公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

園田どないなるんや!な!

2008-01-25 21:03:47 | 競馬

掲示板で兵庫読者氏より下記の記事を頂いた。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000811954.shtml

兵庫県競馬組合が2006年度の収支について、8年ぶりに単年度黒字となったという話は、24日の日経新聞・近畿版にも掲載されていた。もっとも、3億4000万円出たという単年度黒字については、全額減り続ける財政基金に回すことになり、兵庫県への繰り入れは行われない。

というわけではないのだが、仮に今後、競馬組合が赤字に転落した場合の年度から起算して5年以内をめどに存廃の検討を行うという、競馬事業活性化委員会の報告書もまとめられ、井戸敏三・兵庫県知事に提出された。

園田は今年11月3日、JBCの開催を行う。そしてこのJBC開催が園田の今後を占う開催でもあるわけだが、一方で、園田・姫路の開催といえば、毎週概ね、火・水・木の3日間開催となっている。そしてそれ以外の日というと、あまり稼動はしていない。他は自場開催の他、合間さえあれば他場発売を行っている様相だというのに、園田はたまに笠松や名古屋を売る程度。

聞けば以前、福山との相互発売を予定していたものの福山に嫌われてそれが実現せず、また、笠松、名古屋は冬季発売を積極的に行ってくれている金沢との連携を強化した。となると園田は今は明らかに孤立状態。

せめて月曜ぐらいは常時開けられないものなのか?ま、確かに月曜日は中央競馬が終わった翌日だから客の入りは決してよくないと思うけど、月曜といえば、ばんばもやっているし、はたまた岩手もやっている。金曜だって、笠松、名古屋をもっと売っあげればいい。

そうしてあげることによって、逆に今度はばんばや岩手側が園田を売ってあげようとう気になるのだろうし、笠松や名古屋も同様だろう。

後日他競技の動向も含めた形で述べることにするが、2007年の1~12月の対前年比売り上げの伸び率は、地方競馬が3.7%増で最も高かった。逆に中央競馬は2.3%減だったことから、中央優勢、地方劣勢といった図式ではなくなりつつある。むろん地方競馬はいまだ経営が脆弱なところばかりであり、もっと飛躍的な売り上げアップがなければ、経営上の危険信号が消えないところがほとんどなのだが、一方で他場との相互連携が功を奏しているということもいえるわけであり、またそうすることによって互いに業績アップも図られよう。

ところが、上述の通り、園田だけがいまだ蚊帳の外の感が否めないのである。確かに活性化委員会が言うところの、スポンサー競馬導入という点もいずれやらねばならないことなのではないかとは思うけど、とりあえずは、やれることはやっておくべきではなかろうか。

とりわけ岩手との連携については是非とも園田側から打診をかけてもらいたいもの。マイナスとマイナスを掛け合わせるとプラスになるというのは四則計算の定理だが、もし何もやらねば、マイナス方向はいつまでもたっても消え去るまい。


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1日2件

2008-01-25 20:28:03 | 競艇

ドン・笹川が出演していた日本船舶振興会のCM、「一日一善」のコールは今でも有名だが、現在行われている新鋭王座決定戦というと、転覆、落水等の事故が「1日2件」発生している勘定となっている。

http://cgi.kyotei.or.jp/race/oshirase.php?day=20080125&jyo=15

とりわけ全国発売G1ということで、SG並みの広域発売体制が敷かれるレースなだけに、本当にちゃんと走ってもらいたいもの。フライングには異常な目を光らせる競艇界なのに、転覆等の不完走についてはほとんど見てみぬフリをしているというのはおかしいことじゃないのか?

当然のことながら、いくつかある業界紙も、フライングのことについては言及するが、転覆等の話については一切触れていない。某雑誌は、賞金王決定戦について、目標売り上げに達成したから万々歳、といった礼賛記事満載だ。

ま、昨年大晦日に平和島で発生した、4艇転覆のようなことがあると返還せねばならないから問題があるけど、3艇までの転覆ならば、別にそのようなことをしなくてもいいから問題にしなくてもいいわけか?

でも、昨年の住之江周年における事故死は今も記憶に新しいところではないのか。むしろフライングよりも、転覆、落水、沈没といった事例が多発傾向にあることのほうが危険なんだって。

しかも競艇では、賞金王シリーズ以来、他開催でも転覆続きだぜ。コメントでもらった22日の多摩川なんて5、8、10レースで転覆が発生し、そのうち8レースは3艇が不完走だからなぁ・・・

今後もこうした事例が続いていくのか?もし続くようならば、損をさせられるのは「お客様」なんだが・・・

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転覆、いまだ収まらず

2008-01-22 20:27:47 | 競艇

昨年の賞金王シリーズにおいても、転覆発生のレースが相次いだが、本日開幕の新鋭王座決定戦においても、その流れを引きずっているみたい?

レースにおいて転覆艇が出てしまった(都合4名転覆。フライングは1名)。

http://cgi.kyotei.or.jp/race/oshirase.php?day=20080122&jyo=15

今後も転覆ラッシュなんてことになってしまうのか?ま、15日の戸田における関口智久の奇跡的なプレーなんてめったにあることじゃないから、とにかくしっかり完走しろ。

という話って、競輪だけのことかと思ったら、競艇でもせねばならないとは・・・

 

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93期の新人がとんでもないことを・・・

2008-01-22 20:07:18 | 競輪

取手A3戦第4レースで7名落車(内1名失格)の大波乱!

mms://streamw1.hitpops.jp/toride/wmv/200801224r.wmv

結果的に失格となった1・齋藤輝彦が、最終ホーム通過後に5・松本昌士に叩かれた。しかし齋藤はインで粘りこみ、松本マークの2・星進一と競り合う形に。そして、最終バック付近で悲劇が・・・

一旦は押し上げた齋藤だが、すぐさま星に押し返された。さらに「反撃」を試みようとした瞬間、バランスを崩してまず自らが転倒。これに星も絡まれた挙句、バックから捲りを仕掛けた7・本田直也も転倒。

さらに後続の6・小林大介、9・中島義行、4・櫻井久雄、3・高橋和聖も乗り上げ。結局落車しなかったのは主導権を握った松本と、バック最後方にいた8・和賀敬治のみ。松本が1着、和賀が2着となり、3着は再乗の小林が入った。なお、高橋は棄権したが、他選手は再乗の上、着順は残した。

別にインで粘ることは悪くはないんだが、ベテランの星に押し返されたことで熱くなってしまったのか?ま、新人だからといって、許すわけには行くまい。

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やはりひどかったのか・・・

2008-01-22 17:25:37 | 競馬

フジテレビの「みんなのケイバ」の評判が、想像以上にひどいものだということが分かりました。情報を提供していただいた皆様、御礼申し上げます。

一方、関西テレビは昨年から模様替えしつつ、「DREAM競馬」という題を維持。司会の柳沼淳子さんはいまだ不慣れな印象を与え、度々コメンテーターの杉本清さんのフォローを受けたり、はたまた時折大坪元雄さんにソッポを向かれたりしているが、内容的には宮川一朗太さんが司会を務めていた頃と大差はないので、今のままで推移していってもらいたいもの。

そもそも競馬中継って、レースに関連する情報を網羅しさえすればいいわけで、時間に余裕がある場合には過去のレースや、牧場情報などを交えればいい。お笑いタレントが出てきて、予想会に花を咲かせるような内容のものは、競馬ファンだったら恐らく誰も求めていないはず。

フジテレビのみんなのケイバのコンセプトとは、競馬を知らない人にも競馬を見てもらおうというものらしいが、もし大川慶次郎さんが生存していたら、とんでもない顔をされたと思うよ。

大川さんといえば、斎藤陽子さんが司会を務めていたときに、

「あなたはもう少し競馬を勉強したほうがいい」

と番組内で公然といってのけ、それが遠因となって斎藤さんはまもなく司会を降ろされてしまった。しかも当初は番組の脇役でしかなかった、さとう玉緒さんに司会の座を譲る羽目にもなった。つまり、さとうさんのほうが競馬をよく勉強していたということを意味する。ところが大川さんの死後、フジテレビ競馬中継は、競馬情報路線から少しずつ踏み外すようになっていった。ひいては今や、競馬の面白さを伝える人がいなくなったといえるのかもしれない。

昨日も書いたけど、フジテレビ競馬中継はやはり、大川さんの突然の死というものが今でも尾を引いているようである。

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フジテレビの競馬中継が変わったみたいだが

2008-01-21 22:23:55 | 競馬

大阪では見れないけど、フジテレビの競馬中継が今年から変わったみたいだな。

http://mainichi.jp/enta/geinou/graph/200712/20/?inb=yt

そういえば今年からレース直前の解説が井崎脩五郎氏になっていた。「あれっ?」と思ったが、内容もガラッと変わったみたいだな。タイトル名も、「みんなの競馬」になっていて、司会も川合俊一&ほしのあき に替わっているし。

内容はどうなっているのか分からないが、フジテレビの競馬中継の視聴率の落ち込みぶりは割と激しくなっているのではないか。

昨年、馬インフルエンザ騒動で競馬の開催が中止になった際も、フジテレビだけは競馬と全く関係のない再放送番組に切り替えた。テレビ西日本(関西テレビ)、KBS京都、テレビ東京は競馬関連の番組を放送したというのに(北海道のほうは分からない)。つまり視聴者が競馬中継を見ないということよりも、フジテレビの競馬中継は見ない、という表現に置き換えてもいいのかもしれない。

しかしながら、大川さんの死というのが、フジテレビ競馬中継に与えた影響というのはいまだ大きいみたいだな。井崎さんもレース解説に回ることになり、以前のような「データらめ」な予想もできなくなろう。

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広域で雪か

2008-01-20 20:39:12 | 公営競技論

今、大阪も大変寒い状況になってきている。夜中には雪に変わるという予報が。

また、雪の恐れは日本の広域に及ぶと見られ、中止等の恐れが出る場がある可能性もあるので是非ともご注意を。

 

 


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テンポイントの悲劇から30年

2008-01-20 18:48:26 | 競馬

本日行われた日経新春杯はアドマイヤモナークが勝ったが、それ以前の話として、杉本清さんが、

「とにかく、全馬無事にゴールしてほしいですね。」

と言っているのはどうしてかと思ったら、丁度30年前の日経新春杯において、テンポイントの悲劇があったからだった。ちなみにテンポイントの悲劇についてはこちらに関連した話があるのでご覧ください。

それにしても、私自身、テンポイントの悲劇があったレースを直接見ていないにせよ、こと日経新春杯というレースについてはどうしてもテンポイントのことから頭が抜け切れない。

しかもテンポイントが出走した1978年は雪が降る中でレースが行われていたが、今日も非常に寒く、雪が今にも降ろうかといった雲行きだった。もっとも、雪は降らなかったが、杉本さんがいう、全馬無事に・・・という気持ちがよく分かる天候でもあった。

しかし、丁度10分前にスタートした京成杯ではアポロマハルが落馬し、予後不良になってしまうという悲劇があったこともあり、ひょっとすると日経新春杯も・・・という頭もふとよぎった。だが、日経新春杯については全馬無事にゴールした。

とにかく、全馬完走することが一番。でないと、せっかく当たっても後味悪いからねぇ・・・

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4頭に陽性

2008-01-19 00:49:50 | 競馬

栗東で4頭に馬インフルエンザの陽性反応が出たとか。

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=25749&category=A

ま、対象となった馬はすぐに隔離されたとのことで、感染が拡大しないようには努めているという。

しかしこの問題、まだまだ終わりそうにないな。感染源が特定できない以上、今後もこうした事例はしばし出てくるかもしれない。


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元気ない尼崎

2008-01-18 21:04:27 | 現場レポート

今月7日と16日、尼崎競艇場に行ってきた。ま、ポイントカードにかかる件で行ったようなもので、買いたいレースはとうとう1レースもなかったんで、舟券は買わなかったんだけど、どうもボートピア梅田ができて以降の尼崎競艇場っていうのは元気がないな。

確かに客はそこそこ入っているが、使われていない穴場(投票所)がいかに多いか。にもかかわらず、全くの放置状態。

例えば奈良競輪場とか、びわこ競輪場とかいったところでは、使わなくなった穴場を改装して休憩所にした。向日町は2センター寄りにある2階の穴場を改装してレースを見れるようにした。したがって人の流れは場内全体に広がっている。

対して尼の場合はメインスタンドに集中している。よってメインスタンド以外のところは閑散としており、人は尼のほうが上記の競輪場よりも入っているはずなのに、場内全体の活気というのが見られない。この間の周年のときもそんな感じだった。

食堂等についても、尼よりも客の入りが少ない上記の競輪場のほうがまだたくさん営業している。尼は大半が閉鎖。多幸やきの店が「シャッター通り」となった店の中で浮いた存在となってしまっている。こちらもまた、すっかり放置モード。

思うに、西宮や甲子園の晩年もこういった感じだった。閉鎖されている穴場が多いのに、そのまま放置されているために人の流れが数箇所に集中した。もっとも、西宮はスタンドが大きいので仕方ない部分もあったが。

競艇業界がよく言う、「お客さま」のための施策をやるというのであれば、こうしたゴーストタウンみたいな部分を作らないことが肝要ではないか。もし仮にそれもできないということであれば壊してしまったほうがいい。

多幸やきの店屋だって、シャッターが閉じたままの店を改装するなりして、座って食べれるようにしたほうがいいんじゃないのかな。

本場って、場外とは違って生でレースを楽しむという実感を味合わせるところだぜ。今の尼にはそうした部分が見られない。先行きがちょっと心配なような気がする。

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在校ナンバーワンが無理心中?

2008-01-18 11:40:43 | 競輪

コンドル日記にも書いてあった、浜崎太の死というのは、実は心中だったのか?

日刊スポーツの記事から推測すると、浜崎は母親をまず刺し殺し、自らは練炭を炊いて窒息死したものと見られる。一体どうしてそのような経緯となったのかは分からない。17日午前9時頃、夫人が2人の死を発見した。

浜崎は60期の在校競走成績第1位。通算勝利数は322で、S級でもプレーしたことがある。現在自宅は久留米市にあるようだが、選手登録地は沖縄に移していた。

ところで、浜崎の最後のレースは10日~12日まで行われた熊本だったそうだな。

「社長、ありがとうございました。もう何も思い残すことはありません。」

という思いがあったのか?いや、そんなことを思っているのはあの人だけかも?

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北京出場権レースはあと3つ

2008-01-18 00:37:04 | 競輪

18日から、トラックワールドカップ第3戦、ロサンゼルス大会が開催される。来月15日からは3日間、コペンハーゲン近郊のバレルプで最終戦が開催され、3月26日~30日まで、マンチェスターで開催される世界選手権で北京五輪出場の選手が全て出揃う。

現在、UCIランキングはこのようになっている。

まずケイリン。2007年12月20日が最新の更新日だが、伏見俊昭は510ポイントで第4位。UCIランキング上位8名までが自動的に出場権を得ることから、何とかW杯の残る2戦においては決勝進出を決めてほしいところ。勝てなんていわないよ。トップはクリス・ホイ。ま、テオ・ボスは現在同種目では15位のランクでしかないが、チームスプリントのUCI国別ランキングで上位10位にまで入ればケイリンに出場1枠が与えられることから、無理しないかも。

http://www.uci.ch/ucinet/uci.asp?page=rankings&discipline=pis&ryear=2008&ridercategory=me&l=eng

問題なのはチームスプリント。日本は14位。このままでは出場権は取れないが・・・

http://www.uci.ch/ucinet/uci.asp?page=rankings&discipline=pis&ryear=2008&ridercategory=me&l=eng

上述の通り、10位まで入ればこの種目の出場権が得られる他、スプリント、ケイリンに各1枠ずつの出場権も与えられる。ということは、仮に伏見がケイリンの総合枠において出場権が得られたならば、チームスプリントのメンバーの中からさらに1選手出場が可能となる。まずはUCIランクの順位を上げることが第一。少なくとも、8位入賞は目指せ。そうすれば自ずと順位は上がってこよう。

スプリントのランキングはこちら。

http://www.uci.ch/ucinet/uci.asp?page=rankings&discipline=pis&ryear=2008&ridercategory=me&l=eng

現在、渡邉一成が10位、北津留が16位だが、出場権は上位5位までと厳しいので、個人ランキングによる出場権獲得はまず、今の力では無理だろう。

北津留も渡邉も、200MFTTが弱すぎる。でもこれをクリアしなければ本選へと進めないわけだから、ここは200MFTTにおけるタイムをいかに上げるかという点に重点をおいてもらいたいもの。とはいっても、そんなことを言っている時間などないんだが・・・

ポイントレースは飯島誠が4位、盛一大が21位。出場権は上位9名までだが、飯島は出場権を獲得できそうな位置に十分いる。

http://www.uci.ch/ucinet/uci.asp?page=rankings&discipline=pis&ryear=2008&ridercategory=me&l=eng

さて飯島、盛の2人はマディソンでも出場権を狙っている。現在日本は12位。五輪出場権は上位12位までだから、ギリギリ出場権を奪える位置にはいる。

http://www.uci.ch/ucinet/uci.asp?page=rankings&discipline=pis&ryear=2008&ridercategory=me&l=eng

しかしランキングを見ると、イギリス、ニュージーランド、ウクライナ、ロシア、オーストラリアといった国が日本よりも下位にいるというのはどう見てもおかしい。多分これらの国々に抜かれることだろう。

既にB世界選手権において女子の和田見、佃の2選手が出場権を得ているが、男子は世界選手権を含む残りあと3戦が勝負。もちろんW杯における総合優勝者や世界選手権の優勝者には自動的に五輪の出場権が与えられることになるが、日本選手の力では、優勝や総合優勝どころか、メダルさえも望めまい。となると地道にポイントを稼ぐ他あるまい。

それと、飯島、伏見以外のW杯出場予定選手は、少なくとも年齢的なことを考えた場合、ロンドン五輪も狙える選手たちである。

マニェ監督もロンドンが勝負と言っているし、どう考えても北京では出るだけで終わってしまいそうな気がするが、逆に出場さえもできないなんてことになると、ロンドンへの土台作りにさえならない。今や五輪へは出場することさえ難しい時代。そうした難しい時代をクリアしてこそ、次のロンドンも見えてくるのではなかろうか。


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大量落車WEEKLY Vol.88

2008-01-17 18:15:40 | 競輪

●1月10日

花月園5レース

4名落車(内、1名失格)。

mms://streamw1.hitpops.jp/kagetsuen/wmv/bb200801105r.wmv

4角付近、捲ってきた4を外へと牽制した5(失格)が4をまずは転倒させるや、自らも落車。1、8が乗り上げ。

岐阜5レース

3名失格。

http://202.210.152.59/gifu/inbc/meta/BB080110_05.asx

2以下のラインに抑えられた5-3-9の並びの3選手が、ジャンと同時に内圏線内側より追い抜き。最終的には1着3、2着5、3着9で入るも、3人揃って失格。4着入線の2が1着となった。

●1月11日

玉野2レース

4名落車、1名車体故障。

mms://tamano.hyper-nets.com/tamano_digest/08011102.wmv

最終3角付近、5と併走していた2がバランスを崩して転倒。これに5も煽られて落車し、8、4が乗り上げ。3は車体故障。

●1月16日

大宮記念10レース

4名落車。

mms://202.210.162.33/keirin/IMC_25/20080116/VOD/25_zikkyo_vod2_10.wmv

4角でまず後方にいた9が転倒。さらに直線入り口で3、4、8が相次ぎ転倒。

平塚11レース

4名落車。

mms://210.250.29.195/shonan_digest/512k/080116_11r.wmv

最終4角付近、6、5、2、4が相次いでもたれて転倒。

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波の力は強い

2008-01-16 22:33:32 | 競艇

掲示板で教えてもらった話だが、15日行われた戸田の優勝戦で、関口智久が信じられないプレーを演じた。

http://210.148.108.173/bb_top/new_bb/txt/02/rep/rep2008011512.asx

1周1マークで前本泰和に捲られた関口だが、バックストレッチで前本と艇を合わせに行った。すると、ここで信じられないことが起こった。

波に煽られた関口はバランスを崩し、「一旦は」転覆しかけた。ところがである。

波の力が強かったせいか、なんと艇を押し上げ、半回転させて「復元」させてしまった。

競艇用のボートといえばご存知ハイドロボートであるが、要はレース中においては、モーターの箇所以外はボートが宙に浮いている形となっている。自動車において、危険走行とよく言われるハイドロプレーン現象もこれと似た原理。

したがって波が高い上に、風がきつい状況の場合は、艇がひっくり返らされて転覆するケースはしばしある。でも、転覆寸前の艇が半回転バウンドして元に戻ったなんていうシーンは見たことがない。波動の話について、詳しいことはよく分からないが(風と波の力が互いに反発し合う形に働いたのか?)、波の強さが復元力をもたらしたのかもしれない。

結局、関口は6着に終わったとはいえ、よく完走できたと逆に「褒めてあげないといけない」レースだろう。

・追伸

早くも、今年のレースオブザイヤー候補筆頭かな?少なくとも特別賞は間違いなし。

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東大卒調教師、待望の重賞勝利

2008-01-16 21:11:13 | 競馬

東京大学文学部卒業という経歴を持つ小笠倫弘調教師(美浦・北)が、16日行われた大井Jpn3・TCK女王盃において、ラピッドオレンジで勝利を果たした。重賞勝ちは中央・地方通じて初めて。内田博幸を鞍上に据え、終始3番手で競馬を進めたラピッドオレンジは、直線半ばで先頭に立ってそのまま押し切った。

2年前に厩舎を開業し、現在75頭を管理しているが、ラピッドオレンジはまだ1600万下の条件馬だった馬であった。

何せ、東大出身者が競馬サークルに入ること自体、馬主以外では珍しいことで、開業当時もそれなりの話題を集めたが、開業3年目にして重賞制覇というのは比較的順調とみてもよさそう。今度は所属する中央での重賞制覇が待ち遠しいところか。

 

 


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