公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

自民・泉田裕彦氏「裏金要求は星野伊佐夫・新潟県議」 除名求める 毎日新聞 2021/12/01 13:50

2021-12-02 06:09:35 | 安倍、菅、岸田の関連記事
自民党・泉田裕彦議員が会見 「衆院選で裏金要求された」とツイート(2021年12月1日)





「民主主義の根幹をなす選挙において、お金で票を買うようなことはあってならない」

10月の衆院選で「2~3千万円の裏金要求をされた」ーーとの仰天情報を突然、ツイッターに投稿し、政界や司法関係者を驚かせた自民党の泉田裕彦衆院議員(59=新潟5区)が1日、衆院議員議員会館で会見を開き、コトの経緯について詳細を明らかにした。

この日、会議室に集まった約30~40人の記者やカメラマンを前に終始、穏やかな表情で質疑応答に答えていた泉田議員。冒頭に報道陣に配ったB5版の2枚の資料には、裏金を要求してきた人物について「星野伊佐夫自由民主党長岡支部長」と明記され、さらに日時・場所については「令和3年9月4日星野伊佐夫新潟県議会議員の自宅において」とあった。

星野県議とは自民党の新潟県連元会長のことだ。元新潟県知事だった泉田議員が「知事選の時からお世話になっている人」と言い、新潟県内の選挙で「絶対的に影響力がある人」(泉田議員)という。その星野県議は地元メディアなどの取材に対し、今回の告発について「まったくの事実無根」と否定しているようだが、泉田議員は会見で、1時間弱にわたって2人の間で交わされた生々しいやり取りを説明。録音の反訳を抜粋した文面を読み上げつつ、「(星野県議から)2000万円や3000万円をもったいながったら、人生終わるよ。そこなんだよ、というお話がありました。いちいち警察に報告するわけじゃないんだから、という発言もありました」と暴露した。

そして泉田議員が公選法違反を理由にカネの要求をやんわり拒否する姿勢を示したところ、星野県議は「そんなの気にして報告する人はいない」などと言い、右手の指で「カネ」を示す“隠語”の「OKマーク」を作りながら、「どうぞよろしくお願いします」と土下座するような仕草をしつつ両手を突き出してきたという。

泉田議員によると、自身が今回の衆院選全体で使った費用は1000万円前後だったというから、要求された「2000万~3000万円のカネ」は何にどう使うつもりだったのだろうか。泉田議員は今後、録音した一部内容をメディアに公開するとともに、高鳥修一自民党新潟県連会長あてに、星野議員の除名を要求していることを明らかにした。

果たしてこの「泉田の乱」は自民党全体に及ぶのか。それとも新潟県連だけの問題として片付けられてしまうのか。まだまだ注目だ。





10月の衆院選で新潟5区から立候補した際に裏金を要求されたとツイートした元新潟県知事で自民党の泉田裕彦衆院議員(59)が1日午後、東京都内で記者会見を開き、裏金を要求してきた人物について自民党の星野伊佐夫(いさお)新潟県議(82)だったと明らかにした。会見冒頭、自民党新潟県連会長に提出する予定の文案を読み上げ「民主主義の根幹をなす選挙において、お金で票を買うようなことはあってならない」などとして星野氏の除名を求めた。9月4日に星野氏の自宅で要求されたとしている。

 一方、泉田氏に裏金を要求したと名指しされた星野氏はこの日、泉田氏の会見が始まる前に取材に応じ「うそでたらめを言われてもどうしようもない。ないものはないんだから」と話した。泉田氏の発言内容次第では自身も会見を開いて説明するとしており、今後の対応が注目される。

 泉田氏は先月29日、自身の公式ツイッターに「総選挙の闇:新潟5区」と題するツイートを投稿。「今回の衆議院総選挙で、2~3千万円の裏金要求をされました。『払わなければ選挙に落ちるぞ』という文脈でした」と記載した。裏金を要求した人物を特定する記述はなかったが、ツイートでは自民党新潟県連会長の高鳥修一衆院議員に対応を求めたと明かしており、自民党関係者との見方が出ていた。

 また、泉田氏は「(高鳥会長から)相談するので証拠はあるのか聞かれ、YESと回答しました。しかし、返事は、『県連としては一切関わらないという結論になりました。』とのことでした。???」とも記した。

 一連のツイートについて高鳥氏は同30日、「県連としては一切関わりのないことは伝えました。突然ネットに話の内容や名前を出され迷惑しています」と文書でコメントした。

 泉田氏の秘書も先月29日と30日、「泉田裕彦政治経済防災研究会」というアカウントのツイッターに関連するとみられる投稿をしている。泉田氏が裏金を要求されたとする星野氏の秘書から4年前に「Kという人物を(泉田氏の秘書に)採用しないと、明日から対立候補を立てて活動していく。そして、あんたのところは2年半後の選挙で落選する」と脅されたと記載。泉田氏がKを採用していないのに「一時、書類上、政策秘書に採用された状態になっていました。書類を偽造して衆議院に提出していたものです」とも書き込んでいた。

 泉田氏は元新潟県知事で、衆院議員2期目。10月の衆院選新潟5区では前知事で無所属新人の米山隆一氏に敗れ、比例代表北陸信越ブロックで復活当選した。泉田氏は裏金を要求されたと投稿した同じツイートで「違法行為はお断りしました。そうしたら、選挙は大変でした。。。」と記している。【北村秀徳、大場弘行】
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オミクロンに備え、3回目接... | トップ | ワクチン3回目接種「急いで進... »
最新の画像もっと見る

安倍、菅、岸田の関連記事」カテゴリの最新記事