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秋華賞2016回顧

2016-10-17 08:59:21 | 大レース回顧集
画像ソースはスポーツ報知



関連記事:10/16 京都・第21回 秋華賞(GI) ヴィブロスまとめ斬り!


【秋華賞】2着の姉…そして福永のリベンジだ!ヴィブロスが優勝 ― スポニチ Sponichi Annex 競馬

姉の無念を晴らすG1制覇だ!牝馬3冠最終戦の「第21回秋華賞」は3番人気のヴィブロスが中団から脚を伸ばし、先に抜け出したパールコードを捉えて優勝。同じ佐々木主浩オーナー所有の全姉ヴィルシーナが鼻差2着に惜敗したレースで雪辱を果たし、初のG1タイトルを獲得した。1番人気のビッシュは伸びを欠いて10着に終わった。 【レース結果】

 ヴィブロスの姉ヴィルシーナは同世代に12年牝馬3冠馬ジェンティルドンナがいたせいで、3冠レースは全て2着。姉の無念は4年後に妹へ託された。前々走で500万クラスを勝ち、前走・紫苑S2着で出走権をゲット。ぎりぎりでG1の舞台に立った。好スタートを切ったが中団に控えた。「内に入れるつもりはなかった。折り合いはつきました」と福永。外々をスムーズに運ぶと、直線でわずか414キロの馬体が躍動。最速の上がり3F33秒4の末脚がはじけた。

 姉の無念を晴らす牝馬3冠最終戦でのG1Vゴール。エスコートした福永は「立場的には気楽でしたね。思い描いたレースができた。思ったより2着馬がしぶとかったけど、最後はグイッとひと伸びした。いい仕事ができました」と充実の表情。秋のG1開幕戦・スプリンターズSでは1番人気ビッグアーサーに騎乗しながら、直線で前が空かず12着。福永自身もうっ憤を晴らす勝利となった。また、この日4勝を挙げ通算1922勝とし、藤田伸二を抜きJRA歴代通算勝利数史上8位に躍進した。

 姉も管理していた友道師も喜びはひとしお。開口一番「リベンジできた」と切りだした後、「ヴィルシーナが3歳牝馬3冠を一つも獲れなかったので、妹で最後の1冠は獲りたいと思っていた。いい位置を取れたので“これなら”と。最後は姉譲りの勝負根性を見せてくれた。そういう気持ちの問題は血統。お母さん譲りだと思う」と笑顔がはじけた。厩舎サイドのプランニングもうまくいった。3月にフラワーCで12着に敗れた後休養させ成長を待った。馬体重こそ大きく変化していないが、師は「見た感じはひと回り大きくなった。背が伸び、体幹がしっかりしてきた」とパワーアップを実感していた。

 姉は4、5歳でヴィクトリアマイル(13、14年)を連覇。「ヴィブロスは姉に比べると体が柔らかい。小柄な馬だし、ここから成長していってほしいですね」と師。たくましさを増し、姉に勝るスーパーレディーになるのはこれからだ。

 ◆ヴィブロス 父ディープインパクト 母ハルーワスウィート(母の父マキアヴェリアン)牝3歳 栗東・友道厩舎所属 馬主・佐々木主浩氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績7戦3勝 総獲得賞金1億2530万6000円。馬名は古代ギリシャの地名に由来。遺跡群が世界遺産に登録されている。



秋華賞の売り上げは131億9897万800円で対前年比100・3%で微増。16日の京都競馬場の入場人員は4万997人で同118・1%とアップした。

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これが競馬!? JRA土日のおさらい☆

そして『秋華賞』
「競馬塾」でも「ネット予想」でも強調した
ように軸馬としては「ヴィブロス」が無難と
考えながら、本命視したのは「ビッシュ」で
した。
長距離輸送による大幅な馬体減なく、これな
らと思ったのですが、全く見せ場もなかった
内容に・・・何やねん!

レース後の戸崎ジョッキーのコメントでは、
「原因は分かりません」なら私が分かるわけ
ありません。

まあ2着の「パールコード」は高評価してま
したが、3着の「カイザーバル」は消してい
のした。
ローズSでは儲けさせてくれた恩馬なのです
が、外枠ではカベが作れないと考え、現に道
中で掛かって「ほれ見い!」と、ニヤリだっ
たのですが、それでも惜しい3着。
次走以降が楽しみになりました。

後は競馬塾でも激論となった「レッドアヴァ
ンセ」はマイラー説が有力。



【秋華賞】3番人気ヴィブロスがG1初戴冠!ゴール前差し切り快勝(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

スポニチアネックス 10月16日(日)15時48分配信

 「第21回秋華賞」(G1、芝・2000メートル・晴・良)は16日、京都競馬場11Rで行われ、福永騎手騎乗の3番人気、ヴィブロス(牝3=友道厩舎、父ディープインパクト、母ハルーワスウィート)がG1初制覇。

 クロコスミアがハナを切って先行。ヴィブロスは2番人気のジュエラーとともに中団、1番人気のビッシュは中段よりやや後ろに位置を取った。

 平均的なペースでレースは進み、クロコスミアが先頭のまま3、4コーナーを通過。ヴィブロスは中団の位置をキープしたまま直線へ入った。

 直線に入るとパールコード、カイザーバルがクロコスミアを追いかける形で先頭争い。ヴィブロスもじわりと位置を上げ、先頭集団の後ろに付けた。優勝争いはゴール前までもつれ込み、パールコードがクロコスミアをかわして先頭に浮上。しかし、それもつかの間、ヴィブロスが外から軽快な末脚を見せて見事に差し切った。

 パールコードが1/2馬身差の2着。そこからさらに1/2馬身差の3着がカイザーバルだった。

 桜花賞馬のジュエラーは最後に追い上げを見せたが4着。オークス3着のビッシュは10着に終わった。

 ヴィブロスはこれが重賞初制覇。通算戦績は7戦3勝となった。



11R 第21回 秋華賞(GI) 3歳オープン 2,000 (芝) (牝)15:40

1 4 7 ヴィブロス 牝3 55.0 福永祐一 1:58.6   33.4 414 0 友道康夫 3
2 2 3 パールコード 牝3 55.0 川田将雅 1:58.7 1/2 33.8 508 -10 中内田充正 4
3 7 15 カイザーバル 牝3 55.0 四位洋文 1:58.8 1/2 34.1 470 0 角居勝彦 8
4 1 2 ジュエラー 牝3 55.0 M.デムーロ 1:58.8 クビ 33.5 502 -2 藤岡健一 2
5 3 5 レッドアヴァンセ 牝3 55.0 武豊 1:59.1 1 3/4 33.7 452 0 音無秀孝 5
6 5 9 クロコスミア 牝3 55.0 岩田康誠 1:59.2 1/2 35.0 412 -2 西浦勝一 10
7 2 4 パーシーズベスト 牝3 55.0 C.ルメール 1:59.2 クビ 33.4 458 +6 石坂正 9
8 7 14 ミエノサクシード 牝3 55.0 川島信二 1:59.3 クビ 33.8 448 0 高橋亮 7
9 4 8 デンコウアンジュ 牝3 55.0 内田博幸 1:59.3 クビ 33.5 442 +2 荒川義之 6
10 5 10 ビッシュ 牝3 55.0 戸崎圭太 1:59.4 クビ 34.1 418 -2 鹿戸雄一 1
11 8 18 キンショーユキヒメ 牝3 55.0 松若風馬 1:59.5 1/2 34.4 510 +6 中村均 14
12 6 12 ウインファビラス 牝3 55.0 松岡正海 1:59.6 3/4 35.1 460 +6 畠山吉宏 15
13 3 6 ゲッカコウ 牝3 55.0 和田竜二 1:59.6 アタマ 34.0 454 0 高橋義博 18
14 6 11 フロンテアクイーン 牝3 55.0 蛯名正義 1:59.8 1 1/4 34.3 452 -4 国枝栄 12
15 8 16 ダイワドレッサー 牝3 55.0 川須栄彦 2:00.0 1 1/4 35.6 468 +16 鹿戸雄一 13
16 1 1 エンジェルフェイス 牝3 55.0 浜中俊 2:01.5 9 36.7 504 0 藤原英昭 11
17 8 17 マル外ネオヴェルザンディ 牝3 55.0 松山弘平 2:01.7 1 1/4 37.4 464 +4 鹿戸雄一 17
18 7 13 ワンダーピルエット 牝3 55.0 小牧太 2:01.9 1 1/2 36.0 474 -8 小崎憲 16

ハロンタイム 12.4 - 10.5 - 12.9 - 12.2 - 11.9 - 12.6 - 11.7 - 11.4 - 11.3 - 11.7
上り 4F 46.1 - 3F 34.4

コーナー通過順位
1コーナー 9,17,12(1,16)18(3,15)7(2,14)5(10,13,11)6(4,8)
2コーナー 9(12,17)16(1,3,15)18-(2,7)(5,14,11)6(10,13)(4,8)
3コーナー 9(17,16)12,15,1,3(18,7)10(2,5,11)14,6(8,13)4
4コーナー 9(12,17,16)15(1,3)(18,7)(2,5,10)14(6,11)(4,8)-13

払戻金
単勝 7 630円 3番人気
複勝 7 220円 3番人気 3 380円 4番人気 15 480円 5番人気
枠連 2-4 1,870円 7番人気
馬連 3-7 3,550円 12番人気
ワイド 3-7 1,110円 8番人気 3-15 2,950円 34番人気 7-15 1,790円 20番人気
馬単 7-3 6,170円 19番人気
3連複 3-7-15 20,940円 66番人気
3連単 7-3-15 95,520円 288番人気



・7 ヴィブロス・・・前走の紫苑ステークスはビッシュに惜敗。力出し切れるレースならば逆転十分と考えられたが、その通りのレースとなった。カイザーバルとパールコードをまとめて差し切った脚は秀逸。これが重賞初勝利とは思えないレース運びぶりで、今後も楽しみ。今春はチューリップ賞、フラワーカップといずれも大敗し、桜花賞の舞台へ進められなかったこの馬が、夏の中京をきっかけにして大変貌を遂げた点も特筆される。古馬になってからさらに良くなりそうな予感も感じさせる。

・3 パールコード・・・先に前団を捕えにいったカイザーバルを追っての展開。ヴィブロスには差し切られたが、カイザーバルを追い込んでの2着は評価できるのではないか。紫苑ステークスは5着に終ったが、力余しての敗戦だっただけにここでの巻き返しが期待されていた。

・15 カイザーバル・・・アンカツ氏も驚いていたが、道中掛かっていたこの馬が、4角手前で先頭に躍り出る勢いとは、多くの競馬ファンも思っていなかっただろう。最後は2頭に先着を許したが、折り合いさえついていれば勝っていたかもしれない。ということを踏まえた上で、次走以降、反動さえ出なければ、大いに期待できるのではないか。

・2 ジュエラー・・・まだ、前走の大敗から癒えてなかった、ということかな。また、この馬はマイルが最適かも。

・5 レッドアヴァンセ・・・直線ではしっかりと追いこんできた。

・10 ビッシュ・・・一体どうしたことか。勝負所での追い上げはちゃんとできていたし、あとは直線勝負と思われたが、肝心要の直線でバタバタだった。

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