ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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山仲間のKちゃんが「英彦山に登った事がない」と言うので、英彦山登山と美味しいお豆腐やさん「豆庵」でのお買い物を計画しました。

今年はサクラの開花宣言はずいぶんと早かったのに、その後に雪が降ってみたり寒かったりと変です。春の花たちもずいぶんと早いので「英彦山の花はどうかな?」と思いながら出かけました。

★別所駐車場


英彦山登山の玄関口とも言うべき「別所駐車場」です。ここまでの道すがらも、ここでもサクラが満開で山口県よりもずいぶん早かったのです。ですから春爛漫かと思いきや・・・。

★中岳から望む南岳


山の上はまさに冬景色。特に北向きの斜面は雪が多く残っていて、アイゼンが欲しいくらいでした。多少の雪は見れるかなと思っていましたが、まさか歩くのに不自由するほど残っているとは思いませんでした。

★英彦山山頂


駐車場にはたくさんの車があったのに、山頂の人影はまばらでした。結構寒くて食事を済ませてすぐに下山しました。

★鬼杉


他のメンバーは「鬼杉」を見たいと言うので、今回は鬼杉経由で山頂を目指したのでした。このコースは距離が長くきついので、ほとんど他の登山者には出会いませんでした。相変わらず鬼杉は圧倒的な存在感で立っていました。

★サバノオ


山の上は冬のようでしたが、麓ではちゃんと春の花たちが咲いていました。昨年はサバノオは開いていてくれませんでしたが、今年はかろうじて美しい花の中を見せてくれました。

★ハルトラノオ


ハルトラノオなんかは終わっているのではないかと危惧していましたが、沢山咲いていました。まだまだつぼみも沢山あったので思ったほど早くなかったみたいです。

★コショウノキ


ここのコショウノキはとってもいい香りがしました。

★フッキソウ


フッキソウの葉っぱがいっぱいあって驚きました。

ツクシショウジョウバカマやホソバナコバイモもちゃんと咲いていました。変な天候ですが、春はちゃんと訪れていました。

帰りには「豆庵」に立ち寄り、試食やら豆腐鉄板やら地鶏の炭火焼やらいろいろといただきました。新メニューもいろいろと増えていて大満足でした。

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山の中をブラブラ歩いていたら、白い花が目に付きました。時期からいって「ミヤマカタバミ?」と思いましたが、花びらの数が多いです。そのうち回りを見渡すとピンク色のものもあって、「えっ、ミスミソウ?」と思わず声が出ました。

周囲をうろついてみると結構沢山の株がみつかりました。思わぬ出会いに大感激です。このあたりのものはミスミソウの仲間のケスハマソウだと思うのですが、同じ場所にあってもガク片の色が色とりどりで不思議な花ですよね。

同じ場所にカタクリも見つかりましたが、まだ葉っぱが出たばかりで花が咲くにはもう少しかかりそうでした。

★ケスハマソウ










こんな事があるから、山歩きはやめられません。

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毎年だいたいゴールデンウィーク明けに記事にすることが多いカタクリですが、今年はずいぶん早く見ることができました。毎年紹介しているカタクリは山の上のカタクリですが、今回のものは里のカタクリです。山のカタクリと里のカタクリとで違う物なのかというと、同じ物です。

連休の最終日、前日までの強風も止んで絶好のお出かけ日和となりました。折角なので広島方面にお花見&ドライブに出かけてきました。あっちこっちで桜の花もちらほらと咲き始めていて、春本番がとうとうやってきました。高速道路の脇や山の斜面のヤマザクラがとてもキレイで、思わず見とれてしまうほどでした。危なくて仕方ありません。

「さすがにもう終わっているよねぇ」と言いながらも淡い期待を抱きながら、セツブンソウの自生地を訪れましたが、見事に全て終わっていました。1人(?)くらいのろまな奴がいるかと思ったら、全く花はありませんでした。年によってはお彼岸くらいでも咲いているのですが、今年は春の花がずいぶん早いです。葉っぱすらもなくなっていて、「さすがスプリングエフェメラル」と妙に感心してしまいました。

そのかわりセツブンソウの全盛期には咲いていないキバナノアマナが沢山咲いていました。なかなかいっぺんに見れないんですよね。ユキワリイチゲもすっかり終わっていて、どうにかこうにか見れる花が1輪だけありました。

でも、「・・・と言うことはカタクリが咲いているんじゃないの」ということになり、山のカタクリはさすがに早いので、里のカタクリを見に行こうということで向原の「カタクリの里」を訪れてみました。そうしたらさすがに広島県、「備後!」じゃなかった「ビンゴ!」でした。

自生地では地域の人たちがお祭の準備をされていました。カタクリ祭りは27日からとのことでしたが、「咲いているよ」と言ってくださり、快く見せてくださいました。

★カタクリ








安芸高田市向原の「カタクリ祭り」は3月27日~4月11日までだそうです。詳しくはこちらをご覧になってください。

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宮崎県のブランドきんかん「たまたまエクセレント」です。元々「たまたま」というブランドがあったところに、今年から糖度16度以上のものが「たまたま」、糖度18度以上のものが「たまたまエクセレント」というふうに決められたそうです。

★たまたまエクセレント



きんかんはこの時期、通勤途中の家の庭などに鈴なりで実っているのを沢山見かけます。ところが収穫されずにそのまま放置されているケースが少なくありません。普通のきんかんは生で食べるにはちょっと酸っぱいので、皮の部分くらいしか食べるところがありません。かといって甘露煮にするには手間がかかるので、この飽食の時代、忘れ去られた存在になっているように思っていました。

ところが生で美味しく食べられて、しかも糖度が18度以上もあるとなると、普通のミカン並みに甘いという事ですから、それは食べてみなくてはいけません。贈答用だと1kgの箱で6000円くらいするそうですが、今回家庭用のものを安く手に入れることができたので、2kg購入しました。

★1kgです


大きさや形が多少不揃いなので家庭用ということですが、とても美味しくいただきました。

★かなり大きいです


お尻の部分(という表現が正しいかどうかはわかりませんが)に「がぶり」とかぶりつくと口の中にジューシーな甘さが広がり感激しました。実の中央部は多少酸っぱいのですが、むしろその酸っぱさが嬉しいくらいに回りが甘いので、きんかんとは思えないほどでした。きんかん特有の食べた後の渋みが多少は残りますが、2kgあったきんかんがあっという間になくなってしまいました。


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春の足音が聞こえ始めて、野の花たちも咲き始めました。今年最初の野の花の記事です。毎年のようにトップバッターを飾るセリバオウレンです。

★セリバオウレン






セリバオウレンには雄花と両性花があるのですが、雄花の方がキレイなので、どうしても写真は雄花ばかりになってしまいます。雄花と両性花の記事はこちらからどうぞ。

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その2より続きます。

★縦走路より火の山を振り返る


岩がごつごつとした特異な山容をしています。

★亀山山頂


火の山から2つのピークを越え、約30分で亀山山頂(標高300m)に到着しました。

★亀山より秋穂、国東半島、姫島方面


僕の家からは亀山がよく見えるのですが、逆に亀山からは秋穂の町がよく見えます。海の向こうには国東半島、写真の左側には姫島が見えます。

★亀山より防府方面


東側は仕事場のある防府の町並みが見えました。

★亀山直下の祠ピーク


山頂から南に少し下った場所にある石鎚神社の祠です。

★祠ピークより串山連峰、国東半島、由布岳方面


祠の場所から秋穂の町を少しアップにして取りました。町並みの向こうの山は秋穂の背骨「串山連峰」です。何度も歩いているので記事にしているかと思いましたが、ブログでは紹介していませんでした。

海の向こうには大好きな国東半島の山々が見え、右側にはうっすらと由布岳と鶴見岳が見えました。

★亀山登山口


亀山からは大岩を何度か乗り越え、真土で滑りそうな急斜面を一気に下ります。20分程度で南側の登山口に下り立ちました。ここからは麓の道をのんびりと駐車地まで戻りました。

この標識では亀山のことが「火の山」になっていて、標高も違います。また現在火の山と表記されている山のことは「姫山」と書かれています。これはあながち間違っているわけではなくて、古い資料だとかを見ると山の名前に混乱が生じているようで、現在でももめている部分があるようです。

★阿知須・岩倉山より望む火の山連峰


N氏を見送ってから、前から気になっていた阿知須の岩倉山(標高54m)に登りました。山頂直下に展望台が地元の人たちの手によって作られていて、そこから登ったばかりの火の山連峰を望むことができました。

N氏のおなかの肉が減ったかどうかは定かではありませんが、多少汚名が挽回できたのではないかと思います。また買ってから一度だけしか使われていなかったN氏の靴やザックも活躍することができて良かったと思いました。


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その1より続きます。

★北Ⅲピークの見晴らし台


秋穂八ヶ岳ですから、8つのピークをアップダウンしながら歩きます。この日ふたつめのピークからの小郡方面の風景です。

★見晴らし台より長沢池、楞厳寺(りょうごんじ)山方面


東側に眼を向けると楞厳寺山の形の良い尖峰が目に入りました。手前の池が長沢池、池のすぐ上の山が花ヶ岳です。

★鳥居


北Ⅲピークを下ると鳥居が現れました。ここから陶ヶ岳直下の肩の広場までは暗い樹林帯を歩きます。

★肩の広場より陶ヶ岳へ


陶ヶ岳直下の肩の広場から直登気味に陶ヶ岳に登ります。ロープなどが設置してある急登ですが、わずかですのでそれほど困難ではありません。

★陶ヶ岳山頂


この日3番目のピーク「陶ヶ岳(すえがたけ)」山頂(標高230m)です。標識には252mとありますが、252mは次のピークの標高で、ここのピークの標高は230mのようです。

★ロッククライミングゲレンデを覗き込むN氏


陶ヶ岳の山頂はそそり立つ岩場になっていてロッククライミングのゲレンデになっています。よく岩に張り付いている人たちを見かけるのですが、この日はいませんでした。

★陶ヶ岳より望む火の山


逆光になっているのでわかりにくいのですが、これから向かう北Ⅰピークと主峰の火の山です。

★火の山山頂


陶ヶ岳から30分程度で火の山山頂(標高304m)に到着しました。火の山の山頂にも岩場のテラスのような場所があるので、そこで昼食にしました。

★火の山より周防大橋、日の山方面


中央の白い建物がきららドームで、その向こうに象が寝そべっているように見える山があります。これも字は違うのですが日の山(標高146m)です。

★火の山より小郡、秋吉台方面


写真ではわかりにくいのですが、小郡の町の背後の山のさらにその向こうに茶色の草原の秋吉台が見えました。

★火の山より亀山、秋穂方面


これから向かう亀山方面です。これからさらに2つピークを越え、3つ目のピークが亀山です。

その3に続きます。

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自宅から登山口まで車で10分足らずの「火の山連峰」に中学時代の同級生N氏と2人で登ってきました。以前「秋穂八ヶ岳」として記事にしました。こちらからどうぞ。

どうして2人で登ったのかというと、話は1年半前にさかのぼります。夏のお盆の頃でした。いきなり携帯が鳴り、出てみると中学校の時の同級生のN氏からでした。約30年ぶりでした。なんでも中学校の時の同窓会の最中で「どうしてお前は来ないのか」ということになったのですが、丁度こちらは地域の夏祭りの最中だったので、またあらためて連絡しようということになりました。

しばらくして電話がかかってきましたが、僕はこの同級生なんかと久しぶりに会うというシチュエーションが苦手なんです。男ですから、こういう場合にはどこか居酒屋で一杯やりながらということになるのですが、僕はお酒を飲みませんし、無理して酒席に付き合うほど暇ではありません。ですから同窓会の誘いなんかもほとんど断ります。そのことをN氏に告げると、「普段休みの日は何しよるんか?」と言うので、「天気が良ければほとんど山にいる」と答えると、「じゃあ山で会おう」ということになり、そうなれば断る理由もないので一昨年の9月の中頃に本当に久しぶりに会いました。

山のチョイスは任せるというので山口市の東鳳翩山(ひがしほうべんざん)に登ることにしました。当日妹と2人で現れたN氏は頭こそ多少薄くなっていましたが、面影は中学校の時のままで懐かしさが込み上げました。何でもこの日のために妹と2人で登山靴やザックをあらたに購入したとのことでした。

ところが僕のほうが途中で具合が悪くなり、山頂までたどり着けず、ふたりに心配をかけてしまいました。せっかく道具まで新調したのに本当に申し訳ない気持ちで一杯でした。ですからその日は「また行こう」ということで別れました。それからちょくちょく連絡はとっていますが「また行こう」の約束は果たせないままに1年半が過ぎてしまったのです。

そして正月も半月過ぎた頃、N氏から「正月で太ったので山に行こう」と誘われ、「でもこの前みたいに具合が悪くなったら困るから簡単な山でいいよ」と言われました。こう言われればこちらにも意地があります。簡単に済ますわけもいかないので、ちょっとハードな火の山完全縦走にしたのでした。

火の山連峰は最高点でも304mですから低山ですが、8つの峰をアップダウンしながら登るので結構しごかれます。汚名を挽回しなくてはいけないので気合を入れてのぞみました。

★火の山連峰概念図


「山口県里山歩き記録集」というホームページより地図を拝借いたしました。

右側の「山口県セミナーパーク」の駐車場に車を置き、そこから舗装道路を一番北側にある「潟上中学校」まで歩き、そこから山に入って縦走し、一番南側にある「林道終点」まで下ってセミナーパークに歩いて戻りました。休憩を含めて約5時間でした。

★秋穂方面から見た最南端峰「亀山」


N氏を迎えに行く前に南側より撮った火の山連峰の最南端峰「亀山」です。岩がむき出しの尖峰は見ているだけで登りたくなります。今回は写真の中央左、日陰と日なたの境目になっている尾根を下りました。

★セミナーパークより望む「火の山~亀山」


車を置いたセミナーパークからの画像です。一番右が最高峰の火の山(標高304m)、一番左の尖峰が上の写真の亀山(標高300m)です。

天気予報では寒くなるとのことだったのですが、思ったよりも寒くなく、最高のお天気でした。

★最北端峰「岩屋山」登山口


駐車地より約20分歩き、潟上中学校の体育館の横を抜けて、最北端峰「岩屋山」(標高218m)の登山口に到着しました。運動場からは野球部の練習する声が聞こえました。

★鯨岩道標


まずは鯨岩を目指しますのでこの道標に従います。ちょっとシダがかぶっていますが、踏み跡ははっきりしています。

★鯨岩


鯨岩を下から見上げたところです。確かにシロナガスクジラのような形をしています。

★鯨岩より小郡、禅定寺山方面


登山口から約20分で鯨岩に到着です。岩の上はテラスのようになっているので休憩場所に最適です。

新幹線の新山口駅と禅定寺山方面です。

★鯨岩より魚切山、東鳳翩山方面


中央右の尖峰が魚切山、左側の鈍頂が狐ヶ峰、そしてその間の低いところかが秋穂往還の通る陶峠です。そしてその陶峠の向こうに見える山が東鳳翩山です。

反対に東鳳翩山の方から見るとこのようになります(写真を表示した後はブラウザの「戻る」で戻ってください)。中央に見える小さく尖った峰が火の山です。火の山は東西から見ると鋸歯状の連峰ですが、北側から見ると富士山のようなキレイなコニーデに見えるのです。そして火の山の手前の低くなったところが陶峠です。

★鯨岩より周防大橋、きららドーム方面


南西方面を見ると阿知須方面です。椹野川(ふしのがわ)と河口にかかる周防大橋が見えます。その向こうには白いきららドームが見えます。

★鯨岩よりN氏と御伊勢山方面


西側には御伊勢山、愛宕山の連峰が見えます。ここも低山ですがなかなか面白いところです。

★岩屋山への道標


鯨岩からは岩屋山の道標に従います。

★岩屋山山頂


鯨岩から約15分で岩屋山(標高218m)に到着です。山頂標識はサルトリイバラのリースで飾られていました。

その2に続きます。


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