ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
打倒サルコペニア。まずはウェブで!
 



「Monthly Index 2006年7月」(7月31日)
「チャングムの誓いと鍼(はり)、その2」(7月31日)
「チャングムの誓いと鍼(はり)、その1」(7月30日)
「冷房病対策」(7月29日)
「犯人逮捕」(7月29日)
「Buddy on Demand」(7月28日)
「夏の花便り、ツユクサ、他」(7月27日)
「桃色ミイラ」(7月26日)
「夏の花便り、ヘクソカズラ、他」(7月25日)
「夏の花便り、シロネ、他」(7月24日)
「ひざまくら」(7月23日)
「クマツヅラ」(7月22日)
「カセンソウ」(7月21日)
「オオバノトンボソウ」(7月20日)
「カキラン」(7月19日)
「東京日帰り3」(7月18日)
「ササバラン」(7月17日)
「コクラン」(7月16日)
「フウラン」(7月15日)
「ウチョウラン」(7月14日)
「ウメガサソウ」(7月13日)
「夏の花便り、シモツケ、他」(7月12日)
「カギカズラ」(7月11日)
「夏の花便り、サカキ、他」(7月10日)
「夏の花便り、ハマゴウ、他」(7月9日)
「アラゲハンゴンソウ」(7月8日)
「梅雨の晴れ間の宮島」(7月7日)
「子供と夫、番外編3」(7月6日)
「日清・どん兵衛・きつねうどん」(7月5日)
「初夏の花便り、ムギラン、他」(7月4日)
「エレガンスクラシック」(7月3日)
「味のマルタイ・長崎ちゃんぽん」(7月2日)
「初夏の花便り、ネジバナ、他」(7月1日)

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今日は昨日の続きで鍼の刺し方について書きたいと思います。
昨日も書きましたが、ドラマでの鍼の刺し方と現代の日本の
鍼の刺し方には大きな違いがあるのです。
「チャングムの誓い」を見られて、「あんな風には刺さなかったぞ」
と思われた方も少なからずいらっしゃると思います。



ドラマでは写真のような状態から「ブスッ」と鍼を刺します。
その「ブスッ」と刺す最初の一撃を「切皮(せっぴ)」といいます。
この切皮が鍼治療の一連の流れの中で最も痛いのです。

ドラマの中でも、上の写真でも何気なく刺しているように見えますが、
じつはなるべく痛くないようにとの工夫が隠されています。
写真の鍼を持っていないほうの手を「押手(おしで)」といいます。
その押手の親指と人差し指とで鍼を刺す部分の皮膚が
ピンッと張るように皮膚を突っ張らせているのです。
皮膚が緩んだ状態よりも、張った状態のほうが痛くないのです。
ドラマでも押手の形が違いますが、同じような工夫が見られます。

この切皮の時の痛みをいかに少なくするかが、昔からの課題
だったようで、江戸時代に杉山和一という人が管鍼法という方法を
編み出しました。そしてそれは現在でも日本の刺鍼法の主流です。



写真は日本の鍼と鍼管(しんかん)と呼ばれる器具です。
鍼管よりも鍼の方が長いのがお分かりだと思いますが、
そこがミソなのです。



鍼を鍼管の中に入れます。これを挿管(そうかん)といいますが、
僕たちプロはひとつ上の写真の鍼と鍼管がバラバラの状態から
右手だけで鍼を鍼管に挿管し、上の写真の状態にもって行きます。
これを片手挿管法といって技術がいるので、見せ所なのですが、
未だかつて誰からも「すごいねぇ」と誉められたことはありません。
ちなみに患者さんは大体がうつ伏せのことが多いので、
この技を患者さんが見ることはないのですけどね。

この鍼管を皮膚に押さえつけることによって、鍼を刺す部分の
皮膚をピンッと張らせることが出来ます。しかもツボを捉えやすいので、
まさに一石二鳥の方法だったわけです。
あとは鍼管から出ている柄の部分を指で叩けば、
鍼は皮膚に刺さります。この方が痛みはずっと少ないのです。
日本の鍼と中国の鍼の柄の違いはここに理由があったのです。
鍼の柄を叩くことによって切皮が非常に楽になりました。



これが鍼が刺さった状態です。ドラマでは鍼を抜くと患者の状態が
がらっと変わったりしますが、実際はあんなことは経験したことが
ありません(単に腕が悪いだけかもしれませんが)。



現在ではこのような使い捨ての鍼が主流になってきています。
このタイプのものですと鍼は最初から鍼管に入っています。
ちなみにこの商品は韓国製ですから、現在では韓国の鍼も
日本と同じような管鍼法が使われているのかもしれません。



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NHKで放送中の「チャングムの誓い」も医女編になってから
鍼(はり)をするシーンが増えてきました。
仕事柄とても興味深く見ています。症状とツボとの相関関係や
どうしてその場所に鍼をするのか、専門用語や医学用語など、
おそらく普通の人よりは理解できながら見ていると思うので、
何だかとても得をしたような気分です。

それぞれのツボを使うのにはそれなりの意味があります。
例えば下の写真のツボは「内関(ないかん)」といいます。
ドラマの中では度々登場しているツボです。



おそらくドラマの中では精神・神経疾患に使われているのでは
ないかと思います。「気力が衰えている」とか「精神が疲弊している」
とか、その他悪心(吐きそうな気持ちの悪い感じ)、嘔気、嘔吐
などの治療にしばしば使われるツボです。

現代では「乗り物酔い」の予防によく使われます。
昔、修学旅行の度にこの内関に皮内鍼という数ミリの小さな鍼の
治療を受けに来る子供がいました。
「この鍼をすると酔わない」とよく言っていました。

チャングムの時代にはさすがに「乗り物酔い」はなかったでしょうが、
同じような「酔い」の状態にはこのツボは使われたと思います。

ところでドラマの中の鍼を打つシーンを見て、「痛そう」と思われる
方は多いと思うのですが、実際も痛いものです。
ドラマの中で使われている鍼は中国の鍼に似ています。
僕が知っている韓国の鍼とはちょっと違うように思うのです。
現代の日本の鍼とも違いますが、この時代には日本でも
ドラマと同じような中国の鍼を使っていたかもしれません。
下の写真は現代の中国の鍼と日本の鍼です。



上が日本の鍼で、下が中国の鍼です。
大きな違いは鍼の柄の部分の長さと作りです。中国の鍼の方が
柄が長く、持ちやすいようにザラザラしています。
また一般的に中国の鍼の方が太いようです。
この違いは鍼の刺し方の違いにあります。
ドラマの中の刺し方は中国の鍼の刺し方です。
現代の日本の鍼ではほとんどあのような刺し方はしません。

鍼の刺し方については次回述べたいと思います。



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夏の日差しが照りつけてきましたので、ようやく長かった梅雨も明けたようですね。しかし梅雨が明けたら明けたで今度は暑さに参ってしまいそうです。予報では今年の夏も暑そうですから、今度は熱中症への対策が必要になります。熱中症に関しては昨年2回ほど記事にしていますので、興味のある方は下にリンクを貼っておきますので見てやってください。

(関連記事)
「熱中症」(2005年7月26日)
「ハンディパック」(2005年7月30日)

暑い夏には冷房は欠かせないものになってきました。確かに暑い屋外から冷房の効いた室内に入ると気持ちの良いものです。ところがこの快適さには落とし穴があって、それが最近しばしば話題になる「冷房病」です。

冷房の中に入るという事はおそらく人間にとって「想定外の出来事」なのです。例えば最近の真夏の気温で35℃というのは珍しくありませんが、それはあくまでも百葉箱の中の温度計の数値であって、都会のビルの谷間なんかの体感温度は50℃くらいになると云われています。そこから冷房の効いた、例えば25℃くらいの温度に設定されたオフィスに入れば、一瞬のうちに25℃の温度差の空間を移動することになります。このような事態は神様が人間を作ったときには絶対に想定していなかったはずです。もちろん室内から屋外に出る場合も25℃の温度差を移動しますから、これもまた想定していなかったはずです。

これらの移動も感覚としては「涼しい~」「暑い~」と感じるだけですが、実際は体の中では大変な騒ぎになっているはずなのです。先に述べたとおり「想定外の出来事」が頻繁に起こっているわけですから、体の諸器官を調節する機能は対応に追われっぱなしになっているのです。本来、外界の温度の変化への対応は汗を出したり、皮下の毛細血管の血流量を調節することで対応していたのですが、そういう調節機能が対応する前に冷房などで温度を下げてしまうと、汗を出す機能や血管の調節機能が衰えてしまいます。この調節機能に指令を出しているのが自律神経です。自律神経もしまいには対応しきれなくなりへとへとになってしまいます。このように冷房によって体の諸器官の機能が狂ってしまった状態が「冷房病」と云われるものなのです。

冷房の中で足先や手先が冷たいだけならばまだ冷房病の初期段階です。進行してくると深部の温度が低下してきますので、胃腸や泌尿器などの内臓の障害が現れてきます。そしてしまいには倦怠感や頭痛、ふらつき、めまいなどの自律神経症状が現れてきます。こうなると末期症状です。末期になるとわずかな温度変化にも対応できなくなり、「怖くて電車に乗れない」とか「スーパーに買い物に行けない」などの深刻な事態を招くことがあるのです。さらに冷房病は一年だけの話ではなく年々進行しますし、年齢を重ねれば対応する力が低下してきますからそれだけ悪化することになります。もちろん寒い時期の冷えもより強く感じるようになってしまいます。そしてさらに冷蔵庫の普及などで冷たいものを体内に入れることが多くなったのも冷房病の増加に拍車をかけています。

それではどうすればよいのか、現代では冷房と無縁の生活を送ることは難しくなっていますから、うまい具合に付き合っていかなくてはいけないのです。そのためには対策が必要です。以下に対策法を簡単に記します。対策法に関しましてはホームページに詳しく書いていますので、興味のある方はこちらから見てみてください。

①「汗をよく出す」・・・衰退してしまった汗腺を正常に戻します。そのために汗を意識的にかかせることが必要です。具体的にはサウナや半身浴が良いです。もちろん運動で汗をかくことも必要です。

②「皮膚を鍛える」・・・足の指先や冷えている部分の皮膚をマッサージして鍛えます。

③「おなかを冷やさない」・・・腹巻が一番です。ただ夏は暑いのでシルクの腹巻をオススメしています。逆にヘソ出しルックやローライズのジーンズなどはオススメできません。

★シルクの腹巻「山口先生のつくった腹巻き」


このほか対策グッズをホームページで紹介しています。こちらからどうぞ。また詳しい話を聞きたいとか、欲しいと思われた方はメールにてお問い合わせ下さい。
メールアドレス・・・yottanko@mail.goo.ne.jp

④「体を温める食材の摂取」・・・一番のオススメは「ショウガ」です。中でも「ショウガ味噌汁」をオススメしています。作り方はとても簡単です。っていうか、味噌汁にショウガのすった物を入れるだけです。こちらを見てみてください。

⑤「服装に気をつける」・・・とにかく皮膚を過剰に露出した服装は禁忌です。また冷房内ではうなじを守ってください。襟のあるものを着るとかスカーフを活用するとか工夫してください。また下半身のひざ掛けも有効ですが、足だけでなくお腹にもかけるとより効果的です。

⑥「室温の設定と軽い体操」・・・一番大事なのは冷房で冷やしすぎないということなのですが、オフィスなどでは自分勝手に設定温度を変えるわけにはいきませんので、寒い場合にはこちらのような軽い体操をしてみてください。こういう体操によって腹圧が上昇し、体幹部の血液が末梢に流れ、末梢の温度が上昇します。

映画館やデパートなどで足先が冷たくて苦痛と感じ始めたら要注意です。冷房病はただ単に手足が冷たいという問題だけではありません。適切な対策をとって快適に夏を乗り切ってください。

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先日(6月15日)の窃盗未遂(実際の罪名は器物損壊)の犯人が捕まったと警察の人がやってきました。山口県警下関警察署の方でしたから、下関で御用となったみたいです。そして余罪を追及していて白状したみたいです。

犯人は67歳男性で、5月に刑務所を出所したばかりで、すぐに盗みを重ねていたようです。うちのまわりも数件被害に遭っていたとのことでした。

警察の人曰く、「こんな男ですから弁償なんてことは出来ないと思いますので、逮捕されたということで勘弁していただけませんか」と・・・。「二度とこのような事はさせませんから」とは誰も言えないですよね。

でもこの人は出所したらまたやるでしょうね。就職なんて出来る歳ではありませんし、年金なんてものももらえないのでしょう。面倒を見てあげましょうなんて奇特な人もいるはずもありませんし、そうしたらまた犯罪を犯すしかないじゃないですか。

これからの世の中、このような事件がますます増えていきそうで不安です。

(関連記事)
「物騒な世の中です」(6月17日)

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「花*花・Flora」のなかなかさんより、先日の「ひざまくら」の記事への反応で、「面白いものが発売されたと聞きました」とのコメントがありました。なかなかさんによりますと、

「夜などたった一人で車を運転するのが嫌な女性用に発売された、助手席に座ってくれる空気人形だそうです」とのことで、「外人である」とも書いてありました。この情報を元にいろいろ調べましたが、日本では発売されていないのか、調査は難航しました。しかし、ようやくそれらしき人形を見つけました。

日本ではまだ正式には発売されていないようです。「高田馬場の輸入雑貨のお店で見た、値段は数万円だったと思う」との情報も得ましたが、発売されたのはまだ最近で、発売された国はイギリスでした。ですからなかなかさんが云われるように外人だったわけです。そして写真も入手しました。

名前は「Buddy on Demand」、さすが「007」の国だけあって、とてもクールなお名前です。なかなかさんは仮の名前として「ジェームス君」とされていましたが、こちらの方が親しみがあって良いように思いました。なかなかさんが外人だと云われていたので、僕は「デパートの紳士服売り場のブロンドの髪の毛のマネキン」を想像したのですが、想像とは全く違っていました。第一印象は「ドラえもんに出てくるジャイアンを大きくして外人にした感じ」でした。

それではもったいぶらずに写真を載せます。




やっぱり、ちょっと笑ってしまったでしょ?

名前の「Buddy on Demand」とは直訳すると、「要求に応じて登場する相棒」という感じでしょうか。何だか「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン」「ハクション大魔王」みたいです。イギリスの保険会社の調査では82%の女性が「助手席に誰か座っていると安心し、夜間の運転は怖い」と答えているそうですから、必要になってくる商品かもしれません。

それにしてもずいぶんチープな印象です。しかし空気を抜いた状態だとグローブボックスに収まるというのですからこんなものかもしれませんね。しかも夜間ならば十分屈強な男が乗っているように見えると思います。でも昼間だったらバレバレですね。日本でも物騒な事件が増えていますから、商品コンセプトとしては面白いと思います。

でもこれを膨らましたり、空気を抜いたりするのは大変な作業のように思います。そのうち面倒臭くなって膨らませたままトランクに放り込みそうです。「ハクション大魔王」のようにくしゃみをするだけで出てきてくれたら大ヒット間違いなしです(笑)。



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梅雨がなかなか明けず、山歩きの予定が狂ってしまい、なかなか山に行くことができません。仕方がないので雨が上がったときを見計らって近所を歩いてみました。

★ツユクサ




ツユクサは花期の長い花ですね。秋口まで咲きます。この不思議な形の花はできれば午前中に見なくてはいけません。午後には花は終わり始めるからです。

★アキノタムラソウ


もう「アキタム」が咲き始めていました。梅雨も明けていないのに「秋の・・・」なんて言われても困ってしまいます。間にはまだまだ暑い夏が控えているのですから。

★土根性ひまわり




ご近所の人が名付けた「土根性ひまわり」です。こういう風に言うと雑草などはほとんど「ど根性」です。店の周りだけでも「ど根性カタバミ」「ど根性ホトケノザ」「ど根性ヒメジョオン」などいろいろ咲きます。

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★桃色ミイラ






表題だけ見たら、何かと思ってしまいますが、真ん中の写真にも書いてあるとおり「ただの干しエビ」です。ところがこれが美味しいのです。味付けも塩味で至ってシンプルなのですが、素材が良いのだと思います。それにしてもスフィンクスの顔をエビにして、エビの尻尾をつけるなんて、すごいセンスです。

僕の住んでいる山口市秋穂(旧秋穂町)というところは車海老養殖の発祥の地です。車海老のほかにもいろいろなエビの獲れるところです。このあたりのエビは愛知県の有名なえびせんべい「ゆかり」の材料になっていると聞いたことがあります。

この「桃色ミイラ」は近くのローソンでしか買えないという、とてもレアな商品です。製造元の山世水産さんはこの他にもいろいろな美味しい水産加工品を作っていらっしゃいます。とくに「こだわりえびせんべい」と「たこ坊主」というせんべいは絶品です。


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★ヘクソカズラ


今の時期、いろんなものに絡み付いて咲いているヘクソカズラです。別名をヤイトバナといいますが、「やいと」とはお灸のことです。真ん中の赤い部分をお灸の痕にたとえたのか、それとも花を取って伏せて立てると「せんねん灸」みたいに見えますから、そこから名付けられたのか、どちらなのでしょう。

★ハエドクソウ


今年もハエドクソウはキレイに撮れませんでした。これが精一杯です。下のほうには引っ付き虫の実ができています。

★ムラサキニガナ


ムラサキニガナは大きくなるのに、茎は華奢ですからゆ~らゆらとよく揺れて写真に撮りにくいのです。花を取ろうとすると、どうしても下から狙わなくてはいけないのでこれもまたなかなかキレイに撮れません。

★ヤブカンゾウ


ヤブカンゾウはよく見かけますが、ノカンゾウを見かけません。この花はちょっとごちゃごちゃしていてあまり好きではないのです。

★エゾニガクサ


雑草のような花たちに混ぜて何気なく載せていますが、じつはこの花は超貴重種なのです。見た感じはどこにでもありそうですが、環境省、山口県ともに絶滅危惧種ⅠAです。
現在確認されているのは青森県、宮城県、山口県の限られた場所のみだそうです。以前は北海道にもあったそうですが現在は確認されていないようです。ですから「エゾ」と名前がついているのに北海道にはないという変なことになっているのです。
ニガクサと同じシソ科の花です。この時は風がとても強くてキレイに写真に撮れなかったのが残念でした。

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★シロネ


昔から溝のへりなどでよく見かけた雑草です。シソ科のシロネです。同じ仲間のヒメシロネに比べるとずいぶん大きくて、そのくせ花の大きさはヒメシロネと同じくらいですから、花が全然目立ちません。



葉腋のところに申し訳程度に花が咲いています。よく見ないと見過ごしてしまいますね。ヒメシロネは葉っぱも茎ももっと細いので、花がもっと目立ちます。

★ミソハギ


ミソハギも湿地などの湿った場所で見かける花です。

★ハキダメギク


可愛い舌状花をつけたハキダメギクです。もっとマシな名前はなかったのですかね。

★オキナグサの葉っぱ


オキナグサの葉っぱですが、春の頃の毛がいっぱいのイメージとずいぶん違います。でも葉っぱの形はいかにもキンポウゲ科ですね。

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「ひざまくら」 作詞/作曲/歌 長渕剛

お前のひざまくらがとっても 俺らにゃ 心地よいから
しばらく このままでいておくれ やさしさにうもれてみたいんだ

「子供みたいだね」、お前が言う 「いいじゃないか」と照れ笑い
スカートの裾を指でたどると 「ダメよ」とお前 照れ笑い

今夜 眠るよ 俺らこのままで 今夜 眠るよ 俺らこのままで
落ち着ける場所は お前のひざまくら ひざまくら Woo~


やわらかいお前の 小っちゃな手 それも俺らだけのものだよ
お前の香りは 大きな支えだ 幸せ者だよ 俺ら

不思議な奴だな お前って 毎日が苦しいはずなのに
愚痴ひとつ言わずに 笑える女(ひと)だ 俺らを癒す ひざまくら

今夜 眠るよ 俺らこのままで 今夜 眠るよ 俺らこのままで
落ち着ける場所は お前のひざまくら ひざまくら Woo~


長渕剛さんの初期の楽曲です。僕はこの頃の長渕剛さんの
曲が大好きなのです。今はどちらかというと武闘派的な
イメージがあって、男臭さが前面に出た感じがしますが、
この「ひざまくら」の頃は、長髪で、いかにもフォークシンガー、
でも僕はこの頃の曲が大好きで、今でもよく聴きます。

この「ひざまくら」が出た頃はまだ高校生で、この歌詞は
かなり刺激的に感じました。と同時に憧れでもありました。
しかし現実はにきび面の青年の憧れのようにはいかず、
「足が痺れるからヤダ、ったくもう」と、まあこんな感じですかね。


とそんなお父さんや寂しい一人身の方たちのためでしょうか、
面白いものを発見してしまったのです。その名もずばり、



「ひざまくら」





思わず笑ってしまったのですが、この男心を微妙にくすぐる
商品の開発に「あっぱれ」と思ってしまいました。
妻や受付のアサダさんに画像を見せたところ、
「やだ~、気持ち悪い」と同じ反応を示しましたから、
女性には多分この商品のコンセプトは理解できないと思います。

 

このようにして使うそうです。考えようによっては
ソフトなダッチワイフみたいなものですね。
しかし、この姿は妻や子供たちには見せられません。
ただでさえ失墜している威厳が、地に落ちてしまいます。
そして2度と回復することができなくなりそうです。



どこのどいつが考えたのかは知りませんが、
ここまでのこだわりはやっぱり見事だと思います。
女性の目からはただ単に「いやらしい~」でしょうが、
「どうせ作るのならばとことんディテールまでこだわりたい」
という製作者の意気込みを感じてしまいます。
買うわけにはいかないのですが、一度でいいから
本物を見てみたいと思いました。
マッサージ機みたいに大型の電気店などで無料で
体験できる場所があったらいいのに。



チャイナドレスバージョンもありました。スカートは
お好みのものに着替えさせることができるそうです。
ちなみにお値段のほうは一万円前後と結構高価です。
男のロマンにはお金がかかります。

長渕剛さんの曲から変な方向にいってしまいましたが、
いつの時代でも「ひざまくら」は男の憧れだということです。



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★クマツヅラ


クマツヅラ科のクマツヅラです。漢字では「熊葛」と書きます。ムラサキシキブなどの木本もクマツヅラ科で、名前だけはよく聞いていましたが、クマツヅラを見たのは初めてでした。



それでどういうところに咲いていたかというと田の畦に咲いていました。ゆ~らゆらと揺れて写真に撮るのが大変でした。薄紫色の花がキレイでした。

~おまけ~★ナワシロイチゴの実


ナワシロイチゴが実になっていました。ルビー色のその果実はとても美味しそうに見えますが、これが見掛け倒しなのです。酸っぱいばかりで甘みが不足していました。

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★カセンソウ


カセンソウはキク科の花です。漢字で書くと「歌仙草」と書きます。とてもキレイな名前です。歌仙草、高砂草、福寿草などキレイな名前をもらった花たちは幸せですね。ヘクソカズラやハキダメギクはきっと羨望の眼差しでこの花たちを見ているに違いありません。



僕の中ではキクの花のイメージは、このカセンソウと重なります。まだしばらくは草原を彩ることと思います。

~おまけ~★夏の秋吉台の草原


この日の草原は日差しがとても強くて、すっかり真夏の様相だったのですが、次の日からまた梅雨空に逆戻りしてしまいました。暑いのは苦手ですが、梅雨のうっとおしいのよりはずっといいので、早く梅雨明けしてもらいたいものです。

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★オオバノトンボソウ


ひょろひょろと背丈の高いランで、しかも色が緑色ですから背景と重なり、全体像をキレイに撮ることが非常に難しい花です。今回も何枚かチャレンジしましたが、すべてボツにしました。そんなわけでまずは花の部分と葉っぱの部分を分けて掲載いたします。まずは花の部分です。花の形をトンボに見立ててこの名前がありますが、トンボというよりも緑色のおたまじゃくしのようです。



オオバノトンボソウがありますからコバノトンボソウもありますが、葉っぱの大きさの違いについての記述が見当たりません。それぞれに個体差があるでしょうから葉っぱの大きさでは区別できないように思います。



それではどこが違うのかと調べてみたら、花のつき方が違っていました。写真のようにオオバノトンボソウではトンボの頭があっち向いたり、こっち向いたりしています。ところがコバノトンボソウではだいたい皆同じ方向を向いていると書いてありました。またオオバノトンボソウの花の距は垂れ下がっていますが、コバノトンボソウでは跳ね上がっているとも書いてありました。コバノトンボソウはなかなかさんが詳しく書かれていますので、こちらから見てください。

~おまけ~★またまたネジバナ


今年ネジバナを何回か撮影しましたが、このようなアップの写真ばかりでした。全体の姿がキレイなものに出会えなかったのです。

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★カキラン(柿蘭)


カキランは梅雨時期に咲きますからなかなかいい写真が撮れません。昨年は時期はピッタリだったのに雨の中での撮影。今年は雨の予報が晴れてくれたと思ったら、時期が遅く、しかも強風でまともに撮影できずと、うまい具合にいきません。



キレイな花を咲かせるのに、ランの中では人気がイマイチのように感じます。それでも悪い奴に見つかったら掘られてしまうでしょうね。



このようにすでに実になってしまったものもありました。来年こそは晴天の中で最高の状態のものを撮りたいと思います。

~おまけ~★ムカゴソウのつぼみ


カキランは遅かったのに、ムカゴソウはまだつぼみでした。これも立派な(?)ランの花です。

★昨年のムカゴソウ


花が咲いてもこんな状態です。オオバコみたいです。草原の中でこの地味な花を見つけるのは困難な作業なのに、お花の先生は見つけられます。「神の目」です。

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