コンドル日記 TOOL4より
平成19年9月15日(土曜)
歴史がありダービーと同格で6日制の特別として固定化していたオールスターが何の理由からか(過密日程の所為とも)5日制に移行したのが2年前の名古屋から。スタートから2走合計のポイントでの勝ち上りはダメと強く訴えても、作った者の面子とかシステム上の問題とやらで変えず3年目、選手がやる事は昔も今も一緒で、ダービートライアルでやった間違いを繰り返すだけ。2走目に出るのは仕方無い事で、新田康仁が中村浩士にゴール前で内から抜かれ。ドリームを勝った神山雄一郎が平原康多を庇うあまり、中川誠一郎の捲りを止めたとは云えハコ4ではファンは納得しないのでは。これは山崎芳仁が佐藤慎太郎のために無理なレースをやったのも同じ。昔のファンなら苦情を訴えて暴れるけど、今のファンは紳士なので「そんなレースばかりやられては真剣に推理するのは馬鹿らしい」で他の競技に転向するのは自然の摂理。最高峰の大会でこれをやられてはFⅡ戦に影響するのは当然を考えたら恐ろしくなります。
まだやってんのか?こんなミエミエのようなレースを。
せっかく世間は3連休で、丁度いい時期にオールスターが開催されたものだと思っていたけど、4日間の売上げ累計は119億6257万3200円。確か目標売上げは195億円。少なくとも20億円近くは未達に終わりそう。
ま、T社長がいうように、ポイント制なるものを導入すると、ただでさえ競輪は情実が絡むレースが少なくないというのに、ますますそれを助長するようなもの。確かにポイント制はやめたほうがいい。
かといって、T社長の十八番、「昔に戻してくださ~い!」とは全く思わない。だったら6日間制の日本選手権って売上げが上がっているか?年々落ちる一方じゃないのか。
思うに前からいうように、9月という開催時期もよくなさそう。全日本選抜が12月上旬に移行した現在、せめてここは共同通信社杯と入れ替えて10月の開催にしたほうがいいんじゃないか。ま、私の考えとしてはそれこそ、昔に戻してくださ~い!じゃないけど、5月の連休開催が一番いいと思うが。
もう特別競輪は全て4日間制で十分。ただでさえ特別競輪は難しいレースばかり続くというのに、5日間以上など客の懐が持つはずがない。もっとも、中野・井上・滝澤の3強時代の頃は、6日間制でもなにか、もう終わったの?という印象を与えたものだが、いまだと4日間制でさえ非常に長く感じる。下手をしたら今年の東西王座戦は比較的好評だったが、3日間制が一番いいのかも?
それもこれもレースの中身が面白くないから。買わなくても見ているだけで十分楽しめるレースっていうのが今の競輪にあるか?ないのならば、いくら売上げがどうとか言ったところで机上の空論。やはり競輪を全く知らなくとも自然と入り込めるようなレースの構築が何よりも求められていると思うけど。
①Bank of Dreamさんが思い描く面白い競輪というのはどんな競輪ですか?
②Bank of Dreamさんが思い描く競輪は他の大多数の競輪ファンが楽しめる競輪だと思いますか?
このブログをひと通り読ませていただきましたが、Bank of Dreamさんの文章からは競輪を盛り上げたいという意見というより、競輪を潰したいという個人的感情としか受けとれません。
自分はオートと競艇しかやらないのでその立場で言わせてもらうと、山崎の「佐藤に勝たせたい」旨の発言には非常に違和感を感じました。同地区の伏見も終始佐藤に気を遣ったような走りをしていた気がします。
結果は飯嶋の優勝でしたが、実力というよりむしろ「自分を犠牲にした山崎と、その尻馬に乗り損ねた佐藤と、そんな佐藤を見捨てられずに追い上げの機を逸した伏見」が自滅したおかげで勝ったような印象を受けました。
GIの決勝なのに自分を犠牲にして他人を勝たせるなんてのが勝負と言えるのでしょうか?競輪とはそういうものなんですか?選手が伝統ある美意識を守るのは結構だけど、このままでは競輪ファンは減り続けていくだけだと思いますよ。少なくとも他の3競からの流れ込みは期待できないでしょうね。茶番にしか見えないもん。
自分はBankさんのUCIルール導入には賛成ですよ。国際ルールになれば選手自身の実力で決着するレースがもっともっと増えるでしょう。それこそが勝負の世界「競輪」として本来の姿だと思います。
大変長文になってしまいましたが、最後に一つ。このブログは私のような競輪をやらない人間もたくさん見てます。その中で「国際ルール導入すべし」と一貫して主張するだけでも十分なアピールになっていると思いますよ。
① 競輪は勝負という本筋から外れる事前コメントの廃止、ライン戦という概念の除去、最終的には力がモノをいう形でのレース。
② 案外現在競輪ファンの主流と言われる50代以上のファンはそうした競輪の再現を望んでいますので、意外と抵抗がないように考えられます。むしろそれよりも若いファンが対応しきれるかどうか心配。
競輪をされない方ならば、上記の感想を持たれて当然だと思います。結局、飯嶋以外の選手は勝つ気が本当にあるのか疑問というようにも取れると思いますし。
そもそも今の競輪は同じ自転車競技でありながらもロードファンからまるで相手にされていません。また、競馬、競艇はやるが、競輪はどこかしらとっつきにくいという思いを抱いてしまって敬遠する人も多いし、そればかりか競輪だけはもうやめた、という人も案外少なくありません。
それに新規参入ファンが最も少ないのが競輪だし、現在主流層の60・70代のファンがいなくなると本当に心配。彼らばかりにおもねるわけにもいかないんですが、もうしばらくは頑張ってもらってというしかないですね。その間に彼らがいなくなることを見越しての施策をどんどん打っていかねばならないのは明白だと考えます。
今回のレスでBank of Dreamさんの考え方が理解できました。
Bank of Dreamさんはもう少し人と会話をするよう努力した方がいいと思います。
ラインも競りもなく、ただの自転車競争を見て何が楽しいんでしょうか?
しかもそれをギャンブルにするなんて。噴飯ものです。
なぜ人はギャンブルを好きになるのか、Bank of Dreamさんは一度この事について真剣に考えた方がいいと思います。
あなたの考え方はギャンブル好きの考え方ではありません。
「国際化」という言葉に脳ミソを麻痺された日自振の考え方です。
なんで落馬や転覆について触れないの?
とにかく納得がいかない落車が多いのは事実なんだよ。
オールスター競輪もオールスターみたいな雰囲気が全くないし。
単なる記念の延長だから飯嶋が無風で4角回ってくるんだろ?
3強時代とは言わないからせめて3階層時代に戻してくれよ。
一般的に「昔の競輪」というのは義理人情でやるもの
なんじゃないのかな?
というよりも、オリンピック競技として「ケイリン」が存在する(させた?)以上は、さっさと国際ルールに移行していない方がオカシイ。
昔、F1日本グランプリでセナがベルガーにゴール直前で勝ちを譲って物議を醸した事がありましたが、今の競輪はそれが日常的かつ全てのレースで行われる可能性があり、かつ車券を一瞬にして紙切れと化す落車も日常的で…バクチとして成立している方が奇跡的と思いますが如何?
あと、落車体策についてもBoDさんは『ギア比を下げて急な流れの変化に対応できるだけの余力と踏み込み努力を行うべし』とプロ選手として当然の…かつて世界選手権で勝ち負けだった頃には当然行われていた…事を訴えておられます。
何にしても”世界のナカノ10連覇”と併せて、国際化こそが競輪復興の早道という認識は正しいと考えます。選手にとっては厳しいとは思いますけど、スポーツ競技としては当然の事でしょう
ところで辰巳さんの意見についての回答は、先日園田競馬に行った際、偶然にも競輪をやめたファンの人がいたんでその話も聞きながら参考にして書きました。要は競輪は分からない、当たらないからやめたと。仮に競馬をやってない場合、競艇には行くけど競輪はまずやらないとのこと。
ギャンブルっていう概念はもっと単純なものなのではないでしょうか?要は明日の天気は晴れか曇りか雨か、っていうものでも賭けの対象になりうるものでしょう。
さらにいえば、例えば競馬と競輪を比較した場合、競輪のほうがある意味確定要素的なものが多く(事前コメントやライン戦)、競馬にはそうしたものがほとんどないにもかかわらず、競馬のほうが今ははるかにやる人の人口が多いというのをどう見たらいいのか?
果たして競輪こそ本当のギャンブル好きな人間だけが集まっているものなのか?私はその点についていえば非常に疑問ですが。