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やっとこさ、「暫定GDP600兆円」に到達:2024年4月-6月のGDP 実質の伸び率 年率+3.1% 2期ぶりのプラス

2024-08-16 07:39:52 | 安倍、菅、岸田の関連記事
4月-6月のGDP 実質の伸び率 年率+3.1% 2期ぶりのプラス | NHK 2024年8月15日 16時33分

ことし4月から6月までのGDP=国内総生産は、前の3か月と比べた伸び率が実質の年率換算でプラス3.1%と2期ぶりにプラスとなりました。また、名目GDPは1年間の金額に換算して初めて600兆円を超えました。

内閣府が15日に発表したことし4月から6月までのGDPの速報値は、物価の変動を除いた実質の伸び率が前の3か月と比べてプラス0.8%となりました。

これが1年間続いた場合の年率に換算するとプラス3.1%で、2期ぶりにプラスとなりました。

主な項目をみますと
▽「個人消費」は前の3か月に比べた伸び率が1.0%で5期ぶりにプラスに転じました。

国の認証をめぐる不正で生産を停止していた自動車の販売が回復したほか、衣服の販売や外食の売り上げが堅調だったことが要因です。

また、
▽企業の「設備投資」は自動車の生産の回復などを背景にプラス0.9%となったほか
▽「住宅投資」はプラス1.6%となりました。
▽「輸出」はプラス1.4%でした。

一方、名目GDPは、物価高が続いていることを反映し年率換算でプラス7.4%となり、金額では607兆9037億円と初めて600兆円を超えました。

日本の名目GDPは、1991年の10月から12月までの3か月間で年間に換算した金額が初めて500兆円を超えましたが32年余りかけて600兆円を超えました。

名目GDP 初めて600兆円台に
物価の変動を加味した名目GDPは、バブル景気直後の1991年10月から12月までの3か月間に、年間で換算して初めて500兆円を超えました(500兆2407億円)。

その後、2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災の影響などを受けて一時、500兆円を割り込みます。

2015年には、当時の安倍政権がGDPを2020年ごろに600兆円まで増やすことを目標として掲げました。

2015年の名目GDPは530兆円台で、その後、徐々に増加していきます。

2020年には新型コロナの感染拡大の影響で一時、急落したものの、すぐに増加に転じ、おととしから円安などで物価高が進んだこともあって名目GDPの拡大が続きました。

今回、名目GDPは、初めて500兆円を超えてから32年余り、安倍政権が目標として掲げてから8年余りかけて、初めて600兆円台に達する形となりました。

ことし6月には、政府は経済財政運営の基本方針いわゆる「骨太の方針」の中で、成長力を高めることで「2040年ごろに名目GDPが1000兆円程度になることが視野に入る」と示しています。

岸田首相「成長型経済への移行を示す数字」
岸田総理大臣は総理大臣官邸で記者団に対し「安倍政権時代の2015年に掲げた600兆円という目標を9年越しで達成できた。33年ぶりの高水準の春闘賃上げ率や27か月ぶりにプラスとなった6月の実質賃金、史上最高水準の設備投資に加え、名目GDPの600兆円超えという数字は、賃上げと投資がけん引する成長型経済への移行を示すものだ。今後も経済の動向をしっかりと注視していきたい」と述べました。
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