ようやくここまで。

下のちびどんは、２月から受験のまっただなか。
センター試験成績思いのほかのびずに
志望先の変更
一人で受験しに東京へ。
ホテルに着くまで心配したが、とっても親切な夫妻と松山発ら飛行機で
めぐり合わせ、なんとホテルのある駅まで同行してくれ
都会は危ないからと、小銭いれまでいただいたそうな。
人の親切をいただいたちびには糧となっただろう。

しかし結果は、学校の先生も親身になってくれて前期国立受験するも不合格。
センターの結果がやっぱり影響してくる。

何をどうやって声をかけていいか父親としてもわからず
できることは、いつもどおりの生活。
落ちこんでいて一番辛い本人には今は慰めはいらない。
とにかく最後まで挑戦する気合を家族は支援。
いつもどおりにふるまうわがちびどんはとっても立派。

次は公立大学受験。
今回は友達で一緒にバスで2時間半のたび。
当日の受験開始前に少し余裕ある時間につくバス。
バスは予定通り到着。しかしここからアクシデント。
わが奥が、道を間違えないようにと説明したのだが
方向音痴なのか・・まったく反対方向に進んでたらしく
途中で道を聞いた青年の答え
反対方向ですよ～！！

二人は受験時間までに間に合いそうにないあせり。
それでも行かないと話しにならない。
来た道ひっくり返そうとしたら今度はその青年の親切。
「今からでは間に合わない。自転車かすからこの自転車で
いきなさい」と、友達の分まで２台貸してくれました。
かぎはかけないで門のところに置いてくれたら
あとでとりにいくからと。
本当にありがとうございました

おかげさまで、昨日（20日）9時、ネットで合格発表を見ることができました。

今、隣の部屋と廊下で２３日には一人でまったく異国の地
山梨へ向かうために、パッキングをしております。
自炊のために、この二日は煮物やら母の味を引き継いで
おります。
また、高額な冷蔵庫、洗濯機やらの親の出費を気にして
テレビ、パソコンは自分で貯めた小遣いの中から
買いました。

上のねーちゃんもすでに横浜で就職。
ちびどんも、大学卒業したらおそらく関東に
就職。そのために親元離れ一人だちの決意。

もうすぐ定年の今日のおじさんにはここまでしか
してやれない。
将来の豪華な結婚式やら孫にたくさんなこともしてやれない
だろう。

娘二人の意思を尊重し一人でやっていこうとする
決意を親は支えてやるのが、我が親の思いとしてやってきた。

あとは、元気でやってくれること。
震災で大変な人たちがいることに
わがことの春をブログにアップすることは気がひけるが
記録として書かせてもらった。

生きていることに精一杯感謝して元気でやってほしい。

ほんとうに、この３年間とくに最後の1年
一日も休みもなく学校へいき、毎日毎日深夜まで
がんばりました。
その強い意志と努力は、どこの大学にいっても無題にならないし
大人になっていくちびどんには糧となっているはず。

明日から出張で当分不在。旅立つ見送りはできないが
気をつけて