ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
打倒サルコペニア。まずはウェブで!
 



セリーグのクライマックスシリーズファイナルステージは阪神タイガースの4連勝で阪神が勝ち、日本シリーズへと進む事になりました。

この前、ペナントレースで巨人が優勝したということになったのに、巨人は日本シリーズには出られないのです。ということは、優勝チームが2チームあるという事なのでしょうか。でも、日本シリーズに出るのは阪神なので、優勝したのは阪神という事になると思うのです。

別に巨人ファンでも阪神ファンでもないので、どうでもいいのですが、何かすっきりしません。昔のようにペナントレースで優勝したチームがそのまま優勝チームとして日本シリーズに進めばいいのにと思います。

どうしてもクライマックスシリーズをやりたいのなら、ペナントレースで優勝したチームは優勝チームではなく、1位通過チームという事にして、真の優勝チームを決めるクライマックスシリーズに進むということにすればいいのにと思います。

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  「消灯飛行」 詞/曲/唄:松任谷由実

  見知らぬ国の ビザを持ち
  夜に消えてゆこう
  見送りはここまででいい
  風が強いから
  ガラスのむこう あのひとは
  くちびる動かし
  パントマイムで 離れてく
  人に流されて

  忘れ得ぬこと 忘れるために
  努力はいるのね
  二度と結べない糸なら
  たぐりはしないわ

  海岸線をふちどって
  都会は輝く
  あのひと乗せた TAXI は
  今どこを走る
  もうしばらくは 追いかけさせて
  この胸の中で
  夜の霧を見下ろすまで
  ライトがつくまで
  テイル・ランプをあのひとが
  星と思うまで


久々のユーミンカテゴリーです。何年の曲かと思って調べてみたら、1977年の曲でした。8枚目のシングル「潮風にちぎれて」のB面だったようです。

僕がこの曲に出会ったのは「ALUBM」というユーミンのベストアルバムでした。ベストアルバムなのに新規に収録された曲が半分くらいあったという変なアルバムでした。でも、僕の中ではこれがユーミンの中で一番好きなアルバムでした。高校の頃に友達にカセットに録音してもらってから、ホント、テープが擦り切れるくらいに聴きましたよ。

LPでは持っていたのですが、CDを持っていなかったので探してみたのですが、なんとこれだけの名盤なのにCD化されていないんです。驚きました。

それで先日、自宅でCDの整理をしていたら、このシングルの8cmシングルCDが出てきたんです。記憶をたどると千葉県にいた頃に近所のレンタルショップがつぶれて、最後の投げ売りをしていたときに買った事を思い出しました。たぶん10円くらいで買ったと思います。

でも今、この曲のデジタル音源はこの8cmシングルCDしかないんです。カップリングの「潮風にちぎれて」は後に他のベストアルバムに収録されましたからデジタル音源は購入できます。だからとても貴重で、アマゾンでこの8cmシングルCDの価格を調べたらなんと12000円で売られていました。ビックリです。

「潮風にちぎれて」がA面なのですが、僕はB面のこの曲の方が好きです。

他には、このシングルの次に出された「遠い旅路/ナビゲイター」も出てきました。この2曲も「ALUBM」に収録されていました。この8cmシングルCDはアマゾンにも在庫がありませんでした。「ナビゲイター」は後に収録されていますが、「遠い旅路」はこの8cmシングルCDしかデジタル音源はないので、きっと高値がつくはずです。どちらも名曲なのに残念です。

他に同様の例は15枚目のシングルの「白日夢・DAY DREAM/ためらい」がありました。これは残念ながら持っていませんが、アマゾンでは15000円の値段がついていました。

「消灯飛行」「遠い旅路」は貴重な音源なので早速CDにダビングしました。30年以上も前に聴いていた曲なのに、全然色褪せておらず、どちらもやっぱり名曲でした。YouTubeにアップされていますので、聴いてみたい方は下のリンクをたどってみてください。

「消灯飛行」→こちらからどうぞ。
「遠い旅路」→こちらからどうぞ。

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僕にはふたりの息子がいます。長男は一緒に山に登るので、このブログにもよく登場しています。

次男は現在中学3年生で野球部に所属していて、副主将でサードを守っています。田舎の野球部なので、部員も少なく、ずっと弱小チームだったのですが、ここ2年ほど指導していただいた先生のおかげでそこそこ強くなっていました。

それで先日、市内の大会で優勝したのです。誰も予想していなかった優勝でした。それで地方の新聞にも掲載され、副主将の談話として、記事に次男が「チーム一丸となって最後まで諦めずにプレーした結果が優勝につながった」と言ったと載ったのです。

家に帰って、次男に「おまえ、本当にあんな事言ったのか?」と尋ねたところ、

先に帰っていた妻も同じことを尋ねたらしく、

「全く、どいつもこいつも俺の事信用してねぇなぁ~、言ったに決まってるじゃん」と言ったのです。

「それは悪かった」と謝りましたが、知らない間に成長しているものです。ビックリしました。


それから数日後、高専に通っている長男が、中国地区高専大会の陸上競技に出場しました。3位までに入ると8月に長野で行われる全国大会に出場できるとのことだったので、仕事場からひそかに応援していましたが、2位に入ったとメールが来ました。妻と大喜びしました。

「おめでとう」と言うと、

「このために頑張ってきたんだから」とのことでした。


親にとってはいつまでも子供なのですが、知らない間にどんどん成長しています。でもいい刺激になっています。

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You've Got A Friend(君のともだち)  唄 キャロル・キング 

When you're down and troubled,
And you need some loving care,
And nothing, nothing is going right,
Close your eyes and think of me,
And soon I will be there,
To brighten up even your darkest night.

You just call out my name,
And you know wherever I am,
I'll come running to see you again.
Winter, spring, summer, or fall,
All you have to do is call.
And I'll be there.
You've got a friend.

If the sky above you
Grows dark and full of clouds,
And that old north wind begins to blow
Keep your head together
And call my name out loud
Soon you'll hear me knocking at your door
You just call out my name
And you know wherever I am
I'll come running
I'll come running to see you again
Winter, spring, summer or fall
All you have to do is call
And I'll be there

It is good to know that you've got a friend
When people can be so cold
They'll hurt you, and desert you
And take your soul if you let them
Oh, but don't you let them

You just call out my name
And you know wherever I am
I'll come running to see you again
Winter, spring, summer or fall
All you have to do is call
And I'll be there
You've got a friend

<日本語訳>

あなたが元気なく、悩むとき あなたが愛の慰めを望むとき
すべてうまくいかぬとき そっと目を閉じて、私のことを考えて
私はすぐに飛んでゆく とても暗い夜さえも、私は明るくしてあげる

あなたが私の名を呼ぶだけで  私はどこに居ようとも
あなたに逢いに飛んでゆく  冬でも、春でも、夏でも、秋でもかまわない
あなたが呼んでさえくれたら  私はすぐに飛んでゆく
あなたには居る、友達が

もしも、あなたの上にある空が 暗く、雲でいっぱいになったら
あの北風が吹き始めたら 頭をしっかり上げて
大声で私の名を呼んで 私はすぐにあなたの扉をノックする
あなたが私の名を呼ぶだけで 私はどこに居ようとも飛んでゆく、
あなたに逢いに行く 冬でも、春でも、夏でも、秋でもかまわない
あなたが呼んでさえくれたなら 私はすぐに飛んでゆく

友達が居るのは素晴らしい
人々が冷たく あなたを傷つけ、あなたを見捨て
そのままにしておくと、あなたの魂までも奪う
でも、あなたは友達にそれはやらないで欲しい

あなたが私の名を呼ぶだけで 私はどこに居ようとも
あなたに逢いに飛んでゆく 冬でも、春でも、夏でも、秋でもかまわない
あなたが呼んでさえくれたら 私はすぐに飛んでゆく
あなたには居る、友達が


大切な友達が久しぶりにメールを寄こして、その最後に「この曲を聴け」とキャロル・キングの「You've Got A Friend」のYouTubeのアドレスを書き添えてくれました。

曲自体は知っていましたが、日本語の意味を味わいながら聴いたことがなかったので、聴いてみました。

「まったくもー、泣かせるなよ」って感じです。前回の記事に引き続き再び「カタルシス効果(浄化作用)」バッチリです。

聴きたい人はこちらからどうぞ。日本語を見ながら聴いたらハンカチが要りますよ。



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  「YES-YES-YES」 詞・曲 小田和正 唄 オフコース

  君が思うよりきっと 僕は君が好きで
  でも君はいつも そんな顔して
  あの頃の僕は きっとどうかしていたんだね
  失くすものはなにもない 君の他には
  YES-YES-YES…
  消えないうちに愛を 預けておくから
  切ないときには 開けてみればいい
  YES-YES-YES…
  振り返らないで 今 君はすてきだよ…
  WO0…僕のゆくところへ
  あなたを連れてゆくよ
  手を離さないで

  君の嫌いな東京も 秋はすてきな街
  でも大切なことは ふたりでいること
  YES-YES-YES…
  …もっと大きな声で
  きこえない きこえないWOO…
  YES-YES-YES YES-YES-YES

  振り返らないで 今 君はすてきだよ…
  WO0…僕のゆくところへ
  あなたを連れてゆくよ
  手を離さないで

  あなたを連れてゆくよ
  手を離さないで
  あなたを連れてゆくよ

久しぶりのカテゴリーです。調べてみたら約4年ぶりでした。前回の記事はあみんの「待つわ」でした。その時の記事はこちらからどうぞ。

この曲には思い出があって、思い入れの強い曲だったので、あまり聴かない様にしてきました。ただ、ちょっとしたことから無性に聴きたくなって聴き始めたら止まらなくなってしまいました。とっても切なくなるのに止まらないんです。昔の曲ですからレコードでしか持っていないのですが、最近は「YouTube」という便利なものがあるので、パソコンを開けば簡単に聴けちゃうんですよね。知らない方はこちらからどうぞ。

それで昨日は広島の山に出かけたのですが、運転中にこの曲を聴きながら考え事をしていたら、高速の入口で広島方面でなく、九州方面に入っていました。こんなこと初めてです。運転中は考え事をしてはダメですね。同乗者がいなかったのが不幸中の幸いでした。そんなこともあってますます落ち込んでしまいました。

でも、ある程度落ち込んだら結構すっきりとするんですよね。いわゆる「カタルシス効果(浄化作用)」というやつですね。このところ忙しくて、考えなきゃいけないことも多かったので、かえって良かったのかもしれません。うちの妻なんて、テレビのドラマを見て、しょっちゅうポロポロと涙を流していますから、しょっちゅう浄化されているんですね。きっと長生きしますね。

この曲はラブソングなのですが、僕の中では「オフコース=悲しいラブソング」という図式が出来上がっていたので、てっきり悲しい歌かと思っていました。ところが、ネット上では「ハッピィエンドなラブソング」という意見が多く見られました。詞の解釈によるみたいですが、そんな考え方もあるんだなと、ちょっと勉強になりました。



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仕事場では読売新聞を購読しているのですが、その中に「人生案内」という人生相談のようなコーナーがあります。お昼休みに毎日一通り新聞には目を通すので、その「人生案内」もほぼ毎日読むことになります。

「人生案内」では読者が悩み事などを投書し、それに対してコメンテーターの方がアドバイスをするという形をとっています。コメンテーターの方が何人いらっしゃるのかは知りませんが、その中に元マラソン選手の増田明美さんがいらっしゃいます。かつては「女瀬古」と呼ばれた一流ランナーです。

どのコメンテーターの方の回答も素晴らしいのですが、その中でも増田明美さんの回答は群を抜いていると思っています。妻も増田さんが一番いいと言っていました。とにかく的確で、そして言葉が優しいのです。お会いしたことはありませんが、素晴らしい人間性が綴られる言葉の中に溢れています。

たまたま今日(4月7日)は増田さんの回答だったので、勝手に引用していいのかどうかはわかりませんが、引用してみます。「息子が少年野球で孤立」というタイトルで、母親からの相談でした。


(相談文)
30代主婦。小学生の息子のことで相談します。

 息子は約1年前から少年野球を始めました。体験入団が楽しかったらしく、親としても集団で過ごすことで社会性を身に着けられればと思い、入団させました。

 当初は喜んで参加していました。でも、息子は運動神経がよくなく、性格も優しすぎて、スポーツクラブ活動には向かないようです。先日、練習を見に行ったら、2人組で練習する時、相手の子に「こいつとは組みたくない」と言われ、息子は一人で、皆の球拾いをしていました。いつもこんな状況だそうです。

 そんななかでも通い続けている息子が哀れで、私は安易に入団させてしまったことを後悔しています。夫は「子どものことだから放っておけ」と言い、あまり手助けしてくれません。

 無理してまで続けなくてもいいかと思いますが、こんな中途半端な状態でやめては、今後の息子の人生によくない影響を与えるでしょうか。アドバイスを下さい。


 (増田さんの回答)
立派な息子さんですね。皆の球拾いをしながら、悔しい思いや恥ずかしい思いをいっぱい味わっているでしょう。それなのに野球をやめるとは言わない。耐える力の強い子どもだと感じます。この経験はこれから少々の困難には負けない強い心を育みますよ。

 そして息子さんにとって、自分が向上しているという実感をもつことも大事です。スポーツの良さは自尊感情を高めることにあります。今こそお父さんの出番ですよ。お休みの日に一緒にキャッチボールをするなど、楽しみながらコツをつかむお手伝いをしてあげてほしいと思います。たとえ試合に出ることができなくても、息子さんにとっては自分がうまくなったと思える喜びが、あらゆる方面へ向かう力になります。

 せっかく始めた野球ですから、やるだけやってみる。それが大事です。その結果やっぱり自分に合わないと思った時は、息子さんが決断するでしょう。野球で得た様々な経験を、自分に合ったものにぶつけられたら素晴らしい結果につながるはずです。今は世間の波風に負けない、自分という木の根っこを作る時です。



相談するお母さんの気持ちもわかります。僕も子供を持つ親ですから、たったひとり皆から少し離れたところで、一生懸命に球拾いをしている男の子の事を想像してしまい涙が出そうになりました。

増田さんの回答はベストアンサーです。僕も回答するとしたら同じような事を言いたいと思いましたが、ここまで優しい言葉で回答することは絶対にできません。このご両親が増田さんの言葉に従って、この男の子を上手に育て上げてもらいたいと切に願いました。

増田さんの人柄を語るエピソードとして、明石家さんま主演のドラマに「ブスだけど心優しい女性」というとても失礼な設定で出演のオファーがあった時に、笑顔で快くОKを出した、というものがあります。本当に聡明で優しい方なのだと思います。素晴らしい女性です。


もうひとつ、新聞を読んでいて感動した文章があるので紹介します。こちらも勝手に引用していいのかどうかはわかりませんが、引用します。

美輪明宏さんの「歴史が証明、日本は必ず立ち直る」というスポニチのコラムに掲載された文章です。この文章を読んだおかげで、沈んだ心がちょっと元気になりました。美輪明宏さんも文章を読んでいて、とっても優しい方なのだなと思いました。

東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。このたびの地震は1000年に一度のものと言われ被害も甚大です。被災地の惨状を目にすると果たしてここから復興することが可能なのだろうかと不安を抱く方も少なくないでしょう。しかし絶望する必要はまったくありません。それは日本の過去を振り返ってみれば明らかです。

日本人は66年前、敗戦を経験しました。この国は米軍の無差別爆撃で全国66カ所が焦土と化しました。私はあの時、故郷の長崎で被爆しました。爆心地の母方には私は運良くおらず丘一つ隔てた父方にいて助かりましたが、原爆投下から1週間後に家族を捜しに爆心地をさまよいました。原爆は新型爆弾らしいとしか言われておらず、放射能という言葉は日本人は誰も知らなかったからです。爆心地周辺は見渡す限りがれきの山でした。自分の家はどこがどこやら分かりませんでした。そして、そこに放射能が充満していたことはずっと後で分かったのです。

しかし、私は76歳になる今でもこうして元気に暮らしています。しばらくは悪性貧血で失神することもありましたが、ほかの後遺症は出ませんでした。私以外にもあの時被爆しながら今も生きている人たちは大勢います。確かに福島の原発事故は深刻ですが、日本中が汚染されているかのような誤解はしないでください。無責任な流言飛語に惑わされないでいただきたいと思います。

日本は国中が廃虚と化したあの敗戦から立ち直ることができました。戦後10年の昭和30年代にはもうすでに復興が形となり、そこから目覚ましい高度経済成長を遂げました。江戸時代から大正の大震災、阪神・淡路大震災でも、当初は復興まで20、30年はかかるだろうと言われていたのに、10年目にはもう形になっていました。日本人の生命力、底力、再生力はものすごいのです。みなさまがその揺るぎない実績を信じ、不屈の精神で行動していけばまったく心配する必要はありません。必ず日本は近い将来立ち直ります。

震災後、世界が日本人の資質に驚いています。これほどの大災害なのにみんな冷静で、阿鼻(あび)叫喚のパニックを起こさなかったからです。私はテレビで被災者のお年寄りを見ていて感動しました。自分たちもつらいはずなのに別の場所の子供や孫たちに「私たちのことは心配しなくていい。自分たちの生活をしっかりやってほしい」とメッセージを送ったのです。自分のことはさておき他人のことを思いやる老若男女のこの精神こそ日本人の美徳です。そういう方々や亡くなった方々に、我欲の天罰だと非道きわまる暴言をたたきつけた石原都知事は自分こそが罰当たりの恥知らずです。

被災地ではボランティアの方々も活動しています。助け合い、一致団結が必要です。災い転じて福となすという言葉通り、これを機に日本人が悪意、ねたみ、そねみ、軽薄で攻撃的な下劣文化を一掃し、人間本来の姿勢の正しさを取り戻してくれれば結構だと思います。そして、その芽はすでにあちこちに元気に見え始めています。

このコラムはきょうでいったんピリオドを打ちます。これでお別れか、またお目にかかる日が訪れるか、今は分かりませんが、私はみなさまの人間力を固く信じております。みなさまの力が発揮されれば、必ずまた日本に明るい明日が訪れるのです。それは歴史が証明していますから。



もうすぐ地震から1カ月が経とうとしています。早いですね。店の前の皮膚科の桜は満開を迎えています。季節は確実に流れています。先の事を思うと暗澹とした気持になりますが、明るい明日が訪れると信じるしかないんですよね。

★向島小学校の寒桜(3月27日)


今年は寒かったので開花がずいぶん遅れました。

★オキナグサ(4月3日)





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スノーボードの国母選手がすごいバッシングを浴びていました。選手団の制服をだらしなく着て、それを注意され、記者会見を開いたはいいが、そこでの態度が火に油を注いだ形になって一時は出場も危ぶまれたそうです。

僕も記者会見を見ましたが、確かに「何だ、この若造」と感じました。でも最初の服装はスノーボード選手らしくと彼なりに考えてやったものかもしれないし、記者会見の態度も一方的に服装を非難されたことに対する若者の反抗だったのかもしれません。その後の大騒ぎは彼が一番驚いたかもしれません。

どうして日本人はスポーツマンに対してすごく「良い子」を求めるのでしょうか。優れたスポーツマンは絶対に人格的にも優れていなくてはいけないのでしょうか。その場を取り繕って、良い子のフリをしていれば事態は丸く収まったかもしれませんが、そんな処世術が彼に必要なのでしょうか。記者会見なんかに出ている暇があったらトレーニングのひとつでもやりたかったのかもしれません。ずっとひとつのことに夢中に取り組んできた若者をどうしてあそこまで責めるのでしょうか。

国母選手は10代の前半からプロ選手として世界を転戦してお金を稼いできたらしい。それだけでもスゴイと思います。彼にとってオリンピックは別に特別なことではなくて、いつものお金を稼いでいる大会となんら変わりは無い、そんな感じすらしました。こけてもどこかのフィギュアの選手のように涙を流すわけでもなく、サバサバと笑っていたのがとても印象的でした。

まだ21歳、「弱冠」という言葉のつく年齢です。「若気の至り」でいいじゃんと思います。彼の在籍する大学には抗議の電話が殺到したらしいが、どうしてあの程度のことで激昂するのかわかりません。あと20年もしたら彼もスノーボードの指導者として若者に「態度がなっていない」と怒っているかもしれないし、ヤンキーだった人が国会議員になっているじゃないですか。中学のときからタバコを吸っていた奴が中学校の教師で生徒指導しています。もっと長い目で見てあげましょうよ。

60歳過ぎたいいおっさんが母親から12億円の小遣いもらって脱税して、それでいて知らなかったで済ませている人が総理大臣でいるのが日本です。そんな奴よりは国母選手は立派だと思います。スキー連盟は彼の出場辞退を検討したらしいが、橋本聖子さんがそれをはねのけて出場させたらしいです。とっても賢明な判断だったと思います。帰国後に彼を処分するらしいですが、もういいじゃないかと思います。

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いつも一緒に山登りに行くメンバーのおばさんたちが、ミニバンの後部座席で韓国旅行の話で盛り上がっていました。週末から2泊3日で韓国のプサンに旅行に行くそうです。何とも優雅な話です。

ところがその旅行費用を聞いてビックリしました。2泊3日で7770円だと言うのです。「ウソでしょ」と言うと、「本当よ、保険料や集合場所までの交通費は別途かかるけど、旅行代金は7770円よ」と言うのです。

カラクリは、夜、山口県の下関をフェリーで出発して、朝プサンに着き、観光や買い物をした後に、その夜プサンを再びフェリーで出発して、翌朝下関に戻ってくるという行程でした。確かに船内泊ですが2泊3日です。旅行会社もいろいろと考えるものです。

それにしても、オフシーズンの平日出発とはいえ安いですよね。

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10月4日の記事から1ヶ月以上が経過しましたが、毎日練習を欠かさずにやっています。練習といっても今のところ素振りや、手作りのティーバッティングマシーン(マシーンというほどのものではないのですが・・・)を使って20分程度のものです。

でも真面目にやれば効果は出てくるものです。まずバッティングのフォームが安定してきました。以前は振るたびに違うフォームでしたが、一定のフォームで振ることができるようになってきました。

それで先日練習試合があったのですが、何と2試合で6打数4安打だったそうです。僕はいつものように山登りに行っていたので試合は見ていないのですが、なかなか良い当たりだったそうです。

こうなると少しずつ自信が付いてくるのですね。そして「今日は練習休もうか?」と言うと、「いや、やっておかないと打てなくなりそうな気がする」などと言って、率先して素振りをするようになりました。これなんです。こうなってほしかったんです。次男は何気なく言ったのでしょうが、この言葉嬉しかったですよ。

まあ結果は二の次であって、大切なのは一生懸命に野球に取り組んでいるのか、野球を楽しんでやっているのかということだと思うのです。本人が楽しくやっていればそれでいいのです。「好きこそものの上手なれ」です。ようやく野球が好きになってくれたように思います。

まだまだ課題は沢山ありますし、いずれはスランプになったり、壁にぶち当たることも出てくるはずです。でも僕の言うことを素直に聞いていてくれているので、そんな時でもアドバイスに耳を傾けてくれるはずです。

次男が真面目にやってくれているので、清水の舞台から飛び降りたつもりで(ちょっとオーバーかも)、練習道具を購入しました。またいずれご紹介します。



写真は11月8日の「長門峡」の紅葉の様子です。

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切手  


切手というと、普段は封書の80円や90円切手、はがきに貼る50円切手ぐらいしか目にすることがないのですが、先日ひょんなことから270円切手と350円切手が手元に来ました。そうしたらふたつとも花の図柄だったので、何だか嬉しくなったのです。

★270円切手~カワラナデシコ


別名が「ヤマトナデシコ」です。つまりナデシコジャパンです。本物を見たい人はこちらからどうぞ。群生を見たい人はこちらからどうぞ。

★350円切手~カタクリ


「山野草の女王」と呼ばれています。人気のある花です。僕も毎年のように見ています。今年の記事はこちらからどうぞ。

他にもないかと思って郵便局のホームページを調べたら、420円切手がノハナショウブでした。ですから買いに行きました。

★420円切手~ノハナショウブ


残念ながらノハナショウブの記事がなかったのです。毎年のように見てはいるのですけどね。湿地に咲く花なので、あまり写真にも撮りません。

カタクリとノハナショウブはわざわざ見に行く人がいるくらいの人気の花で、カタクリ祭りとかショウブ祭りとかイベントなども開催されます。しかしカワラナデシコはナデシコという花があることはよく知られていても、わざわざ見に行くことは少ない花です。そんな花を採用した郵便局のセンスに感心しました。


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★「RAKUWA NECK」ダルビッシュ有モデル


これは(株)ファイテンのチタンネックレスです。「RAKUWA NECK(ラクーワ・ネック)」という商品でスポーツ選手がよく首からぶら下げています。(株)ファイテンはマラソンの高橋直子のスポンサーとして有名です。

今回、「いるか整骨院、はり・きゅう院」は(株)ファイテンの正規の商品取扱店になりました。商品自体は今までも使っていましたが、いろいろな商品の販売も行うことにしたのです。

(株)ファイテンのチタン関連の商品を扱うようになったのには理由があります。一番大きな理由は患者さんの痛みの質が変わってきたことにあります。例えば「腰が痛い」というのであれば、本来ならば「重いものをかかえた」とか、「農作業で無理をした」とか、「転んで腰をひねった」などの理由がありました。ところが最近はそういう理由のはっきりしたものは減少しつつあります。何故なら重いものは機械がかかえてくれますし、農作業も機械がやってくれます。つまり仕事の中で体を使うことが著しく減ってきたのです。それなのに相変わらず腰の痛い人は減っていません。むしろ以前よりも治りにくくなっているようにも感じます。

つまり痛みの質が変わってきたと思うのです。ところが治療方法は以前と同じままです。例えば病院に「腰が痛い」と訴えて行けば、まずレントゲンを撮り、骨に異常がなければ、シップ薬や痛み止めを処方されて終わりというのがほとんどです。たまにリハビリと称して低周波やホットパックをすることもあるようですが、これにしても以前から行われていることです。以前のギックリ腰のような原因のはっきりした腰痛であればこれでよいと思うのですが、最近の体を動かさなくなったことによる腰痛に同じ治療を施しても全く無意味ではないかと思うのです。

シップ薬や痛み止めは消炎鎮痛剤です。ぎっくり腰のように炎症を起こしているものには有効です。しかし、最近の体を動かさないことによる腰痛は炎症を起こしているわけではないので、こういう消炎鎮痛剤は全く無効だと思うのです。体を動かさないで痛みが出ているのですから、痛みを出している部分は血行が悪くなっています。その血行が悪くなっている部分に消炎鎮痛剤を使えば、さらに血行が悪くなってしまいます。つまり逆効果だと思うのです。それなのに相変わらず腰痛にはシップ薬が使われ、最近では薬効の強いものがどんどん使われるようになってきました。薬効が強いということは血行を悪くする効果も強いということですから、その場の痛みは少し治まるかもしれませんが、腰にとっては決して良い事だとは思えないのです。これは腰に限らず、肩や膝の痛みでも同様のことが言えます。

こういう観点から当院では、炎症の認められるもの以外には消炎鎮痛効果のあるものを極力使わないようにしようと決めたのです。消炎鎮痛効果のあるものはその場の痛みをとりあえず押さえるのには効果がありますから患者さんには喜ばれるのですが、長い目で見ると、その強く恐ろしい副作用によって長引いてしまうので、使うにしても限定的にしています。

そこで使い始めたのが(株)ファイテンの商品です。チタン自体は金属ですから副作用はありません。金属が体に効くというのはイマイチ信用できないかとは思いますが、「金が体に良い」ということは昔から言われていますから、金属が体に及ぼす影響というのは無視できないと思います。効果についての詳しいことはまたあらためて記事にしたいと思っています。



「RAKUWA NECK・ダルビッシュ有モデル」の2009年度版で、この商品はダルビッシュ選手のほうから「作ってくれ」と依頼があったそうです。もちろんスポンサー料は払っているのでしょうけど。

これは「RAKUWA NECK」の中でも「X50」というタイプで、現在チタンの含有量が一番多いタイプです。チタンの効果は体につける量が多いほど高いということがわかっています。ただ、チタンが軽いといっても金属ですし、チタンは高価ですから、大量につけるのはなかなか難しい面もあるようです。

沢山のスポーツ選手が愛用していますから、効果はあるのだと思っています。薬のような化学物質のように即効性や目に見えた効果ははっきりとわからないかも知れませんが、こういう素材というのは、これからの人類の体には必要になってくるように思います。

ただ、日本ではなかなかこういうものは認められないのですね。(株)ファイテンの人もこぼしていましたが、日本のお医者さんはこういう物の効果を認めようとしないのだそうです。ただ医療の現場は医師がほとんど牛耳っていますから、医療の現場で普及するのは難しいようです。

ただアメリカでは認められつつあるようで、大リーグからのオファーで、大リーグ全30球団のそれぞれのロゴの入った商品が発売されているようですし、ディズニーからもオファーがあって、ミッキーやミニーの絵の入ったチタンテープが発売されたようです。日本人は儲かるものを嗅ぎ分ける嗅覚は優れていても、良いものを嗅ぎ分ける嗅覚は欧米人にかなわないような気がします。絵画などの芸術の世界を見れば、それは明らかだと思います。



現在、院内にこのような幟も貼っています。この「RAKUWA NECK・ダルビッシュ有モデル」は期間・数量限定品で3990円です。興味のある方はメールで連絡してください。まだ若干在庫があります。

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表題のように書くとあたかも交通事故でも起こしたかのようですが、事故を起こしたわけではありませんのでご安心を。

実は5月4日に車に乗っていたら、エンジンオイルの警告灯がチカッと一瞬点滅しました。それが2度起こったので「これはおかしい」と思い車を止めました。エンジンオイルとオイルエレメントは結構距離を走りますから半年ごとにキチンと交換しています。ですから警告灯が点灯するはずはないのですが、でもそれゆえに余計におかしいと感じたのです。

ところが世の中はゴールデンウィークの真っ最中で、いつも車を診てもらっているトヨタのディーラーもお休みです。いつもの整備の人の携帯電話にかけてみましたが出てくれません。仕方がないので、行きつけのガソリンスタンドに行ってみました。

そうしたら幸運なことに仲が良かったのに辞めてしまった店員さんが店に出ていました。何でも連休で人が足りないので応援を頼まれたのでたまたまその日は出ていたそうです。普段は中古車のディーラーに勤めている人ですから、車にはメチャ詳しいのです。助かりました。

ボンネットを開けてエンジンオイルのゲージを見てみたらオイルがほとんど入っていません。ゲージを見るなりその人は「これ、ヤバイよ」と言いました。「こりゃETCが1000円だからといって遠出はしちゃダメだよ」と釘を刺されました。「車ももう古いからいろいろ出てくるよね」とも言われました。

そうなんです、もうかなり乗っているのです。この車に関しては以前にも記事にしたことがあります。丁度トリップメーターが100000kmになった時です。その時の記事はこちらからどうぞ。日付は2005年9月25日になっていますから、あれからもう4年弱の歳月が経っています。現在の走行距離は182000kmを超えたところです。購入した年は次男が生まれた年で、その次男は現在中学生です。月日の流れるのは早いですね。現在12年目ですから、人間で言えば「前期高齢者」くらいでしょうか。

そのうちディーラーの整備の方からも電話が入り原因がわかりました。何でも本来エンジンオイルは潤滑油の働きをするものなので循環して汚れることはあってもそんなに減ることはないらしいのですが、エンジンが古くなってくるとエンジンオイルも一緒に燃焼するようになるそうです。「オイル消費」というらしいのですが、そのせいでエンジンオイルがなくなっていたそうです。

その日はエンジンオイルを交換、補充してもらい帰りました。言われたとおり6日と10日に予定していたちょっと遠出の登山は中止しました。そして10日の日にディーラーに出向いて車を診てもらいました。天気がすごく良い日でとても悔しい思いをしましたが仕方がありません。

診断は最初に言われたとおり「オイル消費」というのが始まっているとのことでした。治すにはエンジンをオーバーホールするか積み替えるしかないそうですが、そこまでお金をかけてまで乗り続けるのは疑問だと言われました。たとえオーバーホールしても完全に治る事はないそうで、謂わば「不治の病」だと医師は、じゃなかった整備の人は言いました。

ただ、まだ程度は軽いようなので今すぐ買い替えとかはしなくても大丈夫だそうです。去年の11月に車検を受けたばかりですし、タイヤも今年の3月に替えたばかりなので、できればもう少し乗りたいと思っていたので助かりました。しかし高齢なので、じゃなかった古いので、いつおかしくなっても不思議ではないと言われました。

とりあえずの対処法はエンジンオイルを注ぎ足し注ぎ足し乗るしかないそうです。おかげで常にエンジンオイルは車に積んでおかなくてはいけなくなりました。特に遠出をするときには絶対に積んでおくようにと念を押されました。ただエンジンオイルの缶だけではなくて、オイルを注ぐジョッキという容器や、手袋、雑巾なども一緒に積んでおかなくてはいけないので結構邪魔になります、仕方がありませんが・・・。ちょうど狭心症の既往のあるじいさまが、ペンダントにニトログリセリンを入れて首からぶら下げているようなものです。

「250000kmまでは乗るから」とディーラーの人には言っていましたが、200000kmも危うくなりました。ディーラーは早くも新車のカタログと見積もりをくれました。

花の話題も少々。サンインシロガネソウという花です。先月記事にしたサバノオの仲間です。こちらも足元に咲くとても小さな花です。

★サンインシロガネソウ






サンインシロガネソウは以前にも記事にしたので、こちらも見てみてください。

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小袋  


僕は小袋が大嫌いです。ほとんど憎悪しています。できれば関わりたくないと思っていますが、現代社会で生きていると関わらざるをえない状況がしばしば生じます。

ここで言う小袋とは弁当やカップラーメンなどに付属している醤油だとかソース、スープの入った小さなビニール袋のようなものです。大きさにすれば3cm×4cm程度の小さな奴です。そんな奴に翻弄されてしまう自分がまたイヤになります。

昔は良かったですね。弁当に付属している醤油だとかソースは魚の形をして、赤いキャップのついた専用の容器に入っていました。こいつらはとても友好的で、ままごと遊びをしているような感覚で醤油やソースをかけることに楽しみすら感じていました。強いて難点を挙げるとすれば、あの容器のソースの量ではホカ弁ののり弁の魚フライにはちょっと足りないということくらいだったでしょうか。

ところがあのビニールの小袋が液体調味料の容器として幅をきかせるようになってからというもの、弁当を食べるという行為が戦いの現場に変化してしまったのです。かつての友好的なムードは一切消え、ピリピリとした緊張感が漂うようになってしまったのです(ちょっとオーバーかも)。

最近の小袋には長い辺の片側がマジックカットと書いてあって、「こちら側のどこからでも切ることが出来ます」と書いてあったりします。ところが切れないんです。いろいろと切る場所を変えたりしても、どこからも切れないんです。表示に偽りがあります。誰も袋会社に文句を言わないのでしょうか。しかもこういう小袋はフライ物の油とかにまみれていることが多いので、あの小さな袋を指先でつまむとすべって思うようになりません。

もう醤油やソースに頼らずに弁当を食べようかという気にもなるのですが、それではあまりにも味気ないのです。奴もその点は十分に心得ていて、絶対に自分が必要とされることを知っているのです。腹を立てながらも小袋にすがらずには生きていけない不甲斐なさにまた腹が立つのです。

そして悪戦苦闘した挙句に不用意に力が入ってしまいます。奴はこの瞬間を見逃しません。それまで全然切れなかったのに、一気にスパッと切れるのです。そして力が加わっているせいで中身であるソースや醤油が飛び散ります。仕事柄普段は白衣を着ていることが多いので悲惨なことになります。そしてその瞬間奴は「してやったり」とガッツポーズをしているのです。

たまにマジックカットと書いてある部分がすんなりと切れて、ソースなどが出る部分も切れて、「今日は調子がいいぞ」と思うのですが、あともう一辺を切ろうすると切れないこともよくあります。すでにソースなどが出る部分が切れているので、不用意に力を入れることはできません。一触即発の状態になっているのです。祈るような気持ちで慎重に切ろうとするのですが、切れないんです。「この部分もマジックカットにしておけよ」と悪態をつきますが、それでどうこうなるものでもありません。

妻などはこの部分を切らずにそのままソースをかけようとしますが、僕はそれが許せないのです。敗北したようでイヤなのです。それにあのビラビラした部分をくっつけたままソースをかけようとすると、ソースがそれを伝って関係ない部分に滴り落ちたりします。そうなると完全に敗北です。奴はもろ手を挙げてガッツポーズをしているに違いないのです。

小袋の中にはマジックカットではなくて2mm程度の切れ目の入っているタイプのものがあります。こういうタイプのものは切る場所に迷いがなくて好きです。そしてわりとすっと切れるのです。そして点線の入っているものもあったりして、その点線に沿って切りさえすれば小さく注ぎ口が開いて難なくソースや醤油がかけられるのです。

ところがです、言われたとおりに切っているのに注ぎ口が開いていないことがよくあります。あとほんの0.1mmくらい内側に切れていれば注ぎ口が開くだろうと思われるのに開いていないのです。そういう時は醤油やソースが入っている部分を押してみたりしますが出てきません。強く押せば出てきそうですが、そうするとまた飛び散ったりして悲惨なことになり、奴の思うつぼです。

仕方がないので再度切ろうとするのですが、今度は切れないんです。絶対に切れません。他の角を切ろうとするのですが切れないんです。ここで逆上してしまうと奴の思うつぼなので冷静になります。仕方がないので、近くにはさみがあるとはさみで切ったりします。最初からそうすればいいのですが、はさみで切るとはさみに醤油とかソースが付いたりするので、それがイヤなのです。付いた醤油やソースは拭かなくてはいけないので、その時にすごい敗北感を感じるのです。

何はともあれ、とにかくいけないのが「醤油」と「ソース」と「ぎょうざのタレ」の小袋です。僕はこのみっつを「凶悪小袋御三家」と呼んでいます。マヨネーズやケチャップの小袋は飛び散りませんし、比較的大きいので切りやすいのです。ところがこのみっつはいけません。弁当を食べるのも大変なのです。疲れます。

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最近どうも「汗臭い」というか「おっさん臭い」というか、とにかく体臭が気になってきました。いわゆる加齢臭というやつだと思うのですが、イヤな言葉ですね。

そんなわけで妻に「コロンか何か買ってきて」と頼んだのですが、

「ああいうのって、結構高いんだよね」と言い、そして何を言い出すかと思ったら、

「ファブリーズでもシュッしとけば」、だって。

「俺はカーテンじゃねぇぞぉ!」

と心の中で叫びました。やれやれ

そうは思ったものの、実はやってみたのです、ファブリーズ。

さすがに首から上に吹きかける勇気はなかったので、胸の辺りにシュッシュッシュッと3回、背中のほうもシュッシュッシュッと3回妻に吹きかけてもらいました。

そうしたら消えたんですね、加齢臭が。恐るべしファブリーズです。コロンとかだと臭いが消えても、それ自体の匂いが鼻につきますが、ファブリーズは最初にちょっと石鹸臭い匂いがするだけで、あとはすっかり匂わなくなりました。

でも、何か、ちょっと悲しい。

時代劇などで「じゃあ、行ってくるぜ」と銭形平次のような(古!)岡っ引きが出かけようとすると、「おまえさん、ちょっとお待ちよ」と奥から粋で美人のおかみさんが出てきて、

「カチ、カチ」

と火打石で、いわゆる「切火(きりび)」というのを行うシーンを見かけます。これは大事な旦那様に災厄が降りかからないようにという愛情表現なのですね。

これを現代版に直すと、

「それでは行ってきます」と加齢臭がプンプンと漂いそうな実直そうな中年男が出かけようとすると、奥から「フワァ~ッ」とあくびまじりに、ボサボサ頭、ヨレヨレパジャマ、寝惚け眼のおかみさんが出てきて、

「シュッ、シュッ」

と下駄箱の上にあったファブリーズをおもむろに取り上げて無言で旦那様にふりかけます。旦那様も無言で体勢を変えながらファプリーズシャワーを受けます。そうして、あらためて「行ってきます」と言って出て行き、おかみさんは「行ってらっは~いっ」とあくびまじりに言うのです。

なんて事が一般的になるかもしれません。

やっぱり、ちょっと悲しい。

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先週久々に山登りに行きまして、秋の花を堪能してきましたが、なかなか記事にする時間がなくて焦っています。そのうちやります(と思います)。

パソコンもようやく修理が終わり、必要なソフトのインストールを進めているところです。でも失われたテータの修復にはまだまだ時間がかかりそうです。

ところで「鼠先輩」というタレントというか、演歌歌手というか、とにかく変わった名前の人がテレビに出ています。ちょっとインパクトのある芸名です。

そして「エグザイル」というグループがいますね。こちらも歌番組などによく出ています。そして「アツシ」とかいう、ちょっと強面のボーカルが歌を歌っています。

この2人の違いがよくわからないのです。「あっ、鼠先輩が出ている」というと「エグザイルのアツシじゃん」などと言われたりします。「同じ顔だよね」と言うと、「全然違うじゃん」と言われます。

昔、ばーちゃんが「最近の若いタレントさんはみんな同じ顔に見える」と言っていて、僕が「全然違うじゃん」などと言っていたのですが、とうとう僕もばーちゃんに近づきつつあるようです。

「鼠先輩」と「エグザイルのアツシ」を間違える人、他にいらっしゃいませんか。

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