやらカルピス、スイカ 
そして名物岬カフェは絶対お立ち寄り。タイムよりもエイドをとりました
坊っちゃんを意識してか私設エイドでは紙コップを落としておりましたが(笑)

詰めれない距離に、エイド全部立ち寄ったんだからもう無理して追っかけなくても
いいだろうと 悪魔のささやき・・が聞こえてくる。

まだ背中は見えている。最後のエイド(ラスト3キロ)が目に入る。
きっとうえぴょん師匠は最後の追い込みかけるためエイドをすっ飛ばすだろうなと
先を見つめる。 お!!! 想像的中 見向きもせずに通過。

例え追いつかなくても最後の最後まで距離を詰め背中に近づくランナーの意地。
たった2人のバトルをまさからの100キロの大会でやるなんて
こんなチャンスはめったにありません。

西郷大橋(赤い橋)を渡ればもうあと少し 必死で背中を追っかける。

コーナで見えなくなりMCさんがうえぴょん師匠のゴールを告げている声が遠くから聞こえてきた。
最後まで追い込み、ゴールを目指す。手前左にスタッフAさん発見しハイタッチしてからのゴール。
10:15:10 うえぴょん師匠から1分12秒後ろまでなんと詰め寄れましたです

ラスト15キロ のバトルのおかげでこのタイムでゴールすることができました。
うえぴょん師匠の背中のおかげ・・感謝です




ゴールしてから しばしつる姫さまゴールをまっておりましたが・・・ちょいとお先に宿でお風呂のため
巡回バスに。と・・・バスの中から 戻ってきた姫さまを発見。残念、あともう少しまってたら

再び会場に戻りラン友さんたちのゴールを出迎えに。
なんとMさんは初ウルトラなのに11時間ちょい
ま、おかしくはありませんですが・・毎週 同じ練習してるのですから(笑)
きっと来年はサブ10はいける脚のはず。期待しましょう
やっちゃんの堪能しきった笑顔のゴール
Mちゃんの目標 13時間ぎりも余裕で達成やりきった感満載の笑顔でゴール
まみちゃん、三原さんの並んでゴールも目撃
瑞枝ちゃんゴール出迎えできなくて 無事ゴールでよかったよかった。


サブ10狙ったのですが甘くありませんでした~
次回の宿題か、もうお腹いっぱいか 時間がたつと答えがでてくるかと









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6月3日(日) 「2018 花の森行脚 」にて坂道練習

2018年06月05日 | レース模様
隠岐の島大会の2週間前 今年も恒例の 花の森行脚 参加費2000円 に参加させていただきました。
本当にいい大会で今年もお世話になったみなさまに感謝感謝です

今回もラン友右ちょんご夫妻のに同乗させていただくことに。

朝8時に集合(本当は8時10分くらいだったらしいが・・・ちっとも記憶なし
9時前に現地到着。
受付すまし、参加賞の鉢植えチョイス。(今年は出遅れたのか?種類は1つのみ、おかげで迷うことなし
帰りに受け取るので、そこで預かってもらいます。

ここで恒例の記念写真であります。

昨年もこの4人での記念写真(笑)

そして、大抽選会 ラン友さんたちさっそくに当たっておりましたな

10時スタート。いつものスタート位置より今年は後ろに変わっておりました。

いきなりの激坂に入りますが 最後尾からスタートしたのでのんびり歩くスピードのランにて。
昨年はガンガン飛ばし膝痛みでたので今年はおとなしくマイペース。
隠岐の島に一緒に行くラン友みゆきちゃんの横を走り追い立てる役に徹します
目標は平均6分~6分半。

コースはこんな感じ。


400M越えの山ありますが 最高高度差は270Mくらいなのでいつもの練習高度くらい。
隠岐の島のほうがきっと楽かと。

前半は 1時間15分 11.1 K (ペース 6分48) なかなかいい走りでみゆきちゃんがんばりました
折り返しのエイドで ラン友あっこちゃんからおいしいトマトをいただき元気をもらいました~

食べたらすぐに折り返し出発。
後半は、ほとんど同じ道ですが 下り貴重なので楽に走れます。
下りをうまく利用して楽に走る練習。かと言ってガンガンはだめ。

快調に飛ばして前行く男性たちをすいすいと刺していくのでみゆきちゃん 気持ちよくがんばっております。
ラスト2キロ最後の上り・・・ここにきて少し息があがったのかしんどそう。
先に行ってくださいとのこと。 ここまできたら 少し先の下りのみなのでまったく問題なしのランが
できると判断し、先に行くことに。
下りガンガンはやったらあかんと 決めていたのに
調子にのって、前いくお兄ちゃんを追っかけてしまい前にでて ガンガン追い込んで








ゴール。(右ちょんさま提供写真

復路 57分38秒 10.3 キロ(ペース 5分35 )

ゴール後くじびき・・・玉ねぎ一袋ゲット ありがたいこと。
そしてすぐにみゆきちゃんゴール。

最後の2キロやっちまって、膝、中臀筋 違和感あり
一緒に最後まで走るべきやったと後悔。

ホテルのお風呂いただき、お弁当をいただきラン友さんたちとランチタイムで
帰りにお花をもらって帰路につきました~

お風呂、お弁当もついての2000円 坂道ウルトラペース練習 気持ちよくできました~
大会関係者のみなさま、本当にありがとうございました。 
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