ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
打倒サルコペニア。まずはウェブで!
 



昨年、11月の初めに三瓶山の一周を計画したのですが、雨で叶わず、今年再チャレンジしようとし、去年と同じ宿まで抑えたのですが、今年もまた非情にも雨の予報。仕方なく中止としました。ところが九州方面は3日には晴れになるとの予報が出たので、急遽行き先を九州方面に変えようと思ったのでずか、秋の行楽シーズンですから、今度は前日とあっては安い宿が取れません。それで、いろいろ当たって安い宿が取れたら雲仙、取れなかったら3日に日帰りで九重という計画を立てました。

ところが、5人で10畳の和室が取れ、なんと素泊まりで1人税込3000円。ひと部屋15000円ポッキリという破格値だったので、すぐに申し込み、前日から雲仙へと向かいました。前日はお天気が悪かったので、祐徳稲荷神社や島原城などをめぐり、夜は島原の郷土料理「具雑煮」に舌鼓を打ち、翌日雲仙に登りました。秋色の雲仙はとっても綺麗でした。

★妙見岳




★国見岳


★普賢岳と平成新山




★秋色の雲仙




★普賢岳より国見岳方面


この日の雲仙は大渋滞だったらしく、仁田峠の駐車場に止めるのに最大3時間待ちだったそうです。僕たちは池の原園地から歩き、午後2時には下山しました。その後、嬉野温泉のお風呂に入り、嬉野名物「湯豆腐」の夕食に舌鼓を打ち、帰宅しました。


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福岡県の井原山は花の名山です。この時期、福岡県側から登れば稜線までの間には、イチリンソウやニリンソウなどの春の花が咲き、稜線に上がればコバノミツバツツジの鮮やかなピンクが迎えてくれます。ただ、難点は名山ゆえに人も多く、駐車地に困る事です。山口県から向かう身としては、遅れをとってしまうので、その部分で二の足を踏むのです。

ですから今回は佐賀県側から登り、山麓の山野草はないけれど縦走路のコバノミツバツツジをエンジョイしようと出掛けてきました。それでも、登山口付近はものすごい車の数で、駐車地を探すのに大変でした。続々と井原山に入山されていたので、当初の予定を変更して、雷山(らいざん)の方から縦走する事にしました。

★雷山への登路


稜線に出るまでは面白みのない道でしたが、稜線に出ると早速コバノミツバツツジが迎えてくれました。

★雷山山頂


登山口から1時間程度で雷山山頂に到着しました。あまり長居はせずに縦走に向かいました。

★新緑とコバノミツバツツジ


★ツツジのトンネル


★コバノミツバツツジ


★歩いて来た道を振り返る


★またまたツツジのトンネル




★これから向かう道


井原山に近付くつれて、コバノミツバツツジが増えてきました。

★福岡県側からの分岐


★雷山方面を振り返る


★井原山山頂


ものすごい人の数でした。

★山頂付近


★遠くに金山と脊振山を望む




今月中旬くらいまでは楽しめそうです。

★オマケのナンジャモンジャ






帰りに芦屋町の岡湊神社に立ち寄り、満開のナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)を楽しみました。



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連休の初日に雲仙岳に登ってきました。目的は「花ぼうろ」と昨年5月に開通した平成新山の麓をめぐる新道を歩く事でした。

その日のうちにフェリーで天草に渡る予定で、仁田峠に10時過ぎには着きたかったので、山口を6時前に出発し急ぎました。予定通り10時過ぎに着きました。

雲仙普賢岳新登山道の概要についてはこちらのサイトを見てみてください。

★仁田峠より妙見岳を見上げる


仁田峠にも見上げる妙見岳にもほとんど雪は見当たりませんでした。金曜日に冷え込んで雪が降ったので前日なら良かったのでしょうが、山の上に期待して登り始めました。雪はありませんでしたが、そのかわり素晴らしい天気でした。

★妙見岳登路


抜けるような青空でした。

★妙見神社


まずは妙見神社にお参りしました。祭神の「天之御中主神(妙見菩薩)」に登山の安全を祈願いたしました。

★花ぼうろ








一面銀世界とはいきませんでしたが、ところどころに「花ぼうろ」(霧氷)が残っていました。アイゼンも用意していましたが、この日はアイゼンを使う事はありませんでした。

★国見岳


今回は時間の関係で国見岳はパスしました。

★平成新山と普賢岳


奥に見えるのが平成新山、右側手前のボコボコしたピークが普賢岳、左端のボコボコした場所が「立岩の峰」です。

★西の風穴


国見別れより急坂を下り、鬼人谷口より新登山道に入りました。まずは谷筋でしたので雪が多く残っていました。最初の見どころは「西の風穴」で、かつては養蚕の蚕を保存していたと解説してありました。

★鳩岩


鳩によく似ています。

★ヤマグルマ


日の当らない寒い場所では葉っぱが筒状に巻いていました。ところが同じ木でも日の当たるところは葉が開いていました。

★北の風穴


小さな雪だるまが置いてありました。

★立岩の峰より見上げる平成新山


鳩穴別れより急な石段を登りきると立岩の峰です。荒々しい平成新山の山肌が目の前でした。所々で蒸気が噴き出していました。

★普賢岳山頂


普賢岳山頂は多くの登山者で賑わっていました。

★ハートストーン


4年前に見つけられなかったハートストーンです。その時は家に帰ってからデジカメの写真で確認できましたが、今回はすぐに分かりました。ただ、少し形が崩れてしまったみたいでした。4年前のハートストーンはこちらです。

★普賢神社


普賢岳山頂で一服してから一気に仁田峠まで下りました。島原半島先端にある口之津港から天草に渡るフェリーの16時15分の便に間に合わせるためでした。16時頃に着いて間に合いました。
仁田峠の展望所のそばにある普賢神社です。御神体は後ろに見える雲仙岳です。普賢岳は影になって見えません。無事に帰ってこれたお礼をしました。

★天草西岸・十三仏公園からの夕陽


天草に渡ってから、宿に入る前に天草西岸の「十三仏公園」まで足を延ばし、東シナ海に沈む夕陽を鑑賞しました。



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今年も県内の「十種ヶ峰」に登ってきました。前々日にたくさん雪が降ったおかげで、楽しい雪あそびができました。

★十種ヶ峰


★雪うさぎ


去年よりも雪は少なかったのですが、人があまり入っておらず踏み跡があまりなかったので、膝上まで埋まりながら登りました。

下りは歩くのが面倒になり、「尻セード」で滑り降りたりしました。

でも、やっぱり雪の山は楽しいです。

去年の雪うさぎはこちらからどうぞ。

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秋の安芸の宮島に行ってきました。すごい人でした。

目的は弥山登山でしたが、厳島神社にも参拝しましたし、紅葉も愛でましたし、揚げまんもみじも食べましたし、久々にいい天気になってくれた休日をエンジョイしてきました。

登山の方は博奕尾コースを登り、大元公園コースを下るという歩きごたえのあるコースだったのですが、気がついたら山の写真がほとんどなかったので、気に入った写真を載せます。

★シカ


以前よりシカの数が減ったように感じました。

★大鳥居


下山してみたら、干潮で大鳥居のそばまで行く事ができました。

★紅葉


この写真を妻に見せたら、開口一番、「猪鹿蝶!」って言いました。きっと花札の事を言いたかったのだと思います。

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去年のゴールデンウィークは長男と2人で、祖母山と傾山に登りました。その時の記事はこちらです。今年のゴールデンウィークも長男との山行を計画し、いろいろと思案しましたが、また同じような場所に出かけてきました。5日に傾山、6日に古祖母山に登りました。

傾山は、昨年は払鳥屋コースを登り、思っていたほどきつくはなかったのですが、今年登った九折越コースはきつかったです。ガイドブックに健脚向きとありましたが、まさにその通りでした。

翌日登った古祖母山は、尾平越のトンネル入り口から登ったので、登り2時間強、下り1時間半くらいでした。

どちらの山もお目当てのアケボノツツジは満開でしたが、今年は全体的に花付きが良くなかったように感じました。

★登路のセンゲン付近から見上げる傾山


★尾平越に向かう途中からの祖母山と天狗岩


★傾山直下のアケボノツツジ


★アケボノツツジ




★アケボノツツジと祖母山


★ミツバツツジと祖母山


★オンツツジ


★ツクシシャクナゲ


この2日後に、長男は19歳になりました。いつまで一緒に登ってくれるのかわかりませんが、今年も登る事が出来て良かったです。


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今年も宝満山の中腹にある難所ヶ滝の氷結を見てきました。残念ながら去年ほど見事ではありませんでしたが、それでも、キレイな景色が堪能できました。去年の様子はこちらからどうぞ。

宇美町が観光地として売り出そうとしているのか、新しい道標や案内板が設置されていました。それの名称は「難所ヶ滝」ではなく、「河原谷の大つらら」となっていました。そして、通称として「難所ヶ滝」とカッコに入れられてかいてありました。昔から見ている人には違和感があるのではないでしょうか。

★難所ヶ滝(河原谷の大つらら)






★河原谷の小つらら


手前の氷結している場所には「河原谷の小つらら」の看板が設置してありました。

★雪うさぎ


宝満山と三郡山の縦走路に出ても、去年ほどの雪はありませんでした。三郡山に行きましたが、あまりの寒さに震えて昼食をとりました。


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週の中頃に寒くなったので、雪が沢山降っただろうと予想して、山口市の近場の山に行こうと思っていたら、思ったほど積もっていないとの情報を得たので、またまた1月15日に行った、十種ヶ峰(とくさがみね)に行ってきました。

山口市内を抜けて、国道9号線を北上するのですが、途中の木戸山トンネルを抜けてから景色が変わりました。道路も凍結していて、スタッドレスは装着しているものの、ヒヤヒヤしながら走りました。

十種ヶ峰の麓の徳佐の町に着くと、さらに雪は増え、僕が住む秋穂の町と同じ山口市とは思えないくらいでした。車の温度計はマイナス2度でした。

ローソンでアツアツの肉まんを食べて腹ごしらえをして、山へと向かいました。前回は山の半分くらいの行程まで雪らしい雪はなかったのに、今回は登山口からずっと雪道でした。

頂上はガスに覆われて、何も見えず、時折風が吹けば凍えそうなくらい寒かったので、早々に下山しました。

★三角点を発掘


山頂付近は踏み固められていましたが、それでも20cmくらい掘って、三角点を発掘しました。

★雪のテーブルでランチ


山頂から少し下りて、風のあまり当たらないところを選んで、雪のテーブルを作りました。今回は前回のような雪うさぎは風があって耳が飛ばされるので、作れませんでした。

★氷のレース


すごく寒かったけど、雪の山はやっぱり楽しいです。

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今年最初の登山は県内の十種ヶ峰(標高989m)で雪遊びをしてきました。久々のアイゼンは快適でした。

★雪うさぎ








★雪だるま


風も無く快適な登山が楽しめました。雪の山は楽しいです。

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ブログの記事にしたい事は山のようにあるのに、その時間が取れません。本当「貧乏暇なし」とはよく言ったものです。ゴールデンウィークに長男と九州の傾山と祖母山に登って来て、ブログの記事にしようと思いつつすでに2週間が経ってしまいました。

去年はゴールデンウィークに暇を持て余している長男と蒜山三座ピストン縦走を夜行日帰りで決行して死にそうになりました。その様子はこちらからどうぞ。

今年も暇を持て余しそうらしく、早々に「どこかの山に登ろう」と言ってきたので、いろいろと思案していました。そこで以前から登りたいと思っていた傾山と、長男が登ったことのない祖母山を一挙にやってしまおうと計画したのでした。

天気が心配されましたが、4日、5日と晴天らしいということで、渋滞を避けるために3日の午後5時に自宅を出発し、その夜は大分県の宇目の道の駅に車中泊し、4日に傾山に登りました。そしてその夜は原尻の滝の道の駅で車中泊して、5日に祖母山に登ったのでした。

去年あまりにもきつかったので、その反省からトレーニングを心がけてきました。きついのはきつかったですが、昨年よりは楽に登れたように思いました。

4、5回に分けて記事にしようと沢山写真も撮ったのですが、時間がないので一挙に記事にします。

★祖母山から見た傾山


祖母・傾は九州を代表する縦走コースで、どちらの山頂でも「縦走はいいよ」という声を聞きましたが、遠いですよね。今の僕の体力では無理そうですし、だいいちそんな時間も取れそうもありません。
傾山はちょっと怖いイメージがあったのですが、それほど大変な山ではありませんでした。西山コースというのを登ったのが良かったのかもしれませんが、登り3時間半で、それほどきついとは思いませんでした。

★傾山・本傾山頂の大岩の上でビビる長男


4歳から一緒に登っていますが、この3日後に18歳になりました。去年の蒜山では「どうしたの?」と上から目線で腹が立ちましたが、今年はもういたわってくれる感じでした。それはそれで腹が立つのですが、もう勝てないですよね。

★後傾からの本傾山頂


後傾から見る本傾は絶壁でした。

★傾山から見た祖母山連山


黄砂がひどくて、せっかく展望のいい山に登るのに残念だなと思っていましたが、どちらの山頂からもかつがつ展望は得られました。

★祖母山山頂より障子尾根とマンサク


今年は花が遅いので、山頂付近ではマンサクの花がまだ残っていました。
祖母山はメインコースの神原(こうばる)コースを登りました。以前登った北谷コースよりは大変でしたが、それほどきついとは思いませんでした。登り3時間40分でした。

★アケボノツツジ








この時期の祖母・傾といえばアケボノツツジです。今年は花が遅く山頂近くはまだ咲いていませんでしたが、途中は咲き乱れていました。
どちらの山でも咲いていたのですが、被写体として良かったのは傾山のものでしたので、全て傾山のものです。
九州を代表する花といえばミヤマキリシマだと思うのですが、九重連山からそれほど離れていない祖母・傾には咲きません。そのかわりアケボノツツジはミヤマキリシマの咲く九重連山、霧島連山、阿蘇には咲かないんですよね。植生って不思議です。

★ヤマシャクヤク


祖母山のヤマシャクはほとんど終わっていたのですが、たった1輪残っていてくれました。

天気も良くて充実した2日間を久しぶりに子供と過ごせました。いつまで一緒に山に登れるのかわかりませんが、機会があればまた登りたいと思いました。

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その1より続きます。

★三ッ石古戦場跡と高射砲台跡



★集塊岩


国東半島の山にある岩に似た岩がありました。

★休憩所1


嘉納山からはどんどん下ります。ここはまだ中間点にも達していないはずです。麓から車道が上がっています。

★休憩所2


★指導標


★歩道終点


ここが嘉納山と嵩山との鞍部になると思います。縦走路ですが、別々の山に登るといった感じです。かなり下りました。

★長寿の森の看板


ここから嵩山への登りになります。トロイデ型の火山ですからつづら折りの急登でした。

★車道出合


★嵩山山頂


看板のところから30分くらいで山頂に到着しました。

★ハンググライダーのランチャー台



2基ありました。

★山頂展望台


思っていたよりもずっと寒かったので、展望台の中で昼食にしました。

★瀬戸貝の炊き込みご飯と海老カツ


大島大橋を渡る手前で購入した瀬戸貝の炊き込みご飯とプリプリの海老か沢山入ったエビカツの昼食です。

★もう一度石鎚山


朝よりも天気が良くなったせいか、石鎚山の雪が輝いて見えました。

★文珠山より琴石山を望む


朝は霞んでいた琴石山も帰りにはよく見えました。中央の尖峰が琴石山です。

復路の嘉納山への登りは、ほとんど階段で整備されているので登りやすいのですが、きつかったです。


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3月になってしまいましたが、2月20日に周防大島を歩いた時の記事です。

いつも一緒に山に行くSさんが周防大島の山に登ったことがないというので計画しました。どうせなら「山口県百名山」に載っている3座をいっぺんにやってしまおうということで、文珠山~嘉納山~嵩山と歩きました。

このコースを歩く場合、車が2台あると楽なのですが、あいにく1台しかなかったので、ピストンすることにしました。休憩時間を含めて約7時間の山歩きでした。

★地図


GPSトラックの地図ではないので正確ではありません。

★文殊堂


ここに車を置いて出発です。

★登山口


林道から登っても、この階段を登っても登山道に入れます。

★水場


つづら折りの急登を登ります。ちょうどカーブのところにある水場です。

★文珠山山頂


登山口から30分ちょっとでまずは文珠山の山頂です。

★これから向かう山々


これから向かう山々を遠望しました。

★嵩山の向こうに四国の山並み


この日は曇りでさほど良い天気ではなかったのですが、四国の山々が雲の上に浮かんで、とてもよく見えました。

★山頂展望台


以前はログハウス風の木製の展望台だったのですが、台風で飛ばされてしばらくなくなっていました。今回訪れてみたらコンクリート製の新しい展望台ができていました。

★土塁跡


★雪の斜面を登る


大島というと暖かいイメージしかないので雪があるとは思っていませんでしたが、深いところでは10cmくらいの雪が残っていました。

★嘉納山山頂


文珠山より50分くらいで2番目の山、嘉納山に到着しました。

★石鎚山をズームで


雪の石鎚山や瓶ヶ森がとてもキレイでした。

★源明山分岐


嘉納山の山頂からすぐに源明山に向かう道と嵩山に向かう道とが分かれます。

★嵩山と四国の山並み


これから向かう嵩山と四国の山並みです。

その2に続きます。



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今年は寒波の影響で福岡県の三郡山地にある「難所ヶ滝(なんしょがたき)」の氷結が素晴らしいということで行ってきました。地元の人の話でも、「今年は特にすばらしい」とのことでした。

この山域は網の目のように登山道が整備されているので、いろいろなコース取りが可能ですが、スタンダードに昭和の森から河原谷コースを登り、宝満山の山頂を踏んで、元のコースを戻りました。

午前6時に出発し、8時半に昭和の森に到着したのですが、すでに多くの車が止まっており、さらに駐車場は見る見る一杯になりました。新聞やテレビで何度も報道されたそうで、その影響もあるみたいです。

★昭和の森から河原谷コース


駐車場の周りには雪など一切なく、しばらくは林道を歩きます。そばの沢が谷のようになってくると雪がちらほらと現れてきました。

★アイゼン装着


しばらくすると雪がぐっと増えてきて、登りではそれほど必要でもなさそうでしたが、他の登山者たちも広い場所でアイゼンをつけ始めたので、それに倣ってアイゼンを装着しました。この日は先日3980円でネットで購入した6本爪アイゼンのデビューでした。ずいぶんお手頃価格で、届いた箱のパッケージの文字は全てハングルだったのでちょっと不安でしたが、とっても使いやすいアイゼンでした。

★ミニ難所ヶ滝


本命の難所ヶ滝の手前にも氷結した場所があり、「ミニ難所ヶ滝」と勝手に命名しました。

★難所ヶ滝





素晴らしい景色でした。また人の多さにも驚きました。滝にたどり着くまで大渋滞でした。これでも最盛期に比べると岩の出ている部分が増えていると地元の人が言っていました。でもこの景色で十分満足できました。

★支尾根の稜線にて


滝を堪能し、コーヒーで一服した後に、滝の左側より宝満山と三郡山の縦走路を目指しました。このルートは昨年の夏に一度歩いているので雪でも大丈夫でした。
縦走路から少し外れた支尾根に出ると雪がぐっと増えました。誰も踏んでいない場所にストックを刺してみると多いところでは60cmくらいの深さがありました。
ここは麓の太宰府天満宮から直線で5kmくらいしか離れていない場所です。この日の太宰府天満宮はものすごい人で賑わっていましたが、まさかそんな近くでこんなにたくさんの雪があるなんて想像もつかないと思います。
久々のスノーハイクはとっても楽しくて、「雪がない時よりも歩きやすいね」なんて言っていました。アイゼンのおかげなんですけどね。

★三郡山を望む


今回は三郡山には行きませんでした。以前に2月に宝満山~三郡山の縦走を記事にしたことがあります。歩いたのも同じ2月で一週くらいしか違わないのに全く違う景色です。この年には難所ヶ滝はほとんど氷結しなかったとのことでした。その時の記事はこちらからどうぞ。

★仏頂山山頂


宝満山の手前のピークの仏頂山山頂(標高869m)です。「元宝満」とも言われます。

★宝満山山頂直下の稚児落しの岩壁


宝満山山頂へは鎖場から狭い石の階段を登るのが近いのですが、雪のために危険ということで通行止めになっていました。ですからこの「稚児落し」と言われる岩壁を巻くルートで登りました。

★山頂直下のハシゴ場


巻き道の方もこのようなハシゴ場があったりで、ちょっと緊張しました。

★宝満山山頂の祠(竈門神社上宮)


いつ登っても大勢の登山者でにぎわう山頂(標高829m)です。

★宝満山山頂の大岩


★座主跡キャンプ場


山頂をあとにして、ここのキャンプ場で昼食としました。久しぶりに雪の上に座って食事をしました。この日は暖かい日だったので、雪の上に座っても寒いと感じませんでした。

★もう一度難所ヶ滝


帰りにもう一度立ち寄りました。朝の喧騒が嘘のように静かでした。ただ随分氷が解けていて、水音が大きくなっていました。

今年のように寒いのは勘弁ですが、「来年もまた見てみたいね」と虫のいいことを言いながら下山しました。


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その5より続きます。

★ルート図

全体のルートの拡大図はこちらからご覧になってください。

ここからはこれまでのルートよりもずっと歩く人が減ります。それでも道はしっかりしていましたし、ところどころ草も刈ってあったりして、手入れがなされていました。

★最低鞍部(地図番号31、14:14)


両側は沢の起点になっているのですが、両側とも崩れていて、地肌がむき出しになっていました。

★T字尾根分岐(地図番号32、14:38)


要所にはこのように道標があります。

★尾根分岐(地図番号33、14:45)


このあと三谷山に向かう予定にしていたのですが、三谷山との分岐を見逃してしまい通り過ぎてしまいました。引き返そうかとも思いましたが、日暮れの早い時期ですし、疲れていたので諦めました。

★展望岩(地図番号34、15:04)


素晴らしい眺めでした。勝坂コースの大岩壁を南の大岩壁とするならば、こちらは「北の大岩壁」と呼びたい場所でした。写真中央の山が山口尾(やまぐちお・標高487m)と思われます。

★八幡岳


展望岩正面に見える山が八幡岳(標高352m)です。この山も登山道はしっかり整備されていて登りやすい山なのですが、豪雨のときに麓があっちこっちで崩れたために工事中の場所があっちこっちにあります。

★山城山分岐(地図番号35、15:21)


最後のピーク、山城山分岐です。

★山城山(地図番号36、15:22)


分岐からすぐに山頂です。ここでお湯を沸かしてコーヒータイムとしました。

★平岩から仰ぐ山城山(地図番号37、16:03)


山城山からの下山路は急降下でした。写真は途中の平岩から仰ぎ見た山城山です。この山域はどこまで行っても岩だらけでした。

★奥伏野橋登山口(地図番号38、16:14)


ようやく下山口に到着です。このあと防府市内の「和(やわらぎ)の湯」という温泉に行って疲れを癒しましたが、翌日は思いっきり筋肉痛でした。

おそらくこのようなコース取りをして歩く物好きはあまりいないと思いますが、アルプスの縦走などのトレーニングには最適のコースだと思いますので、是非チャレンジしてください。その時は三谷山のピークも忘れずに踏んできてください。


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その4より続きます。

★ルート図

全体のルートの拡大図はこちらからご覧になってください。

★塔の岡ルート・迫にしむら口(地図番号23、11:58)


本来の塔の岡ルートは徳性寺というお寺の墓地が登山口なのですが、こちらの方が近いのでここから登ります。

★塔の岡本ルート分岐(地図番号24、12:07)


ここが本来のルートとの分岐です。本来のルートは少し荒れ加減です。

★塔の岡近道ルート分岐(地図番号25、12:10)


さらに近道ルートもあります。

★塔の岡崩壊地(地図番号26、12:18)


大きく崩れています。

★せせらぎ橋・一号橋


ここは以前から休憩所として手入れがなされていた場所なのですが、豪雨によって風景が一変しました。それでも再生を図ろうと有志の方たちが手入れをされています。この橋も「自己責任で渡ってください」ということで架けられていました。

★せせらぎ橋・二号橋


橋の周りには花壇のようになっています。ここを過ぎると沢筋を離れて尾根に登ります。これまで結構歩いていますので、今回のルートの中で一番キツイ場所だと思いました。

★ケルン(地図番号27、12:40)


尾根に上がると大きなケルンがあります。ここを左に折れるのが本来のルートですが、ちょっと寄り道して権現の祠に立ち寄ります。

★石祠(地図番号28、12:42)


尾根が突き出たところにある祠と石灯籠です。再びケルンまで引き返し、そこから先が正念場でした。

★展望食堂(地図番号29、13:14)


急登に喘ぎながら、ようやく昼食を摂る場所に到着です。予定より30分程度オーバーしていました。ここも有志の方たちが作られた休憩所です。勝手に「展望食堂」と呼んでいます。ここらでようやく3分の2を消化したと思われます。

★展望所からの眺め


★塔の岡分岐(地図番号30、13:55)


休憩所から先も手入れされた道が続きますが、結構な急登です。休憩所から10分程度で塔の岡分岐にたどり着きました。まだあと2時間程度歩きますが、大きなアップダウンの場所はもう終わりですので、ようやく先が見えてきました。

その6に続きます。


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