「ひざまくら」 作詞/作曲/歌 長渕剛
お前のひざまくらがとっても 俺らにゃ 心地よいから
しばらく このままでいておくれ やさしさにうもれてみたいんだ
「子供みたいだね」、お前が言う 「いいじゃないか」と照れ笑い
スカートの裾を指でたどると 「ダメよ」とお前 照れ笑い
今夜 眠るよ 俺らこのままで 今夜 眠るよ 俺らこのままで
落ち着ける場所は お前のひざまくら ひざまくら Woo~
やわらかいお前の 小っちゃな手 それも俺らだけのものだよ
お前の香りは 大きな支えだ 幸せ者だよ 俺ら
不思議な奴だな お前って 毎日が苦しいはずなのに
愚痴ひとつ言わずに 笑える女(ひと)だ 俺らを癒す ひざまくら
今夜 眠るよ 俺らこのままで 今夜 眠るよ 俺らこのままで
落ち着ける場所は お前のひざまくら ひざまくら Woo~
長渕剛さんの初期の楽曲です。僕はこの頃の長渕剛さんの
曲が大好きなのです。今はどちらかというと武闘派的な
イメージがあって、男臭さが前面に出た感じがしますが、
この「ひざまくら」の頃は、長髪で、いかにもフォークシンガー、
でも僕はこの頃の曲が大好きで、今でもよく聴きます。
この「ひざまくら」が出た頃はまだ高校生で、この歌詞は
かなり刺激的に感じました。と同時に憧れでもありました。
しかし現実はにきび面の青年の憧れのようにはいかず、
「足が痺れるからヤダ、ったくもう」と、まあこんな感じですかね。
とそんなお父さんや寂しい一人身の方たちのためでしょうか、
面白いものを発見してしまったのです。その名もずばり、
「ひざまくら」
思わず笑ってしまったのですが、この男心を微妙にくすぐる
商品の開発に「あっぱれ」と思ってしまいました。
妻や受付のアサダさんに画像を見せたところ、
「やだ~、気持ち悪い」と同じ反応を示しましたから、
女性には多分この商品のコンセプトは理解できないと思います。
このようにして使うそうです。考えようによっては
ソフトなダッチワイフみたいなものですね。
しかし、この姿は妻や子供たちには見せられません。
ただでさえ失墜している威厳が、地に落ちてしまいます。
そして2度と回復することができなくなりそうです。
どこのどいつが考えたのかは知りませんが、
ここまでのこだわりはやっぱり見事だと思います。
女性の目からはただ単に「いやらしい~」でしょうが、
「どうせ作るのならばとことんディテールまでこだわりたい」
という製作者の意気込みを感じてしまいます。
買うわけにはいかないのですが、一度でいいから
本物を見てみたいと思いました。
マッサージ機みたいに大型の電気店などで無料で
体験できる場所があったらいいのに。
チャイナドレスバージョンもありました。スカートは
お好みのものに着替えさせることができるそうです。
ちなみにお値段のほうは一万円前後と結構高価です。
男のロマンにはお金がかかります。
長渕剛さんの曲から変な方向にいってしまいましたが、
いつの時代でも「ひざまくら」は男の憧れだということです。