公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

今や愛は地球を救うというと、ローカルタレントの絶好の出演機会の場でしかなくなっている。

2022-10-18 20:08:54 | 政治経済問題
【ゆっくり解説】出演者に総額1億円のギャラ!?偽善だらけ24時間テレビの真実!



naoya sano

この番組は、今は亡き大橋巨泉らが、「本当は国がやるべき仕事なのにまるでやる気がない。だったら俺たちでやってみるよ」ということで、萩本欽一らに呼び掛けたところ、大反響を呼び、確か、第一回は2億円ぐらい集まったと思う。愛は地球を救うのルーツは、近畿放送(KBS京都)テレビにおける「宮城まり子のチャリティーテレソン」(1975年3月)という、この年限り放送された25時間ぶっ通し生番組だった。これに倣ったのがニッポン放送のラジオ・チャリティー・ミュージックソン。1975年のクリスマスイブからクリスマスにかけて生放送し、今も続いている。で、本格的にテレビで24時間番組としてやろうとなったのが、愛は地球を救う。しかしながらこの当時、オイルショックの影響を受け、NHKは毎日午後11時20分頃に放送終了、民放も大晦日など以外は午前1時過ぎには放送を終了していた時代だったので、まさか24時間、テレビでぶっ通し生番組をやるとは思わなかった、というのが第一印象。しかも、近畿放送の単発番組とは違い、毎年放送する予定ということにも驚かされた。しかしながら、10年ぐらい経つとマンネリ化が否めず、また、テレビの深夜番組も徐々に延長されるようになったこともあり、愛は地球を救うを打ち切りする、という話も出たが、打ち切り危機を救ったのが、間寛平の「24時間マラソン」。寛平は初回は残念ながら完走できなかったが、翌年は見事に完走し、これで味をしめた日テレは、他のタレントにも24時間マラソンをやらせるようになった。で、ここまでは、愛は地球を救うの存在意義はあったと思うのだが、今や愛は地球を救うというと、ローカルタレントの絶好の出演機会の場でしかなくなっている。ローカルタレントは、全国放送ではまず映し出されることはないが、地域限定の時間になるとは必ず出演機会を得られるので、そこで知名度を上げることができる。よって、愛は地球を救う、ではなく、24時間テレビはローカルタレントを救う、というのが現状。よって、芸能プロダクションからすると、24時間テレビは絶対にやめてほしくない番組であり、また、広告代理店も、年に1回のイベントということで、打ち切りなどとんでもない、という考えになる。つまり、愛は地球を救うは今や、業界関係者の年に1回のお祭り番組でしかなくなっている。私自身はもう、20年近く観ていないし、今後も観るつもりはない。
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