ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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「Monthly Index 2006年2月」(2月28日)
「秋吉台、山焼きのあと」(2月28日)
「ヒサカキ」(2月27日)
「天満宮の梅、その2」(2月26日)
「天満宮の梅、その1」(2月25日)
「EMS」(2月24日)
「笠山の植物」(2月23日)
「コウライタチバナ」(2月22日)
「笠山のヤブツバキ」(2月21日)
「笠山」(2月20日)
「ダンデライオン~遅咲きのタンポポ」(2月19日)
「ロウバイ(蝋梅)」(2月18日)
「秋芳洞」(2月17日)
「タチツボスミレ」(2月16日)
「フラサバソウ」(2月15日)
「冬枯れの秋吉台」(2月14日)
「戸ノ上山」(2月13日)
「偶然」(2月13日)
「よくわからないという恐怖~抗生物質編」(2月12日)
「BLIZZARD」(2月11日)
「夕暮れ時はさびしそう」(2月10日)
「脳を鍛える新聞の読み方」(2月9日)
「よくわからないという恐怖~電磁波編」(2月8日)
「アオモジ」(2月7日)
「ぱちんこ・冬のソナタ」(2月6日)
「ナガバノタチツボスミレ」(2月5日)
「細木数子」(2月5日)
「チェオクの剣(茶母)」(2月4日)
「神はサイコロを振らない3」(2月3日)
「屋号」(2月2日)
「光プレミアム」(2月1日)

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今年は秋吉台の山焼きが予定通りに2月19日に行われました。順延なく予定通りに行われるのは珍しいことです。ただ気温が低く、霜や霜柱で草が湿っていて燃え方が悪く、おまけに風があまりなかったので燃え広がらせるのに苦労されたようです。

★山焼きから一週間後の秋吉台


僕の花の先生は所々に燃え残りがあるので、「三毛猫みたい」と言われていましたが、まさにそんな感じでした。右側の全く燃えていない丘は、今週の土曜日に行われる「夜の山焼き」用に燃やさずにとってある部分です。

山焼き前の同じようなアングルの写真はこちらを見てください。秋吉台のいろんな季節の表情はこちらを見てください。

さすがにいま草原を歩いても何もありません。ズボンが真っ黒けになるだけです。しかし、来月になれば草木が芽吹き始め、来月の下旬には春の花のトップバッターのセンボンヤリやオキナグサが見られると思います。

★コショウノキ




コショウノキの花が開いていました。花が開いたら匂いを嗅ごうと思っていたのに、写真を撮るのに夢中ですっかり忘れていました。

★ミチタネツケバナ


まだ寒く、日差しも少なかったので、完全には開いていませんがミチタネツケバナも咲いていました。小さな花です。さらに小さなセントウソウもルーペで開花を確認しましたが、セントウソウを撮るのは断念しました。

★キュウリグサ


これまた超小さな花です。ダメモトで写真を撮りました。暖かくなるともう少し花が大きくなるようですが、その頃には他の花が咲いて、見向きもされなくなります。

(関連記事)
冬枯れの秋吉台(2月14日)
秋吉台(05年11月10日)

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「初春に山を歩いていてガスの匂いがしたら、そこにはヒサカキの花が咲いている」と教わったのが去年の春。一年なんてあっという間です。

今年は花の開花が遅いようでヒサカキもつぼみばかりだったのですが、歩いていてふっとガスの匂いがしたので見てみると、やっぱり咲いていました。満開とまではいきませんが咲いていてくれました。

★ヒサカキ(雄花)


写真ではわかりにくいですが、とても小さな花です。雄花は形がつぼ形です。おしべが見えます。

★ヒサカキ(雌花)


雌花は形がすその少し開いた鐘形。大きさも雄花よりもさらに小さいです。

★ヒサカキの葉


葉っぱがサカキに似ているが、サカキに非ず。ということで非榊→ヒサカキと覚えるのだと教わりました。

LPガスのような匂いですからいい匂いとは言えませんが、一緒に歩いた方は好きな匂いだそうです。理由は「ヒサカキの匂いは宿題のない春休みの匂いなの、だから大好き・・・」、詩人です。




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昨日に引き続き防府天満宮の梅です。

★芳流閣(野梅系)


★冬至(野梅系)


★月影(野梅系)


★紅牡丹(紅梅系)


花はあまり咲いていませんでしたが、つぼみを見るだけでも面白いです。白いもの、クリーム色のもの、黄緑色のもの、ピンクのもの、真っ赤なもの、さまざまです。

★菅公廟の碑




碑文を一生懸命見てみましたが、古いものなので字すら判別できませんでした。台座の亀を動かしてやろうと思ったのに、到底無理な話でした。

★天神餅


大宰府天満宮の「梅が枝餅」と同じようなものでしたが、「梅が枝餅」として販売はできないのでしょうね。ですから天神餅として売られていました。こういうお餅、家族そろって大好きなのです。

満開になった頃を見計らってもう一度訪れたいと思います。

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天満宮の梅、その1(2月25日)

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この冬は寒くなるのも早かったのですが、暖かくなるのも早いようで、このところ暖かい日が続いています。また防府天満宮の梅まつりも19日から始まったということだったのでお昼休みに行ってきました。

ずっと寒かった影響なのか、2週間くらい開花が遅れているようで、咲いている木もありましたが、全体的にはまだ一分咲きといったところでした。3月の上旬頃が満開だと思われます。

なかなかさんのブログでウメには両性花と雄花の2種類が咲くというのを目にしていたので観察したのですが、結局よくわからなかったので諦めました。詳しくはこちらのなかなかさんのブログを見てください。

また梅は大きく4種類に分けられるそうで、「野梅系」「紅梅系」「豊後系」「その他」だそうです。またその中で小さく分類されるようです。枝垂れの梅などはその他に分類されるそうです。

★緋の司(紅梅系)


★八重寒紅(野梅系)


★八重野梅(野梅系)




★鹿児島紅(紅梅系)


★豊後系


最後の豊後系の梅などはすべての木を見て回りましたが一輪も咲いていませんでした。

明日に続きます。

(関連記事)
防府天満宮(1月4日)
天満宮の梅、その2(2月26日)

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「楽して痩せたい」

これはダイエットを考えたことのある方ならば誰しも一度は思ったことだと思います。ダイエットの永遠のテーマかもしれません。
「食事制限はイヤ」「好きなものを我慢するのはイヤ」「運動をする暇なんてない」「ウォーキングなんてやってらんない」「ダイエットにお金をかけたくない」などと考えることはみんなだいたい同じです。
このようなダイエットを試みる者たちの心理をうまく突いて大ヒットしたのがEMSです。一時期おなかに巻くベルトみたいなEMSマシーンが流行りましたね。あれです。今でも通販番組では盛んにやっています。

EMSとは「Electrical Muscle Stimulation」のことで日本語では「電気的筋肉刺激」となります。EMS理論は今から40年位前に開発され、ミュンヘンオリンピックで選手の筋肉トレーニングに採用されてヒットしたと言われています。現在では筋肉トレーニング以外にも、医療用のリハビリテーションやダイエットの補助に使われています。
年をとると筋力が低下し、基礎代謝量も低下します。しかし、食べる量はさほど減らないのでおなか周りに余計な脂肪が付く人が増えます。いわゆる「中年太り」というやつです。こうなったらアンチエイジング(老化予防)の意味からも筋肉を鍛えることが必要になってきます。
人間が体を動かすときには脳から筋肉へ電気信号が伝わり、その信号によって筋肉は収縮運動します。EMSとはその脳からの電気信号と同じものを筋肉に伝え、運動させ、筋力をアップさせて、基礎代謝量をアップさせようという理論なのです。
ですから電気ならば何でもいいというわけではありません。肩こりに使っている低周波治療器をおなかに当てれば筋肉は収縮しますが、これはEMS信号とは異なります。EMS専用に開発されたものを使用しないと効果は得られないのです。ディスカウントショップなどで売っている安物は単なる低周波ですから、理科の実験でカエルの足を動かした電気信号と同じようなものなのです。あのおなかに巻く奴も同じですね。あれもEMSとは言えません。



この機械は通販でも盛んに宣伝されていたのでご存知の方も多いでしょうが、大ヒット商品となった「ツインビート」というものです。これなどはEMS専用に開発されたものですから、EMSを行うのならば最低でもこれくらいの機械は必要です。



こんな感じで使用します。おなかがぷるんぷるん揺れます。大体30分くらい継続して使用します。



この機械は「スーパーテクトロン」といって本来は医療用に使っていますが、強力なEMSマシーンでもあります。先ほどの「ツインビート」は低周波ですが、こちらは高周波です。違いは高周波のほうがより深い部分の筋肉を刺激することができます。



やはり同じように使用します。使用する部位はおなかだけに限らず太ももやお尻、二の腕などにも使います。

それではこのEMSマシーンを使えば即座に体重が減るのか?、答えはノーです。運動をしてもすぐに体重が落ちないのと同じことです。原理は筋力をアップさせて基礎代謝量を増やし、それにより日々のカロリー消費が増えるので痩せるということですから、やはり最低でも3ケ月は続けないと効果は出てこないと思います。
「そんな悠長なことは言ってられない」という方には向きませんね。でもどんなダイエットでも3ヶ月の周期で考えていかないと失敗します。
初めてダイエットをするとすぐに2、3キロ減ったという経験をお持ちの方は多いと思います。どんなダイエットをしても最初は筋肉が落ちます。脂肪よりも筋肉の方が落ちやすいのですぐに2、3キロは落ちるのです。ところが継続していくとだんだん減らなくなったり、逆に増えたりします。そして挫折します。
またこのようなことを何回も続けていると最初からまったく体重が落ちなくなってきます。こうなると「魔のダイエットスパイラル」にはまったことになります。

ダイエットとは「余分な脂肪組織を落とすこと」です。「体重を減らすこと」ではありません。ここを勘違いしている人が多いのです。ですからダイエットを開始して2週間で3キロ減ったとしても、それはほとんどが筋肉で脂肪組織ではありません。脂肪組織は筋肉が落ちたあとに減り始めます。ですから「1週間で5キロ落ちるダイエット」なんてありえないのです。たとえ落ちたとしても筋肉がほとんどなのでダイエットとはいえないのです。
何回もダイエットに失敗すると、最初に落ちていた筋肉がなくなっているので最初から体重が減らなくなります。さらに筋肉がなくなっているので基礎代謝量も落ちていますからますます痩せにくい体になります。
リバウンドというのは「体重が減った減った!」と喜んでいたのが実は筋肉であり、肝心の脂肪が落ちずに基礎代謝量が落ちているので、すぐに前以上の体重に戻ってしまうことをいいます。ですからダイエットでは筋肉を落とさないようにしなくてはいけないのです。そこで登場するのがEMSです。EMSで筋肉の減少を防ぐと、より効果的なダイエットができるのです。しかしあくまでもEMSはダイエットの補助です。



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ヤブツバキやコウライタチバナ以外にも目に付いたものを紹介したいと思います。まだ花の咲いているものはスイセンくらいで他にはありませんでした。

★ウバユリの種子が飛んだあと


★そしてウバユリの新芽


ウバユリの咲きガラが沢山あり、その周りには早くも新芽が沢山出ていました。同行したNさんに教わりました。ウバユリの花はこちらの記事を見てください。

★タンキリマメ(痰切り豆)の実


この豆には痰を出なくするという薬効があるらしいのですが、定かではないようです。

★フウトウカズラ(風籐葛)の実


コショウ科の植物で、香辛料のコショウの実にそっくりだそうです。ところがこちらの実はコショウにはならないそうです。山のいたるところで見ることができました。実は赤くてよく目立ちますが、花は穂状の地味な花だそうです。

★ヒトツバ


この葉っぱも沢山ありました。ウラボシ科という科のシダ植物だそうです。園芸用にはよく利用されるようです。

★ウメ


このあたりは山口県でも北部に位置しますが、対馬海流の影響で暖かい場所だそうです。ですから暖地性の植物が見られたり、ウメにしても瀬戸内海側よりは早く開花していました。

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笠山にはコウライタチバナの日本で唯一の自生地があります。コウライタチバナはミカン科の植物で、この場所以外では韓国の済州島でしか確認されていない貴重な植物です。現在国の天然記念物、レッドデータブックやまぐちでは絶滅危惧IA類に指定されています。

今回訪れてみると丁度実がたわわになっていました。見た感じはミカンあるいはユズです。

★コウライタチバナの実


★コウライタチバナの葉


以前は沢山あったようですが、現在では数本あるのみだそうです。大変貴重な植物です。

★萩といえば夏みかん


こちらは夏みかんです。和名はナツダイダイと言うそうですが、商品として流通させるのに夏みかんのほうが聞こえがよいので、一般的には夏みかんと呼ぶそうです。
萩の特産品としてお菓子やいろんなものが商品化されています。

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笠山の北麓には約25000本といわれるヤブツバキの原生林があります。花びらの色や咲き方、シベや葉っぱの形でいろんな種類に分けられるそうです。

2月18日より原生林の周辺では椿まつりが催されていて観光客で賑わっていました。ただ今年は寒いせいか見頃はこれからのように感じました。

★ヤブツバキ原生林の案内板


★ヤブツバキ


★花のアップです


★少しピンクの花


★この風情がいいです


サザンカは花びらが一枚一枚散っていきますが、ツバキは花ごとポロッと落ちるので儚く感じます。


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笠山  


笠山(標高112m)は萩市の東部、海岸線から半島状に突き出た山です。標高は低いですが、立派な火山で「日本一小さな火山」とか「東洋一小さな火山」などと呼ばれています。

溶岩台地の上にトロイデ状に突き出た円丘が乗っかっているので、遠くから見た姿が笠のように見えるために笠山と呼ばれるようになったそうです。

山麓には風穴などの典型的な火山地形が見られ、植物が豊富なことでも知られています。この時期には北麓にあるヤブツバキの原生林のヤブツバキが開花し、18日からは椿まつりが開催され、多くの観光客で賑わっていました。

★笠山山頂


★笠山の火口


小さな火山ですが立派な火口があります。土砂の崩落のため立ち入り禁止になっていたのが残念でした。

★笠山沖の島々


笠山沖の島々は溶岩台地なので独特の形をしています。この島々のはるか沖に見島がうっすらと見えたのですが、写真には写っていません。

★虎ヶ崎灯台


笠山の北麓、日本海に突き出た場所が虎ヶ崎です。ヤブツバキの原生林はこの近くにあります。

★明神池


笠山の溶岩で堰き止められ、海と隔離されてできた池です。ところが海とつながっているので海水です。しかも干満によって池も干満があります。池の中にはイシダイやボラなどの海水魚が泳いでいます。

★ボラ


写真の魚はボラです。

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いろんなブログからロウバイ(蝋梅)開花の便りが届く中、うちの店舗の裏のお宅のロウバイはなかなか開花してくれませんでした。今年は寒いのと、そのお宅の庭は日当たりがあまりよくないので、遅かったのだと思います。そして、開花したと思ったら毎日天気が悪く、写真を撮っても綺麗ではありませんでした。昨日ようやく綺麗に撮れたので公開することができます。ここのは中まで黄色いのでソシンロウバイだと思います。

もうすでにいろんなブログでロウバイは紹介されているので、何か違った方法でと思いましたが、思いつかなかったので、すべてアップの写真を載せたいと思います。それではどうぞ。









本来、庭に植わっているものにはあまり興味はないのですが、良い香りのするものは別です。思い切りお隣との塀越しに花に鼻を近づけて香りを吸い込んで来ました。お隣さんに見つかったら、変な人と思われると思います。

明日から防府天満宮では梅祭りが開催されるようですが、今年は開花が遅れているため、まだちらほらと咲いているだけのようです。でも春は確実に近づいています。


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知り合いに「無料入洞券」をいただいたので久しぶりに秋芳洞に入ってみました。何年ぶりでしょう。近くに住んでいると意外と行かないものです。入洞料は大人1200円と安いものではありませんし、こんな機会でもないと行きませんね。

★入り口


以前は右側の無粋な屋根はなかったように思います。中はずっと歩いていけるのですが、昔は船で洞内を見学していたそうです。何人かで船に乗り、順路に沿って張ってあるロープを全員で手繰り寄せるようにして前に進んだそうです。でもこれも楽しそうだなと思いました。

★百枚皿


秋芳洞を紹介する記事には、たいていここか次の黄金柱が載っています。秋芳洞を代表する景観なのですね。やっぱり秋芳洞は日本一と言われるだけあってスケールの大きい鍾乳洞でした。久しぶりに見て感激しました。

★黄金柱


中はかなり暗いので写真がうまく撮れませんでしたが、これなどは自然の造形物なのに彫刻家が作ったような柱でした。これほどの鍾乳石は世界でも珍しいのではないでしょうか。

もうかなり昔の話ですが、「アンノン族」という言葉がありました。女性雑誌のアンアン、ノンノからとった言葉ですが、そのアンノン族が流行っていた頃は「萩・津和野」といえば観光旅行のメッカでした。
ところが今、山口県は観光客が減少してしまいどこの観光地も寂れています。黙っていてもお客が来る時代はとうの昔に終わっていたのに、「殿様商売」気質の山口県は何の対策もとってきませんでした。
おまけに今度は人口までもが急速に減少しています。若い人たちが魅力のない山口県を見捨てて外に出て行っているのです。
歴史、自然と魅力あるものは沢山あるのに、現代の嗜好に合わなくなってしまったのか、山口県は現在深刻な危機的状況を迎えています。ただし行政がこの危機的状況を本気で打破しようと真剣に考えているかどうかは別の話です。

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★タチツボスミレ


前回はナガバノタチツボスミレでしたが、今回はタチツボスミレです。花はほとんど同じようです。葉っぱで見分けるようですが、「どっちだろう?」と迷うようなものもあったりして、本当に分ける必要があるのだろうかとさえ思ってしまいます。スミレにはほかにもこういう事例が多くあります。

★花のアップです


日当たりの良い、南側に開けた場所に咲いていました。だんだん花が増えているのでうれしくなりますね。

★問題の葉っぱです


今年はスミレをもっと勉強して、ご紹介できればと思っています。

(関連記事)
ナガバノタチツボスミレ(2月5日)

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今年は寒いので花の開花が遅れています。フラサバソウもたくさん咲いているかと思っていたのですが、花盛りはもう少し先のようです。

フラサバソウとはどんな字を書くのかと思っていましたが、フラサバソウは漢字で書けません。大抵の花の和名は漢字で書けるのですがフラサバソウは和名なのに書けないのです。この花は外来種なのですが、日本で最初に発見したのはフランスのフランシェとサヴァチェという植物学者でした。ところがその後見つからなかったので、日本にはないと思われていました。しかし日本の植物学者が発見して、最初の発見が間違いでなかったことを証明し、名前をつけるときにそのフランスの植物学者の名前、フランシェの「フラ」とサヴァチェの「サヴァ」をとってフラサバソウと名付けたのです。ですから本当ならば「フラサヴァソウ」でなくてはいけないのに「フラサバソウ」なのです。

最初にこの話を聞いた時には驚きました。こんな名前の付け方の花は他にはないのではないでしょうか。ずいぶんいい加減な話のように感じました。でも現在の市町村合併による新しい自治体の名前の付け方にも似たようなものがあるので、「これもありかな」なんて思ってしまいました。

フラサバソウはゴマノハグサ科のクワガタソウ属で、オオイヌノフグリなどと同じ仲間です。別名をツタバイヌノフグリというそうです。

★フラサバソウ




とても小さな花です。そして毛むくじゃらです。

★さらに小さな株のフラサバソウ




やっぱり毛むくじゃらです。

★オオイヌノフグリ


フラサバソウと並んで写真が撮れればよかったのですが、そうは都合よく咲いてはくれません。オオイヌノフグリにも毛がありますが短いです。毛むくじゃらといった感じではありません。フラサバソウの写真を撮るのはおなかが苦しくて大変だったので、オオイヌノフグリがずいぶん大きな花のように感じました。

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冬枯れの秋吉台もいいものです。これはこれで綺麗だと思います。

★展望台付近から見た秋吉台


★ツルニンジン


今年はたくさん出会いました。ジイソブ(ツルニンジンの別名)が本当にジイソブになった感じです。

★リンドウ


「面影はあるね」って言ったら、「大きなお世話・・・」と言われそうです。

★コマツナギ


これを見るとコマツナギがマメ科だとわかります。

★キセワタ


これはわかりました。蜂の巣のような穴に見覚えがありました。

★クズ


クズは実になってもあっちこっちではびこっていました。

★ムラサキセンブリ


「嗚呼、あんなに美しかった君が・・・」なんて、妻に言ったら晩飯抜き、間違いナイ!(長井秀和ふうに)。

★ノアズキ


こんなパスタがたしかありました。

★カセンソウ


これは全然わかりませんでした。

★セイタカアワダチソウ


こんな毛皮を着ている女の人、いますよね。

★帰り水付近から見た秋吉台


★コショウノキ


枯れたものばかりじゃ殺風景なので、春の息吹もどうぞ。

予定では今度の日曜日は秋吉台の山焼きです。冬枯れ色が真っ黒けになります。でも2週間もすると新しい芽が出てくるそうです。いよいよ春です。

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