ニュースソースが読売新聞というのも、何か意味深。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20081121-567-OYT1T00701.html
発行部数こそとっくに読売に抜かれているとはいえ、いまだ、オピニオンリーダーとしての地位を築いている朝日新聞だが、新聞発行部数の低迷に伴う広告収入の落ち込み等が原因で、2008年度中間連結決算で赤字に転落した。
中間決算とはいえ、朝日もついに赤字となってしまったか・・・
私もかつては、小さい頃から朝日を読んでいた、というか、「読まされていた」。でも、文字拡大が相次ぎ、その結果として中身はいたって希薄化したように感じ、21世紀に入ってからは朝日を読むのをやめた。
文字が小さかった頃は、内容をちゃんと把握していたとは言いがたいとはいえ、面白かったように思う。また、主義主張も筋が通っていたように思うし。むろん、朝日といえば「天声人語」が有名だが、短い文章の中でよくまとめられたものだと感心させられた。
しかし、記者の質は、亡くなった筑紫さんがいた頃と比較すると落ちているんだろうな。たまに風呂屋で朝日を読むけど、政治面も経済面も、当たり障りのないような内容に終始し、「左翼系新聞」と言われた頃の朝日ではなくなっている気がした。ま、日経のほうが面白いな。
確かに新聞販売部数をこれから増やそうと思っても、そう簡単には増やせないだろうけど、朝日だけは逆に文字を小さくしたらどうか。ましてや今、政権交代が実現するかどうかという、政局だけみれば面白い流れとなっているんだし、読売、産経といった「保守系」と比較すると、今こそ、朝日の存在価値が見直される可能性だってあるわけだし。
しかしながら、朝日とはまるでそりが合わない、文藝春秋の「週刊文春」はどんな論調を展開するんだろうか?