公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

堀井学に罰金100万円、公民権停止3年の略式命令

2024-08-30 10:52:04 | 安倍、菅、岸田、石破の関連記事
堀井元衆院議員に罰金の略式命令 公選法違反など 東京簡裁 NHK 2024年8月29日 19時15分

堀井学元衆議院議員が、繰り返し違法に香典を渡すなどしたとして公職選挙法違反の罪で東京地検特捜部に略式起訴されました。自民党・安倍派からキックバックされたパーティー収入を収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反の罪でも略式起訴され、裁判所から罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を受けました。

略式命令を受けたのは、自民党を離党し、28日議員辞職した堀井学元衆議院議員(52)です。

堀井元議員は、2021年から去年にかけて選挙区内の52人に対し秘書を通じて香典や枕花を渡すなど、あわせておよそ61万円分の違法な寄付をしていたとして、29日、公職選挙法違反の罪で東京地検特捜部に略式起訴されました。

また、2021年までの3年間に自民党・安倍派からキックバックされたパーティー収入1714万円分を政治団体の収支報告書に記載していなかったとして、政治資金規正法違反の虚偽記載の罪でも略式起訴されました。

派閥からキックバックされた資金は他の資金と一緒に元議員の事務所で管理されていて香典はそこから支出されていたということです。

関係者によりますと、特捜部の任意の事情聴取に対し堀井元議員は略式起訴された内容をいずれも認めているということです。

これを受けて、東京簡易裁判所は、罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を出しました。

一連の派閥の政治資金をめぐる事件でこれまでに起訴や略式起訴されたケースでは記載しなかった金額がいずれも3000万円を超えていましたが、今回、下回る額で立件したことについて特捜部は「額だけでなく、動機や他の犯罪事実の有無、供述の内容など、諸々の事情を総合的に考慮した」と説明しています。

LINEのやりとりで指示
事務所関係者によりますと、堀井元議員はLINEのやりとりで、秘書から違法性を指摘されたにもかかわらず、議員名義の香典を持って行くよう指示していたといいます。

特捜部は、元議員が主導した疑いがあることを示す証拠の1つとみています。

元議員 続けるよう指示
堀井元議員と秘書たちが参加するLINEグループでは当時の秘書が、香典は本人が持参した場合のみ認められていて、それ以外の人が持って行くと刑事罰に問われることもあるとしたうえで、「最悪の場合、議員バッジがなくなることもあります。私は事務所の人間が処罰されることを望みません」などと違法性を指摘していたといいます。

しかし、堀井元議員は「15年もやってるから大丈夫」とか「長年の自民党の功労者は問題ありません」などと続けるよう指示していたということです。

また、別のときに、秘書から香典を持参するかどうか確認された際には「ビビらないでください」などと持って行くよう指示していたということです。

秘書のLINEグループで元議員の指示を周知
これとは別に、秘書たちのLINEグループではおととしの3月、香典についての堀井元議員の指示が周知されていました。

当時の秘書の1人が「先ほど代議士と話をしました。葬儀に対する香典の対応について。代議士の希望は、今後、奥様、秘書代理であっても、堀井学個人の香典を持参し、参列するようにとのことです。収支報告書上の処理は、対外的に問題のない形にしますので、ご心配いりません。代議士の考えをご理解いただき、ご対応願いますようよろしくお願いいたします」などと周知すると、複数の秘書が「了解しました」などと応じていました。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウクライナ軍 F16戦闘機が墜... | トップ | ハマス幹部「イスラエルの意... »
最新の画像もっと見る

安倍、菅、岸田、石破の関連記事」カテゴリの最新記事