東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 110.02/04 1.1880/84 130.72/76
NY午後5時 110.19/20 1.1860/64 130.75/79
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の110円前半。一時は109.73円付近まで下落した。日経平均が大幅安となったほか、米10年債利回りが1.3%台後半まで低下し、ドル売りが優勢となった。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28010.93 -953.15 28506.84 27795.86─28506.84
TOPIX 1899.45 -47.11 1917.07 1890.15─1918.67
東証出来高(万株) 130108.00 東証売買代金(億円) 29466.83
東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前営業日比953円安と2月26日以来、今年2番目の大きさとなる下げ幅を記録して引けた。前週末の海外市場からのリスクオフの流れを引き継ぎ、朝方から幅広い業種で売りが先行。前営業日比457円安で寄り付き天井となった後は売りが加速し、一時は1168円22銭安の2万7795円86銭で安値を付けた。
東証1部の騰落数は、値上がり123銘柄に対し、値下がりが2044銘柄、変わらずが26銘柄だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.026%
ユーロ円金先(21年9月限) 100.070 (+0.005)
安値─高値 100.070─100.070
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.026%になった。前営業日(マイナス0.027%)をやや上回る見通し。「週末要因は剥落したが、地銀の調達意欲は依然強い」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。
<円債市場>
国債先物・21年9月限 151.81 (+0.19)
安値─高値 151.66─151.86
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.040% (-0.015)
安値─高値 0.045─0.040%
国債先物中心限月9月限は前営業日比19銭高の151円81銭と大幅続伸して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1.5bp低下の0.040%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.01─-0.08
3年物 0.02─-0.07
4年物 0.02─-0.07
5年物 0.03─-0.06
7年物 0.06─-0.03
10年物 0.13─0.03
日経平均は953円安と大幅に4日続落、全面安に今年2番目の下げ幅、一時2万8000円割れ=21日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2021/06/21 15:20
21日後場の日経平均株価は前週末比953円15銭安の2万8010円93銭と大幅に4営業日続落。全面安に今年2番目の下げ幅となった。朝方は、リスク回避の売りが先行した。米利上げ前倒し観測が強まり、前週末の米国株式が下落したことを嫌気した。株価指数先物に断続的な売りが出て下げ幅を拡大し、後場入り直後には2万7795円86銭(前週末比1168円22銭安)まで下押した。時間外取引で米株価指数先物が安く、円高・ドル安も重しとなった。売り一巡後は、下げ渋ったが、戻りは限定された。
東証1部の出来高は13億108万株、売買代金は2兆9466億円。騰落銘柄数は値上がり123銘柄、値下がり2044銘柄、変わらず26銘柄。
市場からは「下げ幅が大きく、前週末のNYダウ安と時間外(日本時間21日)のダウ先物安とを合わせたようなイメージだ。5月安値をにらみ押し目買いゾーンにあるが、22日にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控え、あす様子見になりやすい」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、住友ゴム<5110>、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、信越化<4063>、三菱ケミHD<4188>、住友化学<4005>などの化学株が下落。T&DHD<8795>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株も売られた。三菱倉<9301>、住友倉<9303>などの倉庫運輸関連株や、伊藤忠<8001>、三井物産<8031>、丸紅<8002>などの卸売株も軟調。JPX<8697>、クレセゾン<8253>などのその他金融株や、板硝子<5202>、TOTO<5332>などのガラス土石株も安い。
半面、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が引き締まった。
個別では、大紀アルミ<5702>、名村造<7014>、富山銀行<8365>、レシップHD<7213>、ダントーHD<5337>などの下げが目立った。半面、タムラ製<6768>、トレックスS<6616>、大同工<6373>、NCHD<6236>、テモナ<3985>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、32業種が下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証) 1,477.38 -37.46 -2.47% -0.26% +20.57% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証) 1,239.43 -31.28 -2.46% -0.15% +21.95% 15:00
日経平均株価 28,010.93 -953.15 -3.29% -1.08% +24.61% 15:15
日経500平均 2,669.25 -66.17 -2.42% +0.06% +18.48% 15:15
TOPIX (東証株価指数) 1,899.45 -47.11 -2.42% -0.28% +20.01% 15:00
日経300指数 398.74 -10.21 -2.50% -0.15% +22.00% 15:15
東証REIT指数 2,116.58 +3.58 +0.17% +3.02% +25.63% 15:00
JASDAQ インデックス 182.86 -2.38 -1.28% +0.82% +10.56% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証) 898.35 -22.44 -2.44% -0.45% +21.72% 15:00
東証マザーズ指数 1,155.77 -21.40 -1.82% +2.40% +10.80% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証) 2,261.02 -44.19 -1.92% -0.47% +14.60% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証) 2,100.01 -53.77 -2.50% -0.47% +17.78% 15:00
日経ジャスダック平均 3,912.69 -49.43 -1.25% +1.50% +12.06% 15:00
東証2部 株価指数 7,504.36 -91.82 -1.21% +1.84% +15.51% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証) 1,948.33 -49.83 -2.49% +0.26% +22.24% 15:00
中国 上海総合指数 3,529.18 +4.09 +0.12% +1.22% +18.92% 17:30
中国 上海A株指数 3,699.21 +4.30 +0.12% +1.22% +18.92% 17:30
中国 深センA株指数 2,507.35 +18.44 +0.74% +3.30% +24.07% 16:00
中国 深セン成分指数 14,641.29 +57.62 +0.40% +1.55% +25.48% 16:00
中国 上海B株指数 250.70 -0.38 -0.15% +1.48% +17.38% 17:30
中国 深センB株指数 1,163.26 -1.64 -0.14% +1.31% +34.04% 16:00
中国 上海50A株指数 3,431.25 -23.34 -0.68% -1.45% +17.27% 17:30
中国 上海180A株指数 10,318.52 -51.73 -0.50% -0.82% +20.76% 17:30
中国 上海新総合指数(G株) 2,982.84 +3.46 +0.12% +1.22% +18.93% 17:30
中国 創業板指数 3,270.58 +31.35 +0.97% +5.05% +41.01% 16:00
上海/シンセン CSI300指数 5,090.39 -12.08 -0.24% -0.85% +24.19% 16:00
中国 深セン総合指数 2,396.20 +17.59 +0.74% +3.29% +24.08% 16:00
日経平均
現在値 28,010.93↑ (21/06/21 15:15)
前日比 -953.15 (-3.29%)
始値 28,506.84 (09:00) 前日終値 28,964.08 (21/06/18)
高値 28,506.84 (09:00) 年初来高値 30,714.52 (21/02/16)
安値 27,795.86 (12:31) 年初来安値 27,002.18 (21/01/06)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅に4日続落、ファーストリテと東エレクの2銘柄で約201円押し下げ 16:46 配信 フィスコ
21日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり6銘柄、値下がり217銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は大幅に4日続落。18日の米国市場でNYダウは大幅に5日続落し、533ドル安となった。セントルイス連銀のブラード総裁の発言を受け、金融緩和の早期縮小観測と経済減速への懸念が一段と強まった。「恐怖指数」とされる米株の変動性指数(VIX)は節目の20を上回り、週明けの東京市場でもリスク回避目的の売りが先行。日経平均は457円安からスタートすると下げ幅を大きく広げ、後場の寄り付き直後には27795.86円(前週末比1168.22円安)まで下落する場面があった。
大引けの日経平均は前週末比953.15円安の28010.93円となった。下げ幅は2月26日(1202.26円安)に次ぐ今年2番目の大きさで、終値としては5月17日以来の安値水準。東証1部の売買高は13億0108万株、売買代金は2兆9466億円だった。業種別では、ゴム製品、化学、保険業が下落率上位で、その他も全般軟調。上昇したのは空運業のみだった。東証1部の値下がり銘柄は全体の93%、対して値上がり銘柄は6%となった。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>となり、2銘柄で日経平均を約201円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはT&DHD<8795>で6.27%安、同2位は豊通商<8015>で5.77%安だった。
一方、値上がり寄与トップはエーザイ<4523>、同2位はソニーG<6758>となり、2銘柄で日経平均を約4円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは川崎汽船<9107>で0.87%高、同2位は日清紡HD<3105>で0.66%高だった。
*15:00現在
日経平均株価 28010.93(-953.15)
値上がり銘柄数 6(寄与度+4.69)
値下がり銘柄数 217(寄与度-957.84)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4523> エーザイ 12150 75 +2.70
<6758> ソニー 10540 40 +1.44
<3105> 日清紡HD 914 6 +0.22
<6326> クボタ 2235.5 4.5 +0.16
<9107> 川崎船 3495 30 +0.11
<9202> ANA 2713 16.5 +0.06
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 78880 -3590 -129.28
<8035> 東エレク 47570 -1990 -71.66
<9984> ソフトバンクG 7559 -275 -59.42
<6954> ファナック 25865 -1540 -55.46
<4063> 信越化 18060 -1100 -39.61
<6857> アドバンテ 9780 -460 -33.13
<4543> テルモ 4371 -177 -25.50
<2413> エムスリー 7304 -281 -24.29
<6971> 京セラ 6640 -257 -18.51
<9433> KDDI 3400 -79 -17.07
<7733> オリンパス 2260 -109 -15.70
<6762> TDK 13120 -410 -14.76
<6098> リクルートHD 5390 -132 -14.26
<4519> 中外薬 4121 -129 -13.94
<4021> 日産化学 5240 -320 -11.52
<2801> キッコーマン 7090 -320 -11.52
<8015> 豊通商 5060 -310 -11.16
<9766> コナミHD 6700 -310 -11.16
<6367> ダイキン 20505 -300 -10.80
<3659> ネクソン 2424 -147 -10.59
TOPIX
現在値 1,899.45↓ (21/06/21 15:00)
前日比 -47.11 (-2.42%)
始値 1,917.07 (09:00) 前日終値 1,946.56 (21/06/18)
高値 1,918.67 (09:02) 年初来高値 2,013.71 (21/03/19)
安値 1,890.15 (12:31) 年初来安値 1,776.60 (21/01/04)
東証業種別ランキング:ゴム製品が下落率トップ 15:40 配信 フィスコ
ゴム製品が下落率トップ。そのほか化学工業、保険業、倉庫・運輸関連業、卸売業なども下落。一方、空運業が上昇率トップ。そのほかの上昇はなし。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 空運業 / 211.81 / 0.65
2. 海運業 / 564.18 / -0.33
3. 小売業 / 1,393.26 / -1.56
4. 鉱業 / 232.41 / -1.68
5. 陸運業 / 1,977.67 / -1.72
6. その他製品 / 3,773.61 / -1.74
7. 医薬品 / 3,183.11 / -1.88
8. 水産・農林業 / 463.59 / -1.91
9. 建設業 / 1,098.07 / -1.94
10. サービス業 / 2,784.75 / -1.98
11. 電力・ガス業 / 356.8 / -2.00
12. 機械 / 2,139.3 / -2.12
13. 石油・石炭製品 / 991.92 / -2.16
14. 銀行業 / 139.2 / -2.23
15. パルプ・紙 / 518.75 / -2.25
16. 精密機器 / 9,884.57 / -2.25
17. 情報・通信業 / 4,781.4 / -2.28
18. 鉄鋼 / 413.63 / -2.39
19. 食料品 / 1,687.63 / -2.44
20. 不動産業 / 1,499.29 / -2.50
21. 繊維業 / 591.52 / -2.56
22. 輸送用機器 / 3,248.61 / -2.68
23. 電気機器 / 3,508.91 / -2.69
24. 金属製品 / 1,334.33 / -2.77
25. 証券業 / 382.05 / -2.80
26. 非鉄金属 / 966.64 / -2.93
27. ガラス・土石製品 / 1,114.75 / -2.95
28. その他金融業 / 675.37 / -2.99
29. 卸売業 / 1,724.42 / -3.02
30. 倉庫・運輸関連業 / 1,716.07 / -3.06
31. 保険業 / 951.51 / -3.26
32. 化学工業 / 2,265.43 / -3.39
33. ゴム製品 / 3,499.77 / -3.58
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,119.94↓ (21/06/21 15:00)
前日比 -445.69 (-2.54%)
始値 17,292.12 (09:00) 前日終値 17,565.63 (21/06/18)
高値 17,308.28 (09:02) 年初来高値 18,157.65 (21/03/18)
安値 17,027.51 (12:31) 年初来安値 16,082.48 (21/01/04)
JASDAQ平均
現在値 3,912.69↓ (21/06/21 15:00)
前日比 -49.43 (-1.25%)
始値 3,928.77 (09:00) 前日終値 3,962.12 (21/06/18)
高値 3,928.77 (09:00) 年初来高値 3,989.62 (21/06/18)
安値 3,910.19 (12:39) 年初来安値 3,692.19 (21/01/04)
JASDAQ平均は大幅続落、売り先行も一部の半導体関連株に物色向かう/JASDAQ市況 16:37 配信 フィスコ
JASDAQ平均:3912.69 (-49.43)
出来高:1億0172万株
売買代金:535億円
J-Stock Index:3898.24 (-56.71)
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはそろって大幅に続落した。値上がり銘柄数は92(スタンダード88、グロース4)、値下り銘柄数は536(スタンダード505、グロース31)、変わらずは35(スタンダード33、グロース2)。
本日のJASDAQ市場は売り優勢の一日となった。前週末18日の米株式市場でNYダウは大幅に下落。セントルイス連銀のブラード総裁によるタカ派発言を警戒する動きが強まり、株価指数先物やオプションなどの清算日が重なったことで調整に拍車がかかった。米長期金利は低下している中ではあったが、ハイテクも売りに巻き込まれナスダックも反落した。米株安を受け個人投資家心理が悪化するなか、本日の日経JASDAQ平均は大幅に続落してスタート。反発する兆しも見られずに終日マイナス圏での推移となった。東証1部では景気循環株からハイテク・グロース(成長)株まで全てが大きく売り込まれ、大型株主導で値を崩すなか新興市場にも売りが波及したようだ。ただ、東証1部の半導体関連株が大きく売られている中でもシキノハイテック<6614>やアテクト<4241>などJASDAQの関連株には物色が向かっていた。特段の好材料が観測されていない中でも強い動きが見られたことで、投資家の物色意欲は部分的ではあるが確認された。
個別では、東証から18日付で監理銘柄(審査中)に指定された五洋インテックス<7519>が23%安で値下がり率トップとなった。22年4月期の業績見通しをネガティブ視されたサンオータス<7623>が13%安、前週末に利食い売り優勢となったEAJ<6063>は本日も軟調で9%安となった。時価総額上位では、ワークマン<7564>やハーモニック<6324>が冴えなかった。そのほか、エヌ・シー・エヌ<7057>、ニチリョク<7578>、nmsホールディングス<2162>が値下がり率上位に顔を出した。
一方で、東証1部の半導体主力株が売られる中、シキノハイテックが10%高で値上がり率トップ、アテクトが8%高となった。また、次世代パワー半導体の関連有力株として注目されているMipox<5381>が6%高、防臭・消臭効果のある新しいフィルムを開発したと発表し、これが材料視されたMICS化学<7899>が5%高、時価総額上位銘柄ではセリア<2782>が堅調だった。そのほか、太洋物産<9941>、石垣食品<2901>などが値上がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、ウエストホールディングス<1407>、田中化学研究所<4080>、セプテーニホールディングス<4293>、ナカニシ<7716>などが下落した。
マザーズ指数
現在値 1,155.77↓ (21/06/21 15:00)
前日比 -21.40 (-1.82%)
始値 1,155.88 (09:00) 前日終値 1,177.17 (21/06/18)
高値 1,162.70 (09:21) 年初来高値 1,340.38 (21/02/16)
安値 1,149.24 (09:03) 年初来安値 1,040.58 (21/05/17)
マザーズ指数は4日続落、終日狭いレンジでもみ合う展開/マザーズ市況 15:58 配信 フィスコ
本日のマザーズ指数は4営業日続落となった。日経平均と同様の流れから、ギャップダウンで始まったマザーズ指数は、寄り付き直後につけた1149.24ptを安値に下げ渋る展開。日経平均と比較すれば底堅かったとはいえ、買いの勢いが一段と強まることはなく、その後は終日狭いレンジでもみ合う展開となった。
なお、マザーズ指数は4営業日続落、売買代金は概算で1207.15億円。騰落数は、値上がり55銘柄、値下がり298銘柄、変わらず4銘柄となった。
個別では、前週に新規上場したEnjin<7370>がマザーズ売買代金トップにランクイン。一時2372円まで上昇する場面もあったものの、最終的には小幅ながらマイナス圏で終える格好。Enjinの他、同じく直近IPOのワンダープラネット<4199>も7%超安に。また、直近で堅調な値動きが目立っていたセルソース<4880>やステラファーマ<4888>、オンコリス<4588>などバイオ株の一角は相対的に底堅かったものの、これらも売りに押された。その他、ウェルスナビ<7342>、メルカリ<4385>、ケアネット<2150>、HENNGE<4475>、GNI<2160>、エヌ・ピー・シー<6255>なども売られた。
一方、開発中のNC-6300(エピルビシンミセル)について、米食品医薬品局(FDA)から軟部肉腫の一種である血管肉腫を対象にファスト・トラック指定を受けたと発表したナノキャリア<4571>が小幅高。半導体材料の窒化ガリウム(GaN)薄膜単結晶の成長に適した新材料単結晶基板「SAM」のサンプル出荷を30日から開始すると発表したオキサイド<6521>も一時8200円まで上昇した他、Pアンチエイジング<4934>、メディネット<2370>、Macbee Planet<7095>などが買われた。
東証REIT指数
現在値 2,116.58↓ (21/06/21 15:00)
前日比 +3.58 (+0.17%)
始値 2,103.66 (09:00) 前日終値 2,113.00 (21/06/18)
高値 2,125.35 (09:41) 年初来高値 2,167.90 (21/06/15)
安値 2,102.97 (13:49) 年初来安値 1,750.45 (21/01/06)
日経平均VI
現在値 23.98↓ (21/06/21 15:20)
前日比 +5.58 (+30.33%)
始値 22.11 (09:00) 前日終値 18.40 (21/06/18)
高値 25.89 (12:11) 年初来高値 30.40 (21/05/13)
安値 22.09 (09:02) 年初来安値 16.29 (21/04/13)
日経VI:大幅に上昇、株価大幅安で警戒感強まる 16:00 配信 フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前日比+5.58pt(上昇率30.33%)の23.98ptと上昇した。なお、高値は25.89pt、安値は22.09pt。。
先週末の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって下落したことを受け、今日の東京株式市場は売りが先行。日経225先物が下落し、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は売りに押される展開で、午前の時間帯はプットが買われ、日経VIは上昇幅を広げた。午後は日経VIは上昇幅をやや縮めたが、終日、大幅に上昇した水準で推移し、終値としては5月20日以来の高値水準となった。
東証2部指数
現在値 7,504.36↓ (21/06/21 15:00)
前日比 -91.82 (-1.21%)
始値 7,528.59 (09:00) 前日終値 7,596.18 (21/06/18)
高値 7,537.77 (09:14) 年初来高値 7,665.62 (21/06/18)
安値 7,501.35 (13:42) 年初来安値 6,523.55 (21/01/04)
日経平均先物
現在値 28,420.00↓ (21/06/19 05:30)
前日比 -510.00 (-1.76%)
高値 28,920.00 (16:30) 始値 28,920.00 (16:30)
安値 28,420.00 (05:30) 前日終値 28,930.00 (21/06/18)
TOPIX先物
現在値 1,913.50↓ (21/06/19 05:30)
前日比 -27.50 (-1.42%)
高値 1,941.00 (16:30) 始値 1,941.00 (16:30)
安値 1,913.50 (05:23) 前日終値 1,941.00 (21/06/18)
JPX日経400先物
現在値 17,230.00↓ (21/06/19 05:30)
前日比 -295.00 (-1.68%)
高値 17,520.00 (16:30) 始値 17,505.00 (16:30)
安値 17,230.00 (05:30) 前日終値 17,525.00 (21/06/18)
東証マザーズ指数先物
現在値 1,132.00↓ (21/06/19 05:30)
前日比 -13.00 (-1.14%)
高値 1,149.00 (17:39) 始値 1,145.00 (16:30)
安値 1,132.00 (05:19) 前日終値 1,145.00 (21/06/18)
NYダウ先物 円建
現在値 33,147.00↑ (21/06/19 05:30)
前日比 -521.00 (-1.55%)
高値 33,676.00 (17:43) 始値 33,668.00 (16:41)
安値 33,105.00 (05:02) 前日終値 33,668.00 (21/06/18)
CME日経平均先物 円建
現在値 28,435.00↓ (21/06/18 16:40 CST)
前日比 -690.00 (-2.37%)
高値 29,220.00 始値 29,135.00
安値 28,410.00 前日終値 29,125.00 (21/06/17)
SGX日経平均先物
現在値 28,415.00↓ (21/06/19 05:10 SGT)
前日比 -505.00 (-1.75%)
高値 28,925.00 始値 28,915.00
安値 28,360.00 前日終値 28,920.00 (21/06/18)
長期国債先物
現在値 151.680↑ (21/06/19 05:30)
前日比 +0.060 (+0.04%)
高値 151.680 (01:11) 始値 151.610 (15:30)
安値 151.530 (23:05) 前日終値 151.620 (21/06/18)
21日の日本国債市場概況:債券先物は151円81銭で終了 17:29 配信 フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2021年9月限
寄付151円68銭 高値151円86銭 安値151円66銭 引け151円81銭
売買高総計23916枚
2年 425回 -0.120%
5年 147回 -0.105%
10年 362回 0.040%
20年 176回 0.420%
債券先物9月限は、151円68銭で取引を開始。前週末の米株大幅続落を受けた日経平均株価の急落、米10年債利回りの一段の低下を受けて買いが優勢になり、151円66銭から151円86銭まで上げた。現物債の取引では、2年債が売られ、5年債、10年債、20年債が買われた。
<米国債概況>
2年債は0.25%、10年債は1.43%、30年債は2.02%近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は-0.19%、英国債は0.75%、オーストラリア10年債は1.51%、NZ10年債は1.73%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.117 (21/06/19 00:29)
前日比 +0.008
日本国債5年
年利回り -0.092 (21/06/18 23:57)
前日比 +0.008
日本国債10年
年利回り 0.065 (21/06/18 23:57)
前日比 +0.011
アジア株式市場サマリー
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3529.1826 + 4.0858 + 0.12 3515.5006 3540.2959 3504.0075 前営業日終値 3525.0968
中国 CSI300指数 5090.385 -12.080 -0.24 5088.089 5123.783 5058.570 前営業日終値 5102.466
香港 ハンセン指数 28489.00 -312.27 -1.08 28501.64 28590.22 28314.93 前営業日終値 28801.27
香港 ハンセン中国株指数 10547.86 -98.53 -0.93 10546.45 10601.48 10483.63 前営業日終値 10646.39
韓国 総合株価指数 3240.79 -27.14 -0.83 3264.18 3264.18 3225.56 前営業日終値 3267.93
台湾 加権指数 17062.98 -255.56 -1.48 17305.49 17305.49 17023.31 前営業日終値 17318.54
豪 S&P/ASX指数 7235.30 -133.60 -1.81 7368.90 7368.90 7216.60 前営業日終値 7368.90
シンガポール ST指数 3117.87 -26.29 -0.84 3113.45 3122.54 3096.09 前営業日終値 3144.16
マレーシア 総合株価指数 1572.24 -16.81 -1.06 1580.51 1580.65 1567.84 前営業日終値 1589.05
インドネシア 総合株価指数 5996.253 -10.867 -0.18 5959.965 6021.494 5884.92 前営業日終値 6007.120
フィリピン 総合株価指数 6827.17 -24.21 -0.35 6840.22 6849.45 6783.19 前営業日終値 6851.38
ベトナム VN指数 1372.63 -5.14 -0.37 1373.59 1381.74 1367.85 前営業日終値 1377.77
タイ SET指数 1601.13 -11.85 -0.73 1596.96 1602.66 1590.55 前営業日終値 1612.98
インド SENSEX指数 52574.46 +230.01 +0.44 51887.55 52629.18 51740.19 前営業日終値 52344.45
インド NSE指数 15746.50 +63.15 +0.40 15525.85 15765.15 15505.65 前営業日終値 15683.35
東南アジア株式市場の株価は軒並み下落して引けた。
ジャカルタ市場の総合株価指数は0.18%安。同市場で最も下げたのは港湾運営大手のヌサンタラ・ペラブハン・ハンダルで7%安。
中国株式市場は下落。新エネルギー株が値上がりしたが、金融株や消費関連株が売られた。米連邦準備理事会(FRB)が先週、予想外にタカ派的なスタンスに転換したことを受けて、積極的な取引を手控える投資家が目立った。
金融指数は0.9%安。一般消費財指数は1.5%安。新エネルギー指数は1.7%高。
アナリストは、FRBのタカ派転換はドル高・人民元安につながり、海外資金の流出を促すことによってA株市場に圧力がかかる可能性があるとみている。
中国人民銀行(中央銀行)は21日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を14カ月連続で据え置いた。
中国人民銀行が刊行する金融時報は20日、流動性引き締めと政策の方向性を巡る憶測を戒める見解を示した。市場をミスリードし混乱させるとしている。
養豚関連銘柄は下落。豚肉先物が安値を更新したことが嫌気された。
香港株式市場も下落。他のアジア市場の下げにおおむね連れる展開となった。FRBが先週、予想外にタカ派的なスタンスに転換したことが材料視された。
エネルギー指数は0.9%安。情報技術(IT)指数は1.2%安。金融指数は1.89%安。ハンセン不動産指数は1.16%安。
シドニー株式市場は反落。豪銀最大手コモンウェルス銀行(CBA)が損害保険事業の売却を発表、急落したことが響いた。S&P/ASX200指数の下落率はここ1カ月余りで最大。米連邦準備制度理事会(FRB)高官がタカ派的姿勢に転換したことでセンチメントが冷え込んだ。
CBAは5%超安で、1日の下落率はここ1年超で最大となった。豪州の損害保険事業を6億2500万豪ドル(約4億6880万ドル)で売却することを発表した。
鉱業株指数も安い。銅と鉄鉱石価格の下落を受け、リオティントとフォーテスキュー・メタルズ・グループはそれぞれ約2.7%安。
小売りハーベイ・ノーマン・ホールディングスは1.7%安、同業ハイファイは0.5%安。5月の小売売上高の伸びは市場予想を下回った。
建材大手ボラルは上値を削ったものの、1.5%高で引けた
ソウル株式市場は世界株安に連れ安となり、反落して引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の高官が先週、タカ派的な姿勢を示したことが投資家のサプライズとなった。
米セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁が利上げ時期の前倒しは経済成長に対する「自然な」反応だと述べたことを受け、18日の米株式市場で主要な株価指数が急落し、21日のアジア市場でも株価が下落した。
ミラエ・アセット・セキュリティーズのアナリストは「KOSPIはブラード総裁のタカ派的コメントを受け、米株市場に追随した」と説明した。
大型株では半導体大手のサムスン電子が0.75%安、同業SKハイニックスは2.01%安。インターネット検索大手のネイバーは0
.25%安。
同アナリストは「韓国の好調な輸出統計で序盤の下落は限定的だったものの、日本株安を受けて市場のボラティリティーが高まり、KOSPIを圧迫した」と分析した。
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▼0.42% 12,499.36 H:12,576.60L:12,441.63 -52.57 06/21
[CFD] 日本 日経平均 28,521.50 日経比:+510 ▲1.82% H:28,532L:27,980 23:47
中国 上海B株 ▼0.15% 250.70 H:251.25L:249.50 -0.38 06/21
中国 上海A株 ▲0.12% 3,699.21 H:3,710.89L:3,672.78 +4.30 06/21
中国 深セン成分 ▲0.40% 14,641.29 H:14,721.69L:14,468.74 +57.62 06/21
中国 深センB株 ▼0.14% 1,163.26 H:1,167.74L:1,160.75 -1.64 06/21
中国 深センA株 ▲0.74% 2,507.35 H:2,514.60L:2,473.86 +18.44 06/21
[CFD] 香港 HangSeng 28,573.50 指数比:+84 ▲0.30% H:28,579L:28,429 23:47
香港 レッドチップ指数 ▼0.74% 4,018.21 H:4,037.71L:3,996.85 -29.96 06/21
サウジ TASI ▲0.63% 10,859.18 H:10,872.90L:10,745.92 +68.43 06/21
UAEドバイ DFMGI ▼0.10% 2,847.95 H:2,856.69L:2,836.27 -2.98 06/21
イスラエル TA35 ▲0.46% 1,680.81 H:1,682.67L:1,664.61 +7.69 06/21
21日の中国本土市場概況:上海総合0.1%高で反発、ハイテクと医薬に買い(訂正) 17:03 配信 フィスコ
週明け21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.09ポイント(0.12%)高の3529.18ポイントと反発した(上海A株指数は0.12%高の3699.21ポイント)。
長期金利の低下が好感される流れ。中国10年国債利回りが6月3日以来の水準に急低下する中、株価の割高感が薄れたハイテクなど高PER(株価収益率)のグロース(成長)株が物色されている。上海市場のハイテク企業向け市場「科創板」では、上海科創50(Star50)が2.2%高。昨年8月以来の高値水準を回復している。また、足もとの経済指標下振れを受け、「当局は景気テコ入れ策を強める」との期待も根強い状況だ。米利上げ前倒し観測が浮上するなど、外部環境の不透明感を嫌気した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は終盤に入りプラスに転じている。(亜州リサーチ編集部)
ハイテク関連株が急伸。集積回路(IC)設計の上海貝嶺(Shanghai Belling:600171/SH)がストップ高、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の福建火炬電子科技(603678/SH)が8.7%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.5%高、情報セキュリティーの航天信息(600271/SH)が3.0%高で引けた。半導体関連については、政府の産業支援策に対する期待感が続いている。「半導体国産化実現のため、約1兆米ドルの中国政府資金が用意されている」などと報じられた。
医薬品株も高い。薬明康徳(603259/SH)が4.3%、人福医薬集団(600079/SH)が2.8%、健康元薬業集団(600380/SH)が3.3%ずつ上昇した。
鉄鋼株も上げが目立つ。馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が6.1%高、重慶鋼鉄(601005/SH)が5.1%高、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.9%高で取引を終えた。深セン上場の鞍鋼(000898/SZ)はストップ高。同社は18日引け後、6月中間期の純利益が前年同月比で9.6倍に膨らむとの見通しを明らかにした。そのほか、自動車株、発電株、防衛関連株なども買われている。
半面、保険株は安い。中国平安保険(601318/SH)が1.4%下落した。食品飲料株、運輸株、不動産株、非鉄株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.38ポイント(0.15%)安の250.70ポイント、深センB株指数が1.64ポイント(0.14%)安の1163.26ポイントで終了した。
21日の香港市場概況:ハンセン1.1%安で3日ぶり反落、非鉄セクター下げ目立つ 18:00 配信 フィスコ
週明け21日の香港市場は、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前日比312.27ポイント(1.08%)安の28489.00ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が98.53ポイント(0.93%)安の10547.86ポイントとそろって3日ぶりに反落した。売買代金は1573億200万香港ドルに縮小している(18日は2055億300万香港ドル)。
外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米連邦準備理事会(FRB)が利上げ再開時期を前倒しするとの見方が浮上する中、先週末の米株は急落した。セントルイス地区連銀のブラード総裁は18日、米メディアのインタビューに答え、「インフレ加速により、FRBは2022年にも最初の利上げを実施するだろう」と明言。先ごろ開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、2023年内の利上げ予想が示されていた。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)が6.9%安、火鍋チェーン最大手の海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)が5.1%安、電動工具メーカー大手の創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が4.8%安と下げが目立った。
セクター別では、非鉄関連が安い。中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が3.4%、江西カン鋒リ業(ガンフェン・リチウム:1772/HK)が2.8%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が2.7%、江西銅業(358/HK)が2.0%ずつ下落している。この日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、主要な非鉄の先物価格が安く推移した。
本土系の保険セクターもさえない。中国平安保険(2318/HK)と中国太平洋保険集団(2601/HK)がそろって1.8%安、新華人寿保険(1336/HK)が1.5%安、中国人寿保険(2628/HK)が1.2%安で取引を終えた。
海運セクターも売られる。海豊国際HD(SITCインターナショナル・ホールディングス:1308/HK)が4.2%安、中遠海運HD(1919/HK)が3.6%安、太平洋航運集団(2343/HK)が2.7%安、中遠海運能源運輸(1138/HK)が1.6%安で引けた。
半面、鉄鋼セクターは高い。鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が4.3%、重慶鋼鉄(1053/HK)が3.1%、中国東方集団HD(581/HK)が2.9%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が2.4%ずつ上昇した。アンガンに関しては、6月中間期の純利益が前年同月比で9.6倍に膨らむとの見通しを明らかにしたことが材料視されている。
スマートフォン部材・組立てや半導体の銘柄群も急伸。丘タイ科技(Qテクノロジー:1478/HK)が13.9%高、高偉電子HD(コーウェル・イー・ホールディングス:1415/HK)が8.7%高、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が5.1%高、上海復旦微電子集団(1385/HK)が14.8%高、晶門半導体(ソロモン・システック:2878/HK)が10.3%高と値を上げた。半導体株については、政府の産業支援策に対する期待感が続いている。「半導体国産化実現のため、約1兆米ドルの中国政府資金が用意されている」などと報じられた。
一方、本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.12%高の3529.18ポイントで取引を終了した。ハイテク関連株が高い。医薬品株、鉄鋼株、自動車株、発電株、防衛関連株なども買われた。半面、保険株は安い。食品飲料株、運輸株、不動産株、非鉄株も売られた。