ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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★キキョウ


写真のような風景が、ずっと登山道の両側に続いていました。途中からはキキョウにササユリとオオバギボウシが加わり豪華なお花畑になり、さらにカワラナデシコの鮮やかなピンクがアクセントになっていました。

★つぼみ


キキョウは英語で「バルーンフラワー(balloon flower)」と言うのですが、このつぼみの姿のことを指しています。確かに紙風船をふくらませた姿に似ています。指で軽くつまむと「ポンッ」と音を立てて弾けます。詳しいことは以前に記事にしましたので、こちらを見てみてください。

★開いたばかりの初々しい姿


この花は開いたばかりの姿です。初々しいですね。一番キレイな時ですね。

★雄性期の花


上の姿からしばらくすると、雄しべが開いて花粉を出し始めます。それにしても、この花は6弁ですね。

★雌性期の花


雄しべが役割を終えると雌しべの先が開いて雌性期に入ります。受け入れ態勢完了です。「カモ~ン」と言っていました。
こうやって自家受粉を防いでいるのですね。

★キキョウ


ササユリやオオバギボウシは7月いっぱいくらいで見頃は終わりますが、キキョウはお盆の頃までキレイな姿が見られると思います。

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春から「一年に一度は見ておきたい花」として、カタクリ、ヤマシャクヤク、イワカガミを紹介してきました。そして今回はササユリです。ただ今年は6月の花見の予定が雨で流れたので、半ば諦めていました。

本来は6月下旬から7月上旬が見頃の花なのですが、深入山ではまだまだ見頃のものやつぼみのものまで沢山咲いていました。以前8月の半ば頃でも見たことがありましたから、ここのササユリは花期が長いです。

★ササユリ


ササユリは西日本に咲く野生のユリで、とても良い香りがします。林の中のものは背丈が高く、葉っぱも大きいのですが、草原に咲くここのササユリは背丈が低く、葉っぱも小さいものが多く見受けられました。花の大きさは同じでしたから、ちょっと頭でっかちな印象でした。

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約1ヶ月半ぶりの山登りでした。6月は予定を立てても天気が悪くて行けず、7月は天気が良くても予定が立たずで、本当にイライラしていました。

登山サークルの7月の例会は広島県の深入山(しんにゅうざん・標高1153m)でした。深入山はこれまでも何度か紹介しているお気に入りの山です。草原の山ですから、夏には陰がなく暑いので敬遠されますが、暑くてヘトヘトになったとしても、それに見合うだけのお花畑が広がっていますから、この時期でも超オススメの山なのです。

★深入山


一番の目的はキキョウの花だったのですが、山麓から沢山咲いていました。山麓から沢山の花が咲いているものだから、なかなか先に進みません。でも暑い夏はそれでいいのだと思います。山頂に早くたどり着くだけが登山ではありません。

花は追々紹介していきますが、中腹より上ではオオバギボウシとササユリがいっぱいで写真を撮るのに大忙しでした。他の山ではすでに終わっているササユリが、ここではまだまだ現役でした。キキョウ、ササユリ、オオバギボウシ、ユウスゲ、カワラナデシコ、オミナエシなどが一緒に見ることができるこの山は、とっても贅沢な山ですよね。初夏の花、盛夏の花、秋の七草が一緒に見ることができちゃうのですから。

他にはカキラン、クサレダマ、ヤマジノホトトギス、オオバノトンボソウ、モウセンゴケ、オオナンバンギセル、サイヨウシャジン、ウツボグサ、アリノトウグサ、ヒヨドリバナなどなど、楽しかったですよ。ついでにマムシも見ちゃいましたから。

出かける前は体がダルくて、ちょっと不安だったのですが、山に入ってしまったらそんなことは忘れていました。やっぱり山は最高です。



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「家の軒の高いところに蜂が巣をかけたから、今年は台風は来ないよ」

と、農家の患者さんより情報がもたらされました。

蜂が高いところに巣をかけた年は台風が来ない。逆に、低いところや生垣の中などに巣をかけた年は危ないと、よく耳にします。

こういう野生の生物の本能には脱帽するものが多々ありますが、現代の地球温暖化などによる環境の変化までは蜂のDNAには刷り込まれていないでしょうから、その点が不安ではありますが、何はともあれ台風が来ないことを祈っています。

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暑いですねぇ、と言わない日がなくなりました。患者さんとの挨拶の中にも必ずこのフレーズが入ります。

山登りも暑いでしょうね。でも行きたいです。行けないとなると余計でも行きたくなりますね。もうキキョウの花が咲き始めたはずです。見たい花は沢山あります。子供会のお世話なんてやってる場合ではないんですけどね。

花を見に行けないので、仕事場の駐車場にお隣のお庭からいろいろな木の枝がはみ出しているのですが、それに絡みついているヘクソカズラを観察しています。つぼみがついたなと思ったら次々と咲き始めました。

ヘクソカズラの別名にはサオトメカズラというのがあります。悪意をもって付けられた名前と好意的に付けられた名前とで、ずいぶん印象が異なりますよね。それにしてもヘクソカズラはちょっと可哀想な名前です。

★ヘクソカズラ




またの名前をヤイトバナとも言います。「ヤイト」とは「お灸」のことです。確かに真ん中の赤い部分がお灸をすえた後に見えなくもありません。

ちなみに僕は「きゅう師」という資格を持っています。厚生労働大臣が認可する国家資格です。「きゅう師」とはお灸をすえてもよい資格のことではなく、お灸をすえてお金がもらえる資格のことです。

最近どういうわけか、若い女性がお灸をすえに来ます。どういう理由かと言うと「逆子」の治療のためです。近くの県立病院で「逆子にはお灸が良い」という話になっているらしく、ここ数ヶ月で3人の妊婦さんがやってきました。
若いおねえちゃんたちは結果報告をしてくれないので、どうなったのかがわからないのですが、今までで結果がわかっている人はすべて逆子が治っていますから、効果はあると思っています。

それにしても、逆子がこれだけ多いというのは、やっぱりみんな冷えているのではないかと思っています。妊婦さんもたいへんでしょうが、お腹の赤ちゃんも苦しんでいるように感じます。暑い季節ですが、お腹から下は常に温かくしておかなくてはいけないのです。

ヘクソカズラから逆子の話になってしまいましたが、山に行きたいです。

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道徳教育を重視するようなことが言われています。これ自体はとても良いことだと思います。人としてやらなくてはいけない事、やってはいけない事を、小さい頃から教え込むのは必要なことです。

ところが問題は教える側の人間の問題です。今度の教員採用汚職で明らかになったのは、採用される教員の半数が何らかの口利きなどで採用されていたということです。当然そこにはお金のやり取りもあったはずですから、これはやってはいけない事のはずです。しかも口利きで採用された教員を特定できないということですから、採用されている教員を全員不正に採用された人たちという目で見なければならないということです。これは現場の教師にとってはつらいことだと思いますよ。きちんと正規の手段で合格した人たちまでが白い目で見られてしまうのですから、授業どころではなくなる恐れがあります。

それにしても、不正な手段で教師になったり、金儲けのためだけに管理職になったりするような人たちが道徳教育をしても良いのでしょうか。「頑張った人は報われるんだよ」と言って、子供たちを頑張らせなければいけないのに、教員自身がやっている事は、「正直者はバカをみる」そのものではないですか。今、社会で問題なのは、正直にやっている人たちや、真面目にやっている人たちが報われず、不正や犯罪まがいで富を得ている人たちが勝ち組として大きな顔をしていることだと思うのです。こんな世の中に希望などが持てるわけがありません。

おそらくこの教員採用に関する不正は日本全国で行われているはずです。この際、徹底的に追求し、少しでも関わった人間は全て懲戒免職処分にすべきです。そうすれば本来支払うべき退職金などが浮きますから、税収の一部を補えるはずです。真剣に不正解明に取り組めば、数百億円の税収が見込めるのではないでしょうか。たばこ税の値上げよりもこちらの方がずっと国民の理解を得られるはずです。子供たちにも「楽をして利益を得ようと悪いことをすると罰を受けるんだよ」と教育も出来ます。まさに反面教師です。

ただ反面教師というのは、いい先生が沢山いて、その中にとんでもない先生がいるから役に立つわけで、反面教師だらけになってしまったらシャレになりませんね。

しかし、もし本当にとことん追求したら日本の公立学校から先生の姿が消えてしまうかもしれませんね。それはそれで困ったことです。

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今日もまた暑いですよ、山口県は。早く暑くなったから早く涼しくなってくれればいいのですが、去年みたいに10月くらいまで暑さが続いたら参ってしまいますね。

自民党の加藤元幹事長が「(曽我ひとみさんたち)拉致被害者の皆さんは一度北朝鮮に戻すべきだった」と発言して物議を醸していますね。加藤さんも最近注目されていないので、何か言わなきゃと思ったのでしょうか、それとも暑さで頭がおかしくなってしまったのでしょうか。いずれにしても、言っていい事と悪いことの区別すらつかなくなってしまったようです。

こういう事を言いたいのならば、拉致被害者の皆さんが戻ってきてすぐに言うべきだと思うのです。何年も経って「あの時こうしとけば良かった」なんて政治家の言うことではありませんよね。この発言が拉致被害者の皆さんの神経をどれだけ逆なでしているのかわからないのでしょうか。それでなくてもブッシュが北朝鮮のテロ国家の指定の解除を決定してしまい、事件の解決が遠のいてしまおうとしているのに、どうして政治家の立場でこのような事が言えるのでしょうか。不思議です。

加藤元幹事長は拉致被害者の皆さんが帰ってきたときに中心的に動いていた安倍元首相のことを外交感覚がズレているというような事をいっていますが、この人は人間としての正常な感覚からズレているように感じます。

確かに安倍元首相は政治家としての能力に欠けていますし、何もできない無能な政治家ですが、彼にはおそらく悪意というものはないと思います。出来もしないのにさも出来るかのような事を言って国民を裏切りましたが、悪意はなかっただろうと思います。ところが加藤元幹事長のこの発言には悪意を感じます。何が目的なのかはわかりませんが、僕の「消えて欲しい政治家リスト」にまた1人名前が加わりました。

しかし、どうして世の中腹の立つニュースばかりなのでしょうね。昨日書いた大分県の教員採用汚職もどんどん広がっていって、聞けば聞くほど腹が立ちます。どうせ最後はうやむやにして終わってしまうのでしょうから余計に腹が立ちますね。



写真はトキソウです。このあたりでは6月の上旬に咲く花です。同じ仲間のヤマトキソウと一緒に記事にしようと思っていたのですが、ヤマトキソウを見に行ったときが大雨で、良い写真が取れなかったのでそのままほったらかしになっていました。



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ご無沙汰をしております。ブログのことはいつも頭の片隅にあるのですが、考えたり、やらなきゃいけないことが多すぎて、手付かずの状態になっております。

あれよあれよという間に、どんどん季節は流れていきます。車を運転しながら、「今頃、○○では○○が咲いているなぁ」と思っては見るものの、9月までは日曜日はほとんど子供の用事が入っていますし、ガソリンスタンドの値段の表示を見たら、遠出をする気力が失せてしまいます。

大分県の教員採用の不祥事はひどいですね。普段ならば、すぐにブログのネタにして記事を書くのですが、今はそんな気力も失せています。こういう不祥事に慣れてしまって、驚いたり、腹が立たなくなっていく自分も怖くなります。でもこの人たちは公務員ですから、大した罪にはならないんですよね。だって処分を決める人たちが公務員ですから、処分を決める人たちもこういう悪さをしているかもしれませんものね。どこまでも腐った仕組みになっているのです。前にも書いたことがありますが、裁量権をもつ公務員が罪を犯したときには、普通の人が罪を犯したときの数倍の罰を与えなければいけないと思います。今の制度は全く逆になっていますから、悪いことをしなきゃ損な制度になっているのです。

でもこれから大分県だけではなく、他の県の同じような事例が出てくるのではないでしょうか。子供たちのことを真剣に考えるような取り組みは広がることはありませんが、こういう悪事はだいたい全国的にやっていますから、出てくるような気がします。単位未履修の問題も一部の県で発覚したとたんに全国に瞬く間に広まりましたものね。それとも文部科学省あたりが公表するのを抑えてしまうかもしれませんね。どうせ文科省の官僚も同じ穴のムジナでしょうから、十分に考えられることです。

それにしても暑いです。梅雨はうっとおしいですが、暑いのもたまりませんね。7月に入ったら用事が多いので、6月中に山登りに行こうと思っていたのですが、ずっと雨続きで行けず、日曜日が晴れるようになったら、用事で出かけることができない、うまくいかないものです。



写真はタニギキョウです。少しでも涼しさを感じていただけたら幸いです。

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