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新潟知事選を巡り自民の「締め付け」激化:創価は「デマ吹聴」

2018-06-07 09:25:53 | 安倍、菅、岸田の関連記事


6/6(水) 20:49配信 朝日新聞デジタル

10日投開票の新潟県知事選は、与野党の総力戦の様相を見せている。その勝敗が国政に少なからず影響を及ぼすと見られるためだ。自民、公明の与党側は党幹部が水面下での組織固めを展開。野党側は党首級を何度も投入し、街頭での訴えに力を入れる。


■自民県連が期日前投票「調査票」

 自民党の二階俊博幹事長が6日、知事選の応援で初めて新潟入りした。業界団体を回り、与党が支持する前海上保安庁次長の花角英世氏への支援を訴えた。

 長岡市内の土地改良区施設であった会合では、運輸相時代に花角氏が秘書官だったことに触れ、「仕事が出来る人を選ばないといけない」と呼びかけたという。二階派は党新潟県連事務所の一室を借り、派閥所属の国会議員を続々と投入。他の派閥幹部らも応援に駆けつけている。

 与野党の対立構図を持ち込まず、政党色を薄めて「県民党」を掲げる花角氏側に配慮し、応援は支持団体などを回る「裏方」に徹する戦略だが、各団体への締め付けは強力だ。

 5月25日朝、新潟県下越地方の建設会社に1枚のファクスが届いた。表題は「新潟県知事選挙 花角英世 期日前投票調査表」。送り主は地元の建設業協会。期日前投票に行った親族や社員の名前と住所を記し、自民県連に知らせるよう求める内容だった。

 関係者によると、「調査表」は沖縄の選挙で使っていたものを参考に自民県連が作成。活用法については地域の選挙支部に委ねられているという。ファクスを受け取った社長(70)は「踏み絵を踏まされているようだ」と話した。

 公明党も党幹部や支持組織である創価学会の原田稔会長が新潟入りして組織戦を展開する。

 党本部が支持者向けにつくったという「想定問答集」では、知事選の意義を「『共産党が県政与党』という現状を打破するチャンス」と強調。争点について「(与党支持候補と野党推薦候補)両者の主張に違いはなく、原発再稼働は争点になりません」と答えるよう求めている。


 両党が総力を挙げるのは、選挙結果が安倍政権の消長に直結すると判断しているためだ。もし与党系候補が敗れることがあれば、来年の参院選や統一地方選の顔としての安倍首相に疑問符がつき、9月に迫る自民党総裁選に加え、最終盤に入った国会の運営にも悪影響を与えかねない。

 二階氏は、5日の記者会見で知事選が総裁選に与える影響を問われ、こう答えた。「必ず勝利し、今後の政局にもいい結果をもたらすように努力する。最後まで気を緩めずに徹底的にやってもらいたい」


■野党、視線の先は国政

 野党は無党派層の掘り起こしを狙う。カギは投票率と見て選挙への関心を高めようと躍起になっている。

 「(官僚出身の)上からのリーダーか、皆さんの暮らしに寄り添った草の根からのリーダーを選ぶかが問われている」

 立憲民主党の枝野幸男代表は6日、野党各党が推薦する新顔の前県議、池田千賀子氏(57)の応援のため3度目の新潟入り。新潟市中心部で街頭演説を終えて選挙カーに乗り込むと、約4時間かけて住宅街などを回り夜まで支持を訴えた。

 立憲は「無党派向けはこの1週間が勝負。投票率が上がった分だけこっちに来る」(幹部)と見て、蓮舫参院幹事長ら知名度の高い議員をほぼ毎日投入している。他党も党首級が応援に入る総力戦の構えで、共産党の小池晃書記局長は6日、日帰りの予定を1泊2日に延長して県内を回る。

 野党側の視線の先にあるのもまた国政だ。

 公文書改ざん問題では、麻生太郎財務相の辞任を求めるが、与党は集中審議に応じようとしない。多勢に無勢の国会で知事選での勝利は「世論の後押し」につながるとみて、「国民の声で麻生大臣の辞任と安倍政権の退陣を求めていこう」(国民民主党の古川元久幹事長)と意気込む。

朝日新聞社

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