keiba@nifty より
19日、NARにおいてJBC特別委員会が開催され、今年のJBC競走が従来通り行われることが発表された。
同競走は、生産地が反対している「現役外国馬の導入」を大井競馬が認めたことに対する抗議の一貫として、社団法人ジャパンブリーダーズカップ協会(吉田勝己会長)が支援を中止する旨の通知を3月に行っており、同協会が商標登録を行っている競走名「JBCクラシック」、「JBCスプリント」およびロゴマークの使用中止を要望するなど、実施は困難とされていた。
実施要項は以下の通り。
◆実施競馬場
大井競馬場
◆実施日
10月31日(水)
◆実施競走
・JBCスプリント(交流GI・ダート1200m、1着賞金8000万円)
・JBCクラシック(交流GI・ダート2000m、1着賞金1億円)
とんだ茶番になりそうだったが、これで一安心。
というか、大井競馬の全面「勝利」というわけか。
もっとも、JBCを当年度にて代替開催しようと名乗りを挙げるところなんてまずないし、JBCに対する関心がいささか失われつつある現状を考えると、ジャパンブリーダーズカップ協会の強硬姿勢には無理があったように思う。
売上げが低迷し下げ止らない現状下でのファン無視のゴタゴタ劇はもう勘弁願いたいものです。両者(ジャパンブリーダーズカップ協会・大井競馬)に猛省を求めます。