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日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,982.31 +5.18 +0.17% -1.18% -6.77% 19:23
中国 上海A株指数
3,126.38 +5.46 +0.17% -1.18% -6.77% 19:23
中国 深ｾﾝA株指数
1,683.77 +5.75 +0.34% -4.61% -20.99% 16:00
中国 深ｾﾝ成分指数
8,903.23 +23.90 +0.27% -1.78% -18.56% 16:00
中国 上海B株指数
231.89 -0.69 -0.30% -1.46% -13.72% 19:23
中国 深ｾﾝB株指数
1,138.72 -1.19 -0.10% +0.95% -3.95% 16:00
中国 上海50A株指数
2,456.79 +12.28 +0.50% +1.77% -2.40% 19:23
中国 上海180A株指数
7,839.64 +35.48 +0.45% +2.00% -3.90% 19:23
中国 上海新総合指数(G株)
2,520.26 +4.39 +0.17% -1.18% -6.76% 19:23
中国 創業板指数
1,725.49 +7.78 +0.45% -3.52% -20.75% 16:00
上海/ｼﾝｾﾝ CSI300指数
3,539.02 +18.09 +0.51% +0.29% -8.10% 19:23
中国 深ｾﾝ総合指数
1,610.07 +5.49 +0.34% -4.60% -20.96% 16:00
香港 ﾊﾝｾﾝ指数 17,417.68 -360.73 -2.03% -5.49% -8.12% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国企業株指数(H株) 6,165.04 -141.76 -2.25% -6.42% -3.90% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国ﾚｯﾄﾞﾁｯﾌﾟ指数 3,662.77 -99.94 -2.66% -7.23% +0.24% 17:08
韓国総合株価指数 2,795.46 -28.89 -1.02% -0.07% +7.18% 18:05
S&P･BSEｾﾝｾｯｸｽ 80,604.63 -738.83 -0.91% +4.22% +20.13% 21:24
ｲﾝﾄﾞCNX NIFTY指数 24,530.90 -269.95 -1.09% +4.32% +23.69% 20:43
加権指数 22,869.26 -529.21 -2.26% -1.47% +33.61% 15:30
S&P/ASX200指数 7,971.59 -64.93 -0.81% +2.60% +8.85% 16:21
NZX50種ｸﾞﾛｽ指数 12,325.60 -3.84 -0.03% +5.51% +3.23% 14:49
FTSEﾌﾞﾙｻﾏﾚｰｼｱKLCIｲﾝﾃﾞｯｸｽ 1,636.55 +2.74 +0.17% +2.30% +15.78% 18:05
ｼﾞｬｶﾙﾀ 総合指数 7,294.50 -26.57 -0.36% +8.44% +6.80% 18:00
ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ ST指数 3,447.56 -23.60 -0.68% +4.35% +5.16% 18:20
ﾀｲ SET指数 1,317.14 -7.62 -0.58% +1.02% -14.28% 19:03
ﾍﾞﾄﾅﾑ VN指数 1,264.78 -9.66 -0.76% -1.17% +7.83% 17:02
ﾌｨﾘﾋﾟﾝ 総合指数 6,791.69 +86.68 +1.29% +6.69% +3.82% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年7月19日午後 7:44
中国株式市場はＣＳＩ３００指数が７営業日続伸し、週間ベースでも上昇した。一方香港株は大幅安となり、週間では約２カ月ぶりの下落率を記録した。
中国共産党の第２０期中央委員会第３回全体会議（３中全会）は１８日に閉幕し、数日中により詳細な政策計画を記した文書が公表される見込み。
ＵＢＳのアナリストは「政策指針を巡るさらに詳しい最終文書が来週発表されるかどうか、また具体的な対策に関する中国共産党の中央政治局会議が今月開かれるかどうかに市場は注目している」と指摘した。
週間ベースではＣＳＩ３００指数は１．９％上昇したが、ハンセン指数は４．８％下落し５月下旬以来の下げ幅となった。
中国市場ではハイテク株が上昇をけん引し、ＩＴ（情報技術）株(.CSIINT), opens new tabは１．４％上昇した。
不動産部門に対する新たな政策支援策が打ち出されなかったことが失望を招き、不動産開発株が中国市場(.CSI000952), opens new tabで２％、香港市場(.HSMPI), opens new tabでは４．２％下落した。
香港市場のハイテク大手(.HSTECH), opens new tabは２．１％安となった。
シドニー株式市場は続落。鉱業・金融株が前日に続き株価全般の下落を主導。強い内容の豪雇用統計で早期利上げ懸念が広がった。
Ｓ＆Ｐ／ＡＳＸ２００指数は前営業日終値比０．８％安で終了。週間では０．２％上昇した
月末に発表される４ー６月期の豪消費者物価指数も、中銀の政策方針の手掛かりとして注目されている。
鉱業株指数は１．８％安。鉄鉱石相場安につれた。週間では３．１％安。
金融株指数は０．８％安。
ソウル株式市場は３日続落、１％安で引けた。週間では３カ月ぶりの大幅下落を記録した。米中貿易摩擦への懸念が強まる中、半導体メーカーの下落が株価全般を押し下げた。
総合株価指数（ＫＯＳＰＩ）は週間では２．１５％安と、４月中旬以来の大幅下落。
大信証券のアナリストは「米大統領選を巡る不透明感の中で、利益確定の圧力とリスク回避のセンチメントがみられた」と述べた。
米国が中国への半導体技術の輸出規制強化を検討しているとの報道を受け、今週は世界中で半導体銘柄が荒い値動きだった。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は２．８８％安、同業ＳＫハイニックスは１．４１％安。ＳＫハイニックスは週間で１０．０９％下げ、下落率は２０２１年８月以来の大きさとなった。ＳＫハイニックスはエヌビディアに高性能半導体を供給している。
外国人投資家は４２２９億ウォン（約３億０４９８万ドル）相当の売り越し。
終値
前日比
％
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2982.3086
+ 5.1752
+ 0.17
2963.5144
2986.2425
2955.1199
(.SSEC)
前営業日終値
2977.1334
中国
ＣＳＩ３００指数
3539.016
+18.085
+0.51
3500.805
3545.338
3493.073
(.CSI300)
前営業日終値
3520.931
香港
ハンセン指数
17417.68
-360.73
-2.03
17603.80
17629.97
17376.23
(.HSI)
前営業日終値
17778.41
香港
ハンセン中国株指数
6165.04
-141.76
-2.25
6242.93
6257.97
6150.25
(.HSCE)
前営業日終値
6306.80
韓国
総合株価指数
2795.46
-28.89
-1.02
2800.21
2802.68
2776.99
(.KS11)
前営業日終値
2824.35
台湾
加権指数
22869.26
-529.21
-2.26
23228.04
23235.82
22865.84
(.TWII)
前営業日終値
23398.47
豪
Ｓ＆Ｐ／ＡＳＸ指数
7971.60
-64.90
-0.81
8036.50
8036.50
7923.60
(.AXJO)
前営業日終値
8036.50
シンガポール
ＳＴ指数
3447.56
-23.60
-0.68
3455.79
3457.31
3437.85
(.STI)
前営業日終値
3471.16
マレーシア
総合株価指数
1636.55
+2.74
+0.17
1634.06
1638.29
1632.53
(.KLSE)
前営業日終値
1633.81
インドネシア
総合株価指数
7294.495
-26.576
-0.36
7304.279
7315.139
7249.82
(.JKSE)
前営業日終値
7321.071
フィリピン
総合株価指数
6791.69
+86.68
+1.29
6707.45
6829.97
6707.45
(.PSI)
前営業日終値
6705.01
ベトナム
ＶＮ指数
1264.78
-9.66
-0.76
1274.44
1279.94
1260.68
(.VNI)
前営業日終値
1274.44
タイ
ＳＥＴ指数
1317.14
-7.62
-0.58
1321.30
1324.57
1317.14
(.SETI)
前営業日終値
1324.76
インド
ＳＥＮＳＥＸ指数
80604.65
-738.81
-0.91
81585.06
81587.76
80499.10
(.BSESN)
前営業日終値
81343.46
インド
ＮＳＥ指数
24530.90
-269.95
-1.09
24853.80
24854.80
24508.15
(.NSEI)
前営業日終値
24800.85
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▼0.03% 12,325.60 -3.84H:12,329.44L:12,224.3607/19
日本 日経平均 ▼0.16% 40,063.79 -62.56H:40,212.90L:39,824.5807/19
[CFD] 日本 日経平均 39,923.90 日経比:-139▼0.35%H:40,142L:39,68522:38
日本 TOPIX ▼0.27% 2,860.83 -7.80H:2,871.20L:2,844.3407/19
日本 グロース250 ▼2.09% 675.73 -14.44H:688.19L:674.9107/19
中国 上海Ｂ株 ▼0.30% 231.89 -0.69H:232.23L:231.1907/19
中国 上海Ａ株 ▲0.18% 3,126.38 +5.46H:3,130.51L:3,097.8307/19
中国 深セン成分 ▲0.27% 8,903.23 +23.91H:8,932.08L:8,820.0907/19
中国 深センＢ株 ▼0.10% 1,138.72 -1.19H:1,140.96L:1,137.3507/19
中国 深センＡ株 ▲0.34% 1,683.77 +5.75H:1,690.10L:1,667.5107/19
[CFD] HangSeng サンデー 17,445.20 指数比:+27▲0.16%H:17,631L:17,34022:38
香港 レッドチップ指数 ▼2.63% 3,663.76 -98.95H:3,745.66L:3,653.0617:00
19日の中国本土市場概況：上海総合0.2％高で続伸、半導体株に買い 16:46 配信
19日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比5.18ポイント（0.17％）高の2982.31ポイントと続伸した。
見直し買いが優勢となる流れ。中国景気の鈍化懸念がくすぶる中、指数は安く推移していたものの、業績改善が見込まれるセクターなどの物色で、指数は引けにかけてプラスに転じた。また、週明け22日に発表される銀行貸出の指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」について、市場コンセンサスでは据え置き予想だが、一部の専門家が引き下げの可能性があると述べたことも材料視されている。18日に閉幕した中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議（3中全会）に関しては、各種の改革目標が示されたものの、改革の具体的な内容は明らかにされず、景気浮揚には時間がかかるとの見方も一部で流れた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、半導体関連の上げが目立つ。IC設計の上海貝嶺（600171/SH）とパワー半導体の杭州士蘭微電子（600460/SH）がそろってストップ（10.0％）高、半導体モジュール生産の嘉興斯達半導体（603290/SH）が8.5％高、LED部材トップメーカーの三安光電（600703/SH）が3.3％高で取引を終えた。同セクターを巡っては、対外圧力が強まる中にあっても、需要拡大は続くと予測されている。ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造（TSMC：2330/TW）は18日、人工知能（AI）向け半導体の需要が急増しているとして、通年の売上高見通しを上方修正した。
軍事関連株もしっかり。航空用エンジンメーカーの中航動力（600893/SH）が2.5％、航空製品の中国航発航空科技（600391/SH）が2.3％、衛星開発・運用の中国衛星（600118/SH）と航空機開発・製造・販売の中航瀋飛（600760/SH）がそろって2.0％、弾薬・ロケットの長城軍工（601606/SH）が1.4％ずつ上昇した。上述した3中全会では、国防・軍の改革方針も示されている。対外関係の悪化懸念がくすぶる中、需要が安定的に推移するとの見方も一部で広がった。証券株、医薬株、空運株、食品・酒造株、メディア関連株なども買われている。
半面、不動産株はさえない。新城控股集団（601155/SH）が3.4％安、保利発展控股集団（600048/SH）が3.1％安、中華企業（600675/SH）が2.9％安、緑地HD（600606/SH）が2.8％安で引けた。3中全会では、不動産など重点分野のリスクを防ぐ措置の実施方針が確認されたものの、即効性のある政策は示されず、投資家の失望売りにつながっている。そのほか、エネルギー株、素材株、公益株、自動車株、銀行株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.69ポイント（0.30％）安の231.89ポイント、深センB株指数が1.19ポイント（0.10％）安の1138.72ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株）
19日の香港市場概況:ハンセン2.0％安で3日ぶり反落、半導体セクターは逆行高 18:00 配信
19日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比360.73ポイント（2.03％）安の17417.68ポイントと3日ぶりに反落し、本土企業株で構成される中国本土株指数（旧H株指数）も141.76ポイント（2.25％）安の6165.04ポイントと反落した。ハンセン指数の終値は、4月下旬以来の安値を切り下げている。売買代金は1020億190万香港ドルに拡大した（18日は875億3590万香港ドル）。
内外の景気懸念が投資家心理を冷やす流れ。米国雇用情勢の悪化を受けて、米景気の回復ピッチが鈍化すると懸念されている。中国では18日、中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議（3中全会）が閉幕。会議後に発表されたコミュニケ（声明）では、各種の改革目標が示されたものの、改革の具体的な内容は明らかにされず、景気浮揚には一定期間を要するとの見方も一部で流れている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄は、不動産の下げが目立つ。本土拠点の龍湖集団HD（960/HK）が6.0％安、華潤置地（1109/HK）が5.8％安、中国海外発展（688/HK）が4.3％安、香港拠点の新鴻基地産発展（16/HK）が2.8％安、新世界発展（17/HK）が2.5％安で引けた。上述した会議では、不動産など重点分野のリスクを防ぐ措置の実施方針が確認されたものの、即効性のある政策は示されず、投資家の失望売りにつながっている。香港不動産については、米利下げ期待がやや低下したことで、金融政策で米国に追随する香港の金利低下期待もやや後退した。
石油セクターも安い。業界大手3社の中国海洋石油（CNOOC：883/HK）が4.9％、中国石油天然気（ペトロチャイナ:857/HK）が4.7％、中国石油化工（サイノペック：386/HK）が3.3％、原油掘削の中海油田服務（2883/HK）が2.7％ずつ下落した。
非鉄・産金セクターも売られる。金相場の軟化を嫌気し、中国宏橋集団（1378/HK）が5.9％安、洛陽モリブデン集団（3993/HK）が3.1％安、新疆新キン鉱業（3833/HK）が2.1％安、霊宝黄金（3330/HK）が10.5％安、中国黄金国際資源（2099/HK）が8.4％安で取引を終えた。
半面、半導体セクターは物色される。華虹半導体（1347/HK）が5.4％高、上海復旦微電子集団（1385/HK）が3.4％高、中芯国際集成電路製造（SMIC：981/HK）が1.9％高、晶門半導体（2878/HK）が1.7％高と値を上げた。同セクターを巡っては、対外圧力が強まる中にあっても、ICの需要拡大は続くと予測されている。ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造（TSMC：2330/TW）は18日、人工知能（AI）向け半導体の需要が急増しているとして、通年の売上高見通しを上方修正した。また、米国の対中圧力を念頭に、中国当局は支援策を強めるとの思惑も広がっている。
一方、本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.17％高の2982.31ポイントで取引を終了した。半導体株が高い。軍事関連株、証券株、医薬株、空運株、食品・酒造株、メディア関連株なども買われた。半面、不動産株は安い。エネルギー株、素材株、公益株、自動車株、銀行株も売られた。
亜州リサーチ(株）
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,982.31 +5.18 +0.17% -1.18% -6.77% 19:23
中国 上海A株指数
3,126.38 +5.46 +0.17% -1.18% -6.77% 19:23
中国 深ｾﾝA株指数
1,683.77 +5.75 +0.34% -4.61% -20.99% 16:00
中国 深ｾﾝ成分指数
8,903.23 +23.90 +0.27% -1.78% -18.56% 16:00
中国 上海B株指数
231.89 -0.69 -0.30% -1.46% -13.72% 19:23
中国 深ｾﾝB株指数
1,138.72 -1.19 -0.10% +0.95% -3.95% 16:00
中国 上海50A株指数
2,456.79 +12.28 +0.50% +1.77% -2.40% 19:23
中国 上海180A株指数
7,839.64 +35.48 +0.45% +2.00% -3.90% 19:23
中国 上海新総合指数(G株)
2,520.26 +4.39 +0.17% -1.18% -6.76% 19:23
中国 創業板指数
1,725.49 +7.78 +0.45% -3.52% -20.75% 16:00
上海/ｼﾝｾﾝ CSI300指数
3,539.02 +18.09 +0.51% +0.29% -8.10% 19:23
中国 深ｾﾝ総合指数
1,610.07 +5.49 +0.34% -4.60% -20.96% 16:00
香港 ﾊﾝｾﾝ指数 17,417.68 -360.73 -2.03% -5.49% -8.12% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国企業株指数(H株) 6,165.04 -141.76 -2.25% -6.42% -3.90% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国ﾚｯﾄﾞﾁｯﾌﾟ指数 3,662.77 -99.94 -2.66% -7.23% +0.24% 17:08
韓国総合株価指数 2,795.46 -28.89 -1.02% -0.07% +7.18% 18:05
S&P･BSEｾﾝｾｯｸｽ 80,604.63 -738.83 -0.91% +4.22% +20.13% 21:24
ｲﾝﾄﾞCNX NIFTY指数 24,530.90 -269.95 -1.09% +4.32% +23.69% 20:43
加権指数 22,869.26 -529.21 -2.26% -1.47% +33.61% 15:30
S&P/ASX200指数 7,971.59 -64.93 -0.81% +2.60% +8.85% 16:21
NZX50種ｸﾞﾛｽ指数 12,325.60 -3.84 -0.03% +5.51% +3.23% 14:49
FTSEﾌﾞﾙｻﾏﾚｰｼｱKLCIｲﾝﾃﾞｯｸｽ 1,636.55 +2.74 +0.17% +2.30% +15.78% 18:05
ｼﾞｬｶﾙﾀ 総合指数 7,294.50 -26.57 -0.36% +8.44% +6.80% 18:00
ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ ST指数 3,447.56 -23.60 -0.68% +4.35% +5.16% 18:20
ﾀｲ SET指数 1,317.14 -7.62 -0.58% +1.02% -14.28% 19:03
ﾍﾞﾄﾅﾑ VN指数 1,264.78 -9.66 -0.76% -1.17% +7.83% 17:02
ﾌｨﾘﾋﾟﾝ 総合指数 6,791.69 +86.68 +1.29% +6.69% +3.82% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年7月19日午後 7:44
中国株式市場はＣＳＩ３００指数が７営業日続伸し、週間ベースでも上昇した。一方香港株は大幅安となり、週間では約２カ月ぶりの下落率を記録した。
中国共産党の第２０期中央委員会第３回全体会議（３中全会）は１８日に閉幕し、数日中により詳細な政策計画を記した文書が公表される見込み。
ＵＢＳのアナリストは「政策指針を巡るさらに詳しい最終文書が来週発表されるかどうか、また具体的な対策に関する中国共産党の中央政治局会議が今月開かれるかどうかに市場は注目している」と指摘した。
週間ベースではＣＳＩ３００指数は１．９％上昇したが、ハンセン指数は４．８％下落し５月下旬以来の下げ幅となった。
中国市場ではハイテク株が上昇をけん引し、ＩＴ（情報技術）株(.CSIINT), opens new tabは１．４％上昇した。
不動産部門に対する新たな政策支援策が打ち出されなかったことが失望を招き、不動産開発株が中国市場(.CSI000952), opens new tabで２％、香港市場(.HSMPI), opens new tabでは４．２％下落した。
香港市場のハイテク大手(.HSTECH), opens new tabは２．１％安となった。
シドニー株式市場は続落。鉱業・金融株が前日に続き株価全般の下落を主導。強い内容の豪雇用統計で早期利上げ懸念が広がった。
Ｓ＆Ｐ／ＡＳＸ２００指数は前営業日終値比０．８％安で終了。週間では０．２％上昇した
月末に発表される４ー６月期の豪消費者物価指数も、中銀の政策方針の手掛かりとして注目されている。
鉱業株指数は１．８％安。鉄鉱石相場安につれた。週間では３．１％安。
金融株指数は０．８％安。
ソウル株式市場は３日続落、１％安で引けた。週間では３カ月ぶりの大幅下落を記録した。米中貿易摩擦への懸念が強まる中、半導体メーカーの下落が株価全般を押し下げた。
総合株価指数（ＫＯＳＰＩ）は週間では２．１５％安と、４月中旬以来の大幅下落。
大信証券のアナリストは「米大統領選を巡る不透明感の中で、利益確定の圧力とリスク回避のセンチメントがみられた」と述べた。
米国が中国への半導体技術の輸出規制強化を検討しているとの報道を受け、今週は世界中で半導体銘柄が荒い値動きだった。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は２．８８％安、同業ＳＫハイニックスは１．４１％安。ＳＫハイニックスは週間で１０．０９％下げ、下落率は２０２１年８月以来の大きさとなった。ＳＫハイニックスはエヌビディアに高性能半導体を供給している。
外国人投資家は４２２９億ウォン（約３億０４９８万ドル）相当の売り越し。
終値
前日比
％
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2982.3086
+ 5.1752
+ 0.17
2963.5144
2986.2425
2955.1199
(.SSEC)
前営業日終値
2977.1334
中国
ＣＳＩ３００指数
3539.016
+18.085
+0.51
3500.805
3545.338
3493.073
(.CSI300)
前営業日終値
3520.931
香港
ハンセン指数
17417.68
-360.73
-2.03
17603.80
17629.97
17376.23
(.HSI)
前営業日終値
17778.41
香港
ハンセン中国株指数
6165.04
-141.76
-2.25
6242.93
6257.97
6150.25
(.HSCE)
前営業日終値
6306.80
韓国
総合株価指数
2795.46
-28.89
-1.02
2800.21
2802.68
2776.99
(.KS11)
前営業日終値
2824.35
台湾
加権指数
22869.26
-529.21
-2.26
23228.04
23235.82
22865.84
(.TWII)
前営業日終値
23398.47
豪
Ｓ＆Ｐ／ＡＳＸ指数
7971.60
-64.90
-0.81
8036.50
8036.50
7923.60
(.AXJO)
前営業日終値
8036.50
シンガポール
ＳＴ指数
3447.56
-23.60
-0.68
3455.79
3457.31
3437.85
(.STI)
前営業日終値
3471.16
マレーシア
総合株価指数
1636.55
+2.74
+0.17
1634.06
1638.29
1632.53
(.KLSE)
前営業日終値
1633.81
インドネシア
総合株価指数
7294.495
-26.576
-0.36
7304.279
7315.139
7249.82
(.JKSE)
前営業日終値
7321.071
フィリピン
総合株価指数
6791.69
+86.68
+1.29
6707.45
6829.97
6707.45
(.PSI)
前営業日終値
6705.01
ベトナム
ＶＮ指数
1264.78
-9.66
-0.76
1274.44
1279.94
1260.68
(.VNI)
前営業日終値
1274.44
タイ
ＳＥＴ指数
1317.14
-7.62
-0.58
1321.30
1324.57
1317.14
(.SETI)
前営業日終値
1324.76
インド
ＳＥＮＳＥＸ指数
80604.65
-738.81
-0.91
81585.06
81587.76
80499.10
(.BSESN)
前営業日終値
81343.46
インド
ＮＳＥ指数
24530.90
-269.95
-1.09
24853.80
24854.80
24508.15
(.NSEI)
前営業日終値
24800.85
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▼0.03% 12,325.60 -3.84H:12,329.44L:12,224.3607/19
日本 日経平均 ▼0.16% 40,063.79 -62.56H:40,212.90L:39,824.5807/19
[CFD] 日本 日経平均 39,923.90 日経比:-139▼0.35%H:40,142L:39,68522:38
日本 TOPIX ▼0.27% 2,860.83 -7.80H:2,871.20L:2,844.3407/19
日本 グロース250 ▼2.09% 675.73 -14.44H:688.19L:674.9107/19
中国 上海Ｂ株 ▼0.30% 231.89 -0.69H:232.23L:231.1907/19
中国 上海Ａ株 ▲0.18% 3,126.38 +5.46H:3,130.51L:3,097.8307/19
中国 深セン成分 ▲0.27% 8,903.23 +23.91H:8,932.08L:8,820.0907/19
中国 深センＢ株 ▼0.10% 1,138.72 -1.19H:1,140.96L:1,137.3507/19
中国 深センＡ株 ▲0.34% 1,683.77 +5.75H:1,690.10L:1,667.5107/19
[CFD] HangSeng サンデー 17,445.20 指数比:+27▲0.16%H:17,631L:17,34022:38
香港 レッドチップ指数 ▼2.63% 3,663.76 -98.95H:3,745.66L:3,653.0617:00
19日の中国本土市場概況：上海総合0.2％高で続伸、半導体株に買い 16:46 配信
19日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比5.18ポイント（0.17％）高の2982.31ポイントと続伸した。
見直し買いが優勢となる流れ。中国景気の鈍化懸念がくすぶる中、指数は安く推移していたものの、業績改善が見込まれるセクターなどの物色で、指数は引けにかけてプラスに転じた。また、週明け22日に発表される銀行貸出の指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」について、市場コンセンサスでは据え置き予想だが、一部の専門家が引き下げの可能性があると述べたことも材料視されている。18日に閉幕した中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議（3中全会）に関しては、各種の改革目標が示されたものの、改革の具体的な内容は明らかにされず、景気浮揚には時間がかかるとの見方も一部で流れた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、半導体関連の上げが目立つ。IC設計の上海貝嶺（600171/SH）とパワー半導体の杭州士蘭微電子（600460/SH）がそろってストップ（10.0％）高、半導体モジュール生産の嘉興斯達半導体（603290/SH）が8.5％高、LED部材トップメーカーの三安光電（600703/SH）が3.3％高で取引を終えた。同セクターを巡っては、対外圧力が強まる中にあっても、需要拡大は続くと予測されている。ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造（TSMC：2330/TW）は18日、人工知能（AI）向け半導体の需要が急増しているとして、通年の売上高見通しを上方修正した。
軍事関連株もしっかり。航空用エンジンメーカーの中航動力（600893/SH）が2.5％、航空製品の中国航発航空科技（600391/SH）が2.3％、衛星開発・運用の中国衛星（600118/SH）と航空機開発・製造・販売の中航瀋飛（600760/SH）がそろって2.0％、弾薬・ロケットの長城軍工（601606/SH）が1.4％ずつ上昇した。上述した3中全会では、国防・軍の改革方針も示されている。対外関係の悪化懸念がくすぶる中、需要が安定的に推移するとの見方も一部で広がった。証券株、医薬株、空運株、食品・酒造株、メディア関連株なども買われている。
半面、不動産株はさえない。新城控股集団（601155/SH）が3.4％安、保利発展控股集団（600048/SH）が3.1％安、中華企業（600675/SH）が2.9％安、緑地HD（600606/SH）が2.8％安で引けた。3中全会では、不動産など重点分野のリスクを防ぐ措置の実施方針が確認されたものの、即効性のある政策は示されず、投資家の失望売りにつながっている。そのほか、エネルギー株、素材株、公益株、自動車株、銀行株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.69ポイント（0.30％）安の231.89ポイント、深センB株指数が1.19ポイント（0.10％）安の1138.72ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株）
19日の香港市場概況:ハンセン2.0％安で3日ぶり反落、半導体セクターは逆行高 18:00 配信
19日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比360.73ポイント（2.03％）安の17417.68ポイントと3日ぶりに反落し、本土企業株で構成される中国本土株指数（旧H株指数）も141.76ポイント（2.25％）安の6165.04ポイントと反落した。ハンセン指数の終値は、4月下旬以来の安値を切り下げている。売買代金は1020億190万香港ドルに拡大した（18日は875億3590万香港ドル）。
内外の景気懸念が投資家心理を冷やす流れ。米国雇用情勢の悪化を受けて、米景気の回復ピッチが鈍化すると懸念されている。中国では18日、中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議（3中全会）が閉幕。会議後に発表されたコミュニケ（声明）では、各種の改革目標が示されたものの、改革の具体的な内容は明らかにされず、景気浮揚には一定期間を要するとの見方も一部で流れている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄は、不動産の下げが目立つ。本土拠点の龍湖集団HD（960/HK）が6.0％安、華潤置地（1109/HK）が5.8％安、中国海外発展（688/HK）が4.3％安、香港拠点の新鴻基地産発展（16/HK）が2.8％安、新世界発展（17/HK）が2.5％安で引けた。上述した会議では、不動産など重点分野のリスクを防ぐ措置の実施方針が確認されたものの、即効性のある政策は示されず、投資家の失望売りにつながっている。香港不動産については、米利下げ期待がやや低下したことで、金融政策で米国に追随する香港の金利低下期待もやや後退した。
石油セクターも安い。業界大手3社の中国海洋石油（CNOOC：883/HK）が4.9％、中国石油天然気（ペトロチャイナ:857/HK）が4.7％、中国石油化工（サイノペック：386/HK）が3.3％、原油掘削の中海油田服務（2883/HK）が2.7％ずつ下落した。
非鉄・産金セクターも売られる。金相場の軟化を嫌気し、中国宏橋集団（1378/HK）が5.9％安、洛陽モリブデン集団（3993/HK）が3.1％安、新疆新キン鉱業（3833/HK）が2.1％安、霊宝黄金（3330/HK）が10.5％安、中国黄金国際資源（2099/HK）が8.4％安で取引を終えた。
半面、半導体セクターは物色される。華虹半導体（1347/HK）が5.4％高、上海復旦微電子集団（1385/HK）が3.4％高、中芯国際集成電路製造（SMIC：981/HK）が1.9％高、晶門半導体（2878/HK）が1.7％高と値を上げた。同セクターを巡っては、対外圧力が強まる中にあっても、ICの需要拡大は続くと予測されている。ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造（TSMC：2330/TW）は18日、人工知能（AI）向け半導体の需要が急増しているとして、通年の売上高見通しを上方修正した。また、米国の対中圧力を念頭に、中国当局は支援策を強めるとの思惑も広がっている。
一方、本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.17％高の2982.31ポイントで取引を終了した。半導体株が高い。軍事関連株、証券株、医薬株、空運株、食品・酒造株、メディア関連株なども買われた。半面、不動産株は安い。エネルギー株、素材株、公益株、自動車株、銀行株も売られた。
亜州リサーチ(株）
