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全日本選抜競輪2024回顧:郡司浩平3年ぶり2度目の大会優勝!

2024-02-13 07:33:48 | 大レース回顧集



南関の絶対エースが早々に〝本来のポジション〟を取り戻してみせた。前々へ運ぶ北井に乗った郡司は、清水の痛烈なまくりに反応して4角から踏み比べに。最後は粘る北井、中を割る古性も交じえたデッドヒートとなったが、力を振り絞って3年ぶり3度目のGⅠタイトルを手中に収めた。

「GⅠ優勝から遠ざかっていて不安もあったけど、気持ちを強く持って戦おうと。ホッとした気持ちもうれしい気持ちもあるけど、ラインに助けられたおかげでこの場に立てたと思う」

昨年はGP連続出場が「4」でストップ。今年はS級1班からのリスタートとなった。「いろいろと気持ちを切り替えるのに必要な時間だった」と12月の充電期間を経て、年初の岸和田で完全V、続く地元の川崎記念Vなど絶好調。「体調が良く車の出も良かったので、自信を持ってこられた」と胸を張って臨んでいた。初戦から苦しい内容が続き、「駄目なところが出てしまって…」と決勝入りも素直には喜べなかったが、反省を糧に最後はきっちり修正。ラインへの感謝を口にしながらも、ここ一番で輝きを取り戻したのはトップクラスで強豪と渡り合ってきた地力の証しだ。


今年最初のGⅠ・全日本選抜VでGP出場権を獲得したが、まだ2024年の戦いは始まったばかり。

「(21年の全日本選抜Vで)1回経験があるけど、メリットもデメリットもある。これからもレーススタイルを崩さず、南関勢をひとりでも多くGPに乗せられるように意識していきたい」

昨年は5月の準地元・平塚ダービー落車でリズムが狂ったこともあり、「8月に平塚でオールスターがあるので。そこにピークをもっていきたいですね」とリベンジへ力こぶ。反応鋭い抜群のレースセンスとスピードを武器に、自力でもライン戦でも強いヒーローが輪界で存在感を高めていく。(小橋川寛)



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■ 天候晴:風速 2.3m

着 車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 9 郡司 浩平 33 神奈川 99 S1 11.5 差し
2 3 清水 裕友 29 山 口 105 SS 1/2車輪 11.2 捲り
3 6 北井 佑季 34 神奈川 119 S1 3/4車輪 11.6
4 2 古性 優作 32 大 阪 100 SS タイヤ差 11.0
5 5 松谷 秀幸 41 神奈川 96 S1 1 車身 11.5
6 7 南 修二 42 大 阪 88 S1 タイヤ差 11.0
7 1 新山 響平 30 青 森 107 SS 2 車身 12.0 HB
8 8 山田 英明 40 佐 賀 89 S1 2 車身 11.5
9 4 浅井 康太 39 三 重 90 S1 9 車身 12.3

2枠複
3=6 650円 (3)
3連複
3=6=9 2,120円 (7)
2枠単
6-3 1,380円 (7)
3連単
9-3-6 9,890円 (27)
2車複
3=9 850円 (2)
ワイド
3=9 310円 (2)
6=9 390円 (4)
3=6 820円 (13)
2車単
9-3 1,630円 (6)
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