ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
打倒サルコペニア。まずはウェブで!
 



「Monthly Index 2006年4月」(4月30日)
「サバノオ」(4月30日)
「イチゲキスミレ」(4月29日)
「サクラソウ」(4月28日)
「リュウキンカ」(4月27日)
「ミツガシワ」(4月26日)
「春の花便り、ニシキゴロモ、他」(4月25日)
「イチリンソウとニリンソウ」(4月24日)
「春の花便り、ネコノメソウの仲間」(4月23日)
「平尾台に寄り道」(4月22日)
「ジロボウエンゴサク」(4月21日)
「井原山」(4月20日)
「トウゴクサバノオ」(4月19日)
「春の花便り、谷間の花たち」(4月18日)
「春の花便り、クロモジ、他」(4月17日)
「ヒトリシズカ」(4月16日)
「春の花便り、ヤマエンゴサク、他」(4月15日)
「エヒメアヤメ」(4月14日)
「沖縄黒糖入りロシア」(4月14日)
「春の花便り、ヤマルリソウ、他」(4月13日)
「ニリンソウ」(4月12日)
「イチリンソウ」(4月11日)
「春の花便り、悩ましいスミレたち」(4月10日)
「春の花便り、スカシタゴボウ、他」(4月9日)
「壊し屋・小沢一郎」(4月8日)
「目玉餅と目玉おやじの棒つき飴」(4月8日)
「春の花便り、オオイヌノフグリ、他」(4月7日)
「アマナ」(4月6日)
「マカロン」(4月5日)
「春の花便り、白き小さな花たち」(4月4日)
「ユリワサビ」(4月3日)
「春の花便り、トウダイグサ、他」(4月2日)
「春の花便り、フクジュソウ、他」(4月1日)

「カテゴリー(Category)」
Monthry Index、体・健康、趣味(植物)、趣味(山)、トレンド、韓国ドラマ、今日の出来事、山口県の観光地、その他の観光地、日帰り温泉レポート、グルメ、子供と夫、Dear Yuming、Dear Others、腹立っています、その他いろいろ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




★サバノオ


サバノオはキンポウゲ科のスプリングエフェメラルですから他の花と同様に朝が苦手のようです。しかも朝からどんよりと曇っていましたので、一番開いていてくれた花でもこんな調子でした。
先日のトウゴクサバノオと同様にキンポウゲ科シロガネソウ属の花です。トウゴクサバノオがわりと広い範囲に分布するのに対して、サバノオは九州にしか自生していません。
トウゴクサバノオと比べると全体的にすごく地味な印象なのですが、花の中はとても綺麗でした。オレンジ色の蜜腺状の花弁とショッキングピンクのような葯が外見からは想像できないくらいに美しく、感動的でした。

★全体の姿


全体の姿は弱々しく、とても地味です。小さな花ですから花が咲いていないと見過ごしてしまいます。この株はすでに一部が実になりかけています。

★サバノオの葉っぱ


ずいぶん地味な色です。「葉緑素持ってる?」と聞いてみたくなります。

★サバノオの実


じつは一番見たかったのはこの実の姿でした。サバノオは漢字で書くと「鯖の尾」と書きます。それはこの実の形を魚の鯖の尾の形に見立てたところから由来しています。
今回は実と花を一緒に見ることが出来てラッキーでした。来年は是非、もっと開いた綺麗な姿の花を見たいと思います。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




最初、「イチゲキスミレ」と聞いたときに「一撃スミレ」と漢字で書くのかと思い、トリカブトのような恐ろしいスミレを想像しました。そうしたら「一華キスミレ」でした。毒のあるスミレなんて聞いたことありませんものね。
花茎の先に一輪の黄色い花を咲かせるので「イチゲキスミレ」と呼ばれたようですが、実際には二輪、三輪と咲かせるものもあるようで、イチゲキスミレという呼び方はキスミレの別名になっています。

★キスミレ


スミレに興味を持ち始めてからずっと見たいと心待ちにしていました。山口県には残念ながら咲きません。

★キスミレの群生


野焼きをした後の、それも少し荒れたような斜面に群生していました。他の植物があまり好まないような場所に好んで群生するようです。

★花と葉っぱのアップ


側弁の基部には毛が確認できます。葉っぱにもうっすらと毛が生えています。葉っぱに対して花が大きく、ずいぶん頭でっかちな印象を受けます。

★キジムシロ


キスミレと同じような場所に同じ色をして群生していたのが、このキジムシロです。こちらはバラ科の花です。遠目で見てもほとんどキスミレと区別がつかず、近寄ってみて「な~んだ、キジムシロかっ」ととてもキジムシロに対しては失礼な状況になったのでした。

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




桜は散って葉桜になってしまいましたが、サクラソウは綺麗に咲いて待っていてくれました。こんなに美しく可憐な花が広い野原にかたまって咲いている姿は驚きとともに感動すら覚えました。そしてとても幸せな気持ちになりました。

★サクラソウ


しかし、この野の花も他のものと同様に盗掘の被害が絶えず、劇的に数を減らしているようです。他の自生地では絶えたところも多数あるようですし、何らかの対策が必要のようです。



ここではヤマエンゴサクやジロボウエンゴサクと競い合うように咲いていました。この写真の中でもジロボウがこっそり咲いているのが見えます。ちょっとわかりにくいですが、探してみてくださいね。

★上から見てみると


風車のように円形に咲いていることがわかります。昔は河川敷などで普通に見ることが出来たそうですが、いまではこのように自生地を訪れないと見ることが出来ません。

「花紀行」のとんちゃんさんが埼玉県の荒川河川敷にある田島が原の自生地の様子を記事にされています。まさにピンクのジュータン、素晴らしい風景です。是非、こちらからご覧になってください。

★エヒメアヤメ


サクラソウに主役の座を奪われていましたが、あっちこっちに咲いていました。この姿は何時、どこで見ようとも感動的な姿です。

コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )




★ミツガシワと一緒に咲いているリュウキンカ


昨日のミツガシワと同じ場所にリュウキンカも沢山咲いていました。科も全然違う花なのに同じ時期に見頃を迎えるので、観察する側にとってはとてもありがたいのです。

★リュウキンカ


キンポウゲ科の花で湿地や水辺に生えています。漢字で書くと「立金花」です。何だかご利益のありそうな名前です。庭に池でも作って沢山咲かせたら、お金持ちになるかもしれません。



例のごとく、花びらに見えるのは花びらではありません。ガク片です。とても鮮やかな色です。

★リュウキンカのつぼみ


★リュウキンカの葉っぱ


リュウキンカもミツガシワと同様に山口県では多く見られる花ではありません。とても貴重な自生地なのです。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




★ミツガシワ




ミツガシワはリンドウ科の花なのですが、とてもリンドウやセンブリ、アケボノソウなどと同じ仲間だとは思えません。毛むくじゃらの花だけ見たらガガイモのほうに似ています。ですからリンドウ科ではなく、ミツガシワ科という独立した科にするという考え方もあるようです。
ミツガシワは氷河期の残存植物ということでその学術的な価値は高いそうです。氷河期からあるくらいですから寒いところの湿地に多い植物です。山口県は自生の南限になっています。

★ミツガシワのつぼみ


つぼみは赤いのに、花は真っ白です。下から順々に咲いていくようです。

★ミツガシワの花のアップ




スミレにも花びらに毛のあるものがありますが、ここまでもじゃもじゃではありません。どういう意味があるのか知る由もありませんが、何か意味があるに違いありません。

★ミツガシワの葉っぱ


柏に似た葉っぱが3枚セットになっているのでミツガシワというそうです。そういえば柏餅を包んでいる葉っぱに似ていますね。

コメント ( 18 ) | Trackback ( 0 )




★ツクシショウジョウバカマ




このふたつのツクシショウジョウバカマは並んで咲いていて、その間は3mも離れていませんでした。ところがこれだけ花の色が違っていたのです。不思議です。登る途中にはツクシショウジョウバカマの大群落があったのですが、そこの花はすべて終わっていました。

★コチャルメルソウ


変わった形の花です。ユキノシタ科ですからネコノメソウなどと同じ仲間です。ですからやっぱり湿った所に咲いています。花の周りのテレビのアンテナみたいなのが花弁なのです。

★オオサンショウソウ(雌花)


オオサンショウソウというイラクサ科のとても地味な花です。葉っぱの根元についているのが花です。イラクサ科には地味な花が多いですね。先日のカテンソウもイラクサ科です。

★ツクバネソウ


ツクバネソウはユリ科の花です。本来は葉っぱは4枚のはずなのですが、この花には葉っぱが5枚ありました。ツクバネソウの葉っぱの多い種類にクルマバツクバネソウというのがあるようですが、こちらの葉っぱは6枚~8枚だそうです。「5枚はどっち?」ということになるのですが、近くのものはみんな4枚だったので、これもツクバネソウのようです。

★ニシキゴロモ


ニシキゴロモの花の色はピンクのようですから、この花はシロバナニシキゴロモかもしれません。キランソウに似ていますが、葉っぱが違います。特徴のある葉っぱです。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




このブログの植物に関する部分は自分のための図鑑にするつもりで作っています。ですからイチリンソウもニリンソウもつい先日登場したのですが、必要になってしまったのでまたまた登場します。

★イチリンソウ


うまい具合につぼみと並んで咲いていました。

★ニリンソウ


ニリンソウも朝はつぼみでしたが、お昼になり、お日様を浴び、気温が上がると、目いっぱい開いてくれました。

★イチリンソウとニリンソウ


一緒に咲いていました。大きさがずいぶん違うことがわかります。

★イチリンソウとニリンソウの葉っぱ


向かって左側がイチリンソウ、右側がニリンソウの葉っぱです。イチリンソウは「葉は3個、2回羽状複葉で、さらに細裂する。根生葉はない」とあり、ニリンソウは「根生葉は3全裂し、さらに2深裂する。茎葉は3個輪生し、無柄」とあります。イチリンソウの葉には柄があります。図鑑に書いてあるのを読んでも眠くなるばかりで全然理解できないのですが、実物を見て読むと書いてあることが理解できます。やっぱり本物を見なくてはダメです。

★ニリンソウとトリカブトの葉っぱ


ニリンソウがびっしりと生えている中にトリカブトがぽつりぽつりと生えていました。向かって左側の大きな葉っぱがトリカブトのものです。これだけ大きさが違ってしまえば間違えることはないでしょうが、大きさの変わらない若い葉っぱの時には区別が付かないと思われるほど形は似ています。
同じキンポウゲ科の花で葉っぱの形もそっくりなのに、ニリンソウの若い葉っぱは美味しい山菜になり、トリカブトは猛毒で、ヘタをすると死に至ります。神様が人間を試験しているみたいです。

(関連記事)
「イチリンソウ」(4月11日)
「ニリンソウ」(4月12日)

コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )




ユキノシタ科ネコノメソウ属の仲間たちです。以前にヤマネコノメソウを掲載しましたが、これから紹介する仲間たちもやっぱり沢の近くの湿った場所が好きなようです。

★コガネネコノメソウ




この花を見ると、サイコロの6の目を思い浮かべるのですが、実際は8の目、つまりおしべは8本あります。しかし、花の中にこんなキレイな四角を見ることは他の花ではありませんね。

★コガネネコノメソウの葉っぱ


★シロバナネコノメソウ


地味めのネコノメソウの仲間にあって、シロバナネコノメソウは派手な部類です。花が白、葯が赤という紅白はとてもキレイです。



花、葉、茎と白く柔らかい毛が密生しています。

★開き始めのシロバナネコノメソウ


★イワボタン




イワボタンはより湿った場所が好きなようです。

コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )




福岡からの帰りに平尾台に寄りました。今年初の平尾台です。去年と同じ時期に訪れましたが、昨年よりは少し花が遅いように感じました。

★ヒトリシズカ


平尾台のヒトリシズカは変種の「オオゼイニギヤカ」と言います(ウソです)。それほどヒトリシズカのイメージとはかけ離れた咲き方をするのです。秋吉台のヒトリシズカと同様に石灰岩に寄り添って咲いていますが、1ヶ所に咲く花の数がすごいのです。いつも驚かされます。



「ウサギ小屋に大家族」、日本的な咲き方です。但し今の日本はウサギ小屋に核家族になってしまいました。



沢山咲いている姿をうまくカメラに収めたかったのですが、なかなかイメージどおりに写すことができませんでした。リンクさせていただいている箱庭さんのブログで上手に撮影されていますので、こちらから見てみてください。

★ヤブレガサ


これだけ若いときしか注目されない花も珍しいですね。花が咲いてもほとんど取り上げられないくらい地味ですから仕方がないのかもしれません。でも沢山並んでいる姿を見ると思わず笑みがこぼれます。

★シロバナハンショウヅル


これまた地味な花ですね。キンポウゲ科のハンショウヅルの仲間の中でも一番地味で、しかも半鐘の形になっていません。

★ホタルカズラ


ムラサキ科のホタルカズラです。まだまだ咲きはじめで数は少なかったのですが、夕日を浴びてとてもキレイです。

★泥だらけのオキナグサ


オキナグサも沢山咲いていたのですが、前日の大雨にたたかれて、どれもみんな可哀相なことに泥だらけでした。

コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )




ジロボウエンゴサク


念願のジロボウエンゴサクとの対面でした。
昨年から是非見たいと思っていた花でしたので、
会えたときには感激いたしました。
昨年見たものは全てヤマエンゴサクだったようで、
はじめて見たジロボウは思ったよりも小さい花でした。
大きさはヤマエンゴサクと同じくらいかと思っていましたが、
ここには両方あって、ふた周りくらいヤマの方が大きかったのです。
ですから最初にジロボウを見たときにはムラサキケマン?
と思ったほど小さく感じたのでした。

ヤマエンゴサク


数的にはヤマエンゴサクのほうが多いようでした。

ジロボウエンゴサクとヤマエンゴサクの苞(ホウ)



上がジロボウエンゴサクの苞で、下がヤマエンゴサクの苞です。
苞は花の下にある葉っぱのようなもので、本当はこの形だけで
判断できないようなのですが、とりあえずの目安にはなります。

これもヤマエンゴサクの苞


苞の形もいろいろあるようですが、とりあえず切れ込みの
あるものがヤマエンゴサクで、切れ込みのないものを
ジロボウエンゴサクということにしました。

(関連記事)
「春の花便り、ヤマエンゴサク、他」(4月15日)



コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )




★井原山山頂


井原山(標高983m)は福岡県と佐賀県の県境山地に位置する山です。展望も良く、登山道もあっちこっちから整備され、登山者に人気の山です。
そしてこの山が一番賑わうのは7月のオオキツネノカミソリが開花する頃です。まだ見たことはないのですが、登山道の脇はオレンジ色に染まりたいへん見事だそうです。
「花良し、道良し、眺め良し」と、とても素敵な山でした。

★オオキツネノカミソリロード


登山口から沢沿いに整備してある登山道の両脇はオオキツネノカミソリの葉っぱがびっしりと生えていました。写真に見える濃い緑の葉っぱはほとんどがオオキツネノカミソリのものです。この葉っぱが生えている景色だけでも一見の価値ありです。
オオキツネノカミソリはヒガンバナと同じで、花の時期には葉っぱは全くなくなります。葉っぱがなくなると今度は花茎が地中よりニョキニョキと出てきて花を咲かせるのです。

★ニリンソウロード


上のオオキツネノカミソリの道を登る予定にしていたのですが、道を間違えて別の道を登ってしまいました。ところがそこは登山道の脇にニリンソウがびっしりと生えていて、まさにニリンソウロードでした。歩く人もほとんどおらず、静かな花見ができたのでかえって良かったと思いました。
ですから上のオオキツネノカミソリロードは下山時に利用しました。

★コバノミツバツツジロード


井原山でもうひとつ有名な花はコバノミツバツツジです。山頂付近から雷山に至る縦走路はコールデンウィークの頃ピンクに染まるそうです。
写真の茶色に見える小低木は全てコバノミツバツツジの木です。すでに花芽が沢山付いていました。これらの木が全て開花したらどうなるかは容易に想像できます。きっとピンク色のトンネルができるに違いありません。いずれ訪れたいと思います。

★山頂直下より山頂を望む


「人が少ないねぇ」なんて言っていたのですが、ただ単に自分たちが道を間違えていたせいで人に会わなかっただけで、山頂は沢山の人で賑わっていました。さすが人気の山です。

★遠く背振山を望む


このところ黄砂のせいで見通しがすごく悪かったのですが、前日の大雨のおかげかこの時期にしては遠望がきき、背振山を望むことができました。

★下山後にみた新緑と山桜の山


駐車場から振り返った山の稜線は新緑の薄い緑と山桜のピンクでとてもキレイでした。天気も最高、目的の花も見ることができましたし、満足の山行でした。

コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




★トウゴクサバノオ


トウゴクサバノオはキンポウゲ科の小さな花です。大きさは同じキンポウゲ科のヒメウズと同じくらいでしょうか。この仲間は沢沿いなどの湿ったところに咲くようで、この花も沢の近くに咲いていました。
クリーム色のガク片にオレンジ色の蜜腺状の花弁がとても綺麗です。この姿が見たかったのでした。



トウゴクサバノオがあるのでサイコクサバノオもあります。トウゴクサバノオは東国にも九州にもありますが、サイコクサバノオは九州にはありません。ただのサバノオは九州にしかないようです。こういう名前と分布というのは必ずしも一致しないというのが面白いです。

★トウゴクサバノオの後姿


★トウゴクサバノオの葉っぱ


先日のヤマエンゴサクの苞(ホウ)のような形の葉っぱです。昨年からずっと見たいと思っていた花だったので、ようやく願いがかないました。

コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




毎日、毎日、真面目(?)に更新していますと、さすがにネタ切れになってきます。日曜日に新たなネタを仕入れてまいりましたが、いろいろと忙しく写真の整理がまだできておりません。
今日は野球で言えば「ローテーションの谷間」みたいなものでしょうか。冬場はネタが少なく毎日が谷間でしたが、ようやく春になって花が増えてきたので冬よりはネタに困りません。
野球だと若手の選手や、一軍半レベルの選手が登場しますが、今日登場していただくのは道端や畑にいらっしゃる雑草の皆さんたちです。雑草といえども、どこにでもあるというだけで皆さんキレイです。
ですから「谷間の花」とは「谷間に咲いている花」ではなくて、「ローテーションの谷間の花」なのです。

★オランダミミナグサ




ナデシコ科の帰化植物です。ヨーロッパの原産だそうです。そこからオランダと名前がついたようですが、フランスやイギリスではいけなかったのでしょうか。まあオランダ○○のほうがごろが良いようにも感じます。
本当は在来種のミミナグサと一緒に載せたかったのですが、ミミナグサはまだ咲いていませんでした。これが逆ならばオランダミミナグサはどこにでも咲いているので、すぐに見つかって写真に撮れるのですが、ミミナグサは簡単には見つからないのでとりあえずオランダミミナグサだけ載せました。
ミミナグサに比べると、毛深くて、先っぽに花が沢山つくのでガサツな感じがします。

★タネツケバナ


タネツケバナはアブラナ科の花です。どこにでも咲いていますが、いざ写真に撮ろうとすると切り取り方の難しい花です。アップにするとアブラナ科の白い花ですから何の花かわからなくなります。たまたまこの株はうまい具合に鞠状になっていたのでカメラに収めました。

★トゲミノキツネノボタン


この花も帰化植物であっちこっちに咲いています。乾燥した場所では写真のように地面にへばりついて咲いていますが、溝なんかでは普通に立ち上がって群生しています。トゲミノキツネノボタンはリンクさせていただいている花博士のなかなかさんのブログに詳しく、そしてトゲミの由来となった実も掲載してありますので見てみてください。

★カラスノエンドウ


これまた今の時期、あっちこっちに咲いています。本当はスズメノエンドウ、カスマグサと並べて「カメダ3兄弟」ならぬ「エンドウ3兄弟」で売り出す予定だったのですが、他のふたつが見つからなかったのでソロデビューとなってしまいました。
大体、スズメノエンドウやカスマグサが咲きそうなところに行っていないのですね。たぶん自宅の周りのような田園地帯ならばいっぱいあるはずなのですが、遠出ばかりしてるもんで、またいずれそのうちにということで。
カラスノエンドウもよく見ると変わった形をしていて、色もキレイです。

★クサイチゴ




ちょっと田舎道を車で走っていて、道路わきの草むらみたいなところに白い花が数輪咲いていると、「えっ?、イチリンソウ?」と思うのですが、ほとんどというか、十中八九というか、間違いなくというか、このクサイチゴです。「ちぇっ、クサイチゴか」なんて言われて、かわいそうな花です(言ってる本人が言うなよ)。
イチリンソウと思って車を止めて降りた人のうちの99.8%はクサイチゴでがっかりしたという統計もあります(ウソです)。
よく見ればイチリンソウと同じくらいキレイですけどね。実は食べられるし、「ちぇっ」なんて言われる筋合いはないと本人も申しておりました。

コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )




★タムシバ


花が咲いたときに花の下に一緒に小さな葉っぱが展開するのがコブシ、何にもないのがタムシバだそうです。この写真の花は何にもないのでタムシバです。
今の時期、中国自動車道の山口県と島根県の県境付近の山は山肌が白くなっています。タムシバの花です。見事なのですが、見に行けそうにもありません。

★キブシ(雄花)


★キブシ(雌花)


いろんなブログでたくさん見ましたし、車で走っていてもたくさん見たのですが、なかなか写真に撮ることができませんでした。ようやく撮ることのできたキブシはちょっとピークを過ぎていました。

★クロモジ(雄花)


★クロモジ(雌花)


クロモジがたくさん咲いていました。枝を少しいただいて香りをかぐとすごくいい香りがしました。ところがその後スミレの香りがぜんぜんわからなくなってしまいました。スミレの香りはかすかな香りなのですね。

★長登のシダレザクラ


天然記念物だそうです。

コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ