「曼珠沙華」
作詞/阿木耀子、作曲/宇崎竜童、歌/山口百恵
涙にならない悲しみのある事を知ったのは
つい この頃
形にならない幸福が何故かしら重いのも
そう この頃
あなたへの手紙 最後の一行思いつかない
どこでけじめをつけましょ
窓辺の花が咲いた時
はかなく花が散った時
いいえ あなたに愛された時
マンジューシャカ 恋する女は
マンジューシャカ 罪作り
白い花さえ 真紅に染める
あてにはならない約束をひたすらに待ち続け
そう 今でも
言葉にならない優しさをひたむきに追いかける
そう 今でも
あなたへの想い どこまで行ったら止まるのかしら
そんな自分を 持て余す
机の花が揺れた時
ほのかに花が匂う時
いいえ あなたに愛された時
マンジューシャカ 恋する女は
マンジューシャカ 罪作り
命すべてを 燃やし尽くすの
横浜のおーちゃんのブログ(「横浜のほほん」)で、
ヒガンバナの別名が1000近くもあることを知りました。
よく調べたなと思うのですが、調べられたのは
熊本国府高等学校PC同好会というところで、
こちらからその研究成果を見てみてください。スゴイです。
またヒガンバナよりも早い時期に咲くコヒガンバナという花が
あるそうで、結実しない三倍体のヒガンバナに対し、
二倍体であるために結実するそうです。
そういった研究もされていました。すばらしいです。
そして山口百恵さんの「曼珠沙華」です。
普通は「マンジュシャゲ」と読みます。上のサイトでも
ヒガンバナの別名として「マンジュシャゲ」は黄文字で
書かれていました。ところがこの歌の中では「マンジュシャカ」です。
どういう意味があって呼び方を変えているのかは知りませんが、
当時、「マンジュ~シャカァ~」と熱唱する百恵さんの
歌はとてもインパクトのあるものでした。
熊本国府高等学校PC同好会のサイトの別名に是非、
「マンジュ~シャカァ~(山口百恵)」と加えていただきたいものです。
韓国ではヒガンバナのことを「相思華(サンシチョ)」と呼びます。
その意味はヒガンバナの花は葉っぱがあるときには花がなく、
花が咲いているときには葉っぱがありませんから、
花と葉っぱが出会うことなく、互いのことを思いあっている
という意味だそうです。とても美しい名前ですね。
僕はヒガンバナの別名では、これが一番気に入っています。
但し、これは韓国名ですから上のサイトの別名には入っていません。
そうすると、キツネノカミソリなんかも「相思華(サンシチョ)」と
いうことになってしまいますね。