


長野県にはかつて、松本競輪場や、競馬場も県内に何か所か存在したことがあったが、1960年8月に上諏訪温泉競馬場が廃止されて以降、本場はおろか、場外施設すらない「公営競技空白県」を通してきた。
そんな中、2021年9月30日、長野県千曲市八幡5876-4に、競輪場外施設「サテライト信州ちくま」がオープンした。
競輪関連の施設としては、「70年ぶりの復活」とあいまった。
県内初の『場外車券売り場』 賛否分かれる中オープン 市は防犯対策や環境整備などで管理者と協定長野放送 2021年9月30日(木) 19:38 https://t.co/CGfZv29BnX
— Naoya Sano (@109Yoroshiku) October 2, 2021
長野県千曲市に30日、県内で初めてとなる競輪の場外車券売り場がオープンしました。治安の悪化などを懸念する市民から根強い反対意見もあり、市は施設の管理者と防犯や環境整備などに関する協定を結びました。
30日、千曲市八幡にオープンした「サテライト信州ちくま」。競輪の場外車券売り場で、館内には全国4カ所の競輪場のレースや結果が映し出されるモニターが並んでいます。
公営ギャンブルの場外車券売り場は県内で初めてで、1日280万円ほどの売り上げを見込んでいます。
信州ちくま・川俣正美社長:
「地域活性をどういう形であらわしていくかは、地域の皆さまと話し合いながら進めていきたい」
午前10時のオープンと同時に競輪ファンが続々と入っていきました。
利用客:
「競輪が好きだから、今まで新潟に行っていたけど、近くだから喜んで来た」
「ようやくできたから地元の活性にはいいんじゃないか」
車券売り場は市内の業者が4年前から開設に向けて準備を進めてきました。
ただ、市民からは、ギャンブル依存症の助長や治安の悪化につながることなどを懸念する意見も出ていました。
30日のオープンに合わせて「場外車券売り場誘致に反対する市民の会」が会見を開きました。
誘致に反対する市民の会・宮坂平世話人代表:
「施設の設置は、ギャンブル依存症に苦しむ人々を新たに生み出すものであり、一日も早く千曲市から姿を消すことを多くの市民の皆さんとともに願っています。開業により地域の子どもたちや周辺住民に被害を及ぼすことの無いように、厳しく監視するとともに、今後の推移を見ながらこの施設の早期撤退に向け運動構築の検討を進めていく」
こうした声を受け、千曲市は交通安全や防犯対策、環境整備などに関して施設の管理する組合と協定を結んだということです。
千曲市・小川修一市長(27日の会見):
「市民の皆さんが不安に感じていることを解消していただけるような取り組みをお願いしたい」
県内初の公営ギャンブルの券売り場 オープン|NHK 長野県のニュース 2021年09月30日 16時04分https://t.co/rYI5v5GNHL
— Naoya Sano (@109Yoroshiku) October 2, 2021
県内初の公営ギャンブルの券売り場となる競輪の場外車券売り場が、30日、千曲市内にオープンし、待ち望んでいた競輪ファンで朝からにぎわいました。
一方、設置に反対している市民団体は早期撤退に向けた運動に取り組むことにしています。
30日、千曲市八幡にオープンしたのは、競輪の場外車券売り場、「サテライト信州ちくま」です。
県内初の公営ギャンブルの券売り場で、一日に最大で4か所で開催される48レースの車券を販売し、およそ180席ある室内では44台のモニターでレースを見ることができます。
30日朝は、オープンを待ち望んでいたおよそ100人のファンがモニターを見ながらレースの予想をしていました。
この場外車券売り場では、年間10億円ほどの売り上げを見込み、一部が千曲市に入ることになっているということです。
運営会社の川俣正美社長は、「地域振興に力を入れていきたい。反対する人もいるのは承知しているので、折り合いをつけていく必要がある」と話していました。
一方、地域住民などでつくる「誘致に反対する市民の会」の宮坂平世話人代表らが、午後、市内で会見を開き、「ギャンブルで地域おこしなど冗談ではない。施設の早期撤退に向けて運動の検討を進めていく」と訴えました。
2021/09/28 お知らせ 競輪場外車券売場「サテライト信州ちくま」の開設について
この度、競輪場外車券売場「サテライト信州ちくま」が開設されることとなりましたのでお知らせいたします。オープンは9月30日(木)予定となります。「サテライト信州ちくま」は長野県初の場外車券売場となり、全国で開催される競輪をお楽しみいただけます。
◆「サテライト信州ちくま」の概要について
名称 サテライト信州ちくま
所在地 長野県千曲市八幡5876-4
設置者 住所:長野県千曲(ちくま)市(し)八幡(やわた)5876-4
名称:信州ちくま株式会社
代表取締役 川俣 正美
℡:026-214-9125
管理施行者 東京都十一市競輪事業組合
開設日 2021年9月30日(木)(予定)
平塚競輪場(GIII)初日より発売
施設概要 (1)延床面積 1345.53平方メートル
(2)構造 鉄骨造2階建
(3)駐車場 418台
(5)窓口 12窓(自動発払窓口10窓、有人窓口2窓)
(6)座席数 一般観覧席 140席
特別観覧席 38席
*座席数は、コロナウイルス感染症拡大予防のため、
利用座席数を制限することがあります。
交通アクセス (1)車でのご案内
長野自動車道「更埴インター」より 7キロ 15分
国道18号上田方面へ 「打沢」交差点右折し「平和橋」渡り左手
(2)電車でのご案内
しなの鉄道 屋代駅から3.2Km 車で8分 徒歩 40分