東京マーケット・サマリー 2024年2月28日午後 6:23
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
150.74/150.75
1.0821/1.0825
163.13/163.17
NY午後5時
150.50/150.53
1.0844/1.0848
163.21/163.25
午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べて小幅ドル高/円安の150円後半で推移している。ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)が政策金利を据え置いたことで、対NZドルで円が買われたが、影響は限定的だった。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
39208.03
-31.49
39189.22
39,075.47─39,283.95
TOPIX
2674.95
-3.51
2678.85
2,667.05─2,682.91
プライム市場指数
1376.69
-1.82
1379.63
1,372.76─1,380.75
スタンダード市場指数
1267.43
+8.46
1258.13
1,258.13─1,269.35
グロース市場指数
975.45
+4.90
969.77
969.77─981.47
グロース250指数
779.71
+4.25
774.67
774.67─784.78
東証出来高(万株)
185237
東証売買代金(億円)
47762.18
東京株式市場で日経平均は、前営業日比31円49銭安の3万9208円03銭と、4営業日ぶりに反落して取引を終えた。短期的な上昇による過熱感や、月末のリバランス(資金の再配分)に絡んだ売りが意識された。これまで日本株の上昇をけん引してきた半導体関連などの主力株は横ばい圏での推移となり、日経平均は前日終値(3万9239円52銭)を挟んだ方向感に欠ける値動きとなった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが906銘柄(54%)、値下がりは698銘柄(42%)、変わらずは47銘柄(2%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
-0.006
ユーロ円金先(24年3月限)
───
3カ月物TB
-0.105
(-0.005)
安値─高値
-0.104─-0.105
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.006%になった。前営業日(マイナス0.006%)からは横ばい。「前日に続き、ビッドサイド(買い手)の調達ニーズが総じて強かった」(国内金融機関)という。
<円債市場>
国債先物・24年3月限
146.41
(-0.06)
安値─高値
146.33─146.47
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.695%
(+0.005)
安値─高値
0.700─0.690%
国債先物中心限月3月限は前営業日6銭安の146円41銭と小幅続落して取引を終えた。海外金利上昇や日銀の早期政策修正観測が相場の重しだった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.695%。
<スワップ市場・気配>
2年物
0.36─0.26
3年物
0.45─0.35
4年物
0.53─0.43
5年物
0.61─0.51
7年物
0.76─0.66
10年物
0.97─0.87
日経平均は31円安と4日ぶり反落、取引終了近くに下げ幅を拡大する場面も=28日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/02/28 15:18
28日後場の日経平均株価は、前日比31円49銭安の3万9208円03銭と4日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)も同3.51ポイント安の2674.95ポイントと4日ぶりに反落した。前日の上値の重い商状が継続し、売り先行でスタート。一時上げ転換したものの、日経平均は午前10時13分に、同164円05銭安の3万9075円47銭を付けるなど、利益確定売りが優勢だった。後場に入り、きのう27日と同様に下げ渋る動きをみせたが、取引終了近くに下げ幅を広げる場面もあった。東証プライム市場の出来高は18億5237万株、売買代金は4兆7762億円。騰落銘柄数は値上がりが906銘柄と、値下がりの698銘柄よりも多い。変わらずは47銘柄だった。
業種別では、33業種のうち13業種が下落し、20業種が上昇した。バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が下落。浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、伊藤忠<8001>、三菱商<8058>などの卸売株も安い。武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株や、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株も軟調。アサヒ<2502>、JT<2914>などの食料品株や、7&iHD<3382>、ファストリテ<9983>などの小売株も弱かった。一方、東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株や、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も高かった。
個別では、バロック<3548>、CYBOZU<4776>、松竹<9601>、アレンザHD<3546>、薬王堂HD<7679>などが下落。半面、DeNA<2432>、三井ES<7003>、タツモ<6266>、ケアネット<2150>、フジクラ<5803>などが上昇した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,091.66 -3.60 -0.17% +7.33% +35.24% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,840.36 -5.76 -0.31% +8.73% +39.43% 15:00
日経平均株価
39,208.03 -31.49 -0.08% +9.67% +42.86% 15:15
日経500平均
3,359.76 -8.97 -0.27% +5.85% +29.99% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,674.95 -3.51 -0.13% +7.10% +34.20% 15:00
日経300指数
573.90 -0.79 -0.14% +8.37% +37.74% 15:15
東証REIT指数
1,714.44 -9.65 -0.56% -5.28% -6.99% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,408.14 -6.56 -0.46% +10.26% +44.05% 15:00
東証グロース市場250指数
779.71 +4.25 +0.55% +9.18% +4.14% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
3,002.18 +10.01 +0.33% +4.50% +23.57% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,664.28 +4.87 +0.18% +3.96% +25.73% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,670.79 -1.88 -0.07% +6.39% +32.67% 15:00
日経平均
現在値 39,208.03↑ (24/02/28 15:15)
前日比 -31.49 (-0.08%)
始値 39,189.22 (09:00) 前日終値 39,239.52 (24/02/27)
高値 39,283.95 (09:06) 年初来高値 39,426.29 (24/02/27)
安値 39,075.47 (10:13) 年初来安値 32,693.18 (24/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅に4日ぶり反落、ファーストリテやソフトバンクGが2銘柄で約44円分押下 16:12 配信
28日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり120銘柄、値下がり104銘柄、変わらず1銘柄となった。
27日の米国市場はまちまち。ダウ平均は96.82ドル安(-0.25%)の38972.41ドル、ナスダックは59.05ポイント高(+0.37%)の16035.30、S&P500は8.65ポイント高(+0.17%)の5078.18で取引を終了した。ソフトランディング期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、高値付近からの利益確定売りが続いたほか、2月消費者信頼感指数が予想外に悪化したため景気への楽観的見方が後退しダウは下落に転じ終日軟調に推移した。ハイテクは人工知能(AI)業界への期待が根強く押し目買いに底堅く推移、終盤にかけ上げ幅を拡大し、まちまちで終了。
米国市場が高安まちまちだったことから、東京市場は小動きで取引を開始。2月及び8月決算企業の配当落ち(20円ほど)などが影響して、日経平均は小安くスタートした後は、前日終値水準でのもみ合いとなった。ただ、25日移動平均線との乖離率は、27日時点で+5.5%ほどまで低下したことなどから短期的な過熱感は解消されつつあり、下値は限定的となった。
大引けの日経平均は前日比31.49円安(-0.08%)の39208.03円となった。東証プライム市場の売買高は18億5237万株、売買代金4兆7762億円だった。セクター別では、その他製品、海運業、ゴム製品、卸売業、医薬品などが下落した一方、電気・ガス業、パルプ・紙、水産・農林業、石油・石炭製品、サービス業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は54%、対して値下がり銘柄は42%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約29円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、信越化<4063>、オムロン<6645>、第一三共<4568>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約22円押し上げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、ファナック<6954>、NTTデータG<9613>、キッコーマン<2801>、KDDI<9433>、エムスリー<2413>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 39208.03(-31.49)
値上がり銘柄数 120(寄与度+146.38)
値下がり銘柄数 104(寄与度-177.87)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 36490 230 22.98
<6098> リクルートHD 6135 123 12.29
<6954> ファナック 4443 53 8.82
<9613> NTTデータG 2477 41 6.83
<2801> キッコーマン 9850 184 6.13
<9433> KDDI 4554 22 4.40
<2413> エムスリー 2191 55 4.36
<5803> フジクラ 1877 126 4.18
<6367> ダイキン工業 21455 125 4.16
<4543> テルモ 5840 30 4.00
<4704> トレンドマイクロ 7440 105 3.50
<6305> 日立建機 4322 93 3.10
<8802> 三菱地所 2322 92 3.05
<9766> コナミG 10090 90 3.00
<2432> ディー・エヌ・エー 1527 300 3.00
<8015> 豊田通商 9490 87 2.90
<4578> 大塚HD 6152 78 2.60
<4523> エーザイ 6316 74 2.46
<4911> 資生堂 4114 63 2.10
<4452> 花王 5733 61 2.03
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 43210 -300 -29.97
<9984> ソフトバンクG 8920 -73 -14.59
<4063> 信越化 6356 -68 -11.32
<6645> オムロン 5640 -260 -8.66
<4568> 第一三共 5051 -85 -8.49
<7735> SCREEN 18900 -605 -8.06
<6920> レーザーテック 40220 -570 -7.59
<6762> TDK 7728 -54 -5.39
<8058> 三菱商事 3216 -53 -5.29
<7974> 任天堂 8366 -142 -4.73
<4519> 中外製薬 5957 -43 -4.30
<7832> バンナムHD 2900 -41 -4.10
<6861> キーエンス 70350 -1180 -3.93
<6506> 安川電機 6073 -109 -3.63
<6594> ニデック 5707 -113 -3.01
<8801> 三井不動産 4015 -88 -2.93
<4901> 富士フイルム 9669 -66 -2.20
<2502> アサヒGHD 5164 -66 -2.20
<6723> ルネサスエレクトロニ 2532 -62 -2.06
<7203> トヨタ自動車 3570 -12 -2.00
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,674.95↑ (24/02/28 15:00)
前日比 -3.51 (-0.13%)
始値 2,678.85 (09:00) 前日終値 2,678.46 (24/02/27)
高値 2,682.91 (09:46) 年初来高値 2,692.30 (24/02/27)
安値 2,667.05 (10:58) 年初来安値 2,335.58 (24/01/04)
東証業種別ランキング:電力・ガス業が上昇率トップ 15:38 配信
電力・ガス業が上昇率トップ。そのほかパルプ・紙、水産・農林業、石油・石炭製品、サービス業なども上昇。一方、その他製品が下落率トップ。そのほか海運業、ゴム製品、卸売業、医薬品なども下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 電力・ガス業 / 512.11 / 3.04
2. パルプ・紙 / 533.39 / 2.55
3. 水産・農林業 / 587.33 / 1.12
4. 石油・石炭製品 / 1,624.61 / 1.09
5. サービス業 / 2,921.96 / 1.05
6. 非鉄金属 / 1,268.61 / 0.89
7. 鉱業 / 598.66 / 0.82
8. 鉄鋼 / 860.35 / 0.65
9. 空運業 / 246.38 / 0.57
10. その他金融業 / 1,037.98 / 0.57
11. 保険業 / 2,057.4 / 0.56
12. 倉庫・運輸関連業 / 2,714.2 / 0.45
13. 証券業 / 594.2 / 0.43
14. 建設業 / 1,618.23 / 0.30
15. 不動産業 / 1,875.48 / 0.29
16. 金属製品 / 1,474.35 / 0.29
17. ガラス・土石製品 / 1,426.91 / 0.21
18. 繊維業 / 635.93 / 0.16
19. 情報・通信業 / 5,866.72 / 0.12
20. 陸運業 / 2,146.58 / 0.03
21. 精密機器 / 12,014.8 / -0.03
22. 機械 / 3,113.67 / -0.08
23. 化学工業 / 2,589.57 / -0.16
24. 輸送用機器 / 5,305.26 / -0.18
25. 小売業 / 1,763.31 / -0.45
26. 銀行業 / 297.99 / -0.46
27. 食料品 / 2,224.23 / -0.46
28. 電気機器 / 4,710.54 / -0.50
29. 医薬品 / 3,752.43 / -0.54
30. 卸売業 / 3,770.74 / -0.68
31. ゴム製品 / 4,706.61 / -0.73
32. 海運業 / 1,791.7 / -0.76
33. その他製品 / 4,964.59 / -0.99
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 24,184.89↑ (24/02/28 15:00)
前日比 -45.84 (-0.19%)
始値 24,234.09 (09:00) 前日終値 24,230.73 (24/02/27)
高値 24,252.85 (09:01) 年初来高値 24,352.10 (24/02/27)
安値 24,110.80 (10:58) 年初来安値 21,088.93 (24/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,376.69↑ (24/02/28 15:00)
前日比 -1.82 (-0.13%)
始値 1,379.63 (09:00) 前日終値 1,378.51 (24/02/27)
高値 1,380.75 (09:46) 年初来高値 1,385.56 (24/02/27)
安値 1,372.76 (10:58) 年初来安値 1,201.69 (24/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,267.43↓ (24/02/28 15:00)
前日比 +8.46 (+0.67%)
始値 1,258.13 (09:00) 前日終値 1,258.97 (24/02/27)
高値 1,269.35 (14:22) 年初来高値 1,261.02 (24/02/27)
安値 1,258.13 (09:00) 年初来安値 1,166.04 (24/01/04)
東証グロース市場指数
現在値 975.45↓ (24/02/28 15:00)
前日比 +4.90 (+0.50%)
始値 969.77 (09:00) 前日終値 970.55 (24/02/27)
高値 981.47 (10:53) 年初来高値 970.86 (24/02/27)
安値 969.77 (09:00) 年初来安値 862.11 (24/01/18)
東証グロ-ス指数は3日続伸、売買代金減少も出遅れ物色は継続/グロース市況 16:48 配信
東証グロース市場指数:+4.90 ()
出来高:1億4042株
売買代金1665億円:
東証グロース市場250指数:+4.25 ()
出来高9814万株:
売買代金1207億円:
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに3日続伸。値上がり銘柄数は305、値下り銘柄数は228、変わらずは27。 27日の米国市場はまちまち。ダウ平均は96.82ドル安(-0.25%)の38972.41ドル、ナスダックは59.05ポイント高(+0.37%)の16035.30、S&P500は8.65ポイント高(+0.17%)の5078.18で取引を終了した。ソフトランディング期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、高値付近からの利益確定売りが続いたほか、2月消費者信頼感指数が予想外に悪化したため景気への楽観的見方が後退しダウは下落に転じ終日軟調に推移した。ハイテクは人工知能(AI)業界への期待が根強く押し目買いに底堅く推移、終盤にかけ上げ幅を拡大し、まちまちで終了。 米国株式市場が高安まちまちだったことから、東証グロース市場は小動きで取引を開始した。東証プライム市場では、日経平均が小動き推移となり短期的な過熱感は解消されつつある。一方、東証グロース市場は売買代金こそ減少したが、堅調推移は継続。出遅れ物色の流れが続き、東証グロース市場指数、東証グロース250指数ともに前日比プラス圏で取引を終えた。 個別では、経営陣刷新などが引き続き材料視されてAppBank<6177>が2営業日連続でストップ高。海帆<3133>もネパールでの水力発電設備建設を推進すると報じられたことから買い優勢の展開となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>、トライト<9164>、サンウェルズ<9229>が上昇。値上がり率上位銘柄では、マクアケ<4479>、揚羽<9330>がランクイン。 一方、前月末から2倍以上急騰していたピアズ<7066>が利益確定売りに押された。時価総額上位銘柄では、ispace<9348>、BASE<4477>がさえない。値下がり率上位銘柄では、ピクスタ<3416>、グリッド<5582>、ペルセウス<4882>がランクイン。 東証グロース市場Core指数では、フリー、トライト、サンウェルズのほか、GENDA<9166>が買われた。 なお、本日グロース市場に上場したCocolive<137A>の初値は公開価格の約2.2倍となる3990円となったが、初値形成後は売りに押された。一方、光フードサービス<138A>は買い気配のまま取引を終えた。
グロース250
現在値 779.71↓ (24/02/28 15:00)
前日比 +4.25 (+0.55%)
始値 774.67 (09:00) 前日終値 775.46 (24/02/27)
高値 784.78 (10:52) 年初来高値 775.78 (24/02/27)
安値 774.67 (09:00) 年初来安値 683.34 (24/01/18)
東証REIT指数
現在値 1,714.44↓ (24/02/28 15:00)
前日比 -9.65 (-0.56%)
始値 1,720.20 (09:00) 前日終値 1,724.09 (24/02/27)
高値 1,721.29 (09:13) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,709.73 (09:53) 年初来安値 1,683.90 (24/02/22)
日経平均VI
現在値 19.22↑ (24/02/28 15:20)
前日比 -1.18 (-5.78%)
始値 18.54 (09:00) 前日終値 20.40 (24/02/27)
高値 19.70 (09:59) 年初来高値 23.02 (24/01/15)
安値 18.36 (09:30) 年初来安値 17.96 (24/02/01)
日経VI:低下、落ち着いた株価推移で高値警戒感が緩和 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は28日、前日比-1.18(低下率5.78%)の19.22と低下した。なお、高値は19.70、安値は18.36。今日の東京市場は売り買いが交錯して始まった。日経225先物は引き続き短期的な過熱感が意識される中、今日は取引開始後に日経225先物の上値が重い一方、下値も堅い落ち着いた株価推移となったことから、市場では高値警戒感が後退。ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和し、今日の日経VIは昨日の水準を下回って推移した。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 39,270.00 +40.00 02/27
大証ラージ(夜間) 39,280.00 +10.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年03月限 39,285 +15 39,270 39,280 39,355 39,165 222,058 06:00
大証ミニ 24年04月限 38,990 -10 39,000 39,010 39,090 38,905 2,528 06:00
大証ミニ 24年05月限 38,975 -15 38,990 38,960 39,080 38,945 27 02:45
大証ラージ 24年03月限 39,280 +10 39,270 39,280 39,350 39,160 12,362 06:00
大証ラージ 24年06月限 39,020 +10 39,010 39,020 39,090 38,910 522 06:00
大証ラージ 24年09月限 38,900 -100 39,000 38,900 38,900 38,900 2 18:09
日経平均先物
現在値 39,280.00↑ (24/02/28 06:00)
前日比 +10.00 (+0.03%)
高値 39,350.00 (00:59) 始値 39,280.00 (16:30)
安値 39,160.00 (18:00) 前日終値 39,270.00 (24/02/27)
TOPIX先物
現在値 2,682.50↓ (24/02/28 06:00)
前日比 -1.00 (-0.04%)
高値 2,687.50 (21:46) 始値 2,684.00 (16:30)
安値 2,676.50 (18:00) 前日終値 2,683.50 (24/02/27)
JPX日経400先物
現在値 24,235.00↓ (24/02/28 06:00)
前日比 -25.00 (-0.10%)
高値 24,305.00 (21:52) 始値 24,270.00 (16:30)
安値 24,210.00 (18:00) 前日終値 24,260.00 (24/02/27)
グロース250先物
現在値 775.00↓ (24/02/28 06:00)
前日比 -2.00 (-0.26%)
高値 778.00 (16:30) 始値 778.00 (16:30)
安値 772.00 (17:48) 前日終値 777.00 (24/02/27)
NYダウ先物 円建
現在値 38,935.00↓ (24/02/28 06:00)
前日比 -197.00 (-0.50%)
高値 39,154.00 (21:33) 始値 39,128.00 (16:34)
安値 38,919.00 (03:00) 前日終値 39,132.00 (24/02/27)
CME日経平均先物 円建
現在値 39,315.00↓ (24/02/27 15:59 CST)
前日比 -25.00 (-0.06%)
高値 39,410.00 始値 39,330.00
安値 39,095.00 前日終値 39,340.00 (24/02/26)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) $=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME¥ 24年03月限 39,315 -25 39,340 19,541 06:59
CME$ 24年03月限 39,325 -25 39,350 6,023 06:59
CME¥ 24年06月限 38,960 -120 39,080 25 03:00
CME$ 24年06月限 39,105 -60 39,165 72 05:50
SGX日経平均先物
現在値 39,295.00↑ (24/02/28 05:14 SGT)
前日比 +50.00 (+0.13%)
高値 39,350.00 始値 39,235.00
安値 39,170.00 前日終値 39,245.00 (24/02/27)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/03(日中) 39,245 0 39,230 0 01:47 01:47 0
SGX 2024/03(夜間) 39,295 +50 39,245 39,235 39,350 39,170 8,243
SGX 2024/06(日中) 38,985 0 38,970 0 01:47 01:47 0
SGX 2024/06(夜間) 39,005 +20 38,985 39,010 39,080 38,980 23
長期国債先物
現在値 146.370↓ (24/02/28 06:00)
前日比 -0.100 (-0.07%)
高値 146.520 (17:34) 始値 146.420 (15:30)
安値 146.360 (04:49) 前日終値 146.470 (24/02/27)
28日の日本国債市場概況:債券先物は146円41銭で終了 17:13 配信
<円債市場>
長期国債先物2024年3月限
寄付146円42銭 高値146円47銭 安値146円33銭 引け146円41銭
売買高総計17105枚
2年 457回 0.164%
5年 165回 0.346%
10年 373回 0.695%
20年 187回 1.444%
債券先物3月限は、146円42銭で取引を開始。米金利の上昇継続や日銀の早期政策修正観測を受けた売りが優勢になり、146円47銭から146円33銭まで下げた。引けにかけては米金利が低下するなか買い戻され、再び146円47銭をつけたが、あすの2年債入札を控え上げ渋った。現物債の取引では、2年債と5年債が買われ、10年債と20年債が売られた。
<米国債概況>
2年債は4.69%、10年債は4.30%、30年債は4.42%近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.46%、英国債は4.18%、オーストラリア10年債は4.16%、NZ10年債は4.71%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.183 (24/02/28 03:05)
前日比 +0.003
日本国債5年
年利回り 0.347 (24/02/28 03:05)
前日比 +0.001
日本国債10年
年利回り 0.692 (24/02/28 03:05)
前日比 +0.001
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,957.85 -57.63 -1.91% +1.64% -9.81% 17:29
中国 上海A株指数
3,100.69 -60.32 -1.91% +1.63% -9.80% 17:29
中国 深センA株指数
1,727.36 -68.18 -3.80% -1.59% -22.92% 16:00
中国 深セン成分指数
9,047.09 -222.48 -2.40% +3.25% -23.22% 16:00
中国 上海B株指数
258.51 -4.01 -1.53% +4.05% -12.61% 17:29
中国 深センB株指数
1,065.51 -4.31 -0.40% +2.85% -12.53% 16:00
中国 上海50A株指数
2,385.61 -19.45 -0.81% +3.08% -12.84% 17:29
中国 上海180A株指数
7,583.56 -79.81 -1.04% +3.35% -11.82% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,499.18 -48.70 -1.91% +1.63% -9.80% 17:29
中国 創業板指数
1,748.97 -45.01 -2.51% +3.95% -28.00% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,450.26 -44.53 -1.27% +3.49% -15.22% 16:00
中国 深セン総合指数
1,651.49 -65.09 -3.79% -1.58% -22.90% 16:00
香港 ハンセン指数 16,536.85 -253.95 -1.51% +3.66% -16.42% 17:08
ハンセン中国企業株指数(H株) 5,688.46 -118.44 -2.04% +6.12% -13.57% 17:08
ハンセン中国レッドチップ指数 3,426.61 -55.13 -1.58% +5.45% -11.16% 17:08
韓国総合株価指数 2,652.29 +27.24 +1.04% +7.01% +9.92% 18:05
S&P・BSEセンセックス 72,304.88 -790.34 -1.08% +2.27% +22.63% 20:41
インドCNX NIFTY指数 21,951.15 -247.20 -1.11% +2.80% +26.86% 20:40
加権指数 18,854.41 -93.64 -0.49% +4.78% +21.61% 2024/02/27
S&P/ASX200指数 7,660.42 -2.59 -0.03% +1.39% +5.54% 14:53
NZX50種グロス指数 11,763.32 +68.72 +0.59% -0.94% -1.10% 2024/02/27
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,545.59 -13.21 -0.85% +2.61% +6.29% 18:05
ジャカルタ 総合指数 7,328.64 +43.32 +0.59% +2.68% +7.09% 18:00
シンガポール ST指数 3,138.93 -18.39 -0.58% -0.65% -3.75% 18:20
タイ SET指数 1,382.05 -11.65 -0.84% +1.02% -14.81% 19:03
ベトナム VN指数 1,254.55 +17.09 +1.38% +6.71% +22.43% 17:02
フィリピン 総合指数 6,876.52 +15.85 +0.23% +2.85% +4.89% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年2月28日午後 7:59
中国・香港株式市場は反落。このところ政策支援を背景に上昇していたことから、利食い売りが出た。不動産大手の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)(2007.HK), opens new tabに対し債権者が清算を申し立てたことも投資家心理を圧迫した。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数(.CSI300), opens new tabは今月最大の下落率となった。
碧桂園は28日、16億香港ドル(2億0450万米ドル)相当のタームローンを返済できなかったことを受け、債権者が清算を申し立てたと発表した。
碧桂園は12.5%、香港上場の本土不動産株(.HSPMI), opens new tabは3.7%、それぞれ下落した。
ハンセン不動産指数(.HSNP), opens new tabも0.6%安。香港政府の陳茂波財政官は不動産市場の活性化と景気支援に向けた措置を発表したが、下落して引けた。
中国市場では前日に上昇していた半導体株(.CSI990001), opens new tabと自動車株(.CSI931008), opens new tabが4%以上下げた。
小型株で構成するCSI2000指数(.CSI932000), opens new tabは6.8%安。大型株や中型株よりも下げがきつくなっている。
Furong Assetは、最近の上昇を受けて、目先レンジ取引が続く可能性があると指摘した。
市場は当局の次の政策に注目している。中国では来月5日に全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。
ソウル株式相場は3営業日ぶりに反発。総合株価指数(KOSPI)(.KS11), opens new tabは1%上昇して終了した。当局がより強力な企業改革措置を打ち出すと表明したことを受け、市場では企業が株主還元を引き上げるとの期待が再燃した。
韓国の市場当局トップは、長期的に株主還元を増やさなかった企業に罰則を科す可能性について議論していると明かした。
割安株の中でも、株主還元が強化される見込みのある自動車株と銀行株が上昇した。
現代自動車(005380.KS), opens new tabは3.98%高、傘下の起亜(000270.KS), opens new tabは4.53%高。金融株指数は1.51%高。
取引された933銘柄のうち、上昇は561銘柄、下落は304銘柄。
外国人投資家は4585億ウォン(約3億4360万ドル)相当の買い越し。買越額は19日以来の高水準だった。
シドニー株式相場は5営業日ぶりに小反落した。IT株とエネルギー株が買われる一方、金融株が売られた。
この日発表された1月の豪消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比3.4%だった。市場の注目は、29日発表の米個人消費支出(PCE)物価統計に移った。
銀行株指数(.AXFJ), opens new tabは0.5%安。四大銀行は0.1─1%安。
消費関連株も相場全体の上げを抑えた。スーパー大手コールズ・グループ(COL.AX), opens new tab、同業のウールワース・グループ(WOW.AX), opens new tab、複合企業ウェスファーマーズ(WES.AX), opens new tabは0.4─1.7%安だった。
半面、IT株指数(.AXIJ), opens new tabは2.9%高と、2021年12月以来の高値で取引を終えた。米ブロックの豪上場株は5.6%高、ソフトウエア大手のゼロ(XRO.AX), opens new tabは4.4%高。
エネルギー株指数(.AXEJ), opens new tabは0.8%高。サントス(STO.AX), opens new tabは1.4%上げた。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2957.8524
- 57.6283
- 1.91
3016.2555
3031.4881
2957.8524
(.SSEC)
前営業日終値
3015.4807
中国
CSI300指数
3450.260
-44.528
-1.27
3499.826
3521.657
3450.260
(.CSI300)
前営業日終値
3494.787
香港
ハンセン指数
16536.85
-253.95
-1.51
16833.61
16844.33
16517.84
(.HSI)
前営業日終値
16790.80
香港
ハンセン中国株指数
5688.46
-118.44
-2.04
5824.26
5827.01
5680.59
(.HSCE)
前営業日終値
5806.90
韓国
総合株価指数
2652.29
+27.24
+1.04
2629.11
2657.32
2623.15
(.KS11)
前営業日終値
2625.05
台湾
加権指数
休場
-
-
-
-
-
(.TWII)
前営業日終値
-
豪
S&P/ASX指数
7660.40
-2.60
-0.03
7663.00
7682.30
7637.60
(.AXJO)
前営業日終値
7663.00
シンガポール
ST指数
3138.93
-18.39
-0.58
3152.84
3154.99
3134.43
(.STI)
前営業日終値
3157.32
マレーシア
総合株価指数
1545.59
-13.21
-0.85
1556.30
1556.69
1545.59
(.KLSE)
前営業日終値
1558.80
インドネシア
総合株価指数
7328.636
+43.319
+0.59
7292.075
7328.739
7289.26
(.JKSE)
前営業日終値
7285.317
フィリピン
総合株価指数
6876.52
+15.85
+0.23
6859.28
6878.23
6838.05
(.PSI)
前営業日終値
6860.67
ベトナム
VN指数
1254.55
+17.09
+1.38
1237.46
1254.55
1236.32
(.VNI)
前営業日終値
1237.46
タイ
SET指数
1382.05
-11.65
-0.84
1389.39
1390.26
1380.88
(.SETI)
前営業日終値
1393.70
インド
SENSEX指数
72304.88
-790.34
-1.08
73162.82
73223.11
72222.29
(.BSESN)
前営業日終値
73095.22
インド
NSE指数
21951.15
-247.20
-1.11
22214.10
22229.15
21915.85
(.NSEI)
前営業日終値
22198.35
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲0.59% 11,763.32 +68.72H:11,776.39L:11,654.5002/28
[CFD] 日本 日経平均 39,042.60 日経比:-165▼0.42%H:39,224L:38,97421:10
中国 上海B株 ▼1.53% 258.51 -4.01H:263.05L:258.3502/28
中国 上海A株 ▼1.91% 3,100.69 -60.32H:3,177.87L:3,100.6902/28
中国 深セン成分 ▼2.40% 9,047.09 -222.47H:9,391.52L:9,047.0902/28
中国 深センB株 ▼0.40% 1,065.51 -4.31H:1,077.84L:1,062.9602/28
中国 深センA株 ▼3.80% 1,727.36 -68.18H:1,821.06L:1,727.3602/28
[CFD] HangSeng サンデー 16,484.60 指数比:-52▼0.32%H:16,888L:16,39221:10
香港 レッドチップ指数 ▼1.41% 3,432.74 -49.00H:3,485.21L:3,420.1716:59
28日の中国本土市場概況:上海総合1.9%安で反落、ハイテク株に売り 16:49 配信
28日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比57.63ポイント(1.91%)安の2957.85ポイントと反落した。
売り圧力が強まる流れ。上海総合指数は今月初旬から上昇基調を継続し、前日は昨年12月4日以来、約3カ月ぶりの高値水準を回復した。指標発表も気がかり。国では週末3月1日、官民が今年2月の製造業PMIを発表する予定だ。国家統計局によるPMIは前月の49.2→49.0、民間による財新PMIは50.8→50.6に低下する見込み。景気懸念がくすぶっている。中国経済対策の期待感や当局の相場支援スタンスなどを支えに指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、上値は重く、引けにかけて下げ幅を広げた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクが安い。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)とフラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)がそろって5.8%、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が4.6%、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.3%ずつ下落した。
消費関連株も下げが目立つ。自動車の安徽江淮汽車集団(600418/SH)がストップ(10.0%)安、スーパーの三江購物(601116/SH)が7.6%安、家電の四川長虹電器(600839/SH)が6.8%安、ホテルの金陵飯店(601007/SH))が6.3%安、家庭用品の喜臨門家具(603008/SH)が3.6%安、酒造の青島ビール(600600/SH)が2.6%安で引けた。
不動産株もさえない。万業企業(600641/SH)が4.2%安、格力地産(600185/SH)が3.2%安、緑地HD(600606/SH)と新城控股集団(601155/SH)がそろって2.7%安で引けた。医薬株、インフラ関連株、素材株、エネルギー株、メディア・娯楽株、運輸株なども売られている。
半面、代替肉関連の銘柄群は急騰。索宝蛋白(603231/SH)と双塔食品(002481/SZ)が寄り付きからストップ高(10.0%)に張り付いている。嘉華生物科技(603182/SH)は3.1%上昇した(一時ストップ高)。米代替肉大手ビヨンド・ミートの決算上振れが刺激材料となっている。そのほか、発電株、銀行株の一角も買われた。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.01ポイント(1.53%)安の258.51ポイント、深センB株指数が4.31ポイント(0.40%)安の1065.51ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
28日の香港市場概況:ハンセン1.5%安で反落、中国不動産セクターに売り 18:00 配信
28日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比253.95ポイント(1.51%)安の16536.85ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が118.44ポイント(2.04%)安の5688.46ポイントと反落した。売買代金は1070億1670万香港ドルとなっている(27日は1026億80万香港ドル)。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国不動産デベロッパーの債務問題が再燃したほか、香港の陳茂波(ポール・チャン)財政長官が28日午前に予算案演説を開始し、高所得者の課税強化方針を発表したことも重しとなった。売り圧力も強まっている。ハンセン指数は今月中旬から上昇ピッチを速め、前日は昨年12月4日以来、約3カ月ぶりの高値水準を回復した。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。上述の予算案演説では、不動産規制の緩和や観光業を支援する方針なども明らかにされた。また、中国人民銀行(中央銀行)が26日に開いたシンポジウムでは、昨年開催された5年に1度の中央金融工作会議で示された方針の下、ハイテクや環境など主要5分野に対する金融支援を強化する必要性が強調されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)が7.0%安、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(6098/HK)が6.5%安、スポーツ用品大手の李寧(2331/HK)が5.6%安と下げが目立った。
セクター別では、中国の不動産が安い。上記した龍湖集団や碧桂園服務のほか、碧桂園HD(2007/HK)が12.5%、旭輝(884/HK)が11.4%、融創中国HD(1918/HK)が9.8%、世茂集団HD(813/HK)と合景泰富地産HD(1813/HK)がそろって8.3%ずつ下落する。債権者のエバー・クレジット(Ever Credit)が香港高等法院(高等裁判所)に対し、碧桂園の清算を申し立てた。
非鉄・レアアース関連もさえない。ニッケル・コバルトの生産で世界大手の金川集団国際資源(2362/HK)が7.0%安、非鉄金属・鉱石の五鉱資源(1208/HK)が3.7%安、資源会社の中信資源HD(1205/HK)が3.6%安、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が3.2%安、希土類磁石メーカー大手の江西金力永磁科技(6680/HK)が2.9%安で引けた。
半面、香港の不動産セクターはしっかり。恒基兆業地産(12/HK)が3.8%、新世界発展(17/HK)が2.9%、領展房地産投資信託基金(823/HK)が2.0%、信和置業(83/HK)が1.4%ずつ上昇した。
他の個別株動向では、オンラインゲーム大手の網易(9999/HK)が4.6%高。新作ゲームが当局に承認されたことを好感した。また、期末決算の報告を29日に控え、好業績を期待した先回り買いもみられる。
一方、本土市場も反落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.91%安の2957.85ポイントで取引を終了した。ハイテク株が安い。消費関連株、不動産株、医薬株、インフラ関連株、素材株、エネルギー株、メディア・娯楽株、運輸株なども売られた。半面、代替肉関連の銘柄群は急騰。発電株、銀行株の一角も買われた。