ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
打倒サルコペニア。まずはウェブで!
 



いろいろと忙しくてブログの更新が滞り、コメントをいただいても返信ができずにいました。申し訳ありませんでした。

2005年9月25日のブログの記事で愛車のトリップメーターが100000kmになったという記事を書きました。そして「目標200000km越え」とも書きました。

★100000km


そして、2009年5月13日のブログの記事では、ついに不治の病に冒されてしまったと書きました。

そして、ついに今日、12年間連れ添った愛車とお別れなんです。下の子が生まれた年に買って、下の子は現在中学校1年生です。

★193600km


最初の目標だった200000km越えは達成できませんでした。本当は来年の3月に買い換える予定だったのですが、「新車購入補助金がなくなるかもしれないから早く買い換えておいたほうがいいかも」という悪魔のささやきにのせられて購入を決意したのでした。来年の3月まで乗っていれば200000km越えは達成できたでしょうが、やはり100000円の力には勝てませんでした。

それにしても新車に乗り換えるというのに全然嬉しくないんです。というか今の車がなくなることがとても悲しくてやりきれないのです。歳を取ったのでしょうか。新しい車のほうが装備も数段良いし、燃費もいいんです。そりゃあ、ローンの支払いは大変ですが、車がないと生活が難しいので仕方がありません。

機械にこんなに思い入れが生まれたのは初めてです。新車が来る時のワクワク感がないなんて初めてです。まあそのうちに新しい車に慣れてしまって忘れてしまうのでしょうが、自分がこんな気持ちになったことが驚きでした。

それにしても12年間、大きな故障や事故もなくよく働いてくれました。助手席に長男を乗せて、おそらく数百の山に行ったはずです。時には後部座席で夜を明かして登ることもありました。思い出がいっぱい詰まった車なんです。今書いていても涙が出てきそうです。

今日でお別れですが、本当にありがとうございました。


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10月4日の記事から1ヶ月以上が経過しましたが、毎日練習を欠かさずにやっています。練習といっても今のところ素振りや、手作りのティーバッティングマシーン(マシーンというほどのものではないのですが・・・)を使って20分程度のものです。

でも真面目にやれば効果は出てくるものです。まずバッティングのフォームが安定してきました。以前は振るたびに違うフォームでしたが、一定のフォームで振ることができるようになってきました。

それで先日練習試合があったのですが、何と2試合で6打数4安打だったそうです。僕はいつものように山登りに行っていたので試合は見ていないのですが、なかなか良い当たりだったそうです。

こうなると少しずつ自信が付いてくるのですね。そして「今日は練習休もうか?」と言うと、「いや、やっておかないと打てなくなりそうな気がする」などと言って、率先して素振りをするようになりました。これなんです。こうなってほしかったんです。次男は何気なく言ったのでしょうが、この言葉嬉しかったですよ。

まあ結果は二の次であって、大切なのは一生懸命に野球に取り組んでいるのか、野球を楽しんでやっているのかということだと思うのです。本人が楽しくやっていればそれでいいのです。「好きこそものの上手なれ」です。ようやく野球が好きになってくれたように思います。

まだまだ課題は沢山ありますし、いずれはスランプになったり、壁にぶち当たることも出てくるはずです。でも僕の言うことを素直に聞いていてくれているので、そんな時でもアドバイスに耳を傾けてくれるはずです。

次男が真面目にやってくれているので、清水の舞台から飛び降りたつもりで(ちょっとオーバーかも)、練習道具を購入しました。またいずれご紹介します。



写真は11月8日の「長門峡」の紅葉の様子です。

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いろいろと忙しくて、なかなかブログの記事を作る時間がとれません。今日ご紹介の山も10月の連休に登った山です。それからもちょくちょく山には登っていますので、ぼちぼちご紹介していきたいと思います。

志々伎山は「しじきやま」と読みます。標高347mの低山ですが、その特異な山容と素晴らしい展望から九州百名山にも選ばれています。ただ平戸島の最南端に位置する山ですから遠いのです。平戸大橋を渡ってから1時間弱かかりますから、日本の最果てに来たような気分になりました。

★登山口から見上げる志々伎山山頂


「まさか、あそこに登るわけじゃないよね」と同行の女性が言いました。「いいえ、あそこに登るんです」と答えました。
確かに登山口から見上げる志々伎山山頂は取り付く島もないような断崖絶壁に見えます。ですから登山口から反対方向に一旦回り込んで登るようになっているのです。
それにしても前日に登った雲仙で見た平成新山の溶岩ドームよりも溶岩ドームのようでした。

★西海国立公園


平戸島や佐世保の九十九島は西海国立公園です。雲仙は雲仙天草国立公園で日本で最初の国立公園ですから、長崎県は自然が豊かな所ですよね。

★アサギマダラ






登山口で僕たちを最初に迎えてくれたのはアサギマダラの群れでした。ものすごい数のアサギマダラが飛び交っていたのです。ヒヨドリバナやツワブキの花に群がっていましたから、キク科の花が好きなんですね。

★登路から見上げる志々伎山山頂


見れば見るほど本当に登れるのかと不安になります。

★腰掛け岩


★草履置場


この特異な山容ですから、当然信仰の対象になったようです。

★五島列島


天気が良かったので遠望がききました。いつかは行きたい五島列島です。

★志々伎湾方面


山頂から見た北側の風景です。風もなく波も穏やかでした。

★断崖絶壁を覗き込む


写真ではちょっとわかりにくいのですが、断崖絶壁を覗き込んで写真を撮っているのです。山での事故が多いので一歩下がって撮りました。

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今年は山での遭難事故が多いですね。正確な数を把握しているわけではありませんが、報道されることが多いのでそのように感じるのだと思います。

今回の霧島・韓国岳での小5男児の遭難事故ほど「助かってくれ」と思ったことはありませんでした。僕も上の子が4歳の時から山に連れて行っていましたから、ヒヤッとする事は何度もあったのです。それゆえに助かって欲しかったのですが、大変残念な結果になってしまいました。

最初にこのニュースを見たときにすぐに、「この子には弟か妹がいるな」と思いました。案の定妹がいました。それから何度かこの山に登った経験があるんだなと思いました。

小5といえば親と張り合い始める時期です。男の子だったら尚更で、父親よりも早く山頂にたどり着こうとします。さらに下の子がいると、下の子との違いを親に見せ付けたいがために、ひとりでどんどん行こうとするのです。下の子は上の子にはかないませんから、ぐずったりして親の気を引こうとします。そうすると親は下の子にかかりっきりになってしまうんですね。こうなると上の子は面白くないものだから、さらにどんどんと行ってしまうのです。ここに落とし穴があったんですね。

それでも初めての山だったり、人気(ひとけ)のない山だったら、さすがに怖いものだから親と一緒に行こうとしたはずです。きっと以前にも登ったことがあったのだと思います。また行楽シーズン真っ只中の土曜日ですから多くの登山客が韓国岳を目指していたはずです。それで安心して行ってしまった部分もあったと思います。

日本百名山の中では登りやすい山です。えびの高原からだとゆっくり歩いても1時間半くらいで山頂に着けます。だからといって危険がないわけではないんですよね。火山特有の岩がゴロゴロとしていますし、霧島というくらいですからガスがよく出ますし、風が強いことも多いです。どこの山でも危険と隣りあわせということは忘れてはいけません。

後からだったら何とでも言えますが、やっぱり子供はひとりで先に行かせてはいけませんね。親が前後で子供をはさんで先の親よりも先に行かせない、後ろの親よりも先に行かせる、という風にしなくちゃいけないんですよね。わかっていたはずでしょうが、油断があったのですね。

昨年、子供会で軽登山をした時も大人で子供を挟むようにして隊列を組んで登りました。「○○のおじちゃんよりも絶対に前に行かないように、○○のおじちゃんより後ろにさがらないように」と言い聞かせて徹底させました。

亡くなった男の子のお父さんの無念を思うと胸がはりさけそうな感じになります。時間を戻せたらとか、あの時一緒に行っていればとか、ご自分を責めていらっしゃることでしょう。

報道では滑落して、頭蓋骨に骨折が見つかったと書かれていました。きっと落ちた時に岩にでもぶつけたのでしょう。それでもさまよって避難小屋から500mくらいの沢の中で見つかったと書かれていました。寒かったでしょう、痛かったでしょう、心細かったでしょう、いたたまれない気持ちになります。

僕も滑落したことがありますが、滑落したらできるだけ元の場所に戻らなくてはいけないんですね。でも滑落するくらいですから急斜面です。元に戻るのはなかなか困難なのです。怪我でもしていたら尚更です。そうすると下ってしまうんです。それで必ず迷います。迷ったら下ってはいけないのですが、小5の子供にはわかりませんよね。本当に残念でした。

何とも言うべき言葉が見つかりませんが、亡くなられた方のご冥福を祈るばかりです。

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