まだまだ勉強中の湯浅だが、着実に力をつけてきている
湯浅浩は、過去にGIを2回、GIIを1回優勝したことがあるベテランレーサー。
【ボートレース】<素顔のクイーン>湯浅紀香 准看護師から転身のルーキー「まずは水神祭を」 : 2022年10月1日 7時0分スポーツ報知 https://t.co/XrmbjfWp2d
— bod (@bod91313247) October 2, 2022
群馬支部の湯浅紀香(23)は、129期として21年12月にデビューした初々しい新人レーサー。まだまだレースは勉強中だが、徐々に舟券絡みも増えてきている。また、父・浩は伊勢崎所属のオートレーサー。公営競技の先輩から薫陶を受けるルーキーの話を聞いた。(構成・角田 晨)
―そろそろデビューして1年ですが慣れましたか?
「デビューしたての頃に比べたら少し慣れましたけど、まだまだ難しいですね…。特に場ごとに水面の特徴が違いすぎるので、そこに対応するのが難しいです。もっとたくさん走らなきゃ、って感じですね」
―レーサーになったキッカケは?
「もともと高校を卒業して准看護師として1年間働いてたんですけど、20歳の時に母と一緒に桐生に見に行ったんですね。そのときが男女混合戦で。女子が男子相手に活躍しているのを見て、かっこいいなって思ったんです」
―もともと運動はしていた?
「それが全然していなくて(笑い)。中高は卓球部でしたけど、それもめちゃくちゃガチにやってたわけじゃないので…」
―お父さんからは何かアドバイスをもらった?
「アドバイスってわけじゃないですけど、『プロの世界は甘くないぞ』って言われました。レーサーになってからも、心構えとか教えてもらったりしています」
―オフの日は何をしてますか?
「特に趣味って言えるものがなくて…。何か作らなくちゃなあとは思ってるんですけど。ショッピングとかですかねえ? 服を買うのは好きです」
―どんなファッションが好き?
「大人っぽい、お姉さん系の服装が好きです。特に自分のセンスがいいとは思ってないんですけど…」
―賞金を稼いでたくさん洋服買えるようになるといいですね。
「そうですねえ。そのためにはもっともっとたくさん練習しないとです」
―師匠は誰ですか?
「石岡将太さん(群馬・104期)です。ターンスピードがまだ足りないってよく言われるので、スピードに乗ったターンができるようになりたいです」
―最後に目標を教えてください。
「まずは水神祭をすることです! ゆくゆくは、A級に上がって記念に乗れるようなレーサーになっていきたいと思っています」
◆湯浅 紀香(ゆあさ・のりか)1998年10月28日生まれ、23歳。21年12月に多摩川でデビュー。「本当はその前の地元戦でデビューする予定だったんですけど、走り回ってたら不整脈が出てしまって…。緊張もしてたんでしょうね」。通算獲得賞金は516万6600円。好きなアーティストは「あいみょんとマカロニえんぴつです。あいみょんは『ハート』がいい曲だなあって思いますね」。父・浩(59)は伊勢崎所属のオートレーサー。