公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

伊勢崎オートの湯浅浩の娘・湯浅紀香は准看護師から競艇選手に転身

2022-10-02 19:49:15 | 競艇
まだまだ勉強中の湯浅だが、着実に力をつけてきている



湯浅浩は、過去にGIを2回、GIIを1回優勝したことがあるベテランレーサー。




群馬支部の湯浅紀香(23)は、129期として21年12月にデビューした初々しい新人レーサー。まだまだレースは勉強中だが、徐々に舟券絡みも増えてきている。また、父・浩は伊勢崎所属のオートレーサー。公営競技の先輩から薫陶を受けるルーキーの話を聞いた。(構成・角田 晨)

 ―そろそろデビューして1年ですが慣れましたか?

 「デビューしたての頃に比べたら少し慣れましたけど、まだまだ難しいですね…。特に場ごとに水面の特徴が違いすぎるので、そこに対応するのが難しいです。もっとたくさん走らなきゃ、って感じですね」

 ―レーサーになったキッカケは?

 「もともと高校を卒業して准看護師として1年間働いてたんですけど、20歳の時に母と一緒に桐生に見に行ったんですね。そのときが男女混合戦で。女子が男子相手に活躍しているのを見て、かっこいいなって思ったんです」

 ―もともと運動はしていた?

 「それが全然していなくて(笑い)。中高は卓球部でしたけど、それもめちゃくちゃガチにやってたわけじゃないので…」

 ―お父さんからは何かアドバイスをもらった?

 「アドバイスってわけじゃないですけど、『プロの世界は甘くないぞ』って言われました。レーサーになってからも、心構えとか教えてもらったりしています」

 ―オフの日は何をしてますか?

 「特に趣味って言えるものがなくて…。何か作らなくちゃなあとは思ってるんですけど。ショッピングとかですかねえ? 服を買うのは好きです」

 ―どんなファッションが好き?

 「大人っぽい、お姉さん系の服装が好きです。特に自分のセンスがいいとは思ってないんですけど…」

 ―賞金を稼いでたくさん洋服買えるようになるといいですね。

 「そうですねえ。そのためにはもっともっとたくさん練習しないとです」

 ―師匠は誰ですか?

 「石岡将太さん(群馬・104期)です。ターンスピードがまだ足りないってよく言われるので、スピードに乗ったターンができるようになりたいです」

 ―最後に目標を教えてください。

 「まずは水神祭をすることです! ゆくゆくは、A級に上がって記念に乗れるようなレーサーになっていきたいと思っています」

 ◆湯浅 紀香(ゆあさ・のりか)1998年10月28日生まれ、23歳。21年12月に多摩川でデビュー。「本当はその前の地元戦でデビューする予定だったんですけど、走り回ってたら不整脈が出てしまって…。緊張もしてたんでしょうね」。通算獲得賞金は516万6600円。好きなアーティストは「あいみょんとマカロニえんぴつです。あいみょんは『ハート』がいい曲だなあって思いますね」。父・浩(59)は伊勢崎所属のオートレーサー。
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