公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

スプリンターズステークス回顧

2009-10-04 17:27:58 | 大レース回顧集

第43回スプリンターズステークスが4日、中山競馬場で行われた。

1番人気は、2 アルティマトゥーレで3.7倍、2番人気は、9 ビービーガルダンで3.8倍。3番人気は、7 シーニックブラストで6.9倍。4番人気は、4 キンシャサノキセキで9.6倍。10倍以下の人気は以上4頭。

13 ローレルゲレイロが絶好のスタートを切り、そのままハナを奪う。15 アーバニティが2番手につけ、アルティマトゥーレが3番手。8 アイルラヴァゲインが4番手あたり。キンシャサノキセキ、ビービーガルダンがその後位につける。シーニックブラスト、6 グランプリエンゼル はほぼ中団。12 カノヤザクラは後方から2頭目。

直線を向いて快調に飛ばすローレルに対し、アルティマトゥーレが追い出しにかかったが、直線半ばで伸びきれず。シーニックブラストも不利を受け後退する中、ビービーガルダンが鋭い脚を伸ばし、ローレルを猛追。対してローレルも坂の手前でもう一度突き放しにかかり、逆にビービーは一旦後退しかけたが、坂上に入ってビービーが再度脚を伸ばし、最後はローレルと並んでのゴール。長い写真判定の末、ローレルがビービーをハナ差抑え、春秋スプリント王に輝く。3着争いは激戦となったが、カノヤが、アイル(4着)、アルティマ(5着)らを抑えて入った。

<短評>

・ローレルゲレイロ・・・高松宮記念を制した後の2走は凡走続き。とりわけ、前走のセントウルステークスでは力みが見られて、直線で失速したが、今回は宮杯優勝時を思い出させる粘り越しの競馬。むろん、抜群のスタートを切って他馬に動揺を与えたことも勝因に繋がった。逃げを主体とした脚質に変わってからは、3歳時のときのような堅実味は今はなく、1着か大敗かを繰り返すパターンの馬となってしまったが、スタートを切って逃げの体勢に持ち込む競馬ができれば、宮記念や今回のように、二の脚を繰り出せるだけに今後も脅威。

・ビービーガルダン・・・終始好位置につけ、直線に入って抜け出すというパターンに持ち込んだが、ローレルゲレイロの粘り越しに対し、わずかに及ばなかった。もっとも、現時点において、短距離界では力は最上位クラス。

・カノヤザクラ・・・夏場の戦績を考えると、8番人気というのは明らかに低評価であったが、後方待機から鋭く伸び3着。今後も短距離レースでは活躍の場を広げていくことであろう。

・アイルラヴァゲイン・・・大健闘。終始好位につけ、直線でも流れに乗った。惜しくも3着争いを制することはできなかったが、2年前の当レース3着馬の実力を発揮した。

・アルティマトゥーレ・・・道中は絶好の位置につけたかに思われたが、直線で意外と伸びきれず。陣営も首をかしげる敗戦か?

・キンシャサノキセキ(12着)・・・約半年ぶりのレースとはいえ、今年はどうも直線で失速するケースが目立つ。今回は失格にはならなかったとはいえ、4角で斜行。シーニックブラストに不利を与えてしまった。

・シーニックブラスト(16着)・・・キンシャサノキセキの斜行による不利を受け、直線で全く伸びきれず。

(追記)

大師匠の回顧。

http://plaza.rakuten.co.jp/daikokusya/diary/200910040000/


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中川昭一元財務・金融相が死亡

2009-10-04 10:30:42 | 政治経済問題

中川昭一 前衆議院議員が死亡したとか。

「酩酊記者会見」によって辞任を余儀なくされ、8月30日に行われた衆議院選挙で落選の憂き目に遭うなど、自民党のニューリーダーとしても期待されていた中川氏にとって、現在は失意のどん底にあったものと思われるが、それにしても、あまりにもタイミングがいいというのか、悪いというのか・・・

 


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